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毎夜の練習の甲斐があってか、リリにキスが上手くなったと言ってもらえるようになっていた。
「あの、三ノ宮さん。よかったら食事にでも行かない?」
純玲は思い切って千種を誘う。今事務室にいるのは自分たちだけで、チャンス到来だ。
「お食事、ですか?」
端末を操作していた手を止めて、千種が純玲のほうに向く。
「仕事中にごめんね。さ、三ノ宮さんには日ごろ伝票や納品や何やらでお世話になっているから、感謝の意味っていうか……」
取ってつけたような語句しか浮かばない。もっとスマートに誘いの文句が並べたいが、これが自分には精いっぱいだった。
「……ダメ、かな」
しかし千種の少し考え込んだ表情を見ると気が引けてしまう。恋乳を嘗めさせて自分を好きになってもらうという後ろめたさも否定できない。
「いいですよ。じゃあ、皆で行きませんか? 梅木戸さんも誘って」
「え、梅木戸?」
なぜそこに梅木戸の名前が出る。やった! と思うのと同時に落胆だ。まさか不破に気があると思っていた千種は梅木戸が本命だったのか?
「で、でも梅木戸の都合も、き、聞かなきゃ」
あからさまに残念な顔はできず、差し障りなく返す。しかし、それなら大丈夫です、と千種に頷かれてしまった。
「藤代さんの誘いなら、何があっても都合つけるはずですから」
「そ、そうなの? あは、は……じゃ、じゃあ皆で飲み会しようか」
いろいろ思うところはあるが、千種の了解が得られたことをよしとするしかなかった。
「やるな、ターゲットも」
純玲から話を聞いたリリは笑い転げた。いつものように二人で迎える夕食のときだった。
「そんなにおかしいかよ」
最近リリは眼鏡をかけた人の姿でいるほうが多い。大の男が二人いると部屋が窮屈に感じてならないが、嫌ではなかった。このわけの分からない妖精との共同生活に順応してしまっている証拠だろう。
「いや。お前にしてはガンバったなって思ってるぞ」
相変わらず偉そうな物言いだ。小さいときは声が高いせいか、耳にうるさくも感じたが、人のサイズだとそれほどでもない。
リリが長い指で缶ビールをつかみ呷る。嚥下するとき喉仏が上下するのを不思議な気分で見つめる。
「何見てんだ、スミレ。オレが人の姿だと落ち着かないってか? まあ、オレってイイ男だし? 見惚れちゃう気持ちも分かるけどな」
「そんなんじゃないって!」
全否定で返すが、リリの言葉のとおりだった。純玲は速くなりだした鼓動に思う。人の姿のリリを見てからというもの、自分の感情はたびたび意味不明に悲鳴を上げていた。
「何にせよ、三ノ宮千種に恋乳を嘗めさせるんだろ? その日、邪魔が入らないようにオレがフォローしてやるよ」
「あ、うん。って、フォロー? 何やるんだ」
「まあ任せておけ。これでお前の願いを叶えられるんだからな」
そうだ、そういう契約だった。自分に恋人ができればリリとの契約が終わる。そのあとリリはどうするのだろう。妖精国に帰ってしまうのだろうか。そう思うと、何か微妙な、言うなれば面白くないと感じている自分がいた。
「じゃあ、練習始めるぞ」
上を片づけることもなくテーブルを部屋の隅に追いやったリリが純玲の手を握る。
「こ、今夜もやるのかよ」
仰け反った純玲は羞恥と戦いながら身構える。効果がないと聞いていても、恋乳をその口に放り込んでやりたい衝動に駆られている理由が分からなかった。
仕事は定時で終わり、自分と千種、お邪魔虫となる梅木戸の三人で、合コンのときに行った店に向かった。気取らず砕けすぎもせず、女性連れで行くならもってこいだ。
店に着き席に案内されると、さっそくビールを頼んだ。
「いやー藤代さん。お誘い嬉しいです」
満面の笑顔だ。千種から話を聞いた梅木戸は二つ返事だったという。
「いや、たまにはいいよね。同僚と飲むっていうのも」
成り行きでこうなってしまったが、本当は千種だけを誘いたかったという気持ちはまだある。もう早いところ、梅木戸を酒で潰してさっさと千種と店を出てしまおうと考える。
「ビール来ましたね。まずは乾杯しましょうか」
「よし、かんぱ――」
グラスにビールを注ぎ乾杯と言いかけたとき、斜め後ろの席で一際甲高い声が上がった。つい振り返れば、金髪に浅黒い肌をした男が女性に取り囲まれて生ビールジョッキを呷っていた。
「げっ」
名を叫びそうになるのを純玲は辛うじて堪える。見間違えようもないその風貌はたった一人しか知らない。腹が立つほど眼鏡が似合っている。
「わぁ、すっげ派手なヤツだな」
「あらホント。賑やかですね、あちら」
