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第3章 アンダーグラウンド
011【2】
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「ジャックさん!」
キョウスケはジャックの方を振り向くが、ジャックは苦い笑みを浮かべていた。
「ヘッヘッ……ちょいとばかし舐めすぎたか……毒を負っちまったよ。一応回復魔法は持ってるけど、治るまでちと時間がいるかも」
「なら良かった……その間僕とグレイでどうにかするから休んでて!」
「おう……敵の真ん前だがそうさせてもらうよ」
ジャックはグッタリしながらも、毒消しの魔法を体に浴びせる。
しかし、そんな弱っている標的をアスタロトが見逃すはずがなかった。
「死に損ないの虫ケラめがっ!我の体に傷をつけたこと後悔するがいいっ!!」
アスタロトは再び蛇矛を天に振り上げ、ジャックに向けてポイズン・クエイクを放とうとする。
弱っている状態のジャックがこれをまともに受けたら、その先に待っているのは死。
「グレイ今だ!!」
「パラノイズ!」
そんな中で、グレイはキョウスケの示したタイミングで麻痺の魔法を発動させる。
ポイズン・クエイクとは、実は放つ距離によって隙が生じてくる魔法だった。近距離の場合は蛇矛を振らずとも発動させることが出来るが、遠距離になればなるほど蛇矛へ力を注ぎ込む時間が必要となるため、発動までの遅延時間が発生するのだ。
そんな仕組みを、キョウスケは勘だけで感じとり、グレイに指示したのだ。
一方のパラノイズもスピードの遅い魔法だが、ポイズン・クエイクの遅延時間には速さは勝っていた。
「ぬっがああああああああああああああああああ!!!!!!!」
普段のアスタロトならこの程度の魔法は打ち消せたが、ポイズン・クエイクの遅延時間によりそちらに対応することができず、グレイのパラノイズは当たり、体中が痺れて麻痺してしまった。
「グレイっ!走れええええええええ!!!」
「ぬおおおおおおおおお!!!」
キョウスケはグレイから飛び降り、グレイだけを走らせた。
グレイの本気のダッシュにより、数メートルとあったアスタロトとの距離はどんどんと縮まっていく。
「この罪人どもがあああああああああ!!!!!」
アスタロトは吠え、迎え撃とうとするが、体が麻痺しているため腕すらも満足に動かすことができない。
その間にグレイは接近していく。五メートル、四メートル、三メートル、二メートル、一メートル……。
「今だっキョウスケ!!!」
「ヒートブレスッッッ!!!!」
キョウスケはケルベロスの刻印の入った魔札を強く握り、叫ぶように唱えた。
「食らいやがれっアスタロトおおおおおおお!!!!!!!」
グレイは火球を口に溜め込み、口からはみ出る程の炎が燃え上がる。
グレイとアスタロトととの距離、僅か0メートル。
アスタロトの目の先には、グレイの目があった。
「おらあああああああああああ!!!!!!!!!」
グレイは0メートルの距離でアスタロトにヒートブレスを放った。
「グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」
火球はアスタロトの顔面へ直撃。
その爆風でグレイの体は吹き飛ばされたが、うまく着地した。
轟!と音を立てながら、グレイの放った炎はアスタロトを燃やし尽くしていく。
勝負はついた……誰もがそう思った瞬間だった。
「ゆ……る………さ……ん」
自らの体が燃え盛る中、アスタロトは愛用の蛇矛を手から落とし、呟く。
その直後。
「ゆるさん……ゆるさん……ゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさああああああああああああああああああん!!!!!!!!」
絶叫と共に、アスタロトの右腕が変形していく。
いや、変形というには元の原型を全く留めてなく、むしろ変身と言った方が正しい。
ゴキガキゴキゴキと生々しい音を立て、その腕はどんどんと巨大化していき、体長二メートル程の大きさになっていく。
そしてその形はあの伝説の生き物、ドラゴンの頭の形となった。
「グギャオオオオオオオオオオオオ!!!!」
アスタロトの腕のドラゴンは咆哮する。その咆哮は大地をも揺るがし、音の風となって響き渡る。
「クックックッ……ギャーハッハッハッハッ!ドラゴン、我にまとうこの忌々しいちんけな火を吸い込むのだ!!」
「ギルオオオオオオオオ!!」
ドラゴンはアスタロトに応えるように吠え、次々とグレイが発した炎を吸い上げていく。
「ば……バカな……腕を犠牲にドラゴンを召喚したと言うのか!!」
グレイの顔には冷や汗が滲み出てくる。
そう、アスタロトが強いと言われるゆえん、それはこのドラゴンにあった。
そもそものアスタロトも十分強いのだが、このドラゴンが付くことによって、アスタロトは自らの力のリミッターを外すことができ、更にドラゴンがその攻撃力を倍増させるのだ。
