79 / 149
THE GROUND ZERO Chapter4
第13章 荒野の決戦【7】
しおりを挟む
「悦に浸るのはまだ早いわよ。こっからが難関なんだから」
そんな浮かれる僕に対して、冷静を貫くルーナ。
確かにルーナの言う通り、ここからが最後にして最難関の場面だ。ここから僕達は、ブラースティの背中にバイクごと乗っかり、そして太陽の剣をヤツの体に刺し込まなければならない。
一歩間違えれば危険どころか、即死しかねないような、そんな命知らずの所業。肩の力を落とすには、まだ早い。
「そうだ、こっからだよな……ルーナ、できそうか?」
「できるできないじゃない、ここまで来たらやるしかないでしょ!」
「……ああそうだ! やるしかない!」
僕は両手で自分の頬を二回叩き、気合を入れ直す。そうだ、もうここまで来たならやるしかない!
マジスターだって、たった一人で目の前の化物を引きつけるために頑張ってるんだし、それにブラースティを今僕達が止めなければ、マグナブラの多くの住人が犠牲となる。
たった一体の魔物の暴走を止められなくて、なにが世界を破壊するだ……ここでやれなきゃ、ロクヨウ・コヨミの男が廃るっ!
『キッキッ、熱くなっておるところ水を差してすまんが』
すると再び、ライフ・ゼロの声が聞こえてきた。
(なんだよ。今僕は精神統一をしているところなんだ)
『雑用ではない、有用なことだ。少なくとも、うぬの精神統一よりかはな?』
(チッ……それで?その有用なことってのは何だよ?)
『うむ、今思い出したことなのだが、あの魔物から何か虹色の光の膜のような物が出てないか?』
(虹色の光の膜ぅ?)
僕は目を凝らして見てみる。しかしそんな膜のようなものはまったく見当たらず、見えるのはブラースティの無駄にデカい尻の部分だけだった。
(無さそうだけど)
『んん? そうか……念のため、ヤツに攻撃を与えることはできるか?』
(できるにはできるけど、その虹色の膜ってのは何なんだよ?)
『百聞は一見に如かず。とりあえずやってみろ』
(教えてくれたっていいじゃないか……たく……)
やれやれ……本当にわがままな魔王様なことだな。かつて手下だった魔物達はさぞ、苦労しただろうな。
僕はかつての魔王様に言われるがまま、胸の部分にあるCQCホルスターから拳銃を引き抜き、とりあえずどこを狙えばいいのか分からないので、サイトを覗いて、ブラースティの尻の中心部分に照準を合わせた。
「えっ? 銃で攻撃するつもり?」
ルーナが僕に訊いてくる。
「ああ、ライフ・ゼロがやれって」
「ええっ! せっかく気づかれずに背後に回れたのに、攻撃したら見つかる可能性があるじゃない!」
「そんなこと僕に言われても……」
確かにルーナの言う通り、もし下手に攻撃を加えたら、ブラースティに僕達の存在がばれてしまう。
そうなってしまっては、これまでの苦労が全て水泡と化す……本当にいいのか、攻撃して……?
『キッキッ……我の見立てにおそらく狂いはない。案ずるなとルーナに伝えよ』
(僕をスポークスマンとして使おうとするなよ!)
『うぬにしかできんことだ。伝えよ』
(ちぇっ……)
わがままで人遣いの荒い魔王様だ……まったく。
「ライフ・ゼロが『我の見立てに狂いはない、案ずるな』だとさ」
「案ずるなって……」
「まあ何かあるんだろうさ。やってみる価値はある」
「随分と楽観的ね……」
「こういう時、どんなに悩んだってどうせ解決には至らない。頭が痛くなるだけさ」
ここ数日で僕が得た教訓といえば、まさにこの一言に尽きる。
僕は自分の中の迷いを全て取り払い、銃の引き金を引いた。
撃鉄が倒れると、爆裂音が鳴り響き、弾丸は確かに勢い良く、狙い通り真っ直ぐに発射されたはずだったが……しかし弾は、ブラースティに届くことは無かった。
それは距離が離れていたからとか、回避されたからとか、そういう原因ではない。僕の撃った弾丸は、ブラースティの手前で一瞬の閃光を放つと、次の瞬間、完全に消滅してしまったのだ。
「な……なんだこれは……」
僕は目の前の光景に、呆然自失してしまう。
眼前で一体何が起こってしまったのか、さっぱり理解できなかった。
『キッキッキッ……やはり張られておったか魔防壁が』
(魔防壁……?)
