元社畜の転生者は魔導士になりたい~魔王を倒す為に、訳アリ女の子と冒険者になります

めれ

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怪しい彼女と謎編

12話 任務出発、道中で

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俺たちは、東門から『ディアナ鉱山』へ荷馬車に乗って向かっている。

この世界にも馬がいるもんなんだと少し感心した。この世界には魔物しかいないと思っていたが、どうやら考えをアップデートしないといけないみたいだ。

もしかしたら、俺が今まで食ってきた料理も豚肉や牛肉が入ってたかもしれないな。
 
当然ながら、徒歩より断然荷馬車の方が早い。今まで徒歩で何回か行っているが、大体は朝に出発して鉱山麓村に着く頃には夕方になっている。

この街道は比較的安全で、魔物の出現率は結構低い。たまに狼型の魔物や鳥類型の魔物を見ることがあるが、それに対してはあまり危険視していない。そこまで強くないからだ。

あとスライムは何回か横切ったか。

低くないのかも。
 
要するに村までは大して難所がないということだ。

村に近づくにつれて鳥類型の『スラッシュホーク』の群れや、岩を食って生活している『ロックリザード』などの魔物は増えていく。

その為、近くにいることを確認した瞬間にこっちから仕留めに行く。近場まで行くと村の門番や小規模護衛隊がいるので、魔物と遭遇することは無くなる。

そんな感じで無事いつも夕方に到着しているわけだ。
 
それに比べて今は、ローグの御者がいるため、俺たちは6人くらいは入れる広さの荷台部分に腰を掛けて、だいぶ楽させてもらっている。

これが本当にありがたい。

乗り心地としてはハイエースの後ろに腰を下ろしている感じに近い。

そして、ちゃんとテントのような屋根もある。この感じなら半日もかからずに行けそうだ。
 
で、その鉱山麓の村はいわば鉱山に入る前の休息所のようなポジションになっており、現地での居住人数自体は少ない。

大体ローグから派遣されている人達で運営されており、時々人が入れ替わる。

入れ替わりの人は、ローグから食料を鉱山に持っていく係をしなければならないらしく、そのために荷馬車を使っている。

勿論冒険者ではない為、冒険者に護衛任務の依頼が出されることがあるのだ。そして、給料は割といいらしい。
 
では、一体彼らは何をしているのか。それは魔鉱石、または宝石の洗浄、分類、評価をしている。

魔鉱石の原形を俺たち冒険者は探し出し、それを村人に渡す。村人はその魔鉱石を洗浄し、魔鉱石がどれだけいい品質なのか、どんな特性なのかを鑑定して俺たちに渡してくれる。この作業後に再び魔鉱石をもらいローグに持ち帰るというわけだ。

