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サジシーム
第150話 戦いの始まり(ロンゴバルト側)
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カプトルは、その頃、もはや壊滅状態だった。
教会と修道院だけは残っていたが、その理由は、彼らだけは人数と武器と備蓄があって、戦う用意があったからである。
結構な戦意をむき出しにして、堅牢そうな建物にこもっている様子を見ると、ロンゴバルトは戦意を喪失した。そこまでの犠牲を払う気はなかったのだ。
「こんな無防備な町はない。ダリアとはなんと間抜けな国だろう」
彼らは笑いが止まらなかった。
遠足に毛が生えたような気楽な略奪だった。
そのために、何をするにしてものんびりになってしまった点は否めない。
ロンゴバルト勢が、砦に残っていたのは、領土の分割でもめていたからだった。
自分が損をしているのではないかという猜疑心に取りつかれた首長たちは、少しでも取り分を多くしようと粘り強く交渉を続けていた。
ただし、損得の基準がわきまえられるほどダリアの情勢に詳しいわけではなかったので、わからなくなると、すぐサジシームを呼んで、事情を聴くのである。
しかし、せっかく事細かに説明してやっても、容易に納得しない、説明を信用しないので、あまり事態は進まなかった。サジシームは本当にうんざりだった。
首長たちも、ほんとうは、交渉を早く終わりにして、北進したかった。狙いは金鉱である。
後発隊で、思うようにカプトル周辺で略奪が出来なかった連中は、早くも北へ向かっていた。
彼らの心の中には、ずっしりとレイバイクの魔王と死神の話が腰を据えていて、内心、非常に恐れていた。
しかし、サジシームの話によると、金は大量に採掘されており、経営は順調らしい。
レイビック伯爵と言う人物がこの金山を開発したそうだが、小憎たらしい現代風の若者で、最近その金で、豪勢な城を新築したと言う。
「悪霊なんてとんでもない。何も考えていなさそうなチャラい人物でした」
フリースラントは、全然チャラくない。
それどころか、重苦しい。
「そのような若造でも、簡単に採れるのか!」
ロンゴバルトの首長たちの目の色が変わった。あれほど気に病んでいた魔王と死神の伝説など、どうでもいいような気がし始めた。
領地の分配なんかに手間取っていないで、早く金山の権利の分捕り合戦に参加したくてたまらなくなったのである。
だが、そう言うサジシームは、自分は北進すると言わなかった。
快活で現代風な若者と言えば、彼自身がそうだった。
彼は、どの首長より迷信深くなく、そんな言い伝えをバカにしていたが、レイビックに関しては別だった。
彼が送り込んだ奴隷兵百人が行方不明になってしまった事実があった。
おかしい。
レイビック伯爵は、ロンゴバルト兵の襲撃などなかったと言っている。絶対に嘘にきまっている。
しかし、現実的で合理的なサジシームにとって、その理由がさっぱりわからないのは不気味だった。
ロンゴバルト人は基本的に迷信家である。奴隷兵百人の行方不明などが知られたら、どんなことがあってもレイビックへ行こうだなんて考えないだろう。
『あいつらは捨て駒だ。行ってレイビック伯爵に多少とも打撃が与えられると言うなら大いに結構だ。ぜひ行って欲しいくらいだ』
彼はうそぶいた。
「レイビックは裕福で安全な町です。警備などいないし、街道は整備されています。悪霊なんて聞いたこともありません」
『港からカプトルまでは、王の特別な許可証の王旗を掲げて進軍していた。化けの皮がはがれた今、ベルグルグまでだってたどり着けるかどうか』
その日も、昨夜の続きで討議が始まり、そろそろ首長より部下の兵士たちの方がうんざりしてきていた。彼らに領土交渉の出番はなかったし、昼間は略奪し尽くしたカプトルの町をうろつき、夕方砦に帰るだけの退屈な日々だったのだ。
あんなある日、伝令が駆け付けたのである。
「申し上げます!」
「なんじゃ、なんじゃ」
ザイードの首長は、すっかりイライラして答えた。
「ただいまダリア軍がカプトル目指して進行中との連絡が入ってきております」
「おおっ!」
ザイード首長は声をあげた。
「歓迎じゃ」
彼は、もめていたハウドの首長の顔をにらみつけた。
「物足りなくて腕がなっていたところじゃ。では、この戦いで首印を多くとった方が、問題のこの……」
そう言うと彼は地図の丸の部分を指した。
「この平原じゃな。小麦が取れるとか言う。ここをいただくこととしようぞ」
そう言うと、ザイードの首長は颯爽と肩に長い白いマントを引っ掛け、出て行った。
「皆の者、ダリア軍が攻めてきた!」
例の良く響くだみ声でザイードの首長が喚く声が聞こえた。
砦の中に呼びかけに答える声が響いた。
「あの手合いじゃ。ダリア軍などとお笑いじゃ。王宮の警備は、年寄りどもが槍を持って駆け付けただけじゃった。我らが雄姿を見て、みなへなへなになりおった。またまた、我らが力を見せつけてくれようぞ」
「誰が来るんだろうなあ?」
サジシームがつぶやいた。
「どういうことじゃ?」
残ったハウドの首長が聞きとがめた。
「ロンゴバルトで、それぞれ首長たちが自分の軍を持っているように、ダリア軍と言っても、どこかの首長-ダリア語だと領主が来るわけです。それが誰かなあと」
「その領主によって、何か違いがあるのか?」
「規模や装備が違います。せめて人数がわかるとよいのですが……」
「人数でひるむことなど、我らにはない」
「ないのはわかってますが、相手のことを知っておいた方が戦いようがあるでしょう」
「サジシーム、おぬしのいうことを聞いていると、戦意がないのかと心配になる。亡くなったメフメト様が、主のことを軟弱だと言って居ったが……」
「まあ、レイビック伯でなければ、大したことはないと思います」
「そうなのか?」
えらそうに人のことを批判していたくせに、心配になったのか、ハウドの首長は聞いてきた。
「レイビック伯とやらは強いのか?」
「彼くらいなものでしょう、数千の単位で兵を動かせるのは。連合体ですがね」
「数千! 一首長でか!」
「ロンゴバルトは総勢でもっといるでしょう。万単位だと思いますがね。まあ、バラバラですが」
「まるで人ごとのような言い方だな」
「しかし、ザイード殿が負けても、その方が、都合がいいのでは?」
「なんということを言うのじゃ。あ、いかん。準備をせねば。小麦の平原は譲れぬわ」
ハウドの首長は肝心なことを思い出して、そそくさと出て行った。
「誰が刈り取って換金して運ぶんだろうな、その小麦」
サジシームはぼんやりとつぶやいた。
「まあ、進軍してきているのは、レイビック伯ではあるまい。伯の軍は足が速い。今頃はもうレイビックについてしまっているだろう。やつでさえなければ、あまり心配はない」
レイビック伯でないなら、どこかの地方の小領主がたまりかねて、わずかな手勢でカプトルを救いにやって来るのだろう。
「まあ、無理だな。深刻な打撃にはならないだろう。問題は北進して行った連中だが、レイビック伯が城に居れば木っ端みじんになるのがオチだ。どうせハブファンから報告が来るだろう」
今回も失敗だった。
うまくいかなかった。
唯一の成功は、メフメトの死くらいなものだ。
「さてと。誰が来るのか、お手並み拝見だな」
教会と修道院だけは残っていたが、その理由は、彼らだけは人数と武器と備蓄があって、戦う用意があったからである。
結構な戦意をむき出しにして、堅牢そうな建物にこもっている様子を見ると、ロンゴバルトは戦意を喪失した。そこまでの犠牲を払う気はなかったのだ。
「こんな無防備な町はない。ダリアとはなんと間抜けな国だろう」
彼らは笑いが止まらなかった。
遠足に毛が生えたような気楽な略奪だった。
そのために、何をするにしてものんびりになってしまった点は否めない。
ロンゴバルト勢が、砦に残っていたのは、領土の分割でもめていたからだった。
自分が損をしているのではないかという猜疑心に取りつかれた首長たちは、少しでも取り分を多くしようと粘り強く交渉を続けていた。
ただし、損得の基準がわきまえられるほどダリアの情勢に詳しいわけではなかったので、わからなくなると、すぐサジシームを呼んで、事情を聴くのである。
しかし、せっかく事細かに説明してやっても、容易に納得しない、説明を信用しないので、あまり事態は進まなかった。サジシームは本当にうんざりだった。
首長たちも、ほんとうは、交渉を早く終わりにして、北進したかった。狙いは金鉱である。
後発隊で、思うようにカプトル周辺で略奪が出来なかった連中は、早くも北へ向かっていた。
彼らの心の中には、ずっしりとレイバイクの魔王と死神の話が腰を据えていて、内心、非常に恐れていた。
しかし、サジシームの話によると、金は大量に採掘されており、経営は順調らしい。
レイビック伯爵と言う人物がこの金山を開発したそうだが、小憎たらしい現代風の若者で、最近その金で、豪勢な城を新築したと言う。
「悪霊なんてとんでもない。何も考えていなさそうなチャラい人物でした」
フリースラントは、全然チャラくない。
それどころか、重苦しい。
「そのような若造でも、簡単に採れるのか!」
ロンゴバルトの首長たちの目の色が変わった。あれほど気に病んでいた魔王と死神の伝説など、どうでもいいような気がし始めた。
領地の分配なんかに手間取っていないで、早く金山の権利の分捕り合戦に参加したくてたまらなくなったのである。
