65 / 72
第5章
63話 運命の銃弾
しおりを挟む
ボロボロな体の2人の手には
────銃。
「前、椿から聞いたけど...滅龍は龍の力に対してはめっぽう強い。だけど物理攻撃とか龍に関係がない攻撃なら...当たる。ってね。」
宙はその手にもったマシンガンをアグリに向け、乱射。
だが、その反動で宙は後ろへ倒れる。
「宙!!ガイア!!あなた達、体は大丈夫なの?!」
紗由里は大声で問う。
「...ったくよぉ。この体見て大丈夫だと思えっかよ。だけど俺らはやるぜ。」
「「今度は俺らが椿を救う番だ。」」
宙とガイアの声が重なる。
2人の目は真剣そのものだった。
「くらええええええ!!」
ガイアのロケットランチャーの弾丸はアグリに直撃し、爆発。
「...くっ...馬鹿な。滅龍の力でどうにもならぬものなら他の龍の力を使えば...」
アグリはそういい右手を突き上げる。
その瞬間。
アグリの右手を1つの弾丸が貫いた。
「ぐ、あああああ!!痛い、痛い!!」
アグリは弾丸が放たれた方向を向く。
そこには、
「よう。滅龍さん?まさか俺らの作ってた兵器がここまで役に立つとはな。」
アサルトライフルを構え、2階の吹き抜けからアグリを見下ろす、
ゴウガ・レイゼンがいた。
「嘘だ。嘘だ嘘だ。そんなことは...!!」
真っ赤な血が流れる右手で頭を毟る。
「...紗由里ちゃん!大丈夫?」
宙はすかさず紗由里に駆け寄り声を掛ける。
「それはこっちのセリフ。それでその武器は?」
「『RED』が作ってた武器でまだ処分出来てなかったものを借りてきたんだ。そしたら、あの人も協力するって言ったから。」
「...マリス様は?」
「あいつは負傷が激しすぎたからなぁ。ババアんとこのやつらに任せておいたぜ。」
「そう。...感謝するわ。」
紗由里は凍った足に触れ、少しずつ溶かしていく。
その間にもゴウガは走って場所を変えアグリを狙って射撃を繰り返す。
一方アグリはそれを的確に避けていく。
紗由里の氷は溶け、再び動けるようになった。
「ありがとう。宙。ガイア。...やっちゃいましょう!!」
ガイアがロケットランチャーを放つ。
しかし、弾丸は氷に包まれ、威力を失い落下する。
「あまり...我を侮るな。」
未だ血が流れ続ける右手を突き上げて
叫んだ。
「────我は...王なのだあああああああああ!!」
アグリの体からは黒い煙が出始めていた。
────銃。
「前、椿から聞いたけど...滅龍は龍の力に対してはめっぽう強い。だけど物理攻撃とか龍に関係がない攻撃なら...当たる。ってね。」
宙はその手にもったマシンガンをアグリに向け、乱射。
だが、その反動で宙は後ろへ倒れる。
「宙!!ガイア!!あなた達、体は大丈夫なの?!」
紗由里は大声で問う。
「...ったくよぉ。この体見て大丈夫だと思えっかよ。だけど俺らはやるぜ。」
「「今度は俺らが椿を救う番だ。」」
宙とガイアの声が重なる。
2人の目は真剣そのものだった。
「くらええええええ!!」
ガイアのロケットランチャーの弾丸はアグリに直撃し、爆発。
「...くっ...馬鹿な。滅龍の力でどうにもならぬものなら他の龍の力を使えば...」
アグリはそういい右手を突き上げる。
その瞬間。
アグリの右手を1つの弾丸が貫いた。
「ぐ、あああああ!!痛い、痛い!!」
アグリは弾丸が放たれた方向を向く。
そこには、
「よう。滅龍さん?まさか俺らの作ってた兵器がここまで役に立つとはな。」
アサルトライフルを構え、2階の吹き抜けからアグリを見下ろす、
ゴウガ・レイゼンがいた。
「嘘だ。嘘だ嘘だ。そんなことは...!!」
真っ赤な血が流れる右手で頭を毟る。
「...紗由里ちゃん!大丈夫?」
宙はすかさず紗由里に駆け寄り声を掛ける。
「それはこっちのセリフ。それでその武器は?」
「『RED』が作ってた武器でまだ処分出来てなかったものを借りてきたんだ。そしたら、あの人も協力するって言ったから。」
「...マリス様は?」
「あいつは負傷が激しすぎたからなぁ。ババアんとこのやつらに任せておいたぜ。」
「そう。...感謝するわ。」
紗由里は凍った足に触れ、少しずつ溶かしていく。
その間にもゴウガは走って場所を変えアグリを狙って射撃を繰り返す。
一方アグリはそれを的確に避けていく。
紗由里の氷は溶け、再び動けるようになった。
「ありがとう。宙。ガイア。...やっちゃいましょう!!」
ガイアがロケットランチャーを放つ。
しかし、弾丸は氷に包まれ、威力を失い落下する。
「あまり...我を侮るな。」
未だ血が流れ続ける右手を突き上げて
叫んだ。
「────我は...王なのだあああああああああ!!」
アグリの体からは黒い煙が出始めていた。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる