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第4部 連なってゆく青春篇
第1話 里恋噺【2】
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昼下がり。太陽が一日で最も高く昇る時間は正午であるが、一日で最も気温が上がる時間帯が午後二時頃、つまり今頃である。
ただでさえも八月の、真夏のクソ暑い時期だというのに、こんな時間、緑の広がる田舎村に来たからとて、やれ川で釣りに興じたり、やれ山の中で虫網片手に駆け回ったりなどは、決してしない。
徹底的かつ、決定的にインドア派の俺は、どこの都道府県代表かどうかも分からない、二つの高校野球部の汗と涙の青春のぶつかり合いを、これでもかというくらいにボケっと座って、あるいは寝転がって、その行く末を見守っていた。
夏……盆である。
核家族である我が岡崎家は、どんな理由があれ、何とか辻褄を合わせて、あるいはこじ付けをして、毎年盆と正月は両親の親、つまり俺から見ると、祖父母の家へと向かうよう、暗黙の了解が成されている。
つまるところの、実家帰省というやつである。
帰宅部である俺は、別に辻褄を合わせるような、そんな事情が無いので問題は無かったのだが、弟の元はどうにか剣道部の部活の練習を休み、俺と共に田舎村の、祖父母の家の居間で高校野球を見ていたのだ。
ここまでは正直、自分の家にいる時と全く変わらないような日常。
しかしそれは、いきなり現れた。風のように、風と共に。
「こんにちわーっ!」
そんな大声の挨拶の後に、扉を叩くノックの音がする。
いや……普通先にノックはするもんだろ。まあ、そもそも大声で呼んでる時点で、ノックする必要も無いだろという突っ込みもできそうなものだが。
「あの声……カザミーだよな兄貴」
「そうだろうな……相変わらず人生全力疾走してんなアイツ」
通称カザミー、本名は風見命。
通称といっても、俺と元との間での通称であって、他の人間からはどう呼ばれているかは知らない。
彼女はこの村の、彼女の祖父母の家に住んでおり、両親は共に働いていて、海外への転勤が多く、更にその海外の地でも転勤があるため、落ち着くまでは日本の祖父母に預かってもらっているとかなんとか。
確か今年で、小学六年生となり、来年からは晴れて中学生となる、この村での唯一の少女である。
というのも、この村には彼女以外に現地に住んでいる子供はいない。
そのほかの住人は全員が全員、おじいさんかおばあさん、よくておじさんとおばさんくらいの、老人か中年しか住んでいないのだ。
超高齢化社会と呼ばれるこの日本。だとするとこの村は、超越高齢化社会と言っても過言ではないだろう。
小学校には勿論通っているようだが、しかし以前彼女が言っていたのだが、小学校はこの村から、バスで往復一時間と途方もない距離にあるため、友達はいるようだが、学校の日以外は会えないとか。
つまりこの夏休みが始まってから、彼女はずっと友達とも、同年代の人間とも、若い人間とも会ってはいないのだろう。
この村には、彼女以外に子供はいないのだから。
それゆえに、俺達がこうやってこの村にやって来ると必ず、カザミーはまるで風のように自分の家から、正確には彼女の祖父母の家から、俺達の祖父母の家へと走ってやって来るのだ。
昔からの幼馴染というのもあるかもしれないが、しかしそれ以前に、自分以外の若い人間がこの村にやって来るのが、嬉しくて、楽しくて、仕方ないのだ。
「行ってらっしゃい、俺テレビ見てるから」
元は相変わらず、テレビの前からまるで、その場に瞬間接着剤で尻をくっつけられたかのように、微動だに動こうとしない。
「おい、なんで俺が行く前提で物事を進めようとしてやがるんだ!普通こういう時はジャンケンでもして公平に決めるのが筋ってもんじゃ……」
「ジャンケンポン」
不意打ちで仕掛けられたジャンケンに、俺はグー、元はパーを出してきた。
「はい、これでお望み通り公平になったろ?じゃあさっさと文句言わずに行ってきな」
「ちょい待ていっ!今の勝負を有効にするほど、俺はお人好しでも、ましてや間抜けでもねえぞ!!」
そう、これは元の仕掛けた罠だということを、俺は見破っていた。
確かに俺はジャンケンをして、結果負けていた。この世にジャンケンに関しての必勝法もとい、必ず勝てる策などは無いため、単なる確率で負けたかのように、そう見えるはずだ。
しかし、コイツはこの勝負に毒を盛った。イカサマをしたのだ。
しかしそれは『勝てる』イカサマではなく『負ける確率を最大限にまで引き落とす』イカサマだった。
ジャンケンの動作の中で最も単純な動作は二つあり、それはグーとパーに分けられる。
グーに関してはただ全ての指を閉じるだけ。対するパーは全ての指を開くだけの動作となる。
だが、チョキに関しては人さし指と中指だけを立て、その他の指はすべて閉じるという、一つの手の中で、二つの動作を同時に行うという、複雑な動作が必要となってくるのだ。
今回の場合、元は俺に不意にジャンケンを仕掛けてきた。
その不意を突かれた時、人間は上手く思考することができなくなり、朦朧とした状態に陥ってしまう。思考が朦朧となるいうことは、ごく自然に、虚ろながら、複雑な動きは避け、単純な動きへと移行してしまう。
そして更に、日本人にはジャンケンの際『最初はグー』という、ある有名なコメディアンがコントの際に披露したあの掛け声が、今では当然、常識のようになっているため、常に頭の中に張り付いている。
だからこそ元は、その掛け声をあえて省略してきたのだ。その作られた常識を、逆手に取るために。
思考停止となり、『最初はグー』の暗示のようなものに縛られている人間が最初に出すものなど、もう決まっているようなものだ。
だからアイツはパーを出した。
もうこの状態になった人間は、ほとんどチョキを出さない。出せない。
グーを出す確率はぐんと跳ね上がり、仮にパーを出されたとしても、パーを出しているのだから、あいこになっても、最悪負けることは無い。
ジャンケンにおいての負ける確率は三分の一、数学がいくら苦手な俺でも、それくらいは分かるのだが、こいつはその三分の一の確率を、確実に、徹底的に、消し去ったのだ。
これをイカサマと言わずして、何と言えばいいだろうか。
「たく……たかだかジャンケンでムキになり過ぎだろ、ガキかよ」
「お前弟だろ!お前の方が俺よりガキじゃないかっ!」
「俺が言ってるのは精神面の方だよ」
「…………」
確かに、ガキだった。
たったジャンケン一つに、ここまで理論的に語り、なおかつ論破しようとした時点で、それは限りなく大人ではなく子供。
大人は、無駄なものは省こうとする。この理論だって、本当にそうやって、元が最初から狙ってやっていたと断定できる、確かな証拠など存在しない。
無駄な論理。机上の空論。
だから俺は、子供なのだ。精神的に、まだ幼い。
その自分の幼稚さが、時に虚しくなる。
ただでさえも八月の、真夏のクソ暑い時期だというのに、こんな時間、緑の広がる田舎村に来たからとて、やれ川で釣りに興じたり、やれ山の中で虫網片手に駆け回ったりなどは、決してしない。
徹底的かつ、決定的にインドア派の俺は、どこの都道府県代表かどうかも分からない、二つの高校野球部の汗と涙の青春のぶつかり合いを、これでもかというくらいにボケっと座って、あるいは寝転がって、その行く末を見守っていた。
夏……盆である。
核家族である我が岡崎家は、どんな理由があれ、何とか辻褄を合わせて、あるいはこじ付けをして、毎年盆と正月は両親の親、つまり俺から見ると、祖父母の家へと向かうよう、暗黙の了解が成されている。
つまるところの、実家帰省というやつである。
帰宅部である俺は、別に辻褄を合わせるような、そんな事情が無いので問題は無かったのだが、弟の元はどうにか剣道部の部活の練習を休み、俺と共に田舎村の、祖父母の家の居間で高校野球を見ていたのだ。
ここまでは正直、自分の家にいる時と全く変わらないような日常。
しかしそれは、いきなり現れた。風のように、風と共に。
「こんにちわーっ!」
そんな大声の挨拶の後に、扉を叩くノックの音がする。
いや……普通先にノックはするもんだろ。まあ、そもそも大声で呼んでる時点で、ノックする必要も無いだろという突っ込みもできそうなものだが。
「あの声……カザミーだよな兄貴」
「そうだろうな……相変わらず人生全力疾走してんなアイツ」
通称カザミー、本名は風見命。
通称といっても、俺と元との間での通称であって、他の人間からはどう呼ばれているかは知らない。
彼女はこの村の、彼女の祖父母の家に住んでおり、両親は共に働いていて、海外への転勤が多く、更にその海外の地でも転勤があるため、落ち着くまでは日本の祖父母に預かってもらっているとかなんとか。
確か今年で、小学六年生となり、来年からは晴れて中学生となる、この村での唯一の少女である。
というのも、この村には彼女以外に現地に住んでいる子供はいない。
そのほかの住人は全員が全員、おじいさんかおばあさん、よくておじさんとおばさんくらいの、老人か中年しか住んでいないのだ。
超高齢化社会と呼ばれるこの日本。だとするとこの村は、超越高齢化社会と言っても過言ではないだろう。
小学校には勿論通っているようだが、しかし以前彼女が言っていたのだが、小学校はこの村から、バスで往復一時間と途方もない距離にあるため、友達はいるようだが、学校の日以外は会えないとか。
つまりこの夏休みが始まってから、彼女はずっと友達とも、同年代の人間とも、若い人間とも会ってはいないのだろう。
この村には、彼女以外に子供はいないのだから。
それゆえに、俺達がこうやってこの村にやって来ると必ず、カザミーはまるで風のように自分の家から、正確には彼女の祖父母の家から、俺達の祖父母の家へと走ってやって来るのだ。
昔からの幼馴染というのもあるかもしれないが、しかしそれ以前に、自分以外の若い人間がこの村にやって来るのが、嬉しくて、楽しくて、仕方ないのだ。
「行ってらっしゃい、俺テレビ見てるから」
元は相変わらず、テレビの前からまるで、その場に瞬間接着剤で尻をくっつけられたかのように、微動だに動こうとしない。
「おい、なんで俺が行く前提で物事を進めようとしてやがるんだ!普通こういう時はジャンケンでもして公平に決めるのが筋ってもんじゃ……」
「ジャンケンポン」
不意打ちで仕掛けられたジャンケンに、俺はグー、元はパーを出してきた。
「はい、これでお望み通り公平になったろ?じゃあさっさと文句言わずに行ってきな」
「ちょい待ていっ!今の勝負を有効にするほど、俺はお人好しでも、ましてや間抜けでもねえぞ!!」
そう、これは元の仕掛けた罠だということを、俺は見破っていた。
確かに俺はジャンケンをして、結果負けていた。この世にジャンケンに関しての必勝法もとい、必ず勝てる策などは無いため、単なる確率で負けたかのように、そう見えるはずだ。
しかし、コイツはこの勝負に毒を盛った。イカサマをしたのだ。
しかしそれは『勝てる』イカサマではなく『負ける確率を最大限にまで引き落とす』イカサマだった。
ジャンケンの動作の中で最も単純な動作は二つあり、それはグーとパーに分けられる。
グーに関してはただ全ての指を閉じるだけ。対するパーは全ての指を開くだけの動作となる。
だが、チョキに関しては人さし指と中指だけを立て、その他の指はすべて閉じるという、一つの手の中で、二つの動作を同時に行うという、複雑な動作が必要となってくるのだ。
今回の場合、元は俺に不意にジャンケンを仕掛けてきた。
その不意を突かれた時、人間は上手く思考することができなくなり、朦朧とした状態に陥ってしまう。思考が朦朧となるいうことは、ごく自然に、虚ろながら、複雑な動きは避け、単純な動きへと移行してしまう。
そして更に、日本人にはジャンケンの際『最初はグー』という、ある有名なコメディアンがコントの際に披露したあの掛け声が、今では当然、常識のようになっているため、常に頭の中に張り付いている。
だからこそ元は、その掛け声をあえて省略してきたのだ。その作られた常識を、逆手に取るために。
思考停止となり、『最初はグー』の暗示のようなものに縛られている人間が最初に出すものなど、もう決まっているようなものだ。
だからアイツはパーを出した。
もうこの状態になった人間は、ほとんどチョキを出さない。出せない。
グーを出す確率はぐんと跳ね上がり、仮にパーを出されたとしても、パーを出しているのだから、あいこになっても、最悪負けることは無い。
ジャンケンにおいての負ける確率は三分の一、数学がいくら苦手な俺でも、それくらいは分かるのだが、こいつはその三分の一の確率を、確実に、徹底的に、消し去ったのだ。
これをイカサマと言わずして、何と言えばいいだろうか。
「たく……たかだかジャンケンでムキになり過ぎだろ、ガキかよ」
「お前弟だろ!お前の方が俺よりガキじゃないかっ!」
「俺が言ってるのは精神面の方だよ」
「…………」
確かに、ガキだった。
たったジャンケン一つに、ここまで理論的に語り、なおかつ論破しようとした時点で、それは限りなく大人ではなく子供。
大人は、無駄なものは省こうとする。この理論だって、本当にそうやって、元が最初から狙ってやっていたと断定できる、確かな証拠など存在しない。
無駄な論理。机上の空論。
だから俺は、子供なのだ。精神的に、まだ幼い。
その自分の幼稚さが、時に虚しくなる。
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