ライフ・ゼロの声が聞こえてくる。その声はどこか、得意げな感じの声色だった。
『フフン、魔防壁というのは強い魔力を持った魔物なら誰しもが使える、一種の技のようなものだ。体の周囲に自分の魔力を使用し、魔力の膜のような壁を作りだし、自分の方に向かってくる魔法や物質を消滅させることができる』
(消滅させる……弾丸が消えたのはそのせいなのか!?)
『間違いなくな。しかしヤツの場合、魔防壁を使っているというよりかは、体から強力な魔力が漏れ出して、できてしまっているというのが正解だろうな。強力な魔防壁なら、肉眼でも見ることができるからな』
(それでさっき虹色の膜が見えるか訊いてきたのか)
『そういうことだ。良かったな我の言うことをしっかり聞いておいて。もし聞いておかねばあの玉っころのように、うぬらが消滅しておったぞ?』
(考えるだけでも背筋が凍りそうだ……それでライフ・ゼロ、それだけ余裕綽々に言ってるってことは、何か攻略方法があるってことだよな?)
『なんだうぬ、嫌に冷静だな?』
(嫌にって……もう僕達には、狼狽えている時間も残されてないからね)
『キッキッ、まあよい……策はモチロンある。魔防壁だって所詮は魔力だ。だったら吸い上げてしまえばよい』
(吸い上げる……ライフドレインか!)
『そうだ、幸いヤツの魔防壁は薄っぺらい。剣が魔防壁に刺されば、吸い上げることは容易だろう。しかし……』
(しかし……何だよ?)
『魔防壁は吸い上げたところで、その魔物の持つ魔力が空にならなければ、魔防壁はすぐに修復される。だから剣を前方に突きたてながら、一気にそのバイクとやらで突進するのが良かろう』
(そうか……分かった!)
僕は拳銃をCQCホルスターに仕舞い込み、そして左腰に下げている青い鞘から白銀の剣を引き抜き、そして前方に突きたてた。
そんな浮かれる僕に対して、冷静を貫くルーナ。
確かにルーナの言う通り、ここからが最後にして最難関の場面だ。ここから僕達は、ブラースティの背中にバイクごと乗っかり、そして太陽の剣をヤツの体に刺し込まなければならない。
一歩間違えれば危険どころか、即死しかねないような、そんな命知らずの所業。肩の力を落とすには、まだ早い。
「そうだ、こっからだよな……ルーナ、できそうか?」
「できるできないじゃない、ここまで来たらやるしかないでしょ!」
「……ああそうだ! やるしかない!」
僕は両手で自分の頬を二回叩き、気合を入れ直す。そうだ、もうここまで来たならやるしかない!
マジスターだって、たった一人で目の前の化物を引きつけるために頑張ってるんだし、それにブラースティを今僕達が止めなければ、マグナブラの多くの住人が犠牲となる。
たった一体の魔物の暴走を止められなくて、なにが世界を破壊するだ……ここでやれなきゃ、ロクヨウ・コヨミの男が廃るっ!
『キッキッ、熱くなっておるところ水を差してすまんが』
すると再び、ライフ・ゼロの声が聞こえてきた。
(なんだよ。今僕は精神統一をしているところなんだ)
『雑用ではない、有用なことだ。少なくとも、うぬの精神統一よりかはな?』
(チッ……それで?その有用なことってのは何だよ?)
『うむ、今思い出したことなのだが、あの魔物から何か虹色の光の膜のような物が出てないか?』
(虹色の光の膜ぅ?)
僕は目を凝らして見てみる。しかしそんな膜のようなものはまったく見当たらず、見えるのはブラースティの無駄にデカい尻の部分だけだった。
(無さそうだけど)
『んん? そうか……念のため、ヤツに攻撃を与えることはできるか?』
(できるにはできるけど、その虹色の膜ってのは何なんだよ?)
