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第2章
26話 神速の騎士
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「椿!!そっちだ、頼んだぜ!!」
ガイアは足を止めウォーナを貯める。
「了解っ!!」
龍の放つ煙を右手で受け、強奪。
「どうだぁ、椿?まだいけそうか?」
「あと2、3回が限界だ。」
「わかったぜ。そうなりゃこっちがやるっきゃねぇなぁ??おい、お前らぁ!!ちゃんと後方支援頼むぜぇ!!ゴライア!!」
ガイアの詠唱に続き、次々と能力の詠唱が行われる。
そんな中、この男は1人。力を集中させる。
足の指から頭のてっぺんまで、全身にウォーナが行き渡る感覚を味わう。
そして、
「みんな!準備ができたから少し下がっていてもらえないか?」
すると他の龍騎兵たちはさっそうと後ろへ退く。
椿とガイアもそれに続く。
「僕の名はしら...あぁ...龍騎兵最高司令官。ライト。我が剣にひれ伏すが良い。」
決め台詞の直後ライトは地面を蹴り、龍へと近づく────と思った瞬間に、既にライトは龍の目の前にいた。
かと思えば彼の剣は龍の右目を貫き、それ引き抜き、背中へ回ると次に首を斬りつける。
目にも止まらぬ速さでライトは龍を斬る。
龍は身を捩り、不規則に動き始めた。
だがその動きにもついていき、徐々に龍の体はライトの剣によって刻まれていく。
「さて、遊びはおしまいだ。」
一旦龍から離れたライトは、
「久しぶりだけど...できるかな。」
剣先を悶える龍へと向け、
「...五星乱舞。」
剣は白く光り、力を帯びていく。
再び地面を蹴り、突進。
すると、龍の体に星が描かれた魔法陣のようなものが現れる。
ライトはそれに向かって近づき、剣を振り上げる。そして、五芒星を描くように横や斜めに剣を振る。
それも、人間には不可能なレベルの速さで。
何度も斬りつけ、一度攻撃を止めたと思うと、
剣を魔法陣の中心へと突き刺した。
ガラスの破壊音のような音とともに龍は吹き飛ばされ、屋敷の壁へ激突する。
龍は完全に動きを止め、その体は最初の煙へと戻っていく。
「ふう。お仕事完了っと。」
「お前、相当つえぇんだなぁ。」
結局1人であの龍を討伐したライトにガイアや椿たちが駆け寄ってくる。
「まぁ、僕の能力には自信があるものでね。昔は『神速の騎士』って呼ばれたものだよ。」
「『神速の騎士』ですか。」
ライトはその名に相応しい高速なダッシュと剣さばきを見せた。
「話したいことは色々とあるが、後のことは君たちに任せておこう。僕らはいち早くメルトさんに勝利の報告をしないといけないからね。」
そういうとライトと、その他の騎龍兵らはレイストン邸から去る。
先ほどの轟音で目を覚ましたサユリがロビーにやって来た。
「...色々聞きたいことはあるけど。何があったの?」
「あぁ、簡単に言うとだな。ザードの本体は宙がなんとか倒した。そんで次に龍が暴走したのを駆けつけたライトさんたちが倒した。んで俺らは特に何もしてなかった。」
「おいおい、椿よぉ。割と色々仕事してたじゃねぇか俺らもよぉ!!」
「え?そう?ほとんど2人のおかげな気がするけど...」
「まぁ、そんなことはどうでもいいわ。それより、本当に彼を倒したのね。」
「あぁ、それはもちろんだ。」
「なら...龍の引き継ぎが必要になるわ。でも3体同時に引き継ぎをするなんて相当な力を持つ契約者でなければ不可能。そんな人材すぐに見つけるのは...」
「だったら僕が...やりましょうか?」
自ら名乗り出たのは、宙だ。
「正直僕はあの奥の手を使っちゃって自分の力に自信が持てなくなっちゃいそうなので...それに僕の最大限の能力をいとも簡単に打ち消せるようなあんな力が手に入るなら、ぜひとも。」
「...あなたは命を狙われる覚悟があるかしら。」
「楽に力が手に入るとは思ってませんから。それぐらいの覚悟。ちゃんとあります。」
