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9月4日
ユリ
しおりを挟む「「「それでは、たのちんでいってくだたーい♡」」」
私の目の前に普段じゃ考えられない様な豪勢な食事がズラリと並べられた。
「す・・・すごい。」
「だろー!?一緒にここまで来てくれたお礼だ!好きなだけ食えよ!」
「い・・・いただきまーす!」
私は原の言葉に甘えて料理を食べ始めた。
「・・・美味しい!」
こんなに美味しい料理今まで食べた事が無い!
「喜んでいただけてうれちーでちゅ♡」
不意に一人のメイドが話しかけてきた。
「あっ、これ凄く美味しいですね。プロの人が作ったんですか?」
「いいえー全部私達が作りまちた♡」
このプロ並みの料理をメイド達が作った!?ギャップが凄すぎる。
「そらそうよ!こいつらは今までずっと練習して来たんだぜ。中には10歳の頃からやってた奴もいる!」
「へ・・・へえー。」
そんなに小さい頃から。正に努力の賜物だ。
「他にも頼めば作って差し上げまちゅよ?」
「えーと、何かオススメはあるんですか?」
「ここではデラックスパフェが一番人気でちゅ!」
「じゃあ、それください。」
「わたりまちたー♡ではでは、少々お待ちくだちゃい!・・・あ、因みにわたちはこのメイド喫茶のリーダーのユリともうちまちゅ。以後、おみちりおきを♡」
ユリさんか。赤ちゃん口調だけど自然気立ての良さが伝わってくる。まるで本物のプロのメイドみたいだ。
「じゃあ、好きなだけ楽しめよ山口!食い物以外の事もこいつらに頼めば何でもやってくれるからさ。」
「えっ?原はなんか食べなくても良いの?」
「おう、俺はこっちの相手をしなきゃいけないからな!」
原はやれやれといった感じで手元を見るすると・・・
「悠たまー♡わたちの相手になってー♡」
「嫌よ!わたちの相手!」
「痛え!腕千切れるわ!」
「ああ、分かった。じゃあ、カフェラテ貰えますか?」
私は苦笑いを浮かべながらユリさんでは無い他のメイドに頼んだ。
「かちこまりまちたー♡少々お待ちを!・・・あっ、あとダンスに掃除、何でもできまちゅよ!」
「本当ですか!?じゃあ全部お願いします!」
「かちこまりまちたー♡はっ!!」
そしてそのメイドは切磋琢磨して掃除、ダンス、料理と頼んだ身の回りの事を全部やってくれた。
凄い。クオリティが高すぎる。
「凄いですね!拍手!」
パチパチパチパチ・・・
「ええ、わたちは7歳の頃からずっとやってまちゅから。」
7歳!?私、7歳の頃何してたっけ!?
「な?心配要らねえだろ?んじゃ、俺はこいつらの事を落ち着かせて来るから。」
「わーい悠たまー♡」
原は余ったメイド達と共にそのまま二階のフロアへ立ち去って行った。
「他にも頼んだら色々やって差し上げまちゅよ♡」
「えーと、じゃあ・・・」
私は原が居ない間に色々な事を頼んで楽しんだ。
こんなに有意義なのは初めて。
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