だが、そう言うサジシームは、自分は北進すると言わなかった。
快活で現代風な若者と言えば、彼自身がそうだった。
彼は、どの首長より迷信深くなく、そんな言い伝えをバカにしていたが、レイビックに関しては別だった。
彼が送り込んだ奴隷兵百人が行方不明になってしまった事実があった。
おかしい。
レイビック伯爵は、ロンゴバルト兵の襲撃などなかったと言っている。絶対に嘘にきまっている。
しかし、現実的で合理的なサジシームにとって、その理由がさっぱりわからないのは不気味だった。
ロンゴバルト人は基本的に迷信家である。奴隷兵百人の行方不明などが知られたら、どんなことがあってもレイビックへ行こうだなんて考えないだろう。
『あいつらは捨て駒だ。行ってレイビック伯爵に多少とも打撃が与えられると言うなら大いに結構だ。ぜひ行って欲しいくらいだ』
彼はうそぶいた。
「レイビックは裕福で安全な町です。警備などいないし、街道は整備されています。悪霊なんて聞いたこともありません」
『港からカプトルまでは、王の特別な許可証の王旗を掲げて進軍していた。化けの皮がはがれた今、ベルグルグまでだってたどり着けるかどうか』
その日も、昨夜の続きで討議が始まり、そろそろ首長より部下の兵士たちの方がうんざりしてきていた。彼らに領土交渉の出番はなかったし、昼間は略奪し尽くしたカプトルの町をうろつき、夕方砦に帰るだけの退屈な日々だったのだ。
あんなある日、伝令が駆け付けたのである。
「申し上げます!」
「なんじゃ、なんじゃ」
ザイードの首長は、すっかりイライラして答えた。
「ただいまダリア軍がカプトル目指して進行中との連絡が入ってきております」
「おおっ!」
ザイード首長は声をあげた。
「歓迎じゃ」
彼は、もめていたハウドの首長の顔をにらみつけた。
「物足りなくて腕がなっていたところじゃ。では、この戦いで首印を多くとった方が、問題のこの……」
そう言うと彼は地図の丸の部分を指した。
「この平原じゃな。小麦が取れるとか言う。ここをいただくこととしようぞ」
そう言うと、ザイードの首長は颯爽と肩に長い白いマントを引っ掛け、出て行った。
「皆の者、ダリア軍が攻めてきた!」
例の良く響くだみ声でザイードの首長が喚く声が聞こえた。
砦の中に呼びかけに答える声が響いた。
「あの手合いじゃ。ダリア軍などとお笑いじゃ。王宮の警備は、年寄りどもが槍を持って駆け付けただけじゃった。我らが雄姿を見て、みなへなへなになりおった。またまた、我らが力を見せつけてくれようぞ」
「誰が来るんだろうなあ?」
サジシームがつぶやいた。
「どういうことじゃ?」
残ったハウドの首長が聞きとがめた。
「ロンゴバルトで、それぞれ首長たちが自分の軍を持っているように、ダリア軍と言っても、どこかの首長-ダリア語だと領主が来るわけです。それが誰かなあと」
「その領主によって、何か違いがあるのか?」
「規模や装備が違います。せめて人数がわかるとよいのですが……」
「人数でひるむことなど、我らにはない」
「ないのはわかってますが、相手のことを知っておいた方が戦いようがあるでしょう」
「サジシーム、おぬしのいうことを聞いていると、戦意がないのかと心配になる。亡くなったメフメト様が、主のことを軟弱だと言って居ったが……」
「まあ、レイビック伯でなければ、大したことはないと思います」
「そうなのか?」
えらそうに人のことを批判していたくせに、心配になったのか、ハウドの首長は聞いてきた。
「レイビック伯とやらは強いのか?」
「彼くらいなものでしょう、数千の単位で兵を動かせるのは。連合体ですがね」
「数千! 一首長でか!」
「ロンゴバルトは総勢でもっといるでしょう。万単位だと思いますがね。まあ、バラバラですが」
「まるで人ごとのような言い方だな」
「しかし、ザイード殿が負けても、その方が、都合がいいのでは?」
「なんということを言うのじゃ。あ、いかん。準備をせねば。小麦の平原は譲れぬわ」
ハウドの首長は肝心なことを思い出して、そそくさと出て行った。
「誰が刈り取って換金して運ぶんだろうな、その小麦」
サジシームはぼんやりとつぶやいた。
「まあ、進軍してきているのは、レイビック伯ではあるまい。伯の軍は足が速い。今頃はもうレイビックについてしまっているだろう。やつでさえなければ、あまり心配はない」
レイビック伯でないなら、どこかの地方の小領主がたまりかねて、わずかな手勢でカプトルを救いにやって来るのだろう。
「まあ、無理だな。深刻な打撃にはならないだろう。問題は北進して行った連中だが、レイビック伯が城に居れば木っ端みじんになるのがオチだ。どうせハブファンから報告が来るだろう」
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