この中で魔鉱石だと思って持ってきた石が、実は違う宝石でしたなんてことがあるから、沼るときは結構沼る。
 
ほかにも鉱山があるらしいのだが、俺はまだ行ったことがないから分からないし、他の場所がどういうシステムなのかも知らない。

この『ディアナ鉱山』よりも大規模で採集量が多いところはあるみたいだけど、そこんところどうなってんのかね。
 
「荷馬車って早いですね~、いつも徒歩で向かってるのですごい新鮮です」
 
「え、あんたら歩いてんの?まじ??」
 
6人くらい乗れそうな大きさの荷馬車内で、サーシャとリリナがおしゃべりをしている。俺の方はずっと二人の会話を作業用BGMとして、魔法の糸づくりに熱中している。

かれこれ2時間くらいは格闘しているだろうか。マジでできねえ。
 
「基本はどの任務も徒歩ですね。道中で休むこともありますし」
 
「マジで言ってる?任務しんどすぎでしょ!あたしなら無理だな~」
 
ローグには特に自動車とかそんなもんあるわけないし、馬だってそんないるわけでもないから基本歩きだ。

遠ければもちろん道中で寝ることもあるし。

俺は基本地面にそのまま寝ているのだが、サーシャはどういうわけか、マイ布団をどっかから取り出しそれに寝ている。俺の分も持ってきてくれればいいのに。
 
リリナはふと俺のほうに視線を向けると「てかさ」と話しかけてきた。

俺は手を止め「ん?」と二人のほうに向き直り返事をした。
 
「アンタのその魔法の練習?っていうの、そんな難しいの?」
 
「難しいっていうか、意味が分からないね。魔力を溜めるのが基本なんだけど・・・サーシャは出来る?糸作るの」
 
サーシャも方向性は違えど魔導士だ。なにかしら知っているとしたらヒントになるかもしれない。
 
「すいません、わたしは練習方法が全然違うのでアドバイスできませんね・・・」とサーシャは申し訳なさそうに謝って来た。

それに対してリリナは「ふーん、魔法ってそんな難しいんだ」と他人事で相槌を打つ。

サーシャの魔法特性上、俺とは全く違うし魔力の使い方も違うのだろう、やっぱ一人で模索するしかないか。

とはいっても結構行き詰ってるしなぁ。どうするか。
 
リリナは「うーん」と顔に何かついてるかのように俺の手を見つめてくる。魔法に興味があるのか。
 
「それって魔力?を集めて大きくしてんの?」
 
「そうだね、魔力を手に集めて溜めていくとこんな感じの塊になるんだ。これを糸にするっていうのがまあ難しくてね」
 
リリナは「へー」と素返事をしてくる。興味があるのかないのかどっちなんだ。
 
「その魔力ってさ、いちいち溜めないといけないわけ?」
 
「どういうこと?」
 
何を言っているんだろ彼女は。魔法は魔力を溜めて、魔法陣からそれぞれの属性魔法を打ち出すものだ。

他に何がある?俺はあまりピンと来ない。
 
「いや、いちいち溜めないで出しっぱなしにすればいいじゃん」
 
「あー確かに、その方が楽そうですよね」
 
・・・・・その発想はなかった。

というかなぜ今まで気が付かなかったのだろう。魔力を溜めるという行為に固執しすぎて、単純な方法を試していなかった。
 
溜めた魔力の形を変えられないのであれば、最初から魔力を微量に放出しながら形を形成すればいいのか。
 
俺は魔力を少しずつ流し始める。

そして、魔力を手に溜めないように力加減を調整する。イメージとしては極限まで力んだ掌の筋力を、魔力が流れてくる感覚に合わせて少しずつ緩める感じで・・・
 
掌から現れたのは、透明でか細いピアノ線くらいの糸。魔力の塊を形成することなく、魔力でできた糸が姿を現した。
 
できた・・・できた!!!うお!!!できた!!!!
 
