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始まっちゃった
悲劇
しおりを挟む寮の三階のロビーに着いた。ここは私達3年B組が使う事になっているフロアだ。ソファが置いてあって白いふわふわなカーペットを敷いてある。なかなか落ち着く空間だ。
先生はまだ来てないし、これから何して過ごそうかなー・・・
「山口さん!学校来たんだね!」
「あっ、あなたは!」
このクラスの女子ボスの闇野 ナーコ(やみの なあこ)!話には聞いてたけどめっちゃケバい!
「うーす!初めまして!」
「来たんだねー!」
「お前転校生かよ!?刈り上げいいねー!」
「えっ?私一回もみんなに会ってないのに・・・。」
転入してきた原ならともかく、ここまで気遣ってくれるなんて・・・。
「だってウチらクラスメイトでしょ?だからみんなで仲良くしたいなって!少なくともあの法律のせいでいつかは絶対死んじゃうんだよ?」
「だからオレ達、せめて死ぬまで好きな事やって楽しもーぜ!」
「そうだよ!」 「来てくれ嬉しいぜ!」
みんな・・・!
「だからさ、山口さん!」
「・・・闇野さん?」
「こんなことしちゃってもいいよなあ!!!」
ドカッ!!
「ぐふっ!!」
みぞおちが痛い。
「あはははは!マジ弱え!
ただ腹を蹴っただけなのにさ!」
えっ。
「山口っ!!」
「ぎゃはははははははは!!」
「マジでダセェなオラァ!!」
ガシャーン!!
ドカッ!ドンッ!
「いってえな!押すなよ!」
「あ!?てめえだろうが!!」
「いいぞー!もっとやれ!」
ドゴーン・・・
やっぱり、私なんて。
涙が流れたのか流れてないのか分からないぐらいで私の意識はちょうど途切れた。
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