その後の荒野から。ー終末の兄弟ー

煮卵

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目覚めの森

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 ゲートの中は時間も全て引き延ばされるような不思議な感覚だった。

 兎に角。

 漂う、木の焦げた様な匂いが鼻について目が覚めた。
 いつのまにか気を失っていた。

 ぼーっと回らない頭、眠い目を擦り付けるとぼやけた視界がクリアになった。
 浅い洞に焚き火が燃えている。
 近くには濡れたボストンバッグと誰のものか分からない恐ろしく大きなリュック。
 外に結ばれた道具は見た事ないものばかりだ。

 目にかかる水滴。
 気付けば全身びしょ濡れで寒い。
 ぶるりと震えて、焚き火に寄った。

 炎の暖かさが辺りを照らす中、開けた入り口からは鬱蒼とした森が広がっていた。

 降り注ぐ雨が木々に当たって自然な音楽を奏でている。

 人工的じゃない。
 この森には見ただけで様々な様相の木々がそそり立っていた。

 それはとても神秘的だ。
 初めて見る自然の森に、異界に来たのか……という万感の思いが湧く。
 そうやって森を眺めていると、木々の間にサキを抱えた筋骨隆々な大男が歩いて居た。
 不思議な格好。
 緑色の大きな布に穴を開けて被ったような半袖の簡単な服に見えて、案外横とかは縫ってあるみたいだ。
 あ、ポンチョっていうやつか。
 本で読んだ気がする。
 お姫様抱っこで、サキが小さく見える。
 服が透けていて、それ以上サキを注視する事は無かった。

 あの人が運んでくれたのか。
 そんな安心感と、冷えた体に動けずに待っていた。

 大男が近づいてくると、フードの下は整った容姿である事が分かる。
 ……助けてもらえて良かった。

 男が遂に洞の入り口に立つと、サキを壁に添わせてゆっくり座らせた。
 そしてポンチョを脱ぐとーー

「おっと、ボウズは起きたか。」

 男は短髪、もさもさの髪に猫耳と腰からフサフサの尻尾を下げていた。

 黒に銀髪が混じった毛。意外と似合って居て、予想外過ぎるそれに思考が固まった。
 ぴこぴこと耳が動いている。
 ぴこぴこ……

「大丈夫か?」

 男は怪訝そうな顔でこちらに向かって来た。

「あ、えっと。今回は助けて頂きありがとうございます。」

 はっとなって焦った挙句、ぴっちりとハの字で手をつけて頭を下げた。
 思ったより洞の中に響いた声。
 沈黙が降りて、ざぁざぁと森の鳴る音だけが響く。

 男がどうなっているのかも分からず、下げた以上相手の合図もなく上げるのも……

 と、考えあぐねていると沈黙は唐突に破られた。

「くっ……ふふは。」

 男は押し殺すように笑っていた。
 どうするべきか全く分からず、それを呆然と見上げていた。

「はは……はぁ。いやぁスマンな。そんな必至に言われると思って無くて」

 小っ恥ずかしそうに頭を掻きながらどっかりと腰を下ろす男。

「最近は獣族を見下す人間ばかりで、本当はボウズは置いてこうと思ってたんだ」

 そんな衝撃的過ぎる告白に目をぱちくりと瞬いた。

「こんなに純粋な子なら助けがいがあるってもんよ」

 そう言うと優しく撫でられた。

「いやなに、あんなに驕り高ぶる人間でもこんなに素直になるんだ。なんて思うとなんだか可笑しくてな」

 まだくすくすと笑っている。

「おっと……嬢ちゃんも火に当てないと不味い」

 少し焦ったように立ち上がると、壁に座らせたサキを抱っこして連れてくる。

 仰向けにゆっくりと寝かせるとーー

「耳……!!」

 サキにも、あのぴこぴことした猫耳が付いていたのだ。

 いつも荒れてたけど……雨なのに短髪の黒髪がやけに盛り上がってるな……
 とは思ったけどまさか耳になってるなんて!!

