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わからないことだらけでできている
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声は、私が1つのタスクをこなすと、また新しいタスクを与えた。
それは確かに後回しにするよりも、今やっておいた方が後々楽になるものが多い。
「皿洗え」だとか、「それ拾って捨てろ」みたいな後からすると面倒臭いが加速しそうなもの。
そして時折、怒ってくる。
「やれって言ってんだろ」
うわ、ヤンキーだ。とかも思ったりした。
だけどこれをすることで真人間になれるのなら、いう通りにしてみようではないか。
ところで、こんな話を聞いたことがある。
スピリチュアルな世界に傾倒していたわけではないが、仕事柄色んな方に会う。その中でやっぱり中には、「本当に人間ですか?」と聞きたくなるような方がいる。まぁ、シンプルに言うとぶっ飛んでる。
恐らく、お堅い職業についていると思われる身なりの綺麗な紳士。話し方も仕草も丁寧なのだが、どこか無機質というか、何かが違うのだ。
雑談している中で、私の中に違和感が生まれる。そしてつい笑いながら「宇宙人みたいですね。」と話すとにこやかな紳士がスンッと真顔になり、またにこりと「よく言われます。」と答える。
話を進めていく中で、彼の中で心を許したのかはわからないが語ってくれた話がある。
「人類の中には、やはりチャネリングができて、上と交流できる人がいます。しかし、初めは特殊な力だと思うけど、その力を利用すると、段々向こうに悪用されるんですよ。怖いですよね。」
要約するとこんな感じ。彼の言う上とかが何を示しているかはよくわからなかったけど、そういう目に見えない世界の話に抵抗のない私は、妙に納得できるものがあった。
信じる信じないはともかくとして。
なので、声が聞こえた時にそんな可能性もよぎったのだ。
だけど、親切すぎやしないかと本当によぎっただけだった。
この声が段々と大きくなっていけば、もしかしたら、、、わからないけど。
声に従うことで私には今までよりも時間が生まれた。むしろ、今までがどんなに時間の垂れ流しかを気付かされた気がする。
そして真人間になりたい私は、色んな人の時間割を見てみようとネットや本を読み漁った。
お手本にしたいような人はいなかった。
まず、そういうどこかに載せれるような人というのは綺麗に時間を使っていて、何よりも自分に時間をほぼ使っていない。
『子どもを幼稚園に送り届けるため〇〇時に起床・ご飯』だとか、『パートナーと有意義に時間を過ごすため〇〇」とか該当しない私には全くもって無駄な知識でしかなかった。
実際誰かの家に泊まりに行ったこともある。だけどアテにならない。何故なら、普段通りじゃないからだ。私というイレギュラーな存在がいる。
私も、やはり多少は猫を被る。いつもよりも早く起きる。そして泊まった方にもイレギュラーが発生する、おもてなしをしようとしてくれるからだ。
その気持ちはとても嬉しい。そして、その環境下から得た知識もあった。だけど時間割は、そこではできない。
なぜなら「特別な日」だから。
そこで、知人に聞いてみることにした。
「休みの日は、何時に起きる?」と聞いたら「うーん、ちょっと遅いよ?朝の8時少し前かなぁ?」
目玉が飛び出そうなくらい驚いた。
私にとってそれは遅いとは言わない。
「えっ?!普段は何時に起きてる?」
「普段は6時前だよ?だから休みの日は少し寝坊する。」
「それよりもっと寝たいとはならないの?」
「あんまり寝すぎると、体調崩しちゃうんだよねぇ。」
驚きの連続だった。よく寝る私からすると、一旦眠りの世界に羽ばたいてしまえば起きるのは地獄のように感じる。
できればずーっと天国にいたい。
まず、起きて何をするのだ。
「朝ごはん、食べる。」
そのあと、どうするんです?と聞いたら「ゴロゴロする。」と返ってきた。恐る恐る、もし眠くなったら?と聞いてみた。「そしたら寝る。」じゃあずっと寝てればよくない?!?
どうやら、真人間は用事がなくても起きるらしい。
真人間ステップとしては、ここは攻略しておかないと、と時間割よりもさらに緻密に起床するということについて深掘りしてみることとなる。
そして気付いた!
お泊まりの日は私にとっては「特別な日」だが、もしかしたら普通の生活している人からすれば「普段通りの中でイレギュラーな存在がいるだけの日」だったのかもしれない、と。
どれだけ寝ていたいのか、と落胆したのを覚えている。
それは確かに後回しにするよりも、今やっておいた方が後々楽になるものが多い。
「皿洗え」だとか、「それ拾って捨てろ」みたいな後からすると面倒臭いが加速しそうなもの。
そして時折、怒ってくる。
「やれって言ってんだろ」
うわ、ヤンキーだ。とかも思ったりした。
だけどこれをすることで真人間になれるのなら、いう通りにしてみようではないか。
ところで、こんな話を聞いたことがある。
スピリチュアルな世界に傾倒していたわけではないが、仕事柄色んな方に会う。その中でやっぱり中には、「本当に人間ですか?」と聞きたくなるような方がいる。まぁ、シンプルに言うとぶっ飛んでる。
恐らく、お堅い職業についていると思われる身なりの綺麗な紳士。話し方も仕草も丁寧なのだが、どこか無機質というか、何かが違うのだ。
雑談している中で、私の中に違和感が生まれる。そしてつい笑いながら「宇宙人みたいですね。」と話すとにこやかな紳士がスンッと真顔になり、またにこりと「よく言われます。」と答える。
話を進めていく中で、彼の中で心を許したのかはわからないが語ってくれた話がある。
「人類の中には、やはりチャネリングができて、上と交流できる人がいます。しかし、初めは特殊な力だと思うけど、その力を利用すると、段々向こうに悪用されるんですよ。怖いですよね。」
要約するとこんな感じ。彼の言う上とかが何を示しているかはよくわからなかったけど、そういう目に見えない世界の話に抵抗のない私は、妙に納得できるものがあった。
信じる信じないはともかくとして。
なので、声が聞こえた時にそんな可能性もよぎったのだ。
だけど、親切すぎやしないかと本当によぎっただけだった。
この声が段々と大きくなっていけば、もしかしたら、、、わからないけど。
声に従うことで私には今までよりも時間が生まれた。むしろ、今までがどんなに時間の垂れ流しかを気付かされた気がする。
そして真人間になりたい私は、色んな人の時間割を見てみようとネットや本を読み漁った。
お手本にしたいような人はいなかった。
まず、そういうどこかに載せれるような人というのは綺麗に時間を使っていて、何よりも自分に時間をほぼ使っていない。
『子どもを幼稚園に送り届けるため〇〇時に起床・ご飯』だとか、『パートナーと有意義に時間を過ごすため〇〇」とか該当しない私には全くもって無駄な知識でしかなかった。
実際誰かの家に泊まりに行ったこともある。だけどアテにならない。何故なら、普段通りじゃないからだ。私というイレギュラーな存在がいる。
私も、やはり多少は猫を被る。いつもよりも早く起きる。そして泊まった方にもイレギュラーが発生する、おもてなしをしようとしてくれるからだ。
その気持ちはとても嬉しい。そして、その環境下から得た知識もあった。だけど時間割は、そこではできない。
なぜなら「特別な日」だから。
そこで、知人に聞いてみることにした。
「休みの日は、何時に起きる?」と聞いたら「うーん、ちょっと遅いよ?朝の8時少し前かなぁ?」
目玉が飛び出そうなくらい驚いた。
私にとってそれは遅いとは言わない。
「えっ?!普段は何時に起きてる?」
「普段は6時前だよ?だから休みの日は少し寝坊する。」
「それよりもっと寝たいとはならないの?」
「あんまり寝すぎると、体調崩しちゃうんだよねぇ。」
驚きの連続だった。よく寝る私からすると、一旦眠りの世界に羽ばたいてしまえば起きるのは地獄のように感じる。
できればずーっと天国にいたい。
まず、起きて何をするのだ。
「朝ごはん、食べる。」
そのあと、どうするんです?と聞いたら「ゴロゴロする。」と返ってきた。恐る恐る、もし眠くなったら?と聞いてみた。「そしたら寝る。」じゃあずっと寝てればよくない?!?
どうやら、真人間は用事がなくても起きるらしい。
真人間ステップとしては、ここは攻略しておかないと、と時間割よりもさらに緻密に起床するということについて深掘りしてみることとなる。
そして気付いた!
お泊まりの日は私にとっては「特別な日」だが、もしかしたら普通の生活している人からすれば「普段通りの中でイレギュラーな存在がいるだけの日」だったのかもしれない、と。
どれだけ寝ていたいのか、と落胆したのを覚えている。
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