派手だ。思いっきり派手で、騒々しさでも目立っている。その服はどこで調達して来たんだ。
また女性の黄色い声が上がった。雰囲気から一気飲みをしたようだ。
これがリリの言うフォローなのか? こんなことで大丈夫なのか? リリの正体がばれたらどうしようと気が気ではない。
「向こうはずいぶん賑やかにやってますけど、こっちも乾杯しましょう。ね、藤代さん」
「そ、そうだね。乾杯、しようか」
千種に言われて純玲はグラスを再び手にした。
あれは見ず知らずの他人だ。無関係。チャンスを見つけて千種に恋乳を渡し、何とかキスできるように頑張る、それが今日の目的だ。
かちん、とグラスを合わせてビールを飲んだあと、梅木戸が、もう始めちゃったけど、と口を開く。
「今日って不破さんも来るんでした?」
「そう聞いてます。自社のお仕事を終えてからって言ってましたよ」
千種が答える。
「ぶっ。不破!?」
二人の会話に、純玲は口にしていたビールを噴く。聞いていない。
「藤代さんが皆で食事でもどうかって言っていると話をしたらすぐに行くと言われたんです」
何でそんな話になっているのだ。自分はただ千種を誘いたかっただけなのに。
「でも、遅いですね。時間は言ってあるんですけど」
そう言って戸口に目を遣った千種に、純玲はリリに冗談で言った「大いなる意思」を感じずにはいられなかった。また何かに邪魔をされているようで面白くなく、グラスを取ると一気に呷った。
「言い飲みっぷりですね、藤代さん。さ、ぐっといきましょう」
梅木戸が感嘆し、空になった純玲のグラスに次を注いだ。
「そうだな、せっかくの飲み会だもんな」
半ばやけ気味に、純玲はグラスを空けていく。
飲まずにはいられない。後ろの席のリリのことも気になっていた。こんな店で飲み食いして支払いはどうするのだ。まさか魔法で誤魔化してしまうのだろうか。第一、周りに侍る女性たちはどこの誰なのだ。
「さ、今夜はどんどん飲みましょう。潰れたら俺が送って行きますから」
「なら安心ですね、藤代さん」
千種にも言われて気持ちはいっそう複雑だ。まったく、歯牙にもかけられていないのを思い知らされた。
「大丈夫ですか、藤代さん」
隣に座る梅木戸が、やおらお絞りや水やら純玲の前に用意し、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる。
「ん、悪い、飲みすぎた」
失敗した。普段よりペースも速かったが、調子よく梅木戸に飲まされた。気分は悪くないにしろ、視界が回り出している。
「不破さん、まだ少し時間かかるんですって。でも藤代さん限界みたいだし、今日はお開きということにしましょうか」
手にしていた携帯電話をバッグにしまい、千種が心配そうに純玲を覗き込んで梅木戸に顔を向けた。
「いや、大丈夫だって。こんなの何でも……」
水を取ろうと手を伸ばした拍子に、箸を引っかけ落としてしまった。
「十分、酔ってますね。梅木戸さん、責任持って藤代さんを送っていってくださいね。私はもう少し不破さんを待ってみますから」
「で、でも三ノ宮さん、それじゃあ……」
言いかけた純玲は、千種に「支払いはやっておきますから」と笑顔で返される。
「そういうことなら。じゃあ帰りましょうか、藤代さん」
これでは千種と一緒に帰れない。恋乳を渡せるチャンスはこれで潰えるのか。何てこうもついていないのだ、自分は。
「ひ、一人で、平気だから……」
「いえ、送ります」
きっぱりと言い切られ、問答無用と純玲の腕を梅木戸が自分の肩に回して立たせる。前後不覚の酔っ払いと介抱者のでき上がりだった。
このとき梅木戸が千種に何やら頷いたように見えたが、ふらついている純玲にはよく分からなかった。
「あの、三ノ宮さん。よかったら食事にでも行かない?」
純玲は思い切って千種を誘う。今事務室にいるのは自分たちだけで、チャンス到来だ。
「お食事、ですか?」
端末を操作していた手を止めて、千種が純玲のほうに向く。
「仕事中にごめんね。さ、三ノ宮さんには日ごろ伝票や納品や何やらでお世話になっているから、感謝の意味っていうか……」
取ってつけたような語句しか浮かばない。もっとスマートに誘いの文句が並べたいが、これが自分には精いっぱいだった。
「……ダメ、かな」
しかし千種の少し考え込んだ表情を見ると気が引けてしまう。恋乳を嘗めさせて自分を好きになってもらうという後ろめたさも否定できない。
「いいですよ。じゃあ、皆で行きませんか? 梅木戸さんも誘って」
「え、梅木戸?」
なぜそこに梅木戸の名前が出る。やった! と思うのと同時に落胆だ。まさか不破に気があると思っていた千種は梅木戸が本命だったのか?
「で、でも梅木戸の都合も、き、聞かなきゃ」
あからさまに残念な顔はできず、差し障りなく返す。しかし、それなら大丈夫です、と千種に頷かれてしまった。
「藤代さんの誘いなら、何があっても都合つけるはずですから」
「そ、そうなの? あは、は……じゃ、じゃあ皆で飲み会しようか」
いろいろ思うところはあるが、千種の了解が得られたことをよしとするしかなかった。
「やるな、ターゲットも」
純玲から話を聞いたリリは笑い転げた。いつものように二人で迎える夕食のときだった。
「そんなにおかしいかよ」
最近リリは眼鏡をかけた人の姿でいるほうが多い。大の男が二人いると部屋が窮屈に感じてならないが、嫌ではなかった。このわけの分からない妖精との共同生活に順応してしまっている証拠だろう。
「いや。お前にしてはガンバったなって思ってるぞ」
相変わらず偉そうな物言いだ。小さいときは声が高いせいか、耳にうるさくも感じたが、人のサイズだとそれほどでもない。
リリが長い指で缶ビールをつかみ呷る。嚥下するとき喉仏が上下するのを不思議な気分で見つめる。
「何見てんだ、スミレ。オレが人の姿だと落ち着かないってか? まあ、オレってイイ男だし? 見惚れちゃう気持ちも分かるけどな」
「そんなんじゃないって!」
全否定で返すが、リリの言葉のとおりだった。純玲は速くなりだした鼓動に思う。人の姿のリリを見てからというもの、自分の感情はたびたび意味不明に悲鳴を上げていた。
「何にせよ、三ノ宮千種に恋乳を嘗めさせるんだろ? その日、邪魔が入らないようにオレがフォローしてやるよ」
「あ、うん。って、フォロー? 何やるんだ」
「まあ任せておけ。これでお前の願いを叶えられるんだからな」
そうだ、そういう契約だった。自分に恋人ができればリリとの契約が終わる。そのあとリリはどうするのだろう。妖精国に帰ってしまうのだろうか。そう思うと、何か微妙な、言うなれば面白くないと感じている自分がいた。
「じゃあ、練習始めるぞ」
上を片づけることもなくテーブルを部屋の隅に追いやったリリが純玲の手を握る。
「こ、今夜もやるのかよ」
仰け反った純玲は羞恥と戦いながら身構える。効果がないと聞いていても、恋乳をその口に放り込んでやりたい衝動に駆られている理由が分からなかった。
仕事は定時で終わり、自分と千種、お邪魔虫となる梅木戸の三人で、合コンのときに行った店に向かった。気取らず砕けすぎもせず、女性連れで行くならもってこいだ。
店に着き席に案内されると、さっそくビールを頼んだ。
「いやー藤代さん。お誘い嬉しいです」
満面の笑顔だ。千種から話を聞いた梅木戸は二つ返事だったという。
「いや、たまにはいいよね。同僚と飲むっていうのも」
成り行きでこうなってしまったが、本当は千種だけを誘いたかったという気持ちはまだある。もう早いところ、梅木戸を酒で潰してさっさと千種と店を出てしまおうと考える。
「ビール来ましたね。まずは乾杯しましょうか」
「よし、かんぱ――」
グラスにビールを注ぎ乾杯と言いかけたとき、斜め後ろの席で一際甲高い声が上がった。つい振り返れば、金髪に浅黒い肌をした男が女性に取り囲まれて生ビールジョッキを呷っていた。
「げっ」
名を叫びそうになるのを純玲は辛うじて堪える。見間違えようもないその風貌はたった一人しか知らない。腹が立つほど眼鏡が似合っている。
「わぁ、すっげ派手なヤツだな」
「あらホント。賑やかですね、あちら」
派手だ。思いっきり派手で、騒々しさでも目立っている。その服はどこで調達して来たんだ。
また女性の黄色い声が上がった。雰囲気から一気飲みをしたようだ。
