42 / 94
一年四組、施設巡り モンスター牧場
32話 モンスター牧場
しおりを挟む
「一年十四組、学園施設巡りモンスター牧場編!今日から学園内の使える施設を紹介もとい体験していくことになる。今回は予告通りモンスター牧場の体験をすることになる。質問は受け付けるからジャンジャン言ってくれ」
朝のホームルームで教員リオンが高らかと発表する。
「詳しい説明は向こうに移動して実際に見ながらしていく。それじゃ、移動するぞ、お前ら立てー」
リオンは教卓にカードをかざし、パネルを操作した。
教員と生徒は音もなく一瞬でモンスター牧場入り口に移動した。移動先は周りよりも一段高い円状の台であり、周りの反応からして転移自体さほど珍しいことでもないようだ。
「あっ、ごめんなさい。」
何処からか声が聞こえる。誰かが人にぶつかってしまったようだ。それも仕方がない事なのだろう。教室にいた時よりも明らかに人同士の間隔が狭くなっている。
「お前ら降りてこっち来い」
リオンが台から降りて生徒に呼びかける。リオンに続き生徒がぞろぞろと段差を二段下がり移動した。
「ここは転送所だ。訓練場には無かったが公共の施設内には大体これがあって資材の運搬に使われてる。じゃ、使い方を説明しとくぞ。これを見ろ」
そう言うと、リオンはタッチパネルの取り付けられた台を指し示した。
「これに、自身のカードをかざし、移動させる人や荷物を設定する。後は台の上に乗れば転送されてるってわけだ。設定は人の場合、カードをかざすか個人番号の入力、荷物はそこの台でスキャン出来る。そして、一番気をつけなきゃいけないのが、これだ」
リオンか親指と人差し指で円を作って手の甲を下に向けた。
「仏?」
「おい、違げぇぞ!誰だ今の!?金だ、金、これ使うと手持ちから勝手に引かれる。しかも、地味に高けんだこれが。だから、物の輸送以外じゃ使うことがないと思っておけ。ちなみに教員は免除されるから、俺は使い放題だ。で、質問はあるか?」
「わしはどっちになるのじゃ?」
コアが質問をする。
「お前はどっちの条件にも当てはまる。好きな方選べるぞ。安い方選んどけ」
「それでいいのじゃ!?」
「次は受付と掲示板を続けて紹介する。まず受付。」
木製のカウンターテーブルに受付
「いらっしゃいませー」
受付嬢が笑顔で挨拶した。
「依頼を出したり、おすすめの依頼を聞けたりできるぞ。だが、それは掲示板でもできる。ここでは依頼達成の報告が主なやりとりだ。依頼品やコアを持っていけば対応してくれるぞ。分からないことがあったらここで質問ろ。優しい、お兄さんお姉さんが手取り足取り教えてくれるが、気を許すと厄介ごと押し付けてくるから油断んじゃねぇぞ」
「ちょっと!余計なことを吹き込まないでよー!」
「そーだ、そーだ!」
リオンに向けて受付からヤジが飛ぶ。
「うるせぇ!次だ、次。そして、これが掲示板だ」
リオンは壁に設置された巨大なスクリーンを指し示した。
「このスクリーンに映っている依頼をカードでタッチすることで依頼を保持することができる。正式に受ける場合は、そこに並んでるコンピュータか受付に頼んで確定させることが出来る。コンピュータでの受け方だが、デフォルトで入ってるソフトを使う。ここでは依頼を、出したり、受けたりする操作もできる。当然、部屋のコンピュータからもアクセス出来るから、家で依頼を探すのもありだ」
「そっちは、雑貨屋だ。場所が場所だから割高になってるぞ。必要な物はメインストリートで買い集めとけ」
「こっちは、飲食店。雑貨屋と比べて割と良心的な値段してるから。結構、重宝することになるぞ。おすすめは親子丼だ。安くて美味い!」
「地下には小さめな訓練場があるウォーミングアップ程度ならそこで済ませられる」
「上は一般書庫と応接室、裏には、職員の休憩所、資料室、管理室、会議室、まぁ、色々とある」
「やっと施設紹介が終わったぞ。結構時間かかんだな。ところで、自分のランク分かるよな?今回はこっちで依頼を用意してあるが、本来なら自身のランクにあった依頼を自分で探して受けることになるから、依頼の選び方とかしっかり考えておけよ」