────これで神龍陣営に、神、地、天、装、氷、滅の6体が集まった。
第2章、完結。
ガイアは足を止めウォーナを貯める。
「了解っ!!」
龍の放つ煙を右手で受け、強奪。
「どうだぁ、椿?まだいけそうか?」
「あと2、3回が限界だ。」
「わかったぜ。そうなりゃこっちがやるっきゃねぇなぁ??おい、お前らぁ!!ちゃんと後方支援頼むぜぇ!!ゴライア!!」
ガイアの詠唱に続き、次々と能力の詠唱が行われる。
そんな中、この男は1人。力を集中させる。
足の指から頭のてっぺんまで、全身にウォーナが行き渡る感覚を味わう。
そして、
「みんな!準備ができたから少し下がっていてもらえないか?」
すると他の龍騎兵たちはさっそうと後ろへ退く。
椿とガイアもそれに続く。
「僕の名はしら...あぁ...龍騎兵最高司令官。ライト。我が剣にひれ伏すが良い。」
決め台詞の直後ライトは地面を蹴り、龍へと近づく────と思った瞬間に、既にライトは龍の目の前にいた。
かと思えば彼の剣は龍の右目を貫き、それ引き抜き、背中へ回ると次に首を斬りつける。
目にも止まらぬ速さでライトは龍を斬る。
龍は身を捩り、不規則に動き始めた。
だがその動きにもついていき、徐々に龍の体はライトの剣によって刻まれていく。
「さて、遊びはおしまいだ。」
一旦龍から離れたライトは、
「久しぶりだけど...できるかな。」
剣先を悶える龍へと向け、
「...五星乱舞。」
剣は白く光り、力を帯びていく。
再び地面を蹴り、突進。
すると、龍の体に星が描かれた魔法陣のようなものが現れる。
ライトはそれに向かって近づき、剣を振り上げる。そして、五芒星を描くように横や斜めに剣を振る。
それも、人間には不可能なレベルの速さで。
何度も斬りつけ、一度攻撃を止めたと思うと、
剣を魔法陣の中心へと突き刺した。
ガラスの破壊音のような音とともに龍は吹き飛ばされ、屋敷の壁へ激突する。
龍は完全に動きを止め、その体は最初の煙へと戻っていく。
「ふう。お仕事完了っと。」
「お前、相当つえぇんだなぁ。」
結局1人であの龍を討伐したライトにガイアや椿たちが駆け寄ってくる。
「まぁ、僕の能力には自信があるものでね。昔は『神速の騎士』って呼ばれたものだよ。」
「『神速の騎士』ですか。」
ライトはその名に相応しい高速なダッシュと剣さばきを見せた。
「話したいことは色々とあるが、後のことは君たちに任せておこう。僕らはいち早くメルトさんに勝利の報告をしないといけないからね。」
そういうとライトと、その他の騎龍兵らはレイストン邸から去る。
先ほどの轟音で目を覚ましたサユリがロビーにやって来た。
「...色々聞きたいことはあるけど。何があったの?」
「あぁ、簡単に言うとだな。ザードの本体は宙がなんとか倒した。そんで次に龍が暴走したのを駆けつけたライトさんたちが倒した。んで俺らは特に何もしてなかった。」
「おいおい、椿よぉ。割と色々仕事してたじゃねぇか俺らもよぉ!!」
「え?そう?ほとんど2人のおかげな気がするけど...」
「まぁ、そんなことはどうでもいいわ。それより、本当に彼を倒したのね。」
「あぁ、それはもちろんだ。」
「なら...龍の引き継ぎが必要になるわ。でも3体同時に引き継ぎをするなんて相当な力を持つ契約者でなければ不可能。そんな人材すぐに見つけるのは...」
「だったら僕が...やりましょうか?」
自ら名乗り出たのは、宙だ。
「正直僕はあの奥の手を使っちゃって自分の力に自信が持てなくなっちゃいそうなので...それに僕の最大限の能力をいとも簡単に打ち消せるようなあんな力が手に入るなら、ぜひとも。」
「...あなたは命を狙われる覚悟があるかしら。」
「楽に力が手に入るとは思ってませんから。それぐらいの覚悟。ちゃんとあります。」
────これで神龍陣営に、神、地、天、装、氷、滅の6体が集まった。
第2章、完結。
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