「キッシッシッ……ケルベロス、そしてデビルサモナーよ。まさか貴様ら如きにこの姿を見せねばならんとは思わなかったぜぇ?」
アスタロトは不気味に笑う。先程までの暴君としての笑みではなく、その笑いには狂気が含まれていた。
「グレイ……」
「あぁ……まさかとは思っていたが、さっきまでの戦いは前哨戦に過ぎなかったみたいだ」
今まで臆病な自分を抑えていたキョウスケだったが、ドラゴンの姿を見て後ずさりする。
そこに存在しているだけで、ドラゴンは相手にプレッシャーを与えていたのだ。
「ここで我から貴様らに問題で~す!このドラゴンを見て生きて帰った者がいるでしょーうか?はい正解はぜーろ!みーんな死んじゃいましたぁ~ギャハハハハッッッ!!」
アスタロトは自問自答し、狂うように笑う。
力のリミッターを外したと同時に、その理性も外れてしまい、今のアスタロトはただの獣となっていた。
ただ唯一、今のアスタロトに残っているものは……。
「お前らの死肉は……ジュルリ……どんな味がするのかタ・ノ・シ・ミ!」
殺意と狂気だけだった。
「キョウスケ構えろ……アイツ何かするつもりだ!」
「うん……うわっ!!」
グレイに言われ、キョウスケは戦闘態勢をとろうとすると、突如地面が揺れ始める。
アスタロトがポイズン・クエイクを使ったわけではなく、大地が揺れ動いている。しかしその原因はすぐに分かった。
「グレイあれっ!アスタロトの腕のドラゴンが!!」
キョウスケが指差す先では、アスタロトの腕のドラゴンが大きく口を開けて何かを吸っているように見えた。
これは別に、空気を吸っているわけではない。ドラゴンは魔界の大地の力を吸い上げ、それをこれから使う技の力の源としていた。
つまり、魔界の大地の力を吸収せねばならない程、それは強力な技なのだ。
「……っ!キョウスケっ!アイツの正面は危険だ!走れええええっ!!」
「危険っ!!?」
グレイは直感的にドラゴンの正面は危険だと判断し、キョウスケに指示する。
キョウスケはグレイに言われた通り走り出すが、彼は人間なうえに、特別足の速い人間というわけでもない。
更にドラゴンの正面の範囲が広いため、その有効射程は大きく、とてもキョウスケの足で逃れられる距離ではなかった。
「くっ!キョウスケっ!!」
グレイは全速力でキョウスケの元に向け走る。
キョウスケを乗せて自分が走ればまだ間に合う。そうグレイは考えたからだ。
「クッキッキッキッ……無駄だよムダムダむ~だっ!全て吹き飛ばしちゃえば問題ない!魔界の散りになりなっ!!」
ドラゴンは力の源を確保すると、発射準備にかかる。口からは緑色の猛毒の煙が立ち込め、その煙だけで大気は汚染されていった。
キョウスケはジャックの方を振り向くが、ジャックは苦い笑みを浮かべていた。
「ヘッヘッ……ちょいとばかし舐めすぎたか……毒を負っちまったよ。一応回復魔法は持ってるけど、治るまでちと時間がいるかも」
「なら良かった……その間僕とグレイでどうにかするから休んでて!」
「おう……敵の真ん前だがそうさせてもらうよ」
ジャックはグッタリしながらも、毒消しの魔法を体に浴びせる。
しかし、そんな弱っている標的をアスタロトが見逃すはずがなかった。
「死に損ないの虫ケラめがっ!我の体に傷をつけたこと後悔するがいいっ!!」
アスタロトは再び蛇矛を天に振り上げ、ジャックに向けてポイズン・クエイクを放とうとする。
弱っている状態のジャックがこれをまともに受けたら、その先に待っているのは死。
「グレイ今だ!!」
「パラノイズ!」
そんな中で、グレイはキョウスケの示したタイミングで麻痺の魔法を発動させる。
ポイズン・クエイクとは、実は放つ距離によって隙が生じてくる魔法だった。近距離の場合は蛇矛を振らずとも発動させることが出来るが、遠距離になればなるほど蛇矛へ力を注ぎ込む時間が必要となるため、発動までの遅延時間が発生するのだ。
そんな仕組みを、キョウスケは勘だけで感じとり、グレイに指示したのだ。
一方のパラノイズもスピードの遅い魔法だが、ポイズン・クエイクの遅延時間には速さは勝っていた。
「ぬっがああああああああああああああああああ!!!!!!!」
普段のアスタロトならこの程度の魔法は打ち消せたが、ポイズン・クエイクの遅延時間によりそちらに対応することができず、グレイのパラノイズは当たり、体中が痺れて麻痺してしまった。
「グレイっ!走れええええええええ!!!」
「ぬおおおおおおおおお!!!」
キョウスケはグレイから飛び降り、グレイだけを走らせた。
グレイの本気のダッシュにより、数メートルとあったアスタロトとの距離はどんどんと縮まっていく。
「この罪人どもがあああああああああ!!!!!」
アスタロトは吠え、迎え撃とうとするが、体が麻痺しているため腕すらも満足に動かすことができない。
その間にグレイは接近していく。五メートル、四メートル、三メートル、二メートル、一メートル……。
「今だっキョウスケ!!!」
「ヒートブレスッッッ!!!!」
キョウスケはケルベロスの刻印の入った魔札を強く握り、叫ぶように唱えた。
「食らいやがれっアスタロトおおおおおおお!!!!!!!」
グレイは火球を口に溜め込み、口からはみ出る程の炎が燃え上がる。
グレイとアスタロトととの距離、僅か0メートル。
アスタロトの目の先には、グレイの目があった。
「おらあああああああああああ!!!!!!!!!」
グレイは0メートルの距離でアスタロトにヒートブレスを放った。
「グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」
火球はアスタロトの顔面へ直撃。
その爆風でグレイの体は吹き飛ばされたが、うまく着地した。
轟!と音を立てながら、グレイの放った炎はアスタロトを燃やし尽くしていく。
勝負はついた……誰もがそう思った瞬間だった。
「ゆ……る………さ……ん」
自らの体が燃え盛る中、アスタロトは愛用の蛇矛を手から落とし、呟く。
その直後。
「ゆるさん……ゆるさん……ゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさんゆるさああああああああああああああああああん!!!!!!!!」
絶叫と共に、アスタロトの右腕が変形していく。
いや、変形というには元の原型を全く留めてなく、むしろ変身と言った方が正しい。
ゴキガキゴキゴキと生々しい音を立て、その腕はどんどんと巨大化していき、体長二メートル程の大きさになっていく。
そしてその形はあの伝説の生き物、ドラゴンの頭の形となった。
「グギャオオオオオオオオオオオオ!!!!」
アスタロトの腕のドラゴンは咆哮する。その咆哮は大地をも揺るがし、音の風となって響き渡る。
「クックックッ……ギャーハッハッハッハッ!ドラゴン、我にまとうこの忌々しいちんけな火を吸い込むのだ!!」
「ギルオオオオオオオオ!!」
ドラゴンはアスタロトに応えるように吠え、次々とグレイが発した炎を吸い上げていく。
「ば……バカな……腕を犠牲にドラゴンを召喚したと言うのか!!」
グレイの顔には冷や汗が滲み出てくる。
そう、アスタロトが強いと言われるゆえん、それはこのドラゴンにあった。
そもそものアスタロトも十分強いのだが、このドラゴンが付くことによって、アスタロトは自らの力のリミッターを外すことができ、更にドラゴンがその攻撃力を倍増させるのだ。
「キッシッシッ……ケルベロス、そしてデビルサモナーよ。まさか貴様ら如きにこの姿を見せねばならんとは思わなかったぜぇ?」
アスタロトは不気味に笑う。先程までの暴君としての笑みではなく、その笑いには狂気が含まれていた。
「グレイ……」
「あぁ……まさかとは思っていたが、さっきまでの戦いは前哨戦に過ぎなかったみたいだ」
今まで臆病な自分を抑えていたキョウスケだったが、ドラゴンの姿を見て後ずさりする。
そこに存在しているだけで、ドラゴンは相手にプレッシャーを与えていたのだ。
「ここで我から貴様らに問題で~す!このドラゴンを見て生きて帰った者がいるでしょーうか?はい正解はぜーろ!みーんな死んじゃいましたぁ~ギャハハハハッッッ!!」
アスタロトは自問自答し、狂うように笑う。
力のリミッターを外したと同時に、その理性も外れてしまい、今のアスタロトはただの獣となっていた。
ただ唯一、今のアスタロトに残っているものは……。
「お前らの死肉は……ジュルリ……どんな味がするのかタ・ノ・シ・ミ!」
殺意と狂気だけだった。
「キョウスケ構えろ……アイツ何かするつもりだ!」
「うん……うわっ!!」
グレイに言われ、キョウスケは戦闘態勢をとろうとすると、突如地面が揺れ始める。
アスタロトがポイズン・クエイクを使ったわけではなく、大地が揺れ動いている。しかしその原因はすぐに分かった。
「グレイあれっ!アスタロトの腕のドラゴンが!!」
キョウスケが指差す先では、アスタロトの腕のドラゴンが大きく口を開けて何かを吸っているように見えた。
これは別に、空気を吸っているわけではない。ドラゴンは魔界の大地の力を吸い上げ、それをこれから使う技の力の源としていた。
つまり、魔界の大地の力を吸収せねばならない程、それは強力な技なのだ。
「……っ!キョウスケっ!アイツの正面は危険だ!走れええええっ!!」
「危険っ!!?」
グレイは直感的にドラゴンの正面は危険だと判断し、キョウスケに指示する。
キョウスケはグレイに言われた通り走り出すが、彼は人間なうえに、特別足の速い人間というわけでもない。
更にドラゴンの正面の範囲が広いため、その有効射程は大きく、とてもキョウスケの足で逃れられる距離ではなかった。
「くっ!キョウスケっ!!」
グレイは全速力でキョウスケの元に向け走る。
キョウスケを乗せて自分が走ればまだ間に合う。そうグレイは考えたからだ。
「クッキッキッキッ……無駄だよムダムダむ~だっ!全て吹き飛ばしちゃえば問題ない!魔界の散りになりなっ!!」
ドラゴンは力の源を確保すると、発射準備にかかる。口からは緑色の猛毒の煙が立ち込め、その煙だけで大気は汚染されていった。
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