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02章:憧れと決意、それから。
12:~異端狩り。~[後編]
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「――さて」
男たちの姿が見えなくなると、早速金を稼ぐためならば身の危険を顧みない彼らへの興味を失ったフランは、胸の前で拳を作り意気込みながら、くるりと軽快な足取りで体を反転させた。
「ボクたちも行こうか」
「行く、ってどこに」
鼻歌を歌うフランが視線で捉え、鈴丞がそれを追った先は、港へと向かう直線上の道――ではなく、エルファーナの少女が走り去った方角にある草の茂みであった。
男たちが勇ましく立ち向かった茂みほどではないが、霧のカーテンは濃く広がり、薄気味悪い雰囲気を醸し出している。それにも関わらず、フランは怖気付くことはない。真っ直ぐ伸びていた野草をさくさく踏み、裾が汚れることも厭わずにしゃがみ込んだ少年は、草本を掻き分ける。前のめりになって地面を物色する後ろ姿は、小さな落とし物を探すように顔を俯かせ、頭を動かし、鮮やかな緑の根本を注視している。やがて、健康的な土に手のひらをついて、猫のように這いながら前へ前へと少しずつ前進していく。
突如始まった少年の奇天烈な行動に、彼の行動の意図を読むことが出来なかった鈴丞は、目を丸くして頭頂部の癖毛を見下ろした。キラキラとした金糸のような輝きはなく心地の良い陽光が届かない今は、微かに黒を含み、燻んでいるようにも見える。
「さっきのエルファーナを助けに行こう」
「は?」
一拍遅れて、相方の問い掛けに答えたフラン。予想もしなかった回答にきょとんと目を見開く。
エルファーナを目にしても、大して気にも留めなかった彼がそんなことを言うなんて。
「アテはあるのかよ?」
「勿論。リンは気付かなかった?さっきの人たちと話していた時、彼女、リンの足元で様子を伺っていたんだ。……あ、ほら」
堅く閉ざされた扉をこじ開けるように、重い緑の束を左右に開いて根本を露わにすると、半歩左に避ける。そして、色濃い土色を指差して、少年のあどけない手元を覗き込んでいた彼に指し示した。
――確かにぬかるんだ土には、先程鈴丞らの前に残されたものと同じスタンプがはっきりと残されている。
それは相当体が強張り震えていたのだろう。踏み躙られた純白の花はボロボロに地を這い、水気をたっぷりと含む土に埋め込まれていたのだ。――それは、紛れもなくあの少女がここにいたという証拠で。
鈴丞は、首を傾げて疑念を抱く。
「なんでこんな所に戻って来てんだよ?あの状況だったらきっとあいつらから逃げ切れてた。なんで自分の住んでるところに戻らなかったんだ、この森の中にあるんだろ?」
「ボクだってそう思うよ」
森の奥へと続く足跡を追いながら、心外だと言わんばかりに眉間に皺を寄せ、わざとらしく大きなため息を零した。
そんな簡単なことも分からないほどに混乱していたらしい少女に対し、呆れてものも言えないらしい。やれやれと首を横に振るフランに、はは、と苦笑した鈴丞は、彼の背後についてゆったりと歩きながら草の壁が立つ地面に視線を落とした。
「――……エルファーナ族もほとんど人と変わらないように思えた。それなのに何で人から身を隠して生活しなきゃならないんだ?」
最初に彼らの存在を聞いた時から抱いていた疑問だった。どうして、彼らはこの静寂に身を潜めているのか。
フランの足跡のすぐ傍に並ぶ小さな靴の跡を眺め、ぽつりと独り言をいうように呟いた鈴丞の声は、静かな森の中にいると、確実にフランの耳に届いた。フランは鈴丞ををこっそりと一瞥する。
「ま、今の時代、大体の人はリンと同じ考えを持っているよ。でも、昔の運命られた人っていうのは、何も持たない無力な人にとって、神の力と類似した力を持つ得体の知れない腫物だった。それだけの話さ」
「…………」
「リンだって能力が発動した時、「ありえない」って思ったでしょ?それと同じで、神子の存在が生まれた時、元々いた人たちはそれを危険分子と思ったんだ。――それにいつの時代も暇な人間には|差別や比較の対象が必要だからさ」
神話の時代が終わり、この国に平和が訪れると同時に、消えた神から使命を授かりし『運命られた人』が現れた時、人と類似した姿を持ちながら、異なるものを持つ彼らは、持たざる者――人間に恐れられ、疎まれていた。
――人は皆、諍いがないと生きてはいけない。
神によって食い止められた戦争が消失し、何の変哲もない平和な生活を送り、暇を持て余していた人々は、ただこのままいき、このまま死ぬだけでは詰まらないと異端者を貶めることを娯楽としたのだ。
蔑み、甚振り、殺す。
本来、人ならざる力を持っている神子ならば、意地の悪い人間に持たざる者に抵抗出来たはずであった。それでもそうしなかったのは、消失した神も、神々の僕も、争うことのない平和な世界を望んでいたから。我々が耐え忍べば、きっといつか人々も理解を示してくれる。そう信じていたからだ。
だが、こうして諍うことしか考えていない愚かだった。
彼らと手を取り合う日はついぞ来ず、やがて為す術もない神子たちは、逃げるようにロビンス・ケイルの各地に身を隠し、暮らし始めたのだとフランは語る。
「――で、昔の考えが根強く残って、彼らをしつこく追い回すのが異端狩り。さっきの話の通じないチンピラみたいな烏合の衆が今でも多少存在してるわけ」
酷い話ではあるが、似たり寄ったりな話はどこにいても聞くものだな。鈴丞は遠い目をする。実際にフランが語った史実を目の当たりにしていない青年にとってはどこか絵空事なのだ。ふぅん、と短く相槌を打ち、それ以上フランを言及することはなかった。フランもそれを咎めることはしない。
「――でもま、あのしつこい連中に嫌がらせ出来てよかったよ」
「嫌がらせ?」
「例えば……、さっきボクが教えた方の樹海には、何年も前に神子の居場所を探っていた同好会の人たちが興味本位で入ったら、数日後、瀕死の状態で帰ってきたとかいう噂があってね……」
「…………」
恐らく、ただの子どもが作った怪談話だろうけれど本当だったら大変だねえ……と、やんちゃに笑って痛快がるフランはまるで、人の不幸を蜜にして呑む悪魔に見えた。
フィレーヌでの恐喝は、相当フランの神経を逆撫でしていたのだろう。彼らにとっては救いだと思っていた小さな手は、実は地獄への引導であったらしい。
鈴丞は、フランに対して無知であったとはいえ、フランに刃向かった彼らを憐れに思うと同時に、この頭の回る少年の逆鱗に触れて身を滅ぼすことはしないでおこうと、そう心から誓ったのであった――
「――それに、せっかくボクが誤魔化してあげたのに、あのまま、またあいつらの前に自分から顔を出して餌食になるかもしれないじゃない。そんなの癪だし、先に見つけて住処まで逃してやろうって寸法さ」
「船の時間はよかったのか?」
「船は明日も動いてるよ。……それにリンも彼女のこと随分と気にしていたみたいだし?」
「う……」
上半身を捻って振り返ったフランの表情は悪戯じみており、図星を突かれてぎくりと体が強張る鈴丞の心情を読み取り面白がっていたのだ。神子と人の間にある因縁について解説を受けている間、何気なく視線を動かし、フランの提案にこっそりと貢献しようとしていたことは、とっくの昔に知られていたらしい。
ニヤついた顔で鈴丞を見上げたフランは、まるで肩の荷が降りたかのように、急ぎ早足だった歩は遅くなり、くつくつと笑いながら手元に意識を戻した。対して鈴丞はちょっとした秘密の悪戯が、最初から両親に気付かれていた時のような居た堪れなさが鈴丞を襲う。羞恥で赤くなる耳を誤魔化すように、眉間に皺を寄せ、人差し指でこめかみの辺りを何度か撫でた。
「わあ……見て、リン!凄いよ!!」
そうしているうちにも、1歩1歩慎重に、そして着実に前進し続けて数十分――嬉々として声を上げたフランは、ずっと俯かせていた顔を上げて丸めていた背中を伸ばしながら立ち上がった。
燦然と輝くエメラルドグリーンを独り占めするのは、明るく開けて煌めく光景であった。それは、不気味は森の1本道の印象を全く一掃し、暗く澱んでいた空気を塵1つ余すことなく洗い流している。真夏の水中にいるかのような涼風が吹き抜け、中央には、どっしりとした大樹が構えており、それを取り囲む木々は、嘘のようにたっぷりと自然の光を浴び、長い年月をかけてすくすくと健康的に育っていた。