『百聞は一見に如かず。とりあえずやってみろ』
(教えてくれたっていいじゃないか……たく……)
やれやれ……本当にわがままな魔王様なことだな。かつて手下だった魔物達はさぞ、苦労しただろうな。
僕はかつての魔王様に言われるがまま、胸の部分にあるCQCホルスターから拳銃を引き抜き、とりあえずどこを狙えばいいのか分からないので、サイトを覗いて、ブラースティの尻の中心部分に照準を合わせた。
「えっ? 銃で攻撃するつもり?」
ルーナが僕に訊いてくる。
「ああ、ライフ・ゼロがやれって」
「ええっ! せっかく気づかれずに背後に回れたのに、攻撃したら見つかる可能性があるじゃない!」
「そんなこと僕に言われても……」
確かにルーナの言う通り、もし下手に攻撃を加えたら、ブラースティに僕達の存在がばれてしまう。
そうなってしまっては、これまでの苦労が全て水泡と化す……本当にいいのか、攻撃して……?
『キッキッ……我の見立てにおそらく狂いはない。案ずるなとルーナに伝えよ』
(僕をスポークスマンとして使おうとするなよ!)
『うぬにしかできんことだ。伝えよ』
(ちぇっ……)
わがままで人遣いの荒い魔王様だ……まったく。
「ライフ・ゼロが『我の見立てに狂いはない、案ずるな』だとさ」
「案ずるなって……」
「まあ何かあるんだろうさ。やってみる価値はある」
「随分と楽観的ね……」
「こういう時、どんなに悩んだってどうせ解決には至らない。頭が痛くなるだけさ」
ここ数日で僕が得た教訓といえば、まさにこの一言に尽きる。
僕は自分の中の迷いを全て取り払い、銃の引き金を引いた。
撃鉄が倒れると、爆裂音が鳴り響き、弾丸は確かに勢い良く、狙い通り真っ直ぐに発射されたはずだったが……しかし弾は、ブラースティに届くことは無かった。
それは距離が離れていたからとか、回避されたからとか、そういう原因ではない。僕の撃った弾丸は、ブラースティの手前で一瞬の閃光を放つと、次の瞬間、完全に消滅してしまったのだ。
「な……なんだこれは……」
僕は目の前の光景に、呆然自失してしまう。
眼前で一体何が起こってしまったのか、さっぱり理解できなかった。
『キッキッキッ……やはり張られておったか魔防壁が』
(魔防壁……?)
ライフ・ゼロの声が聞こえてくる。その声はどこか、得意げな感じの声色だった。
『フフン、魔防壁というのは強い魔力を持った魔物なら誰しもが使える、一種の技のようなものだ。体の周囲に自分の魔力を使用し、魔力の膜のような壁を作りだし、自分の方に向かってくる魔法や物質を消滅させることができる』
(消滅させる……弾丸が消えたのはそのせいなのか!?)
『間違いなくな。しかしヤツの場合、魔防壁を使っているというよりかは、体から強力な魔力が漏れ出して、できてしまっているというのが正解だろうな。強力な魔防壁なら、肉眼でも見ることができるからな』
(それでさっき虹色の膜が見えるか訊いてきたのか)
『そういうことだ。良かったな我の言うことをしっかり聞いておいて。もし聞いておかねばあの玉っころのように、うぬらが消滅しておったぞ?』
(考えるだけでも背筋が凍りそうだ……それでライフ・ゼロ、それだけ余裕綽々に言ってるってことは、何か攻略方法があるってことだよな?)
『なんだうぬ、嫌に冷静だな?』
(嫌にって……もう僕達には、狼狽えている時間も残されてないからね)
『キッキッ、まあよい……策はモチロンある。魔防壁だって所詮は魔力だ。だったら吸い上げてしまえばよい』
(吸い上げる……ライフドレインか!)
『そうだ、幸いヤツの魔防壁は薄っぺらい。剣が魔防壁に刺されば、吸い上げることは容易だろう。しかし……』
(しかし……何だよ?)
『魔防壁は吸い上げたところで、その魔物の持つ魔力が空にならなければ、魔防壁はすぐに修復される。だから剣を前方に突きたてながら、一気にそのバイクとやらで突進するのが良かろう』
(そうか……分かった!)
僕は拳銃をCQCホルスターに仕舞い込み、そして左腰に下げている青い鞘から白銀の剣を引き抜き、そして前方に突きたてた。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョン・イーツ! ~戦闘力ゼロの俺、スキル【絶対配送】でS級冒険者に「揚げたてコロッケ」を届けたら、世界中の英雄から崇拝されはじめた件~
たくみさん
ファンタジー
「攻撃力ゼロのポーターなんて、配信の邪魔なんだよ!」
3年尽くしたパーティから、手切れ金の1万円と共に追放された探索者・天野蓮(アマノ・レン)。
絶望する彼が目にしたのは、ダンジョン深層で孤立し、「お腹すいた……」と涙を流すS級美少女『氷姫』カグヤの緊急生放送だった。
その瞬間、レンの死にスキルが真の姿を見せる。
目的地と受取人さえあれば、壁も魔物も最短距離でブチ抜く神速の移動スキル――【絶対配送(デリバリー・ロード)】。
「お待たせしました! ご注文の揚げたてコロッケ(22,500円)お届けです!」
地獄の戦場にママチャリで乱入し、絶品グルメを届けるレンの姿は、50万人の視聴者に衝撃を与え、瞬く間に世界ランク1位へバズり散らかしていく!
