詩集☆幸せの形〜だれかがいる〜

詩☆雪月 詩☆雪の花

詩☆雪月　詩☆雪の花



詩☆雪月


遠い空
夜空に瞬く星見る月

貴方の愛は
雪の様に
静かに静かに降りそそぐ

柔らかくひらひらとした
羽の様に
暖かい温もりの雪



詩☆雪の花


雪切なさに
悲しみよりも寂しさが舞い
貴女と何故いられない
逢いたいから逢えないから
初めて解る貴女の思い

俺は馬鹿だから仕方ないのか？
現実とリアルは同じでも違くて
仮想空間でも夢うつつ

華やぐ街で
くだらない人々を見ながら
自分が一番くだらない事にきづかない
それが若い時の故郷を思い出させる

見たいから
見たいから
一眼見たいから
貴女との夢を幻でも見たいから
悲しくても苦しくても見て見たい
春が春がそこに有るから

心に咲き乱れ銀色の月に照らされた
雪の花をこの手に掴み放したくない

雪原の様に非情なこの国に
何気ない
優しさを温もりを……

気高い私を知りながら
私の悲しみを知りながら
何を何を感じ
愚かな私を見下さないで居てくれる

見たいから見たいから
貴女と私の描いた夢を
見たいから
私はここに居続けるだろう
全て全てが白くなった世界で
雪の花と共に……