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サジシーム
第153話 魔王と死神
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ロドリックは元ルシア妃の城館を目指した。人数が多い。一番前にいるはずの首長が見えない。ロドリックは絶望的になった。
もう遅かったかもしれない。この大群が、バジエ辺境伯引きいる兵たちと正面衝突しているとしたら犠牲者は計り知れない。
「何人いるのだろう」
カンカンと鎧に剣が当たる音がした。
ロドリックの剣は正確だ。彼らの灯火をロドリックは剣ではね上げて、足で踏み消した。
真っ暗になる。
何も見えず、見当違いの方向に構えている兵は背後から斬りつけられて倒れた。音と気配に気が付いても、相手が見えない。恐怖が募る。次の瞬間、焼けるような痛みと共に地面にたたきつけられた。
ロドリックは、灯りを狙って消して兵をなぎ倒し、前へ前へと出た。
燃え盛る元ルシアの城館からダリア兵が大勢出てきている。
最前線で戦うロンゴバルト兵の後ろに首長と側近の姿が見える。その姿が見えた途端、背中から弓と矢を取り出して、ロドリックは狙った。
矢を放つ。
次の瞬間、首長は喉元を射られ、落馬した。
大声が叫び、その瞬間、次の矢が叫んだ側近を貫いた。
後ろからの敵に気づいた兵が振り返った。誰かがロンゴバルト語で何か叫ぶ。その声に呼応するように、数十名がバラバラと四方八方から押し寄せた。
暗いせいで鋼鉄の騎士だとはわからない。
「ダリアの腰抜けが!」
次々と襲うロンゴバルト兵の剣は、ロドリックの鎧の上を滑るだけ。ロドリックは、敵の胸を突き刺し、首の骨をたたき折った。振りかぶった剣を落とすとその重みで頭が割れ、中身が飛び散る。
「ッ! こいつ、強い」
もうだめだった。フィリスはロドリックを狂わせる方法を知っていたのか。知っていて、エネルギーを、瀕死の兵から奪った命の残り火を彼に渡したのか。
だが、そんなことどうでもよかった。それより、ギュレーターだ。安易に近づいてくるやつらは、叩き潰すだけだ。
主戦場はすぐだった。
斬って、斬り捨てて、前へ進む。
『ギュレーター……どうして打って出たんだ』
いや、フィリスではないが出るに決まっていた。ギュレーターは最初から決めていたのだ。
ルシア妃の城館は火をつけられ、燃え盛っていた。熱い。明るい。
その火に、鋼鉄の鎧兜を付けた大柄な騎士の姿が浮き上がった。
「あッ……」
誰かが気づいた。
「鋼鉄の騎士……」
ロンゴバルトだけではなかった。ギュレーターやザリエリ候に率いられ、ロンゴバルトと戦っていた多くのダリア兵も、初めて見るその姿にあっけに取られた。
人よりはるかに大きく、何よりもぶ厚い鋼板製の鎧兜だった。
次々にロンゴバルト兵の首が飛び、頭が割れた。変な格好に胴体が折れる。声すら出ないまま生きた兵が死体になっていく。どんどん近づいてくる。絶望的なまでに強い。
ロンゴバルトの将が叫んだ。
「戦え! ひるむな! 正義の戦いだ。死を恐れるな! 神を信じよ」
だが、後ろを振り返って、人とは思えぬほど大きな騎士が血まみれの剣を手に近づいてくるのを目の当たりにすると、振りかざした剣を握ったまま、その男は恐怖に固まった。
次の瞬間、奇妙な人の声とは思えない音を発し、彼はまるで物のようにウマから落ちた。
「サービスだ」
ロドリックが嘲笑った。首と胴がきれいに離れて血の海だった。
「正義の戦いだと? それで俺に勝てるのか」
「魔王だ」
密かなささやきが広がり、ロンゴバルト兵の数はみるみる減り始めた。逃亡が始まったのだ。
魔王なんかじゃない。そんなものになりたくない。
「死の魔王だ……逃げなくては」
だが、どこに逃げればいいのか。
火の光が届かぬ周りは真っ暗だった。どこに道があるのかさえわからない。
「聞け! ギュレーター!」
ロドリックはできる限りの大声で呼ばわった。
「ここは俺が守る! ゼンダ殿を助けろ! 移動しろ!」
「ロドリック様……」
傍らにいたダリアの若い騎士がつぶやいた。ギュレーターに付けたウェルモンドだった。真っ青な顔をしていた。
「その名を口にするな。いいから行け! ギュレーターに伝えろ! ゼンダの方へ移動しろと」
「お、お一人で戦わせるわけにはまいりません! 私は共に戦います」
唇をかみしめ彼は叫んだ。
「一人じゃない」
ロドリックは、言った。
「あそこに……死神が来ている。早く行け! 早く」
「……死神?」
若い騎士はロドリックが見た方向をチラリと追った。
ロンゴバルト兵が遺した燈火が、いくつかまだチラチラしている薄暗がりの中を、細長い人影がゆっくりと近づいてきていた。
兵士の格好をしているが兵士ではない。
刀も槍も武器は何一つ持たず、兵士にしては細すぎた。戦う様子もない。
一陣の風が吹き、その人影が、長い髪をしていることがわかった。髪が吹き流されたからだ。
若い騎士は、ぞっとした。あれはなんだ。
「早く行くんだ。バジエ辺境伯に早く移動するよう伝えろ! ゼンダが危ない」
しかし、彼は踏みとどまろうとした。
「お一人で残して行くわけには参りません」
「死神は俺のものだ。心配するな。だから早く行くんだ。フリースラントを助けろ」
ロドリックがウェルモンドのウマの尻を叩き、驚いたウマは竿立ちになった。ハリルは、一瞬、ロドリックを振り返ったが、大急ぎで走り去った。
死神は長い髪を緩く結び、音もたてずにロドリックのそばに来た。
口を引き結び、鋭い目つきをしている。いつもの優し気な貴婦人の雰囲気はなかった。
あったのは、まるで目に見えるような殺気だった。
「フリースラントが危ない。ここはもういい。全員にゼンダ殿のところに行ってもらいたいんだ」
ロドリックはぶっきらぼうに言った。
「ゼンダは血の気の多い男だ。モルラ殿の屋敷に大人しくしているとは思えない」
女伯は黙ってうなずいた。戦闘が始まっているだろう。
ロドリックは、女伯の姿を見た。
折れそうなほど細い。
だが、すらりとした肢体はみごとだ。全身から殺気を放っているが、痺れるように美しい。兵士の服は、彼女の体つきを隠しているようで全然隠していない。
少しの甘さも感じさせない厳しい顔つきなのに、無垢に美しい。
間違っているとロドリックは思った。女が戦うだなんて絶対おかしい。
だが、今、彼女と一緒ならロドリックは無敵だった。
昔のアネンサードは、男と女が組んで戦ったのかもしれない。
男が斬った敵から女が命のエネルギーを吸い取り死に至らしめ、男に与える。無限コンボだ。人間なんか絶対に敵わない。
「テンセスト女伯」
女伯が振り返った。
「ここで討ち死にしたらどうするんだ?」
暗闇の中、ロンゴバルトは完全に戦意を喪失して、右往左往していた。
だが、彼女は一人では砦まで帰れない。
生気を吸い取ることはできても、放出しない限り、新たに吸い込むことはできないのだ。つまり、敵を殺すことが出来なくなる。誰か、(際限なくエネルギーを吸い取ってくれる)味方と一緒に行動しなければならない。否応なく、戦い続けることになる。それは危険なのだ。
「フリースラントにはルシアがいる。誰も悲しまないわ」
ロドリックは何も言えなかった。思っていたより絶望的な答えだった。
だが彼女は笑った。
「遠慮はいらない。自由に殺せる。誰もヒトは見ていないもの。私を見たのは死人だけよ」
彼女は両手で彼の両頬を包んだ。
ひやりと冷たい手指の感触。ロドリックは思わず目をつぶった。今日、何回目だろう。最初はすっきりと快く、その次には、体の中にポッと火が点ったかのような暖かさが広がっていく。
「これで戦えるわ」
そして、そのエネルギーは、全身へ回っていく。それはまるで彼を駆り立てる毒だ。
剣を握る手に力が戻った。
暗闇に、逃げ場を失い蒼白になったロンゴバルト兵の姿が浮いて見えた。まだ生き残っている奴がいる……
バジエ辺境伯は、移動を開始した。ルシアの城館を目指していたロンゴバルトが、戦意を失い敗走を始めたからだ。もう、ルシアの城館にいる必要はない。
全軍がゼンダの領主の拠点、モルラ殿の城館を目指した。
「フリースラントとゼンダ殿が危ない」
砦はダリア軍の手に取り戻した。
ルシア妃の館に向かっていたロンゴバルト軍は、全滅するだろう。残りは……
「走れ! 急げ!」
ギュレーターは、軍を急がせた。
もう遅かったかもしれない。この大群が、バジエ辺境伯引きいる兵たちと正面衝突しているとしたら犠牲者は計り知れない。
「何人いるのだろう」
カンカンと鎧に剣が当たる音がした。
ロドリックの剣は正確だ。彼らの灯火をロドリックは剣ではね上げて、足で踏み消した。
真っ暗になる。
何も見えず、見当違いの方向に構えている兵は背後から斬りつけられて倒れた。音と気配に気が付いても、相手が見えない。恐怖が募る。次の瞬間、焼けるような痛みと共に地面にたたきつけられた。
ロドリックは、灯りを狙って消して兵をなぎ倒し、前へ前へと出た。
燃え盛る元ルシアの城館からダリア兵が大勢出てきている。
最前線で戦うロンゴバルト兵の後ろに首長と側近の姿が見える。その姿が見えた途端、背中から弓と矢を取り出して、ロドリックは狙った。
矢を放つ。
次の瞬間、首長は喉元を射られ、落馬した。
大声が叫び、その瞬間、次の矢が叫んだ側近を貫いた。
後ろからの敵に気づいた兵が振り返った。誰かがロンゴバルト語で何か叫ぶ。その声に呼応するように、数十名がバラバラと四方八方から押し寄せた。
暗いせいで鋼鉄の騎士だとはわからない。
「ダリアの腰抜けが!」
次々と襲うロンゴバルト兵の剣は、ロドリックの鎧の上を滑るだけ。ロドリックは、敵の胸を突き刺し、首の骨をたたき折った。振りかぶった剣を落とすとその重みで頭が割れ、中身が飛び散る。
「ッ! こいつ、強い」
もうだめだった。フィリスはロドリックを狂わせる方法を知っていたのか。知っていて、エネルギーを、瀕死の兵から奪った命の残り火を彼に渡したのか。
だが、そんなことどうでもよかった。それより、ギュレーターだ。安易に近づいてくるやつらは、叩き潰すだけだ。
主戦場はすぐだった。
斬って、斬り捨てて、前へ進む。
『ギュレーター……どうして打って出たんだ』
いや、フィリスではないが出るに決まっていた。ギュレーターは最初から決めていたのだ。
ルシア妃の城館は火をつけられ、燃え盛っていた。熱い。明るい。
その火に、鋼鉄の鎧兜を付けた大柄な騎士の姿が浮き上がった。
「あッ……」
誰かが気づいた。
「鋼鉄の騎士……」
ロンゴバルトだけではなかった。ギュレーターやザリエリ候に率いられ、ロンゴバルトと戦っていた多くのダリア兵も、初めて見るその姿にあっけに取られた。
人よりはるかに大きく、何よりもぶ厚い鋼板製の鎧兜だった。
次々にロンゴバルト兵の首が飛び、頭が割れた。変な格好に胴体が折れる。声すら出ないまま生きた兵が死体になっていく。どんどん近づいてくる。絶望的なまでに強い。
ロンゴバルトの将が叫んだ。
「戦え! ひるむな! 正義の戦いだ。死を恐れるな! 神を信じよ」
だが、後ろを振り返って、人とは思えぬほど大きな騎士が血まみれの剣を手に近づいてくるのを目の当たりにすると、振りかざした剣を握ったまま、その男は恐怖に固まった。
次の瞬間、奇妙な人の声とは思えない音を発し、彼はまるで物のようにウマから落ちた。
「サービスだ」
ロドリックが嘲笑った。首と胴がきれいに離れて血の海だった。
「正義の戦いだと? それで俺に勝てるのか」
「魔王だ」
密かなささやきが広がり、ロンゴバルト兵の数はみるみる減り始めた。逃亡が始まったのだ。
魔王なんかじゃない。そんなものになりたくない。
「死の魔王だ……逃げなくては」
だが、どこに逃げればいいのか。
火の光が届かぬ周りは真っ暗だった。どこに道があるのかさえわからない。
「聞け! ギュレーター!」
ロドリックはできる限りの大声で呼ばわった。
「ここは俺が守る! ゼンダ殿を助けろ! 移動しろ!」
「ロドリック様……」
傍らにいたダリアの若い騎士がつぶやいた。ギュレーターに付けたウェルモンドだった。真っ青な顔をしていた。
「その名を口にするな。いいから行け! ギュレーターに伝えろ! ゼンダの方へ移動しろと」
「お、お一人で戦わせるわけにはまいりません! 私は共に戦います」
唇をかみしめ彼は叫んだ。
「一人じゃない」
ロドリックは、言った。
「あそこに……死神が来ている。早く行け! 早く」
「……死神?」
若い騎士はロドリックが見た方向をチラリと追った。
ロンゴバルト兵が遺した燈火が、いくつかまだチラチラしている薄暗がりの中を、細長い人影がゆっくりと近づいてきていた。
兵士の格好をしているが兵士ではない。
刀も槍も武器は何一つ持たず、兵士にしては細すぎた。戦う様子もない。
一陣の風が吹き、その人影が、長い髪をしていることがわかった。髪が吹き流されたからだ。
若い騎士は、ぞっとした。あれはなんだ。
「早く行くんだ。バジエ辺境伯に早く移動するよう伝えろ! ゼンダが危ない」
しかし、彼は踏みとどまろうとした。
「お一人で残して行くわけには参りません」
「死神は俺のものだ。心配するな。だから早く行くんだ。フリースラントを助けろ」
ロドリックがウェルモンドのウマの尻を叩き、驚いたウマは竿立ちになった。ハリルは、一瞬、ロドリックを振り返ったが、大急ぎで走り去った。
死神は長い髪を緩く結び、音もたてずにロドリックのそばに来た。
口を引き結び、鋭い目つきをしている。いつもの優し気な貴婦人の雰囲気はなかった。
あったのは、まるで目に見えるような殺気だった。
「フリースラントが危ない。ここはもういい。全員にゼンダ殿のところに行ってもらいたいんだ」
ロドリックはぶっきらぼうに言った。
「ゼンダは血の気の多い男だ。モルラ殿の屋敷に大人しくしているとは思えない」
女伯は黙ってうなずいた。戦闘が始まっているだろう。
ロドリックは、女伯の姿を見た。
折れそうなほど細い。
だが、すらりとした肢体はみごとだ。全身から殺気を放っているが、痺れるように美しい。兵士の服は、彼女の体つきを隠しているようで全然隠していない。
少しの甘さも感じさせない厳しい顔つきなのに、無垢に美しい。
間違っているとロドリックは思った。女が戦うだなんて絶対おかしい。
だが、今、彼女と一緒ならロドリックは無敵だった。
昔のアネンサードは、男と女が組んで戦ったのかもしれない。
男が斬った敵から女が命のエネルギーを吸い取り死に至らしめ、男に与える。無限コンボだ。人間なんか絶対に敵わない。
「テンセスト女伯」
女伯が振り返った。
「ここで討ち死にしたらどうするんだ?」
暗闇の中、ロンゴバルトは完全に戦意を喪失して、右往左往していた。
だが、彼女は一人では砦まで帰れない。
生気を吸い取ることはできても、放出しない限り、新たに吸い込むことはできないのだ。つまり、敵を殺すことが出来なくなる。誰か、(際限なくエネルギーを吸い取ってくれる)味方と一緒に行動しなければならない。否応なく、戦い続けることになる。それは危険なのだ。
「フリースラントにはルシアがいる。誰も悲しまないわ」
ロドリックは何も言えなかった。思っていたより絶望的な答えだった。
だが彼女は笑った。
「遠慮はいらない。自由に殺せる。誰もヒトは見ていないもの。私を見たのは死人だけよ」
彼女は両手で彼の両頬を包んだ。
ひやりと冷たい手指の感触。ロドリックは思わず目をつぶった。今日、何回目だろう。最初はすっきりと快く、その次には、体の中にポッと火が点ったかのような暖かさが広がっていく。
「これで戦えるわ」
そして、そのエネルギーは、全身へ回っていく。それはまるで彼を駆り立てる毒だ。
剣を握る手に力が戻った。
暗闇に、逃げ場を失い蒼白になったロンゴバルト兵の姿が浮いて見えた。まだ生き残っている奴がいる……
バジエ辺境伯は、移動を開始した。ルシアの城館を目指していたロンゴバルトが、戦意を失い敗走を始めたからだ。もう、ルシアの城館にいる必要はない。
全軍がゼンダの領主の拠点、モルラ殿の城館を目指した。
「フリースラントとゼンダ殿が危ない」
砦はダリア軍の手に取り戻した。
ルシア妃の館に向かっていたロンゴバルト軍は、全滅するだろう。残りは……
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