驚きすぎて声が出ない。ただ目の前の光景に息をのんでしまったのだ。
 
「やりましたねヤナギさん!」
 
「お、出来たじゃん。こんなんに苦戦してたの?あたしに感謝しなさいよ」
 
「本当にありがとう。もう感無量です・・・」
 
「ちょ、泣くんじゃないわよ気持ち悪い!」
 
リリナにはキモがられたが、そんなことはどうでもいい。ただただ目の前の光景が喜ばしい。

ようやく次のステップに進めるのだ。
 
少し経つと、糸はパンと弾けてしまった。魔力を放出させ続け、かつ力加減を適量にしなければならない。

しかし、これを体に慣れさせることで、あらゆることが出来るようになるかもしれない。
 
この分なら、初級魔法くらいはハウクスさんが見せてくれた、属性の複合が出来るかもしれない。
 
「あのー、なんか一人で納得してっけど、もしもーし聞いてんの?」
 
「ヤナギさんは感動に浸ってるんですよ、そっとしておきましょ・・・」
 
全然話を聞いてなかった。が、とりあえず今は糸をどうにか慣れさせて、あやとり以上に色々と研究してみよう。
 
その時だった。
 
荷馬車が急ブレーキをかけ始め、俺たちは慣性のままに進行方向へと転がってしまい、荷台の壁に3人とも叩きつけられた。
 
痛てぇ・・・なんだ急に!危ない運転だなぁ。

しかも俺の身体が二人のクッションの役割になり、女性二人に押しつぶされる。正直、興奮しなくもないけどそれより体が辛い・・・
 
「ヤナギさん・・・その手をどけてもらえると・・・」
 
手?自身の手に意識を集中すると、俺は漫画かよと思った。サーシャの胸に手が当たっていたのだ。当てるというよりは覆っているに近いだろう。

いや、そうはならんやろ。

がしかしだ、俺はこんなハプニング生きてるうちに経験しないもんだと思っていた。日本だと痴漢で捕まってしまうからだ。
 
胸の感触は結構良い。柔らかさ加減は二の腕の肉をもう少し柔らかくしたような感触で、非常に触り心地が良い。胸は小さめだが、俺的には無問題だ。

俺は赤ん坊の時以来、初めて女性の胸を触り感動を覚えている。

いやー、生きてて良かったなぁ・・・
 
「普通に引くんですけど。あんたってキモイと思ってたけど、予想の斜め上だったわね」
 
先に離れていたリリナに言葉の釘を打たれ、ハッとした。

欲求不満過ぎて性欲がこじれてしまったか。俺は言われてすぐにサーシャから離れた。
 
「や、ご、ごめん!不可抗力だから!ほんとに!ワザとじゃないから!」
 
「・・・・・えっち」
 
そっぽを向かれてしまった、後で土下座しよう。
 
そんなことよりもだ、なんだって急ブレーキを踏んだんだ。何かあったのだろうか。
 
俺はワゴンから外へ出て、馬の手綱を引く御者の元へ駆け寄った。
 
「どうかしましたか?」
 
すると汗をかいた小太り男性の御者は、目の前を指さし俺に報告した。
 
「目の前に魔物が出たんだよ。申し訳ないが魔物を倒してもらいたいんだが・・・」
 
御者が指差す方向には、馬がそわそわと首を振りながら不規則なステップを刻む姿を横に、畦道のような舗装されていない一本の道と、点々と木が生え眼前を囲むように広がる草原の100メートル先には中型の狼型の魔物が3体、よだれを垂らしながらこちらを睨みつけていた。

黒い鬣に銀色の体毛、大きな口に嚙みついたら離すことのない牙、『バレットウルフ』だ。
 
この道ではよく見かける魔物で、基本は2,3体セットで行動しており、早い脚でこちらを翻弄しながら一気に襲ってくる。

その為、一匹ずつ倒すとなってもタッチの差でやられてしまう。
 
普段は、見かけ次第攻撃をこちらから仕掛けに行くが故に、この狼との戦闘の基本は早期決着。
 
「サーシャ!魔物がでた!バリアお願い!」と大声で簡素なテント状の荷台内にいるサーシャに声を掛けた。

サーシャの防御魔法をかけてもらい、保険を掛けるというわけだ。
 
「分かりました!『シェルドーム』!」
 
ワゴンから聞こえるサーシャの一声と共に、俺どころか荷馬車全体を覆うドーム状のバリアを展開したのだ。え、すごくない?
 
「これで大丈夫だと思います!内側から魔法を撃ってもバリアには当たりませんのでご安心を!あまり長くはもたないので早めに決着つけてください!」
 
これだけの大きなバリアだ、体力の消耗も早いだろう。早期に決着をつけなければ。
 
「ありがとう!速攻で片付ける!サーシャはリリナを守っててくれ!」とサーシャに感謝し、ドームの中から狼3匹に向けて照準を定め、右手を上げる。
 
『バレットウルフ』3体は既に陣形を組みながらこちらに走ってきていた。

遠吠えを上げながら、ご馳走に群がるハイエナのごとく、大体時速20キロほどの速さで3体は交互に入れ替わりながら向かってくる。

この速さならすぐにこちらに追いついてしまうだろう。
 
俺は緑色の魔法陣を展開する。魔法陣からは、緑がかった透明色の乱回転する風の塊を形成する。
 
「『ウィンドスラスト』!」
 
不自然に気流を作り出す風の塊を魔法陣から射出すると、その塊は目にも留まらぬスピードで狼に向かっていく。
 
「だ、ダメだ!1体倒しても次が来るぞ!」
 
御者のおっさんが叫んだ。
 
「大丈夫ですよ」
 
風の塊が『バレットウルフ』の1体に着弾する。

そして、その塊は破裂するかのように風が急速に広がり、狼3体を一気に吹き飛ばしたのだ。
 
狼たちが吹き飛ばされる様子を確認しつつ、俺は次の魔法を準備する。
 
真ん中の『バレットウルフ』は倒れているが、両側の2体は地面に伏してはいるものの、まだ息があるようだ。

とりあえず俺は向かって右の、起き上がろうとしている狼に狙いを定め、火属性の初級魔法『ファイヤーショット』をお見舞いする。

狼はたてがみに燃え移る相乗効果と共に火だるまとなり、やがて動かなくなる。さて、あと一体だ。
 
しかし、俺はここで気が緩んだのか、試したくなった。

そう、ハウクスさんがやっていた魔法属性の掛け合わせだ。

好奇心なのか、先ほど課題をクリアしたことによる慢心なのか、あのレベルの魔法でなくても、初級魔法で重ね掛けができるはずだと気持ちが昂ぶった。
 
俺は右手に緑の魔法陣を展開する。ハウクスさんはここからもう一つの魔法陣を展開していたような・・・
 
・・・あれ、魔法陣ってどうやって二個目を出すんだ?
 
