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〜第十二章 メモリア・時の女神
207話❅見知らぬ神殿❅
しおりを挟む「まぁ仕方なかろう
水鳥の魔法くらいならのぉ……」
ムエルテがそう静かに言った。
「ムエルテ様ありがとうございます」
パリィがムエルテにそうお礼を言い。
「ありがとうございます」
ユリナがそれに続きムエルテは仕方なしに言った。
「もうよい……」
ユリナを神として扱わない様にするのに戸惑っているムエルテを見て、暗黒の中でオプスも微笑んでいた。
(いつもみたいに
自然にしてればいいのに)
オプスはムエルテを見てそう優しく言った。
パリィはさっそく水の鳥をセクトリアに飛ばした、そしてセルテアにも想いを込めて送った。
その晩、皆が寝静まった時にユリナは外に出て星を眺めていた、ムエルテがユリナの隣に来て心で囁く。
(で……どうするのじゃ?
このままでは南方地域は
全てオルトロスに食われるぞ)
(そんな事はさせない
シュンパティア……
お母さんの夢だもん……
ベルスとマルティアの戦は起こさせない)
ユリナがそうムエルテに心で話す。
(ではオルトロスを
我ら神々で討伐するのか?
場所は解ってるのか?)
ムエルテが聞いた、その居場所さえ解れば魔獣などムエルテの相手では無いからだ。
ユリナは静かに顔を横に振るだが見当はついていた。
セディナの地下神殿の秘密を知りたかった、そこにはユリナの目を疑う光景があったが、それ以上に時の流れに歪みを感じていた、強力な魔物が出て来たようなまるで時の流れに穴が空き、それが塞がれたようなそんな不思議な歪みを感じていたのだ、ユリナはそれも調べたかったのだ。
その歪みはとても古くユリナが時を旅し、この世界に居なかった間に、何者かがパリィをその歪みのある場所に導いた。
そしてパリィはそれを知らずにそこに首都を築くがマルティア国は滅ぼされてしまう。だが王宮を中心として都市全体で施された結界があの神殿を守り続けていた。
一体誰がそれを導いたのかユリナでも解らなかった、ユリナが神の瞳を持ちいて昔のマルティア国に誰が守護神になったのかを覗き見たが、冬の女神ヒエムスと大地の女神テララ、そしてもう一人の神が密かに居るのだが、解らなかった。
(でも……
あの神殿にお姉ちゃんを導いたら
きっと解る気がする……)
ユリナがそうムエルテに言った。
(あの神殿?
何処かに妾の知らぬ神殿があるのか?)
ムエルテが聞く。
(えぇ
セディナの王宮の地下に
神殿があったの……)
ユリナが言う。
(神殿……)
ムエルテは知っているが、知らないふりをした、それを話さず自然な再会になればとそう考えていた。
(ニヒルにも聞いたんだけど
ニヒルは作ってないって……
だから私達の目を盗んで
誰かが作ったのよ)
ユリナは真剣に言う。
(お主!
ニヒルにも会いに行ったのか?)
それにはムエルテも驚いていた。
(うん)
ユリナは自然に返事をする。
(相変わらず
好きに振る舞っているのだな……
だが昔と変わらない
そちを見ると安心するのぉ……)
ムエルテは微笑みながら言う。
(え?)
ユリナはその言葉が不思議に思えた。
(そちは神には不向きじゃ
神には責任が伴う
だから迂闊な事は出来ぬ……
そして後手に回る
それが以前の世界じゃ……
だが其方にそれは関係無い様じゃ
絶対神となり最も良いと思った事なら
そちは躊躇わないだろうな……
責任に縛られない神が
一人くらい居ても良かろう)
ムエルテは微笑みながら心で心からそう言った。
(私の手本はムエルテ様ですよ!)
ユリナがムキになって言う、少し馬鹿にされた様な気がしたのだ。
(馬鹿者
妾が無責任な事をいつしたのじゃ?)
ムエルテが言う。
(なっ……)
ユリナは言い返せなかった、確かにムエルテはユリナの頼みを聞いて命の女神としても動き回っている、更に救いたい命すらも、手を下さず死も管理している。
ユリナには到底無理な役割であり、神としてムエルテはユリナの先生の様な存在であった。
その様子を見てオプスも微笑んでいた、オプスは闇の女神であるが、暗黒としてその存在を隠している、だがユリナの行動を時折注意している。
ムエルテがユリナを神には向かないと言った事に一人納得していた。
その光景を見て天界で一人の女神が微笑んでいた、天界を統べる創造と破壊の女神エレナだった。
「エレナ様
ご機嫌麗しい様ですね」
恐怖の女神メトゥスが聞く。
「えぇテンプス様が
パリィの元に行かれましたので
きっと良い方向に導いてくれるでしょう」
とても優しい笑顔でエレナはそう言う。
メトゥスはその喜び方がそれだけでは無い様な気がしたがあえて触れなかった。
(ひょっとしてエレナ様……)
メトゥスが心で囁くがやはり触れない事にした、もし記憶が戻って無かった時、その悲しみは更に大きくなってしまうと思い、胸の中に留める事にしたのだ。
エレナはその場を立ち去り自らの神殿に行き一人になり呟く。
「大丈夫……」
エレナはそう呟き微笑んでいた。
翌朝、パリィは朝早く目を覚ました、この森の生活に慣れた他のみんなも目を覚ましていく。
パリィとユリナは一緒に朝ご飯の支度をする、不思議と南方地域の心配は薄れていた。
ムエルテがユリナの命を受けてベルスの侵攻を遅らせに南方地域へ行ったのだ。
死の女神として遅らせに行く、それが何を意味するかユリナは解っていたが、あえて命じた。
神が関与する、そうすればオディウムかオルトロスが現れるしか無い、オディウムの性格からして諦める事はしない、ユリナなりに考えていた。
「お母さん
何を考えてるの?」
パリィが考え込んでるユリナに聞いた。
「ううん……なんでも無いよ」
ユリナが心配している様子を誰よりも先にパリィが気付いたのだ。
ユリナの不安、オディウムはユリナの力に抵抗する、ユリナの剣だけで戦わないといけない、それが不安だったのだ。
「大丈夫
お母さんは私が守るから」
パリィが囁く、ユリナはこの関係は永遠に続く様な気がして小さく笑った。
(お姉ちゃん大丈夫だよ)
ユリナが心で呟きオプスもそっと微笑んでいた。
ふとカイナが置いてあった暗黒を見つめていた、カイナはどうしても暗黒から闇の女神オプスの温もりを感じて仕方なかったのだ。
カイナが心から仕えた神の温もりを感じて仕方なかった、そしてカイナは置かれている暗黒の前でひざまづき祈り始める。
「カイナどうしたの?」
パリィが聞くとカイナは微笑みながら言う。
「この劔は闇の力を
強く宿しているから
オプス様を感じるんだ」
カイナの忠実とも思える言葉であった。
「お母さん
この劔は何処で手に入れたの?」
パリィが聞いた。
「え?」
ユリナは焦るが思いついた様に言った。
「昔セディナに行った時にあったのよ」
「セディナ?」
パリィはふと考える。
「パリィが産まれる前に
四千年くらい前かな
今廃墟になってる
王宮の場所に神殿があったの
そこにあったんだよ」
ユリナは全く思いついたことを、ただ言っている。
「ちょっとお母さん!
その話詳しく聞かせて‼︎」
パリィの態度が変わる。
(よし)
ユリナは内心ニヤッとしながら話す。
(ユリナ様
それは……それは絶対嘘ですよね?)
カイナが心から心で呟く、カイナは古の大陸のから暗黒をユリナが持っていることを知っている。
(絶対的な嘘ですね)
それを聞いてオプスが汗をかきながら囁き暗黒から汗が染み出す。
カイナは暗黒からオプスの声が聞こえた気がしてハッと見て汗の様な水滴に気付いて、暗黒を拭き始める。
オプスも複雑な気分になっていた。
ユリナの話をパリィは聞いて、半信半疑だが雪解けを待ちセディナに行く事にした。
以前ムエルテから聞いた話、六大神の存在、過去の世界を知りたかったのだ、ベルスとの争いも止める事が出来る、そんな気もしていたのだ。
「ほう……
よう群れておるのぉ……」
ムエルテが南方地域、最南部ガドルフ地域まで来ていた、ベルス国の兵達を見下ろし更に抵抗する小国の都市を、背後から襲おうとする盗賊達をも見通していた。
「さて神罰の時間じゃ……
じゃがその前に
妾の力を教えてやるか……」
ムエルテはそう呟き、小国の都市の上空で姿を表し、そして黄泉の力を放ちつつ言った。
「妾は黄泉の国を司る神
死の女神ムエルテじゃ……
ベルスの者どもよ剣を収めよ
それは絶対神の望みである
妾の言葉を聞くならは
妾は慈悲を見せよう……」
その言葉は戦場の隅々まで広がり、その都市を必死に守っていた兵達に希望を与え、ベルスの兵達も攻撃の手を止めた。
だが神が直接手を下した事は今まで無かった、それは今までエレナが決めた、神々が地上に深くかかわらないと言うことが影響していた。
それにたかを括ったベルスの兵達は、愚かにも攻撃を再会したのだ、まさに神をも恐れぬ行為であった。
「ほう……
妾より格下の神に仕える者達は
頭も悪いと見える……
ならばその過ち……
悔いるがよいっ‼︎‼︎」
ムエルテはそう叫び、都市を襲う正面のベルスの一軍に降りて行き、大釜を振るい一振りで多くのベルス兵を斬り殺した。
そして素早く手を振り、骨の牙を大量に放ち多くのベルス兵を貫き命を奪う。
「まさかっ!
神が人にっ‼︎‼︎」
ベルスの一人の指揮官が叫んだ時、その者はムエルテの放った牙に命を奪われた。
ムエルテは知っていた。
大いなる善の為に一握りの悪も必要だと。
その為に天界と違う、黄泉の国の支配者として、ベルスの者達を攻撃したのだ。
その行為を天界にいっときだけ戻っていたエレナが見つめていた。
(ムエルテ……
あなたが黄泉を作ったのは
この為だったのね
わたしが出来ないことを
代わりにする為に……
お願いします
偉大な神よ……)
エレナは気付いた、天界が戦うのは最後の最後の手段、それをさせない為にムエルテはあらゆる方向に、エレナの背後で動いていたのだ。
「我が名を恐れよ
妾は死の女神ムエルテ……
妾が奪いし命達よ
我が牙となり我が下僕となれ……」
ムエルテが一瞬で二三百人のベルス兵の命を奪いそして力を込めて言い、その声は戦場の全てに響き渡り、異変が起きた……。
戦場で死んだベルスの兵達が立ち上がり、凄まじい勢いでベルス兵に襲いかかったのだ。
ベルス軍は総崩れになり、死者が殺したベルス兵達はまた立ち上がり、ベルス兵を襲い始め都市を包囲したベルス軍は逃走し始めた。
「逃げろっ
ここはやべぇ!
あれに見つからねぇうちに
ずらかれっ‼︎‼︎」
都市の裏手に潜んでいた盗賊達さえ、逃げようとした時……。
「そち達は
何もせずに逃げるのかのぉ……」
ムエルテが既にそこにいた。
「ウォォォォォッ‼︎‼︎」
盗賊は叫び逃げ出した、だがムエルテ慈悲を与えずに襲いかかる。
「妾が最初に言った時に退けば
見逃してやったと言うのに……
愚かじゃのぉ……」
ムエルテはその盗賊達を壊滅させ、多くの骸を踏み締め呟いていた、ムエルテの背後で枝を踏みおる音がした、生き残った盗賊が逃げ出していく。
そして逃げ遅れ腰を抜かしていた者も何人かいた、ムエルテは全てを殺してはいなかった。
「悔いるが良い……
悔いればこの先に妾が与える
災いを生き残れる
覚えておくが良い……」
ムエルテはその生き残った者達にそう言い姿を消した。
それと同時にアンデットとなったベルス兵は塵となり、消えていったがその塵はベルス国の方に風で運ばれていった……。
そしてムエルテに救われた小さな都市の人々は、命の女神でもあるムエルテの怒りの姿を目の当たりにし、死と命の女神ムエルテに祈りを捧げるようになった。
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