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9月2日
端正
しおりを挟む結局あの後急いでみんなで準備をし直して模試を実行し、無事全科目終わらせる事が出来た。
例の三人組は警察に取り押さえられたが、そいつらの言う通り金の力で示談にされてしまった。しかし私が殴った一人は未だに意識不明の重体らしい。因みに怪我を負わせた張本人である私は正当防衛と見なされ罪には問われなかった。
「はぁー疲れたなー!」
私は図書館内の自販機がある椅子とテーブルがあるスペースで溜息をついてから言った。
「まさか外に人が居なかったのはあいつらが原因だったなんて!」
「・・・。」
「そういえば私あんなにみんなに褒められたの人生で初めて!」
「・・・。」
「やっぱり因果応報ってやつ?あんなに目に遭ってザマァみろって感じ!!まあ当然の事をしたまでだよ!!」
原は突然がたん、と椅子を立ち上がった。
「山口、ちょっとこっち来れるか?」
「え?どうしたの急に。」
「いいから来い!!」
私は原はに腕を強引に掴まれた。椅子が大きな音を立ててひっくり返る。
そして私はなんと男子トイレの中に連れ込まれてしまった。幸いな事に人は居なかった。
「え!?何すんの!?離してよ!!」
すると原は小型ピストルを私の口の中に押し付けた。引き金がガチャンと鳴る。
「お前出過ぎた真似すんなよ。」
で・・・出過ぎた真似!?私はただ
「あいつらだって真面目に話し合えば闇野やクラスのみんなみたいに分かってくれたかもしれねえじゃねえか!!それなのにお前あんな事しやがって!!」
あんな事?こいつは何も分かっていない。私はピストルを押し退ける。
「あっ、こらてめえ危ねえだろ!」
スゥー・・・
「間違ってんのはあんたの方だ!!」
「・・・は?」
「世の中は闇野みたいにワケがあってグレた奴ばっかじゃないの!!本物の頭おかしいキチガイな奴だっているの!!むしろそっちの方が多いくらい!だからそういう頭おかしい奴らにマジになったあんたはあいつらと全く同じ!!同等の!!“バカ”なの!!私が止めに入ってなかったら今頃あんた死んでたぞ!!今回はあんたの負けだ!!」
原は一回下を向いてため息をついた。
「俺が間違ってた。ごめんな。」
そして原はピストルを拾ってから私の手を引いてトイレの外に出た。
「確かにお前の言う通りだな。」
なーんだ。。分かってるじゃないの!
「でもあんなのやり過ぎだろ・・・。“たかが”模試に左右されちゃってさ。」
そして原は私を置いて図書館のロビーに向かった。
「・・・何よ。あいつ。」
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