見切り教育

ラッキーセヴァン

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始まっちゃった

二学期開始

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9月1日

見切り教育が締結されてから4日経った。

あれから日本はもう滅茶苦茶だ。外では常に女子高生の叫び声が聞こえる。

100人くらい?命知らずが政府のところへデモをしに行ったらしいが全員帰らぬ人となってしまったらしい。

今日はいよいよ新学期だ。

新しい空。

新しい風。

雲ひとつ無い空。

私はマンションの玄関でぼんやりいる。

「今日から新学期ね。」

「うん。」

「みんなあなたが行ったらきっと受け入れてくれるわよ。」

「・・・うん。」

トスッ

母親は私の肩に手を置いた。

「ちゃんと勉強するのよ?」

「うん。」

「成績一位取るのよ?分からなかったら先生や友達に聞くのよ?」

「・・・頑張るよ。お母さんだからもう」

「分からなかったらカンニングしちゃってもいいからね?

試験官のこと殺しちゃってもいいから!!」

グンッ!

「うわっ!ぐえっ!」

頭を強く前後に揺さぶられる。止めて。痛い。

「許さないわよ!?100点以下取ったら許さない!!私の可愛いスイ!!」


「お・・・お母さん・・・痛いよ!」

「う・・・うわああああああ・・・!」

ギュッ

お母さん・・・ごめんなさい。こんなに私が駄目だから・・・







「もうやめないか!」

お・・・お父さん!

「スイは色々考えてもう一度学校に通うことにしたんだぞ?だぞ?なぁ~スイ!」

「でももうスイは!」

「血の繋がった娘を信じられなくてどうする!

信じるのが親ってものだろう。どんな境遇でもこの子は幸せを勝ち取ってくれるさ。」

「スイだったらきっと大丈夫さ!胸を張って行ってこい!」

「お父さん・・・!うう・・・。」

泣いちゃ駄目だ。泣いちゃ。笑わなきゃ。

「グスッ・・・

にっ!!」

「よし!頑張ろうな!」

「うん!」

「お・・・お母さんはどうなっても知らないからね!」

「じゃあ、そろそろ行くか!







もう3時半過ぎてるぞ!!」

「あら大変もう行かなきゃ!」

「遅刻しちゃう!」






そう、政府に反発する人々によって

電車が止められていたのだ。

只今AM3:31です。



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