 濡れてツヤツヤの耳は本当に猫そのもので、元耳だった場所は髪で隠れて分からない。
 もうそこにも髪が生えているようだ。
 そういえば……ゲートの安全性を確実なものにしたのは魔力を使用した人類の進化がどうのって書いてあったような……
 こういう事なのか……?

 腰を見れば、猫の細長い真黒の尻尾が横に出ている。
 どこからどう見ても、猫だ。
 同じだ。

「っ、んぐぅ……」

 サキの顔色は悪く、息が荒い。
 顔に手を当てると……冷たい。
 信じられないくらい冷たくなっていた。

 急いで冷たい服を脱がして温めてやらないと。
 そう思い、Tシャツに手をかけた。

「おい、何しようとしてる」

 見ると、厳しい顔つきのおじさんがリュックから何か取って来た所だった。

「冷たい服を脱がして、早く温めないと……!!サキが凄く辛そうなんです。」

 そう言ってサキのお腹に手を当てる。
 こうしてる間にも体温は下がるのだ。
 少しでも温めないと……

「知り合いなのか……まぁ、そりゃあそうか。ならボウズが脱がしてくれ。おっさんに見られたって後で泣かれても困る。」

 と、大きな乾いた布を投げる。
 そのまま後ろを向くと、洞の外を仁王立ちで眺め始めた。

 ありがたく思いながら、急いでサキを脱がせた後、ふんわりと布で包んだのだった。

 今は息も落ち着いて、スヤスヤと気持ち良さそうに寝ている。

「終わりました……」

 思ったより大変で、自分もサキとは場所をずらして寝転んだ。
 濡れて乾いたせいか、この焚き火の暖かさのせいか。
 ものすごく眠い。

 そのまま寝入りそうになるのをなんとか留めていた。

「終わったか。」

 おじさんが近くにどっかりと腰を下ろす。

「にしても……ボウズ達はどこから来たんだ?獣人の娘と人間なんて怪しい関係だと睨んでいたが」

 怪しい関係だと思いつつも拾ってくれたのか。
 うーん、異世界から転移してきました。
 と言って信用されるだろうか。
 助けて貰った手前嘘はつきたくないし……

「兄弟……みたいな関係です。サキは拾われて、僕の家族になった後……親が殺されました」

 嘘はついてない。
 コロニーであった事だ。

「それは……疑って、すまない。」
「謝らないで下さい。助けて頂いて、本当にありがとうございます」

 又しばらく沈黙が降りた。
 この少しの休憩で、波紋のように眠気が広がっていく。

「俺は……人間を少し勘違いしていたのかも知れない。こんな、拾う家族が居れば、純粋な兄もいるんだもんな。」

 それは感嘆が滲んでいた。

「本当に疑って、すまない。」
「いえ、大丈夫です……よ……」

 だけど本当に眠くて、もう勝てなかった。

 ◇

「おい、おい寝坊助、飯が出来たぞ」

 何かが焼けるいい匂いと、体を揺すられて起きた。

 頭をかいて目をこすると、洞の入り口。新しい焚き火と串で焼かれたお肉が目に入る。
 じゅうじゅうと美味しそうな音を立てて肉汁が火に滴れて……それは口内に溢れ出るようだ。
 外はすっかり晴れて、薄暗い早朝。
 濃緑の木々が力強い清風を吸い込み、ざわざわと揺れていた。

 この朝の新鮮な空気に、美味しそうな匂いは良く混ざる。

 近くには寝坊助のサキが寝ていた。
 仰向けで手足を投げ出していて、布が胸の少し上で引っかかっている。
 最近目立ち始めた胸の白の肌。薄い布では膨らみを隠すのに不十分に見えた。

 その無防備な寝顔は赤みが差して元気そうだ。
 一応おでこに手を当てると、手ぬるい暖かさ。
 風邪を引かなくて良かった。

 それだけ確認すると布を肩まで掛け直した。少し多めに引き上げて、折っておく。
 焚き火だからか、パリッと乾いた着替えを近くに畳んだ。

 サキも大きくなったな……もう10歳か。
 なんとなく頭を撫でた。
 安心すると、耳の辺りが気になる。
 本当に猫耳になってしまったんだろうか……
 色々触ってみても、さらさらの猫耳だ。
 内側はふわふわの毛で、耳を挟んで触って見ても耳独特の弾力があった。
 あれ、良いな……猫耳……

「んっ……んむぅ……」

 ぴくぴくと少し嫌そうに歪むサキの寝顔。
 耳も一緒になってぶるんと動く。
 はっとなって触るのをやめると、おじさんの後を追った。

「ボウズ、肉は食えるか」

 そんなおじさんは先に座って、がつがつと肉を豪快に食べ始めていた。
 差し出されるお肉。

「はい」
「おう、なら良いんだ。」

 おじさんの向かいに座って、串を受け取る。

「肉だけでなんて食えない。なんて言われたらどうしようかと思ってた所でな」

 苦笑いのおじさん。

「そんなわがまま、言いませんよ。」

 こちらも苦笑いになってしまった。
 助けて貰った上にご飯まで用意して貰ったのだ。
 どうしてそんな事が言えようか。

「いただきます。」

 串を一旦、砂利に挿し直すと手を合わせた。
 そして一口、齧ると口の中が火傷しそうな程の熱が荒れ狂った。
 熱い。熱くてあんなに豪快にかぶりつくのは無理がある。
 美味しいけど、火傷しそうだ……

「……熱くないんですか?」
「……ん?あぁ、いやまぁ……それより、敬語は辞めてくれ。」
「え?」

 そういえば、敬語だ。
 中々使わないのに知らない人となると使ってしまう。
 転移で少し浮かれていたのと、サキ以外とは中々喋らないから……

「なんだか違和感があって……ダメですか?」

 怪訝そうな顔をしているおじさんに聞いた。
 今からすぐ変えるのもなんだか……助けて貰ったし、年上なのに。

「子供に敬語を使われるのも変だ。辞めてくれ」
「はい」
「いや、分かったでいい」
「分か……分かった」

 おじさんは案外厳しい口調だった、勤めて改める様にしよう。
 それからしばらく、食事の音だけが続いた。

「そういえば……ボウズの名前を聞いてなかったな」

 早くに食べ終わり、あぐらでくつろいでいたおじさんが聞いた。
 そういえば、おじさんの名前も聞いてない。

「マキって言います、今寝ているのがサキ。」
「マキ……か。」

 格別、興味無さげに足を伸ばした。
 今は投げ出して、手を後ろについている。

「マキは……どこから来たんだ?」

 その質問に固まってしまった。
 異界と、正直に言った方が良いんだろうか……

「信じて、貰えるか分かりません」
「そう硬くなるな。それと……敬語は辞めてくれ。」

 微妙な表情で頭の後ろをかくおじさん。

 敬語、そうだった。

「いや、近くなら送ってやれるんだがな。」
「……多分、かなり遠い所です。」
「多分って……なんだ?人攫いにでもあったのか?」
「気付いたら助けて貰って居たんです。分かるのは住んでいた場所の雰囲気くらいしか。」
「気付いたら、か……どうやって来たのかは全く分からないのか?」
「はい、全く……」

 自身無さげに頭の後ろをかいた。
 倒れていた所にゲートを開いた道具は無かったんだろうか。
 かなり大きな機械になる筈なんだけど……
 あったら聞かれるだろうし、無いんだろうな。

「だとお手上げだな……俺も全ての町を回るなんて仙人みたいな事はしてない。」

 顎に手を当てるおじさん。

「流石に町の雰囲気だけで当てるなんて無理だしな……まぁ、獣人のはぐれた子供を育てる程共存に賛成している人間の街なんて聞いたこともないが。」
「だとしたら、相当、遠くから連れて来られた筈だ。」

 それに頷く。

「……これから、どうするんだ?」

 そう言ってあぐらに座り直し、こちらを見据える。
 どうする……?

「とりあえず近くの町に行って……仕事と宿を探します」

 コロニーでもお金と労働は必要だったし、本で宿の存在は知っている。
 地球とは違っても人間の町があるなら、宿はあるだろう。

「悪くない。悪くないが……何の特技もない男の子供を雇う所なんてほぼ無い。あっても、人道的な待遇は期待できん。後はサキだが……まぁ、本当にそうするつもりなら俺が連れて行く。」
「そんな……」

 おじさんが急に極悪人に思える。
 その真面目な顔は、それが本心であると語っていた。
 これじゃあサキを養えないって事だろう。
 どうすれば……

「マキ、年は幾つだ?」
「14歳……です。」
「14歳か……お前は妹を養えると、守れると、そう思うか?」

 顔を近づけるおじさん。

「……出来るか、じゃなくて。僕はなんとしても、マキを守ります。」
「それは、何故だ。」

 まるで尋問に冷や汗が滴る。

「家族だから……サキは、唯一残った、家族なんです。」

 本心で答えた。
 これで……良いのだろうか。
 質問の意図は分からないけど……
 ごくり、生唾を飲み込む。

「あぁーもう。悪かったよ、そんなに脅す気はねぇ。俺も子供2人養うくらいの甲斐性はある。」

 緩むおじさんの顔。
 そう言うとがしがしと撫でられた。

「い、良いんですか……?」

 さっき、養えないならサキを連れて行くと言っていたのと大違いだ。

「あぁ。何にも考えて無かったら流石にどうするか考えたが……街の知識も少しはあるようだし、妹の面倒をしっかり考えているなら良い。」

 バツが悪そうに頬をかくおじさん。

「良かった……」
「悪かったな、脅して。」
「本当に焦りました。」
「……敬語はやめろっての。」
「あっ、分かり……分かった。」

 そう言って頷いた。

「そう言えば名前を言って無かったな。俺はガルラ、商人だ。」
「しばらく、お願いします。」

 しっかり、差し出された手を握り返す。

「おう。任しとけ。まぁ一人前になるくらいまでは、面倒見てやるよ。」
「はい……!!」

 山の斜面を超えた朝日の直光が、眩しかった。

「むにゃ……ご飯……」

 良い雰囲気の所で、上半身を起こしたサキ。
 そのお腹の音は結構響いて、見事に今の雰囲気を壊した。

「あー……」

 何かを察した様に頭の後ろをかくガルラ。

「んじゃ……俺は追加の飯取ってくるわ」

 そう言って力強く森に跳躍して行ったガルラを見送った。
 あれ、まだいくつか肉は残っているけど……

 着替えか!

 振り返ると、丁度布を片手で押さえて、片手で目をこするサキが居た。

「ふぁぁ……あれ、今の誰……?マキ、これっ……て……」

 着替えが近くにある。
 それすらも言えなかった。
 サキから次の言葉が発せられる事も、なかった。

 丁度強い風が洞の中に吹きすさび、布が虚しくはためいたからだ。

 サキは固まって居たし、予想外で自分の思考も固まった。
 結果として、起き抜けで俊敏では無かったサキは布をしっかり押さえられなかったのだ。

 兎に角、サキが嫌がる様になって、着替えを別にした時から大分経っているが……健やかに成長したと思う。

 いや……本当に、ガルラは居なくて良かった。

 刹那の無意識下、そんな事を思った。

「いやぁぁぁ!!」

 そんなサキの劈くつんざく絶叫は、朝の山に響き渡り、洞の中にこだましたのだった。
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