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先生とうまなちゃん
第13話 私は君たちの知らない先生の事を知ってるんだよ。
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半ば押し切られるような形とはいえ一緒に買い物に出かけるのはそれなりにリスクはあると思う。十分に理解していたことではあるのだが、俺の心の中にはきっと大丈夫だろうという甘い考えがあったのも事実だ。
だが、俺の油断は家を出てから五分と経たず後悔という言葉が脳裏を駆け巡っていた。
「あ、先生おはようございます。こんなに早い時間に先生に会うなんて私達って運がいいかも」
「そうだよね。学校じゃ女の子に興味ないみたいな感じを見せてるのに、そんなに綺麗な人と一緒にいるなんてやりますね」
「って言うか、こんなに綺麗な彼女がいるんだったら私たちに興味持たないのも納得かも。ちなみになんですけど、先生とどんな関係なんですか?」
イザーちゃんと一緒にいるところを見られてはいけない生徒として思い描いていた生徒と遭遇してしまったのだ。佐藤さんと三上さんは悪い生徒ではないのだけど、噂話が好きな生徒たちで、特に恋愛関係の噂話が大好物なのだと思う。誰と誰が付き合っただの、誰が浮気しているとか学校のゴシップを嬉々として話しているのをよく見かける三人組なのだが、そんな彼女たちに遭遇してしまったからには週明けの学校で面倒な事になってしまうのだろうな。
俺とイザーちゃんのことを交互に見ているその表情は今にも何か言いたいんだろうなというのが伝わってくる。生徒の表情を見ていると、何かを言いたいんだなというのはわかってしまうのだが、そんな特技は持ちたくなかったな。
「私と先生の関係を一言で言うのは難しいんだけど、簡単に言っちゃうと、私は先生にとって都合のいい女ってやつかな。君たちは子供だからまだ理解出来ないかもしれないけど、私は先生のためだったら何でもしてあげられるって思ってるんだよ。それくらい、この先生って凄い世界を見せてくれるんだからね。今まで私が見たことも体験したことも無いような凄い世界なんだよ。でも、それを君たちは絶対に体験出来ないって事がちょっとだけかわいそうだなって思っちゃうかも。私は君たちの知らない先生の事を知ってるんだよ」
「え、ヤバ。先生って真面目な人かと思ってたのに、そんな事する人だったんだ。ちょっとショックかも」
「でも、こんなに美人な人からそう言われるって事は、先生は凄いって事なのかもしれないよ。ほら、普通だったらそう言う事を他の人に言ったりなんてしないでしょ。普通に恋人だって言っても私たちは信じると思うのにさ、都合のいい女なんて自分から言うのって凄いことじゃない?」
「そうかもしれないけどさ、私はやっぱり先生がそういう事してるのってショックかも。そりゃ、大人の男の人だからそう言うのもしたいって思うのかもしれないけど、私はショックだよ。こうして自分の目で見ても信じられないかも。信じたくないってだけかもしれないけど」
「真面目な人ほど裏で何をしてるかわからないってことだよ。先生がそんな人だったってのは信じられないけど、こんな綺麗なお姉さんにそこまで言わせるってちょっと興味あるよね。真面目ぶってた先生がそんな人だったって、みんなが知ったらどんな反応するんだろうね」
イザーちゃんが余計な事を言ってしまったのを止めることが出来なかったのは俺が悪いのだけど、嘘をついているイザーちゃんの方が悪い。
そう言いたいことろではあるのだが、イザーちゃんが言ったことを嘘だと証明することも出来ないのだ。ここで余計な事を言ってしまうと悪い意味で誤解されてしまいそうだし、俺はこれ以上余計な事を言って今以上にややこしいことにならないように見守るだけだ。
既にややこしい事態になってしまってはいるのだけれど、俺が何か言ってしまったところで彼女たちの話のタネになるだけだという事は知っている。自分のゴシップを提供するつもりなんて無いのだから、静観するしかないのだ。
でも、そんな事をしたところで事態が好転することが無いという事も、俺は知っているのだ。
「でもね、この先生って、私に何もしてくれないのよ。一人で先に寝ちゃってたし、私が起こそうとしても起きてくれなかったんだよ。気持ちよさそうに寝てるのを見てるだけでも良かったんだけど、こっそり見ちゃったんだ」
「こっそり見たって、ナニを見たんですか?」
「ちょっとやめなよ。そういう事聞くの良くないって。なんか、生々しすぎるよ」
「別にいいじゃん。先生に見せてって言ってるわけじゃないんだし、話を聞くくらいだったら問題無いでしょ」
「問題あるってそんな事聞いちゃダメだって普通に考えて分かるでしょ」
「興味ないんだったら私一人で聞くから。愛ちゃんはあっち言ってて聞かないようにしてなよ。それか、先生と一緒に少し離れてて」
「そんなこと言わないでよ。私も一緒に聞くから」
「そう言うわけなんで、先生はちょっと離れててもらっていいですか?」
「今からお姉さんの話を聞くんで申し訳ないですけど、先生はちょっとあっちの方に行っててください」
「そんなわけなんで、私はこの子たちに先生の事を少しだけ教えるね。そんなに不安そうな顔をしなくても大丈夫だよ。先生が不安になるようなことにはならないから、そこだけは安心していいからね」
そんな事を言われても安心なんて出来るはずがない。
何を言っても無駄だという事はわかっている。
俺に出来ることが無いというのもわかっている。
週明けの仕事に影響が無いといいんだけど、そんなはずはないんだよな。
安心していいって、何を安心すればいいんだろうね?
だが、俺の油断は家を出てから五分と経たず後悔という言葉が脳裏を駆け巡っていた。
「あ、先生おはようございます。こんなに早い時間に先生に会うなんて私達って運がいいかも」
「そうだよね。学校じゃ女の子に興味ないみたいな感じを見せてるのに、そんなに綺麗な人と一緒にいるなんてやりますね」
「って言うか、こんなに綺麗な彼女がいるんだったら私たちに興味持たないのも納得かも。ちなみになんですけど、先生とどんな関係なんですか?」
イザーちゃんと一緒にいるところを見られてはいけない生徒として思い描いていた生徒と遭遇してしまったのだ。佐藤さんと三上さんは悪い生徒ではないのだけど、噂話が好きな生徒たちで、特に恋愛関係の噂話が大好物なのだと思う。誰と誰が付き合っただの、誰が浮気しているとか学校のゴシップを嬉々として話しているのをよく見かける三人組なのだが、そんな彼女たちに遭遇してしまったからには週明けの学校で面倒な事になってしまうのだろうな。
俺とイザーちゃんのことを交互に見ているその表情は今にも何か言いたいんだろうなというのが伝わってくる。生徒の表情を見ていると、何かを言いたいんだなというのはわかってしまうのだが、そんな特技は持ちたくなかったな。
「私と先生の関係を一言で言うのは難しいんだけど、簡単に言っちゃうと、私は先生にとって都合のいい女ってやつかな。君たちは子供だからまだ理解出来ないかもしれないけど、私は先生のためだったら何でもしてあげられるって思ってるんだよ。それくらい、この先生って凄い世界を見せてくれるんだからね。今まで私が見たことも体験したことも無いような凄い世界なんだよ。でも、それを君たちは絶対に体験出来ないって事がちょっとだけかわいそうだなって思っちゃうかも。私は君たちの知らない先生の事を知ってるんだよ」
「え、ヤバ。先生って真面目な人かと思ってたのに、そんな事する人だったんだ。ちょっとショックかも」
「でも、こんなに美人な人からそう言われるって事は、先生は凄いって事なのかもしれないよ。ほら、普通だったらそう言う事を他の人に言ったりなんてしないでしょ。普通に恋人だって言っても私たちは信じると思うのにさ、都合のいい女なんて自分から言うのって凄いことじゃない?」
「そうかもしれないけどさ、私はやっぱり先生がそういう事してるのってショックかも。そりゃ、大人の男の人だからそう言うのもしたいって思うのかもしれないけど、私はショックだよ。こうして自分の目で見ても信じられないかも。信じたくないってだけかもしれないけど」
「真面目な人ほど裏で何をしてるかわからないってことだよ。先生がそんな人だったってのは信じられないけど、こんな綺麗なお姉さんにそこまで言わせるってちょっと興味あるよね。真面目ぶってた先生がそんな人だったって、みんなが知ったらどんな反応するんだろうね」
イザーちゃんが余計な事を言ってしまったのを止めることが出来なかったのは俺が悪いのだけど、嘘をついているイザーちゃんの方が悪い。
そう言いたいことろではあるのだが、イザーちゃんが言ったことを嘘だと証明することも出来ないのだ。ここで余計な事を言ってしまうと悪い意味で誤解されてしまいそうだし、俺はこれ以上余計な事を言って今以上にややこしいことにならないように見守るだけだ。
既にややこしい事態になってしまってはいるのだけれど、俺が何か言ってしまったところで彼女たちの話のタネになるだけだという事は知っている。自分のゴシップを提供するつもりなんて無いのだから、静観するしかないのだ。
でも、そんな事をしたところで事態が好転することが無いという事も、俺は知っているのだ。
「でもね、この先生って、私に何もしてくれないのよ。一人で先に寝ちゃってたし、私が起こそうとしても起きてくれなかったんだよ。気持ちよさそうに寝てるのを見てるだけでも良かったんだけど、こっそり見ちゃったんだ」
「こっそり見たって、ナニを見たんですか?」
「ちょっとやめなよ。そういう事聞くの良くないって。なんか、生々しすぎるよ」
「別にいいじゃん。先生に見せてって言ってるわけじゃないんだし、話を聞くくらいだったら問題無いでしょ」
「問題あるってそんな事聞いちゃダメだって普通に考えて分かるでしょ」
「興味ないんだったら私一人で聞くから。愛ちゃんはあっち言ってて聞かないようにしてなよ。それか、先生と一緒に少し離れてて」
「そんなこと言わないでよ。私も一緒に聞くから」
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「今からお姉さんの話を聞くんで申し訳ないですけど、先生はちょっとあっちの方に行っててください」
「そんなわけなんで、私はこの子たちに先生の事を少しだけ教えるね。そんなに不安そうな顔をしなくても大丈夫だよ。先生が不安になるようなことにはならないから、そこだけは安心していいからね」
そんな事を言われても安心なんて出来るはずがない。
何を言っても無駄だという事はわかっている。
俺に出来ることが無いというのもわかっている。
週明けの仕事に影響が無いといいんだけど、そんなはずはないんだよな。
安心していいって、何を安心すればいいんだろうね?
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