鮮やかで葉脈がはっきりと見える緑は、心地の良い葉擦れの音を響かせて、それにハーモナイズする動物の鳴き声や小鳥の囀りは僅かだが、2人の耳にも届いていたのだった――
男たちの姿が見えなくなると、早速金を稼ぐためならば身の危険を顧みない彼らへの興味を失ったフランは、胸の前で拳を作り意気込みながら、くるりと軽快な足取りで体を反転させた。
「ボクたちも行こうか」
「行く、ってどこに」
鼻歌を歌うフランが視線で捉え、鈴丞がそれを追った先は、港へと向かう直線上の道――ではなく、エルファーナの少女が走り去った方角にある草の茂みであった。
男たちが勇ましく立ち向かった茂みほどではないが、霧のカーテンは濃く広がり、薄気味悪い雰囲気を醸し出している。それにも関わらず、フランは怖気付くことはない。真っ直ぐ伸びていた野草をさくさく踏み、裾が汚れることも厭わずにしゃがみ込んだ少年は、草本を掻き分ける。前のめりになって地面を物色する後ろ姿は、小さな落とし物を探すように顔を俯かせ、頭を動かし、鮮やかな緑の根本を注視している。やがて、健康的な土に手のひらをついて、猫のように這いながら前へ前へと少しずつ前進していく。
突如始まった少年の奇天烈な行動に、彼の行動の意図を読むことが出来なかった鈴丞は、目を丸くして頭頂部の癖毛を見下ろした。キラキラとした金糸のような輝きはなく心地の良い陽光が届かない今は、微かに黒を含み、燻んでいるようにも見える。
「さっきのエルファーナを助けに行こう」
「は?」
一拍遅れて、相方の問い掛けに答えたフラン。予想もしなかった回答にきょとんと目を見開く。
エルファーナを目にしても、大して気にも留めなかった彼がそんなことを言うなんて。
「アテはあるのかよ?」
「勿論。リンは気付かなかった?さっきの人たちと話していた時、彼女、リンの足元で様子を伺っていたんだ。……あ、ほら」
堅く閉ざされた扉をこじ開けるように、重い緑の束を左右に開いて根本を露わにすると、半歩左に避ける。そして、色濃い土色を指差して、少年のあどけない手元を覗き込んでいた彼に指し示した。
――確かにぬかるんだ土には、先程鈴丞らの前に残されたものと同じスタンプがはっきりと残されている。
それは相当体が強張り震えていたのだろう。踏み躙られた純白の花はボロボロに地を這い、水気をたっぷりと含む土に埋め込まれていたのだ。――それは、紛れもなくあの少女がここにいたという証拠で。
鈴丞は、首を傾げて疑念を抱く。
「なんでこんな所に戻って来てんだよ?あの状況だったらきっとあいつらから逃げ切れてた。なんで自分の住んでるところに戻らなかったんだ、この森の中にあるんだろ?」
「ボクだってそう思うよ」
森の奥へと続く足跡を追いながら、心外だと言わんばかりに眉間に皺を寄せ、わざとらしく大きなため息を零した。
そんな簡単なことも分からないほどに混乱していたらしい少女に対し、呆れてものも言えないらしい。やれやれと首を横に振るフランに、はは、と苦笑した鈴丞は、彼の背後についてゆったりと歩きながら草の壁が立つ地面に視線を落とした。
「――……エルファーナ族もほとんど人と変わらないように思えた。それなのに何で人から身を隠して生活しなきゃならないんだ?」
最初に彼らの存在を聞いた時から抱いていた疑問だった。どうして、彼らはこの静寂に身を潜めているのか。
フランの足跡のすぐ傍に並ぶ小さな靴の跡を眺め、ぽつりと独り言をいうように呟いた鈴丞の声は、静かな森の中にいると、確実にフランの耳に届いた。フランは鈴丞ををこっそりと一瞥する。
「ま、今の時代、大体の人はリンと同じ考えを持っているよ。でも、昔の運命られた人っていうのは、何も持たない無力な人にとって、神の力と類似した力を持つ得体の知れない腫物だった。それだけの話さ」
「…………」
「リンだって能力が発動した時、「ありえない」って思ったでしょ?それと同じで、神子の存在が生まれた時、元々いた人たちはそれを危険分子と思ったんだ。――それにいつの時代も暇な人間には|差別や比較の対象が必要だからさ」
神話の時代が終わり、この国に平和が訪れると同時に、消えた神から使命を授かりし『運命られた人』が現れた時、人と類似した姿を持ちながら、異なるものを持つ彼らは、持たざる者――人間に恐れられ、疎まれていた。
――人は皆、諍いがないと生きてはいけない。