これがリリの言うフォローなのか? こんなことで大丈夫なのか? リリの正体がばれたらどうしようと気が気ではない。
「向こうはずいぶん賑やかにやってますけど、こっちも乾杯しましょう。ね、藤代さん」
「そ、そうだね。乾杯、しようか」
千種に言われて純玲はグラスを再び手にした。
あれは見ず知らずの他人だ。無関係。チャンスを見つけて千種に恋乳を渡し、何とかキスできるように頑張る、それが今日の目的だ。
かちん、とグラスを合わせてビールを飲んだあと、梅木戸が、もう始めちゃったけど、と口を開く。
「今日って不破さんも来るんでした?」
「そう聞いてます。自社のお仕事を終えてからって言ってましたよ」
千種が答える。
「ぶっ。不破!?」
二人の会話に、純玲は口にしていたビールを噴く。聞いていない。
「藤代さんが皆で食事でもどうかって言っていると話をしたらすぐに行くと言われたんです」
何でそんな話になっているのだ。自分はただ千種を誘いたかっただけなのに。
「でも、遅いですね。時間は言ってあるんですけど」
そう言って戸口に目を遣った千種に、純玲はリリに冗談で言った「大いなる意思」を感じずにはいられなかった。また何かに邪魔をされているようで面白くなく、グラスを取ると一気に呷った。
「言い飲みっぷりですね、藤代さん。さ、ぐっといきましょう」
梅木戸が感嘆し、空になった純玲のグラスに次を注いだ。
「そうだな、せっかくの飲み会だもんな」
半ばやけ気味に、純玲はグラスを空けていく。
飲まずにはいられない。後ろの席のリリのことも気になっていた。こんな店で飲み食いして支払いはどうするのだ。まさか魔法で誤魔化してしまうのだろうか。第一、周りに侍る女性たちはどこの誰なのだ。
「さ、今夜はどんどん飲みましょう。潰れたら俺が送って行きますから」
「なら安心ですね、藤代さん」
千種にも言われて気持ちはいっそう複雑だ。まったく、歯牙にもかけられていないのを思い知らされた。
「大丈夫ですか、藤代さん」
隣に座る梅木戸が、やおらお絞りや水やら純玲の前に用意し、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる。
「ん、悪い、飲みすぎた」
失敗した。普段よりペースも速かったが、調子よく梅木戸に飲まされた。気分は悪くないにしろ、視界が回り出している。
「不破さん、まだ少し時間かかるんですって。でも藤代さん限界みたいだし、今日はお開きということにしましょうか」
手にしていた携帯電話をバッグにしまい、千種が心配そうに純玲を覗き込んで梅木戸に顔を向けた。
「いや、大丈夫だって。こんなの何でも……」
水を取ろうと手を伸ばした拍子に、箸を引っかけ落としてしまった。
「十分、酔ってますね。梅木戸さん、責任持って藤代さんを送っていってくださいね。私はもう少し不破さんを待ってみますから」
「で、でも三ノ宮さん、それじゃあ……」
言いかけた純玲は、千種に「支払いはやっておきますから」と笑顔で返される。
「そういうことなら。じゃあ帰りましょうか、藤代さん」
これでは千種と一緒に帰れない。恋乳を渡せるチャンスはこれで潰えるのか。何てこうもついていないのだ、自分は。
「ひ、一人で、平気だから……」
「いえ、送ります」
きっぱりと言い切られ、問答無用と純玲の腕を梅木戸が自分の肩に回して立たせる。前後不覚の酔っ払いと介抱者のでき上がりだった。
このとき梅木戸が千種に何やら頷いたように見えたが、ふらついている純玲にはよく分からなかった。
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