見切り教育

ラッキーセヴァン

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始まっちゃった

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龍頭組。海外のマフィアだけでなく世界の政府ともがんじがらめに繋がっている日本を代表する超巨大ヤクザの組織である。

こいつらに目を向けられて真っ当な人生を歩めた者はいないと某掲示板サイトでも言われている。が、

私はどうやら若干18歳にして目を向けられてしまったらしい。どうしよう。絶望しかない。取り敢えず・・・

「指は何本で足りるでしょうか。あと撃たないで下さい。宜しくお願い致します。」

「どうした急に!」

「生意気な口を聞いてすみませんでした。指なら差し上げますのでさあ早く。」

「いや別に落とし前つける必要ねえよ!?貰ったところでめっちゃ困るし!」

「じゃあ一体どうすれば・・・?」

「別に山口になんか興味ねえよ。」「は?」

「俺は日本政府に大事な事を伝えなきゃいけないんだ。」

に・・・日本政府!?あのとんでもないウイルスが舞いまくっているあの!?

流石、龍頭組幹部。マジもんだ。

「これ見てみろ。」

タブレットだ!いいなあ、私、貧乏だからタブレット持ってない・・・。

画面を覗いてみると、土星をもっと豪華にしたようなキラキラした惑星が写っていた。表面が青いという事は水もあるのかな?

「これは人口が増えてもいつでも移住できるようにアメリカの政府が創ってる第2の地球『イコーリー』だ。」

「は!?やばっ!なんでニュースとかでやらないの?」

「これを大々的に報道したら世界中奴らが住処を求めて沢山押し寄せる事になる。」

まさか惑星を人口的に創っていたとは思わなかった。こんなに大きい情報を持っているなんて、流石、龍頭組!!

「でも、今の日本の状態を伝えたらもしかしたら移住する事、許してくれそうだよな!だから伝えに行くんだ!」

「いやいやそうじゃなくて、なんでうちの学校にいるの?」

政府に行くのにこんなところに大手ヤクザの幹部がいるなんてどう考えてもおかしいよね?

「まだ若い癖に幹部なんて生意気だから殺されたくなきゃ歩きで行けって上に言われたんだ。まあここは野宿みたいなもんだな。」

「何そのめちゃくちゃな理由!?」

「だって俺まだ19だぜ?」

「若っ!!」

マジか。19歳でヤクザの幹部ってこいつは本当に何者なんだ。そういうのは普通スキルを積んだ四、五十代のおっさんがなるものじゃないの?でもヤクザはヤクザ。舐めた口を聞いたら殺されるかもしれない。いう事聞かなきゃ。

「ああそうだ。ただでこんな情報聞いたからには何かして貰わないとな。」

そら来た!

「だからさ・・・




俺と一緒に来てくれない!?」

「・・・え?」









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