神によって食い止められた戦争が消失し、何の変哲もない平和な生活を送り、暇を持て余していた人々は、ただこのままいき、このまま死ぬだけでは詰まらないと異端者を貶めることを娯楽としたのだ。
蔑み、甚振り、殺す。
本来、人ならざる力を持っている神子ならば、意地の悪い人間に持たざる者に抵抗出来たはずであった。それでもそうしなかったのは、消失した神も、神々の僕も、争うことのない平和な世界を望んでいたから。我々が耐え忍べば、きっといつか人々も理解を示してくれる。そう信じていたからだ。
だが、こうして諍うことしか考えていない愚かだった。
彼らと手を取り合う日はついぞ来ず、やがて為す術もない神子たちは、逃げるようにロビンス・ケイルの各地に身を隠し、暮らし始めたのだとフランは語る。
「――で、昔の考えが根強く残って、彼らをしつこく追い回すのが異端狩り。さっきの話の通じないチンピラみたいな烏合の衆が今でも多少存在してるわけ」
酷い話ではあるが、似たり寄ったりな話はどこにいても聞くものだな。鈴丞は遠い目をする。実際にフランが語った史実を目の当たりにしていない青年にとってはどこか絵空事なのだ。ふぅん、と短く相槌を打ち、それ以上フランを言及することはなかった。フランもそれを咎めることはしない。
「――でもま、あのしつこい連中に嫌がらせ出来てよかったよ」
「嫌がらせ?」
「例えば……、さっきボクが教えた方の樹海には、何年も前に神子の居場所を探っていた同好会の人たちが興味本位で入ったら、数日後、瀕死の状態で帰ってきたとかいう噂があってね……」
「…………」
恐らく、ただの子どもが作った怪談話だろうけれど本当だったら大変だねえ……と、やんちゃに笑って痛快がるフランはまるで、人の不幸を蜜にして呑む悪魔に見えた。
フィレーヌでの恐喝は、相当フランの神経を逆撫でしていたのだろう。彼らにとっては救いだと思っていた小さな手は、実は地獄への引導であったらしい。
鈴丞は、フランに対して無知であったとはいえ、フランに刃向かった彼らを憐れに思うと同時に、この頭の回る少年の逆鱗に触れて身を滅ぼすことはしないでおこうと、そう心から誓ったのであった――
「――それに、せっかくボクが誤魔化してあげたのに、あのまま、またあいつらの前に自分から顔を出して餌食になるかもしれないじゃない。そんなの癪だし、先に見つけて住処まで逃してやろうって寸法さ」
「船の時間はよかったのか?」
「船は明日も動いてるよ。……それにリンも彼女のこと随分と気にしていたみたいだし?」
「う……」
上半身を捻って振り返ったフランの表情は悪戯じみており、図星を突かれてぎくりと体が強張る鈴丞の心情を読み取り面白がっていたのだ。神子と人の間にある因縁について解説を受けている間、何気なく視線を動かし、フランの提案にこっそりと貢献しようとしていたことは、とっくの昔に知られていたらしい。
ニヤついた顔で鈴丞を見上げたフランは、まるで肩の荷が降りたかのように、急ぎ早足だった歩は遅くなり、くつくつと笑いながら手元に意識を戻した。対して鈴丞はちょっとした秘密の悪戯が、最初から両親に気付かれていた時のような居た堪れなさが鈴丞を襲う。羞恥で赤くなる耳を誤魔化すように、眉間に皺を寄せ、人差し指でこめかみの辺りを何度か撫でた。
「わあ……見て、リン!凄いよ!!」
そうしているうちにも、1歩1歩慎重に、そして着実に前進し続けて数十分――嬉々として声を上げたフランは、ずっと俯かせていた顔を上げて丸めていた背中を伸ばしながら立ち上がった。
燦然と輝くエメラルドグリーンを独り占めするのは、明るく開けて煌めく光景であった。それは、不気味は森の1本道の印象を全く一掃し、暗く澱んでいた空気を塵1つ余すことなく洗い流している。真夏の水中にいるかのような涼風が吹き抜け、中央には、どっしりとした大樹が構えており、それを取り囲む木々は、嘘のようにたっぷりと自然の光を浴び、長い年月をかけてすくすくと健康的に育っていた。
鮮やかで葉脈がはっきりと見える緑は、心地の良い葉擦れの音を響かせて、それにハーモナイズする動物の鳴き声や小鳥の囀りは僅かだが、2人の耳にも届いていたのだった――
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