思考を切り替え、赤い火属性の魔法陣を展開しようとする。しかし、それは単純に緑から赤の魔法陣に切り替わるだけだった。
 
思ったより、というかかなり難しいのではないか?
 
その瞬間
 
ドーム状のバリアが効力を失い、『バレットウルフ』が俺を目掛けて突っ込んでくる。狼は口を大きく開け、今にも俺に噛みつこうとしている。

そうだ、サーシャは確かに「長く持たない」と言っていた。

俺のミスだ、実践で聞きかじったことをするもんじゃない。浅はかだった。
 
これは俺への戒めだ。
 
「ぐっ!」と痛みをかみ殺すうめき声を上げてしまう俺を見て、御者の男性は目を見開き「坊主!」と大声を上げる。
 
地面には血が滴り落ち、やがてちょっとした血の水たまりを作り出していた。

そう、俺は左腕を差し出し、狼に噛みつかせたのだ。

この狼は絶対に牙を離すまいと言わんばかりに、牙を深く腕に突き刺してくる。このまま顎の力を加え続けられると、腕一本持っていかれてしまう。
 
右手に展開したままだった火の魔法陣を、俺の腕にむしゃぶりついている化け物に向け、そのまま『ファイヤーショット』をお見舞いした。
 
狼は『ギャッ』と叫び吹っ飛び、狼の身体は火で燃え上がっていく。

それと同時に俺の腕は解放され。吹っ飛ばされた狼だったものはそのまま地面に倒れ、焦げた肉の塊と化した。
 
牙から解放されたものの、噛みつかれた部分には貫通はしていない。しかし腕に空く4つの傷穴が広がりとめどなく血があふれ出ている。

めちゃくちゃいてえ・・・自業自得だけど・・・
 
俺はその場に座り込み、必死に奥歯を噛みしめ痛みをこらえる。その光景を見ていた御者は「大丈夫か!」と心配の意を俺に向ける。
 
その声が聞こえたからか、サーシャとリリナが荷台から飛び出すと「わっ」と、リリナは戦慄の表情を向ける。

サーシャは駆け足で俺の方に駆けつけ、両手で持っていた杖に魔力を注ぎ込む。
 
「噛まれたんですか!?今傷を!」
 
「ごめん、ちょっと油断した、っつう・・・」
 
杖からは黄緑かかった光が発せられたかと思うと、その光が傷口を覆い始め、みるみると穴がふさがり始める。
 
俺の怪我を見たリリナは後ずさりした様子を見せながら、傷口を凝視し声を掛けてくる。
 
「あんたちょっと大丈夫なの?」
 
彼女から心配の声が上がる。罵倒されるものだと思っていたが、素直に人を心配するみたいだ。
 
「大丈夫、痛いけどね・・・サーシャがいなかったら死んでたよ」
 
リリナは「そう・・・」と一言だけ口にし、黙った。その顔は安堵の表情を見せつつも、任務の危険性を再確認したような表情を見せていた。
 
サーシャと二人で任務に向かい、魔物との戦闘は自ずとセットになる。

その際、俺が前に出てる都合上、どうしても負傷することが多い。

その都度サーシャから回復魔法を受けているのだが、それがまあすごい。

怪我なんてしてなかったんじゃないかと疑うくらいには治ってしまうのだ。
 
「油断したら駄目ですよ、腕が無くなってたら直せないんですから、治せる怪我で良かったですけど・・・」
 
「気を付けるよ」
 
サーシャから注意を受けてしまった。仕方のないことだ、これはあくまで自分の責任であり、サーシャに手を煩わせたことになってしまったことと同義だ。
 
サーシャも無限に回復できるわけではないし、身体に負担が掛かるのもまた事実だ。

俺は心のどこかで、サーシャに依存してしまってるのかもしれない。気を引き締めないと命を落としかねない。

ましてや今、リリナを連れてきているわけで、尚の事、注意しないといけない場面だ。
浮かれることは一旦やめて、とりあえず目の前の任務に集中しよう。

傷口が塞がる過程を眺めながら、一人決心するのであった。
 
 
 
 
 
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