一方、彼を捨てた元パーティは補給不足でボロボロ。
「戻ってきてくれ!」と泣きつかれても、もう知らん。俺は、高ランク冒険者の依頼で忙しいんだ!
異世界召喚されたが無職だった件〜実はこの世界にない職業でした〜
夜夢
ファンタジー
主人公【相田理人(そうた りひと)】は帰宅後、自宅の扉を開いた瞬間視界が白く染まるほど眩い光に包まれた。
次に目を開いた時には全く見知らぬ場所で、目の前にはまるで映画のセットのような王の間が。
これは異世界召喚かと期待したのも束の間、理人にはジョブの表示がなく、他にも何人かいた召喚者達に笑われながら用無しと城から追放された。
しかし理人にだけは職業が見えていた。理人は自分の職業を秘匿したまま追放を受け入れ野に下った。
これより理人ののんびり異世界冒険活劇が始まる。
レベル1の地図士は、世界の裏側を知ってしまった
あめとおと
ファンタジー
異世界に転移した主人公が得たスキルは【地図作成】。
戦闘能力ゼロ、初期レベル1。
冒険者ギルドでは「外れスキル」と笑われ、
新人向けの雑用クエストしか回ってこない。
しかしそのスキルは、
ダンジョンの隠し通路、未踏破エリア、消えた古代文明の痕跡まで“地図に表示する”
という、とんでもない能力だった。
生き残るために始めた地味な探索が、
やがて世界の秘密と、国家すら動かす大冒険へ――。
これは、
戦えない主人公が“冒険そのもの”で成り上がる物語。
同作品を「小説家になろう」で先行配信してます。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
推しがラスボスなので救いたい〜ゲーマーニートは勇者になる
ケイちゃん
ファンタジー
ゲームに熱中していた彼は、シナリオで現れたラスボスを好きになってしまう。
彼はその好意にラスボスを倒さず何度もリトライを重ねて会いに行くという狂気の推し活をしていた。
だがある日、ストーリーのエンディングが気になりラスボスを倒してしまう。
結果、ラスボスのいない平和な世界というエンドで幕を閉じ、推しのいない世界の悲しみから倒れて死んでしまう。
そんな彼が次に目を開けるとゲームの中の主人公に転生していた!
主人公となれば必ず最後にはラスボスに辿り着く、ラスボスを倒すという未来を変えて救いだす事を目的に彼は冒険者達と旅に出る。
ラスボスを倒し世界を救うという定められたストーリーをねじ曲げ、彼はラスボスを救う事が出来るのか…?
勘違いで召喚して来たこの駄女神が強引すぎる 〜ふざけたチートスキルで女神をボコしながら冒険します〜
エレン
ファンタジー
私は水無月依蓮《みなづきえれん》、どこにでもいる普通の女子高生だ。
平穏な生活を送っていた私は、ある日アルテナと名乗る女神に召喚されてしまう。
厨二臭いその女神が言うには、有給休暇で異世界冒険したいから、従者としてついて来なさいとの事。
うん、なんだその理由は。
異世界なんて興味ない、とっとと私を元の場所に返せ。
女神を殴ったり踏みつけたりしてやっと返してもらえるかと思いきや。
え? 勝手に人間を異世界に呼ぶのは天界の掟で禁止? バレたら私も消される?
ふざけるなー!!!!
そんなこんなで始まる私とポンコツ女神アルテナのドタバタ異世界冒険。
女神が貴族をハゲさせたり、「器用貧乏・改」と言うふざけたスキルを習得したり、ゴブリンの棲家に突撃する羽目になったり、手に入れた家が即崩壊したり、色々起きるけど全てを乗り切って見せる。
全ては元の世界に帰るために!!
巻き込まれた薬師の日常
白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。
剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。
彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。
「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。
これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。
【カクヨムでも掲載しています】
表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる