23 / 43
6
再三再四
しおりを挟む
薄暗い照明。
窓の外から差し込む都会の淡光。
夢花はゴムの口を縛るとティッシュに包んで捨てた。そして、横たわる俺の顔を覗き込んできた。
「シャワー浴びる?」
「ごめん夢花…」
「ううん。気にしないで」
欲・即・射――。
俺は初めて泊るラブホテルの雰囲気に酔わされ夢花への即時攻勢で、儚く散っていた。
「夢花?」
「ん?」
「俺なんかで…」
「どういう意味?」
夢花は本当に、本当に、良い子だ。捻くれて、ドス黒い、俺みたいなのとは対称的に。
俺は夢花から視線を逸らす。テーブルに置かれた水色の下着は律儀に佇んでいた。
「俺なんか…」
「もう一回する?」
夢花が隣に寝そべり微笑んだ。まるで沈んでいく俺を救い上げるように、顔を掴まれた。
「俺なんかでいいの?」
「せっかくだから、限界までいってみよ?」
俺の言葉に応えることなく手を取った夢花が、自らの聖地へ雄指を誘う。
気が付けば自然。聖なる秘腔を蓋するように中指が双唇に埋まっていた。
夢花の顔を見つめた。確認が欲しかった。小さく頷き、瞳を閉じる夢花。
俺は優しく優しく、夢花の双唇を擦り出す。
ほんのり絡みつく愛の蜜を大切に大切に、なぞりながら。
「気持ちいいよ」
夢花の腕が俺の首にまわった。
全身で受け取る体温に、俺の鼓動が再び目覚める。
指は秘腔の中に潜り込んでいた。一度掘り下げたその聖道は、湿潤したまま俺を受け入れてくれる。
「どこが気持ちいい?」
「色々動かしてみて」
「……」
「あっ、いまのとこ」
二人で行う共同行為に感じるささやかな幸せ。俺はただ夢花のことを幸せにしたい。
遊んでいた左手は、互いの間をすり抜け夢花の胸に到達する。
硬度の上がっている突起を指で摘まむ。
「…っ。弥人だけズルい」
夢花が上体を離すと、俺の棒へと手を伸ばす。
「ッ…。夢花、出ちゃうって」
「今出したら3回戦確定だからね」
俺の頭は煩悩すらも解き放ち、ただ真っ白に塗り替えられていく。
これは二人の、二人だけの聖戯…。
******
「いいよ。弥人のやりたいようにして」
ベットの上で抱きしめ合う俺と夢花。火照った体を重ね、滑る素肌を撫で合っていた。
「だいすきホールドってのをやってみたいんだけど、いい?」
「うん、どういう感じにしたらいい?」
対面座位――。
最も愛し合ってると思える、究極の奥義。
「ここに乗ってみて」
「分かった」
「挿れられる?」
「あっそういうことね」
腰を浮かす夢花。位置を確かめるため俺の腹部に手を添えると、僅かな胸が寄る。
「夢花ちょっとストップ」
「ん?」
「両手こうしてみて」
「こう?」
俺の臍に向けて伸びる夢花の両手。伸びた腕の合間に集まる柔肉と背伸びする小さな突起。気が付けば、未熟な果実へ手を伸ばしていた。
「かわいい」
「もぅ、くすぐったい」
チロチロと指で突起を掠め撫で。まんざらでもない夢花はされるがままだった。
「すごい勃ってるじゃん」
「もぅ、やだ。恥ずかしいからだめ」
「恥ずかしいの?」
「恥ずかしいよ」
「じゃ、こうしようか」
夢花の両肘を押さえていた俺は、そのまま胸元に飛び込んだ。口の中に咥えこむ。ピクンと一瞬だけ跳ねる夢花。
「にぁっ」
小さな小さなお豆さん――。
将来その母体と同じく、懸命にミルクを生み出すであろう聖地。将来生まれてくる赤ちゃんには悪いが、今は、今だけは俺のものだ。
ジュルチュル……。
「あっ…ぁっ…」
俺は天空に飛び立たんとする夢花を必死で抑えながら舌で続ける。なおも強く、なおも激しく、そして優しく吸った。
夢花の振動と共に、俺は口を離す。糸が弧を描いて落ちた。
「おいしい」
「…もう、弥人…ずるい」
頬を膨らます夢花。攻守交替するかの如く、俺の棒を握ると腰を浮かせた。
「夢花?」
「もう我慢できない。弥人が悪いんだよ?」
「あッ…」
するりと落ちる夢花。滑らかに包まれる俺。先の対戦で感覚が薄れていたとはいえ、確かに感じる夢花の熱。
「どう?」
「気持ちいい」
「ほんと?」
「あぁ、優しくて、いい感じ」
「じゃぁ、ゆっくりやるね」
夢花は俺に腕をまわしてきた。俺も夢花を抱きしめ返す。優しくゆっくり腰をこねる夢花。
背中しか見えないはずなのに、なぜかとても幸せそうだ。夢花の腰遣いに合わせるように俺も動く。共鳴する鼓動。
「夢花…」
「なに?」
「俺、夢花のこと、一生大切にする」
「……」
「夢花のこと、大切にさせて欲しい」
「うん」
気持ちがいいとか、もはやそういう次元ではなかった。俺の心の中に芽生える想いと、夢花のそれとが混ざり合い、物語は残りの1ページ目を捲った。
「…ッイきそう」
「いいよ」
「ッ…はぁ…」
「弥人の…いっぱいちょうだい?」
「…愛してる、夢花ッ」
「私も愛してるよ…弥人」
窓の外から差し込む都会の淡光。
夢花はゴムの口を縛るとティッシュに包んで捨てた。そして、横たわる俺の顔を覗き込んできた。
「シャワー浴びる?」
「ごめん夢花…」
「ううん。気にしないで」
欲・即・射――。
俺は初めて泊るラブホテルの雰囲気に酔わされ夢花への即時攻勢で、儚く散っていた。
「夢花?」
「ん?」
「俺なんかで…」
「どういう意味?」
夢花は本当に、本当に、良い子だ。捻くれて、ドス黒い、俺みたいなのとは対称的に。
俺は夢花から視線を逸らす。テーブルに置かれた水色の下着は律儀に佇んでいた。
「俺なんか…」
「もう一回する?」
夢花が隣に寝そべり微笑んだ。まるで沈んでいく俺を救い上げるように、顔を掴まれた。
「俺なんかでいいの?」
「せっかくだから、限界までいってみよ?」
俺の言葉に応えることなく手を取った夢花が、自らの聖地へ雄指を誘う。
気が付けば自然。聖なる秘腔を蓋するように中指が双唇に埋まっていた。
夢花の顔を見つめた。確認が欲しかった。小さく頷き、瞳を閉じる夢花。
俺は優しく優しく、夢花の双唇を擦り出す。
ほんのり絡みつく愛の蜜を大切に大切に、なぞりながら。
「気持ちいいよ」
夢花の腕が俺の首にまわった。
全身で受け取る体温に、俺の鼓動が再び目覚める。
指は秘腔の中に潜り込んでいた。一度掘り下げたその聖道は、湿潤したまま俺を受け入れてくれる。
「どこが気持ちいい?」
「色々動かしてみて」
「……」
「あっ、いまのとこ」
二人で行う共同行為に感じるささやかな幸せ。俺はただ夢花のことを幸せにしたい。
遊んでいた左手は、互いの間をすり抜け夢花の胸に到達する。
硬度の上がっている突起を指で摘まむ。
「…っ。弥人だけズルい」
夢花が上体を離すと、俺の棒へと手を伸ばす。
「ッ…。夢花、出ちゃうって」
「今出したら3回戦確定だからね」
俺の頭は煩悩すらも解き放ち、ただ真っ白に塗り替えられていく。
これは二人の、二人だけの聖戯…。
******
「いいよ。弥人のやりたいようにして」
ベットの上で抱きしめ合う俺と夢花。火照った体を重ね、滑る素肌を撫で合っていた。
「だいすきホールドってのをやってみたいんだけど、いい?」
「うん、どういう感じにしたらいい?」
対面座位――。
最も愛し合ってると思える、究極の奥義。
「ここに乗ってみて」
「分かった」
「挿れられる?」
「あっそういうことね」
腰を浮かす夢花。位置を確かめるため俺の腹部に手を添えると、僅かな胸が寄る。
「夢花ちょっとストップ」
「ん?」
「両手こうしてみて」
「こう?」
俺の臍に向けて伸びる夢花の両手。伸びた腕の合間に集まる柔肉と背伸びする小さな突起。気が付けば、未熟な果実へ手を伸ばしていた。
「かわいい」
「もぅ、くすぐったい」
チロチロと指で突起を掠め撫で。まんざらでもない夢花はされるがままだった。
「すごい勃ってるじゃん」
「もぅ、やだ。恥ずかしいからだめ」
「恥ずかしいの?」
「恥ずかしいよ」
「じゃ、こうしようか」
夢花の両肘を押さえていた俺は、そのまま胸元に飛び込んだ。口の中に咥えこむ。ピクンと一瞬だけ跳ねる夢花。
「にぁっ」
小さな小さなお豆さん――。
将来その母体と同じく、懸命にミルクを生み出すであろう聖地。将来生まれてくる赤ちゃんには悪いが、今は、今だけは俺のものだ。
ジュルチュル……。
「あっ…ぁっ…」
俺は天空に飛び立たんとする夢花を必死で抑えながら舌で続ける。なおも強く、なおも激しく、そして優しく吸った。
夢花の振動と共に、俺は口を離す。糸が弧を描いて落ちた。
「おいしい」
「…もう、弥人…ずるい」
頬を膨らます夢花。攻守交替するかの如く、俺の棒を握ると腰を浮かせた。
「夢花?」
「もう我慢できない。弥人が悪いんだよ?」
「あッ…」
するりと落ちる夢花。滑らかに包まれる俺。先の対戦で感覚が薄れていたとはいえ、確かに感じる夢花の熱。
「どう?」
「気持ちいい」
「ほんと?」
「あぁ、優しくて、いい感じ」
「じゃぁ、ゆっくりやるね」
夢花は俺に腕をまわしてきた。俺も夢花を抱きしめ返す。優しくゆっくり腰をこねる夢花。
背中しか見えないはずなのに、なぜかとても幸せそうだ。夢花の腰遣いに合わせるように俺も動く。共鳴する鼓動。
「夢花…」
「なに?」
「俺、夢花のこと、一生大切にする」
「……」
「夢花のこと、大切にさせて欲しい」
「うん」
気持ちがいいとか、もはやそういう次元ではなかった。俺の心の中に芽生える想いと、夢花のそれとが混ざり合い、物語は残りの1ページ目を捲った。
「…ッイきそう」
「いいよ」
「ッ…はぁ…」
「弥人の…いっぱいちょうだい?」
「…愛してる、夢花ッ」
「私も愛してるよ…弥人」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
清掃員と僕の密やかな情状
MisakiNonagase
恋愛
都心のオフィスビルで働く会社員の26歳・高城蓮(たかぎれん)。彼の無機質な日常に唯一の彩りを与えていたのは、夕方から現れる70歳の清掃員・山科和子だった。
青い作業服に身を包み、黙々と床を磨く彼女を、蓮は「気さくなおばあちゃん」だと思っていた。あの日、立ち飲み屋で私服姿の彼女と再会するまでは――。
肉じゃがの甘い湯気、溶けゆく氷の音、そして重ねた肌の温もり。
44歳の年齢差を超え、孤独を分かち合った二人が辿り着いた「愛の形」とは。これは、一人の青年が境界線の向こう側で教わった、残酷なまでに美しい人生の記録。
還暦妻と若い彼 継承される情熱
MisakiNonagase
恋愛
61歳の睦美と、20歳の悠人。ライブ会場で出会った二人の「推し活」は、いつしか世代を超えた秘め事へと変わっていった。合鍵を使い、悠人の部屋で彼を待つ睦美の幸福。
しかし、その幸せの裏側で、娘の愛美もまた、同じ男の体温に触れ始めていた。
母譲りの仕草を見せる娘に、母の面影を重ねる青年。
同じ男を共有しているとは知らぬまま、母娘は「女」としての業(さが)を露呈していく。甘いお土産が繋ぐ、美しくも醜い三角関係の幕が上がる。
再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる
まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」
父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。
清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。
なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。
学校では誰もが憧れる高嶺の花。
家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。
しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。
「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」
秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。
彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。
「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」
これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。
完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。
『著者より』
もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる