✡︎ユニオンレグヌス✡︎

〜神歌〜

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〜ユニオンレグヌス最終章 メモリア・ソロル〜

223話❅盗まれた力❅

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 ウィンディアは戦っていた、二つの想いを胸に戦っていた。

 迫り来るオルトロスの姿をした魔獣を次々と切り裂き、僅かに生じる隙をトールが守り、時折傷ついても体を風と同化させ不死を思わせながら戦っていた。

(トールあなたは
守る戦いに身を捧げましたね

今もそれに身を捧げるというなら……)

 ウィンディアはそう心で呟き、その身を風に変え一瞬でトールが持つ大剣を包み込んでから再び姿を表した。

「荒ぶりし風よ
剣に宿りその力を示しなさいっ‼︎」

 ウィンディアが叫ぶとトールの振る大剣から、凄まじい衝撃波が放たれ、トールが切り裂けなかった魔獣までもが吹っ飛ばされていく。

(あなたの魂が満たされるまで
守りなさい…守り切りなさいっ‼︎‼︎)

 ウィンディアはトールの魂に僅かな無念が残っている事に気付いていた。


 クリタス王国を守れなかった無念。

 あの世界を守りきれなかった無念。


 この想いを晴らそうとしている、そう感じていたのだ、そしてただ守るだけでは晴らせないそうとも気付いていた。


(お姉様…オプスお姉様……
トールの魂をお返し致しますっ‼︎‼︎)


 ウィンディアはそう心で叫び、流さない様に耐えていた涙が溢れ出した。

 再び愛した人を姉に託さなければならない、手放さなければならない、その苦しみがウィンディアの心を苦しめていた。


 その苦しみは風に乗って、その場に向かっているユリナが背負う暗黒に触れ、オプスに伝わっていた。

(ウィンディア……)

 オプスは感じて心で呟いた、だが直ぐに声に出して叫んだ。


「避けてっ‼︎」


 その声がウィンディアに聞こえるはずが無い、だがウィンディアは、危険を察知して全身を風に変えて躱そうとした、憎悪が宿る赤黒い刃を。

 ウィンディアが躱しきれないと感じた時、美しいエメラルドグリーンの刃がそれを受け止めた。

「ははっ!
トールよ!
相手が違うんじゃねぇ?
って思うのは俺だけかな⁈」

 その斬りつけて来た者が言った。

 トールは力強くオディウムの斬撃を受け止めている。

「はっ!
面白いなウィンディアよ
お前のやってることは
ほんっとうに神の行いか?」

 オディウムがあざ笑う様に言った。

「神と言うやつは
魂が朽ち果てようとも
手放さないのかねぇっ‼︎‼︎」

 オディウムはトールの虚な目を、神の瞳で見て言っていたのだ。

「黙りなさいオディウムッ‼︎‼︎」

 ウィンディアが叫び返した。

 トールがそれに合わせて踏み込み、オディウムを押し返し、そして弾く様に剣を振り、凄まじい速さでオディウムを貫こうとした。


「だから相手が違うって
言ってんだろっ!
お前が守る相手がなぁぁぁ‼︎‼︎」


 オディウムがそう叫びウィンディアの後ろめたい気持ちが再び蘇ってしまう。

(おねぇさま……)

 ウィンディアはオプスを思い呟いた時、オディウムは赤黒い大剣でトールの放つ突きを下から弾いた。

「こんなもんかよっ‼︎‼︎」

 オディウムが勢い良く言い、今度は振り下ろす様にトールの肩を狙った。

 だがトールはその崩れた体制のまま避けることが出来ない、その時、凄まじい突風がオディウムの真横から吹き、オディウムはその風の吹いた方角を見た。

 遥か彼方の空にエメラルドグリーンの輝きが見えた。


「ユリナさん……」


 ウィンディアが呟いた。


 ユリナは女神として空を飛んでいるが、時を止めようとはしなかった、そこにオディウムがいるからだ。

 ユリナは弓を番え狙いを定めて叫んだ。

「諦めないで‼︎‼︎」

 そして矢を放ち、その矢が纏う風に乗った、ユリナは風の祝福の力を解き放っていた。

「あのっあまがぁ!」

 オディウムは時の力には抵抗出来るが、風の力は防がなければならない、オディウムは叫びトールから離れた。

 それに合わせてウィンディアは風の刃を放ち追撃を入れるが、それをオディウムは時を止めて躱した、だが次の瞬間ユリナが斬り込んで来た。

 オディウムが時を止めても時の女神であるユリナの前では、無意味に等しかった。

 ユリナはそのまま止まった時の中で、オディウムに暗黒を振り下ろした、オディウムはそれを大剣で受け止める。

「元気そうじゃねぇか
わざわざそいつの為に
セクトリアから来たのかよ」

 オディウムが汗を一筋流して言った。

「そうね……
まさかあんたが居るなんて
思わなかったわっ‼︎‼︎」

 ユリナが叫び一歩踏み込んでオディウムを押し切ろうとした、斬馬刀同士の斬り合いに持ち込んでいく。

 オディウムは過去のトールの技量そのままに、赤黒い斬馬刀を片腕で振り、素早くユリナに打ち込んでくるが、ユリナは両手で暗黒を使いそれを防いでいる。


「オラオラッ!
さっきの勢いはどうしたっ⁉︎⁉︎

剣で俺に勝てるとでも思ってたのかぁ⁉︎」


 オディウムが叫ぶ、ユリナはトールに剣を教わった、オディウムはそのトールの技量をそのまま持ち合わせている、ユリナはトールに一度も勝ったことが無い、だが誰も助けてくれない時を止めたまま戦う事をユリナは選んだ。


(だめ……
みんなを巻き込んだら……
時を動かしてみんなが戦ってくれても

私がみんなを守れないっ!)


 ユリナはそう考えていた、技量で劣る相手を前にあえて一対一で戦い全神経をオディウムに集中させていた。

(ユリナさん……
何を考えてるのですか?)

 オプスが暗黒から囁いた。

(みんなを巻き込んだら……)

 ユリナが言った時、オディウムの剣がユリナの剣を弾いてしまった、ユリナは体勢を大きく崩した。


(しまっ……)


 ユリナが戸惑ったが直ぐにオディウムの赤黒い斬馬刀がユリナを襲った。
 ユリナは恐れ目を閉じてしまうが、同時に突き飛ばされ激しい轟音が響いた。


 ユリナは倒れ直ぐに目を開いてそれを見た。


「トールッ‼︎‼︎」


 止まった時の中で、あろうことかトールが動きユリナを庇いオディウムの剣を受け止めていたのだ。

 ユリナが驚き時が動き出した。

「トールは
どんなに強い力にも
縛られる様な……
そんな弱い人ではありません」

 オプスが暗黒から現れそう言い、ウィンディアは救われる様な気がした。
 オプスはウィンディアに歩みより優しく言った。

「私達三人の女神が

心から愛した人です

彼は……時の力に屈する様な
そんなに弱い人ではありません
どんなに傷ついても
この世界の為に
剣を振ってくれます

だから……」


 オプスはトールを隠していたウィンディアにも優しかった、それはウィンディアの想いも全て知っていたからで、自分が同じ立場であったら同じ事をしたかも知れない、オプスはそう思っていた。

 ウィンディアはその言葉を、最後まで聞かずにオプスに飛びつく様に抱きついた。

「お姉さまっ!
お姉さまっ!
本当に本当にごめんなさいっ!

いままで…いままで……」

 ウィンディアは泣きじゃくりながらオプスに抱きしめられながら詫びていたが、そこまで言った時にオプスが、もういいよ、という様にウィンディアの頭を優しく撫でる。


 そしてトールはオディウムの剣を押し返し、そのままオディウムの右肩目掛けて斬りかかった、その刃をオディウムは躱すことが出来ない、誰もがそう感じた。

 レジェンドと言われたトールの力をユリナもオプスもウィンディアも感じていた。


 オディウムは小さく笑った。


 トールの刃がオディウムの右肩に振り下ろされた。
 だがその瞬間凄まじい金属音が響き、トールの斬馬刀が鉄が悲鳴をあげるような音を放ち折れてしまった。


「……」


 ユリナが信じられない様な顔をし言葉が出なかった。

(ユリナさん……)

 オプスはユリナがトールの前では、意識的にエルフの少女に戻っていることに気付いた。


 オディウムは不敵な笑みを浮かべ、その肩口から皮膚が赤黒く変色し、ひび割れて行く様な筋が現れた。


「テメェ守護竜だったよなぁ」


 オディウムがそう言った時、トールがオディウムを殴り飛ばそうとした。

「みんな離れてっ‼︎‼︎」

 オディウムの変化に気付いてウィンディアが叫んだ。
 それと同時にオプスは手を素早く前に突き出し、その手のひらから薄いが漆黒の霧を障壁の様にウィンディアの前に展開させた。

 ユリナは離れていてその障壁の外にいる。

 トールの拳をオディウムは左の頬に受けるが、よろけずに微動だにしない。

「じゃぁ竜の力を
知ってるよなぁぁぁ‼︎」

 オディウムはそう叫び赤黒い霧を全身から放った、全身に鱗のような裂け目が入り姿を変えて行く。

 そして小さく笑い強烈な衝撃波をオディウムは放った。

 トールはその衝撃波で飛ばされたが、少女の様に身を守ろうとしていたユリナの姿が目に入った。

 生き人形の様な瞳をした虚な目がユリナを見た時トールは叫んだ。


「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ‼︎‼︎」


 ウィンディアとオプスはトールの魂が、ひび割れていたトールの魂が輝きを放つのを感じた。

「トールッ‼︎‼︎」

 ユリナは思わず叫んだ。

 トールは叫び声をあげて竜の姿に変貌して行く、あの優しいウィンダムの成竜の姿へ変貌していった。


「ウィンダム……」


 ユリナは鮮明に思い出していた、ウィンダムと共に過ごした日々、そしてトールが初めて姿を現した時を、あの剣を教わった日々をユリナは鮮明に思い出していた。


 そしてトールはウィンダムとなり低く唸り、トールと同時に竜になったオディウムに飛びかかる、彼の行動で強風が吹き、砂埃にユリナは包まれ視界が阻まれる。

 だがそれと同時に雨が降り出していた。


「これは…エヴァの力……」

 ウィンディアが呟いたがオプスが言った。

「いえ違います……」

 オプスはそう呟く様に言い、テリング王国の方を振り向いて微笑んだ。
 ウィンディアも振り向き美しい輝きを見る。


 優しくそして力強く輝く水色の輝きに。


「エレナさん!」


 ウィンディアが大きな声で言い、ユリナはある事を思った。


 ウィンダムと化したトールは気付けば上空で、赤黒い竜と化したオディウムと激しく戦っている、神の竜と神自身が竜となったオディウムとの戦いで力の差は歴然のはずだったが、ウィンダムは善戦している。


(浄化の雨…お母さん……)


 ユリナはエレナが、ユリナとトールの二人を守ろうとしてくれているのに気付いた。
 浄化の雨の力でオディウムが集めた憎しみが浄化され、弱体化していたのだ。


 テリング王国の多くの国民はエレナの放つ輝きが白銀の輝きに見えていた、、真っ青な青空の真ん中に、力強い銀色の光が放たれている、だがエレナの姿は見えていなかった。

「あれは……」

 だが国王のセルテアだけは、その輝きの中心に居るエレナの姿が見えていた。

 セルテアの周囲にいた側近達は、セルテアがその輝きに目を奪われている様に見えていたが、そうでは無かった。

 胸の奥底から湧き上がる何かを感じていた。

 それは自らが全てをかけて、あの光の中心にいる初めて見る誰かを守らなければならない、古の世界でエレナを深く愛したアルベルト、そして光神ルーメンであったセルテアはそう感じていた。

(私は…あの人を…知っている……
だがなぜ思い出せない
なぜ思い出せないっ‼︎‼︎)

 セルテアはそう心で叫び、苦悩の表情を浮かべていた。



 テリング王国から遥か南、遠くテリング王国からは到底見る事が出来ない、ガドルフ地域空上では二匹の竜が死闘を繰り広げていた。

 風の守護竜ウィンダムと憎悪の竜と化したオディウムが戦い続けている。

 ウィンダムがその口から突風を吐き、それを止める様に憎悪の竜が黒い炎を吐き、ウィンダムが翼をはためかせ鎌鼬の様な真空の刃を放てば、憎悪の竜はそれを躱し凄まじい速さで近づき鋭い爪でウィンダムを斬り裂こうとする。

(トールはユリナさんの姿を見て
ウィンダムに……
この世界で初めて守護竜の力を……)

 ウィンディアは感じていた。

(トール……
あなたにとって
ユリナさんは……)

 ウィンディアはただそう思った。

 トールにとって、自分はなんだったのだろう、そう思い始めていた。
 古の世界でトールがクリアスによって命を落とした時、ウィンディアはその魂を救い、ウィンダムとして後の世にユリナの元に送った。

 全てトールの想いを願いを叶えさる為に。

 そしてその世界が終わる時に、時の流れに飲まれてしまいそうなトールの魂を再び救い、今に至っている。

 僅かな僅かな、封印していた思いがウィンディアの心の奥底からじわっと湧き出しそうになった時、優しく抱きしめられた。

 闇の女神オプスがウィンディアを抱きしめて言った。


「あなたは
わたしの為に
最も苦しい愛を自ら……
選んでくれましたね

本当にごめんなさい
わたしがあの時に捕まってしまって
あなたにあなたに……
辛い思いばっかりさせてしまって
本当に本当に……」

 オプスがウィンディアにそう伝えていた、ユリナには暗黒を通して、そのオプスの想いが伝わって来ていた。
 そしてユリナは古の世界でウィンディアの風の祝福を受けていた為に、ウィンディアの心に湧きあがろうとしていた、憎しみや嫉妬がオプスによって優しく包まれたのを感じた。

 ユリナは風の祝福の力を掌に集めると、白く美しい石がその手に現れ、その石はエメラルドグリーンの輝きを放った。
 絶対神となったユリナにとってウィンディアから授けられた風の祝福の力を、自らの意思で操ることなど簡単なことであった。

 ユリナはウィンディアに歩み寄り、躊躇わずに優しく小さな声で微笑んで言った。

「ウィンディア様
今まで本当にありがとうございます

ウィンダムを
ウィンダムを私に送ってくださって
本当にありがとうございます

ですがウィンダムは」

 ユリナは言葉が詰まりそうになったが、それを押しきって言った。

「私にはもう必要ありませんので!
お返し致します‼︎‼︎」

 ユリナはそう大きな声で言い、その石をウィンディアに手渡した。

(ユリナさん……)

 オプスは察して心の中でつぶやいた。


 ユリナはきびすを返しオプスとウィンディアから離れ、暗黒を握りしめて力強く叫んだ。


「トールッ!」


 ユリナは暗黒を持ったまま全身を回転させ、振り回しながら再び叫ぶ。

「あんたって人はっ!」

 そのまま勢いよく暗黒をトールであるウィンダムに向けて投げ放って更に叫んだ。

「本当に‼︎
おおバカなんだからっ‼︎‼︎」

 それは女神としてでは無く、一人のエルフの少女の叫びであった。
 

 その声は上空で戦う二匹の竜に届いた。


「オプス!」

 ユリナが顔を凛とさせて言った。

「はいっ!」

 オプスが絶対神としてユリナが言ったのに気付き、はっきりと返事をした。


 闇の女神オプスは右手を暗黒に向けた。


 すると凄まじい闇のオーラを暗黒が放ち、加速して行き、まるでウィンダムを貫くかの様に思えたが、ウィンディアが叫んだ。


「トールッ‼︎‼︎」


 ウィンダムにその声が聞こえたのかは解らないが、ウィンダムは素早くトールの姿に戻り、飛んで来た暗黒を掴んで落下していく。

 だがオディウムの竜は追撃を入れる様にその口から、赤黒い炎を吐き、トールを焼き払う様に包み込んでしまった。

「トール……」

 ウィンディアの意気消沈した様な声でつぶやく。

 だが、ユリナもオプスも静かにトールを見ている、ユリナは早くしなさいよと言う様に腕を組んでいる。
 そしてその吐き続けるオディウムの炎に、漆黒の一閃が走った。


 それはその炎を無に返しつつ斬り裂き、オディウムの竜を斬り裂く様に放たれていた。

 オディウムはそれが闇の力だと気付き、すぐにそれを躱したが、背後に闇が現れ、トールがその闇からオディウムを斬り裂こうと斬りかかってきた。


「我が闇の眷属
ゴブリンの英雄トールよっ!

ウィンディアが授けた

レジェンド

その名を汚すのですか‼︎‼︎」


 その時、闇の女神オプスが怒りを込めた様に叫んだ。
 ウィンディアはあの優しい姉、オプスが怒りを表したのを初めて見た。

 その怒りは妹を思い、ユリナが選んだ道を思い表した怒りであった。


 その声は暗黒を通しトールの魂に響いた。


 オディウムの竜は直ぐに人の姿に戻り、体を捻りトールの斬撃を躱したが、間髪入れずに凄まじい蹴りがオディウムの脇腹に入った。
 それは蹴落とされる様に命中し、オディウムを大地に叩きつける。


「テメェか……
ユリナの力を盗んだ奴は……」


 トールがこの世界が創造されてから初めて声を出して言った。
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