「わし、ランクないのじゃが?どうなるのじゃ?」
「お前は生徒と魔道具、両方の特性を持ってるからな、頭の硬い奴らが対応するまで魔道具として入っとけ」
「お主、本当に教師なのじゃ?いい加減すぎるのじゃ」
「これでも教員だ。失礼だぞー」
リオンが紙を取り出した。
「これから注意事項を話す。」
リオンが取り出した紙を配った。
「その地図には、地域の危険度が記してある。自分のランクよりも高い危険度の所には行くんじゃねえぞ。死ぬぞ」
「よし!粗方説明し終わって、これからいよいよ牧場に入るわけだが、一人で行くと咄嗟の時に対応できるわけが無い。よって、4人チームを作ってもらうぞ」
リオンがさらに紙を配った。
「チーム一覧とそのチームの依頼だ。バランスを考えて適当なメンバーをこっちで決めてある。さぁ、自由時間だそれぞれ準備して依頼をこなして来い」
指令を受けた生徒はそれぞれ、紙を見てチームメイトと合流すべく動いた。
「お前、俺様のチームメイトか?」
レンがリュートに話しかけた。
「うん、そうだよ。」
リュートが答える。
「よろしくなのです」
「よろしくでありんす」
麻緑色の髪を足元まで伸ばした小柄な女の子と、粉雪色の耳や尻尾、髪を持つ女性も集まりチームが揃った。
(ん?)
リュートの頭にあることが過った。
・リュート ヒューマン
・レン ピクシー
・リョウカ ピクシー(小柄な女の子)
・コユメ ピクシー、魔族(白狐の女性)
ーーーー
ヒューマン 平均
ドワーフ 力↑ 瞬発力↓
エルフ 瞬発力↑ 力↓
ピクシー マナ↑身体能力↓
魔族 身体の一部が他の生物と置き換わっている
ーーーー
(バランス悪くない?)
朝のホームルームで教員リオンが高らかと発表する。
「詳しい説明は向こうに移動して実際に見ながらしていく。それじゃ、移動するぞ、お前ら立てー」
リオンは教卓にカードをかざし、パネルを操作した。
教員と生徒は音もなく一瞬でモンスター牧場入り口に移動した。移動先は周りよりも一段高い円状の台であり、周りの反応からして転移自体さほど珍しいことでもないようだ。
「あっ、ごめんなさい。」
何処からか声が聞こえる。誰かが人にぶつかってしまったようだ。それも仕方がない事なのだろう。教室にいた時よりも明らかに人同士の間隔が狭くなっている。
「お前ら降りてこっち来い」
リオンが台から降りて生徒に呼びかける。リオンに続き生徒がぞろぞろと段差を二段下がり移動した。
「ここは転送所だ。訓練場には無かったが公共の施設内には大体これがあって資材の運搬に使われてる。じゃ、使い方を説明しとくぞ。これを見ろ」
そう言うと、リオンはタッチパネルの取り付けられた台を指し示した。
「これに、自身のカードをかざし、移動させる人や荷物を設定する。後は台の上に乗れば転送されてるってわけだ。設定は人の場合、カードをかざすか個人番号の入力、荷物はそこの台でスキャン出来る。そして、一番気をつけなきゃいけないのが、これだ」
リオンか親指と人差し指で円を作って手の甲を下に向けた。
「仏?」
「おい、違げぇぞ!誰だ今の!?金だ、金、これ使うと手持ちから勝手に引かれる。しかも、地味に高けんだこれが。だから、物の輸送以外じゃ使うことがないと思っておけ。ちなみに教員は免除されるから、俺は使い放題だ。で、質問はあるか?」
「わしはどっちになるのじゃ?」
コアが質問をする。
「お前はどっちの条件にも当てはまる。好きな方選べるぞ。安い方選んどけ」
「それでいいのじゃ!?」
「次は受付と掲示板を続けて紹介する。まず受付。」
木製のカウンターテーブルに受付
「いらっしゃいませー」
受付嬢が笑顔で挨拶した。
「依頼を出したり、おすすめの依頼を聞けたりできるぞ。だが、それは掲示板でもできる。ここでは依頼達成の報告が主なやりとりだ。依頼品やコアを持っていけば対応してくれるぞ。分からないことがあったらここで質問ろ。優しい、お兄さんお姉さんが手取り足取り教えてくれるが、気を許すと厄介ごと押し付けてくるから油断んじゃねぇぞ」
「ちょっと!余計なことを吹き込まないでよー!」
「そーだ、そーだ!」
リオンに向けて受付からヤジが飛ぶ。
「うるせぇ!次だ、次。そして、これが掲示板だ」
リオンは壁に設置された巨大なスクリーンを指し示した。
「このスクリーンに映っている依頼をカードでタッチすることで依頼を保持することができる。正式に受ける場合は、そこに並んでるコンピュータか受付に頼んで確定させることが出来る。コンピュータでの受け方だが、デフォルトで入ってるソフトを使う。ここでは依頼を、出したり、受けたりする操作もできる。当然、部屋のコンピュータからもアクセス出来るから、家で依頼を探すのもありだ」
「そっちは、雑貨屋だ。場所が場所だから割高になってるぞ。必要な物はメインストリートで買い集めとけ」
「こっちは、飲食店。雑貨屋と比べて割と良心的な値段してるから。結構、重宝することになるぞ。おすすめは親子丼だ。安くて美味い!」
「地下には小さめな訓練場があるウォーミングアップ程度ならそこで済ませられる」
「上は一般書庫と応接室、裏には、職員の休憩所、資料室、管理室、会議室、まぁ、色々とある」
「やっと施設紹介が終わったぞ。結構時間かかんだな。ところで、自分のランク分かるよな?今回はこっちで依頼を用意してあるが、本来なら自身のランクにあった依頼を自分で探して受けることになるから、依頼の選び方とかしっかり考えておけよ」
「わし、ランクないのじゃが?どうなるのじゃ?」
「お前は生徒と魔道具、両方の特性を持ってるからな、頭の硬い奴らが対応するまで魔道具として入っとけ」
「お主、本当に教師なのじゃ?いい加減すぎるのじゃ」
「これでも教員だ。失礼だぞー」
リオンが紙を取り出した。
「これから注意事項を話す。」
リオンが取り出した紙を配った。
「その地図には、地域の危険度が記してある。自分のランクよりも高い危険度の所には行くんじゃねえぞ。死ぬぞ」
「よし!粗方説明し終わって、これからいよいよ牧場に入るわけだが、一人で行くと咄嗟の時に対応できるわけが無い。よって、4人チームを作ってもらうぞ」
リオンがさらに紙を配った。
「チーム一覧とそのチームの依頼だ。バランスを考えて適当なメンバーをこっちで決めてある。さぁ、自由時間だそれぞれ準備して依頼をこなして来い」
指令を受けた生徒はそれぞれ、紙を見てチームメイトと合流すべく動いた。
「お前、俺様のチームメイトか?」
レンがリュートに話しかけた。
「うん、そうだよ。」
リュートが答える。
「よろしくなのです」
「よろしくでありんす」
麻緑色の髪を足元まで伸ばした小柄な女の子と、粉雪色の耳や尻尾、髪を持つ女性も集まりチームが揃った。
(ん?)
リュートの頭にあることが過った。
・リュート ヒューマン
・レン ピクシー
・リョウカ ピクシー(小柄な女の子)
・コユメ ピクシー、魔族(白狐の女性)
ーーーー
ヒューマン 平均
ドワーフ 力↑ 瞬発力↓
エルフ 瞬発力↑ 力↓
ピクシー マナ↑身体能力↓
魔族 身体の一部が他の生物と置き換わっている
ーーーー
(バランス悪くない?)
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います
こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!===
ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。
でも別に最強なんて目指さない。
それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。
フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。
これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる