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純潔を捧げた夜
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温かい布団にくるまれているうちに、いつの間にか軽く眠ってしまったらしい。真珠が微睡んでいると、扉の蝶番が軋む音がした。
「ん……?」
誰かが入ってきたようだ。微かに足音がする。それによって、真珠の意識は急速に回復し、正体を確かめたくて掛け布団を持ち上げた。部屋の洋灯は消してあるため、窓から差す月の光だけが頼りだ。
入ってきたその人物は、光に照らされて、徐にその姿を現した。真珠と目が合う。
「ああ、すみません。起こしてしまいましたか?」
「玻璃さん、ど、どうして……」
「ちゃんとお休みになられているか気になって。瑠璃から聞きました。真珠さんの色香のこと、伝えるのを忘れていてすみません」
玻璃は、微笑みをたたえたまま、ほんの少しだけ眉を下げて謝罪した。
(いけしゃあしゃあと……!)
真珠は絶対に嘘だと思ったが、もしかしたら、本当に伝え忘れていた可能性も、一ミリくらいなら残っている。結果として真珠に被害はなかったので、彼の言葉に小さく頷いて返した。
「許してもらえてよかったです。眠れそうですか?」
「……少し眠ってはいたんですけど、今のでだいぶ目が覚めちゃいました」
「すみません。では、眠れるまで添い寝をしましょうか?」
「……は、はい?」
玻璃はやや強引に、真珠のベッドの中へと入ってきた。壁際の方へと軽く追いやられ、真珠は必死になって彼の腕を掴み拒否する。
「け、結構ですから!」
「僕がそうしたいんです。だめですか?」
玻璃が、鼻と鼻がくっつきそうなほど近くで、真珠の顔を覗き込んだ。薄暗い部屋の中でも分かる透き通った瞳が、懇願するように揺れている。秀麗な王子様にそんなことを言われて、真珠は胸を揺さぶられてしまった。
「……だっ、だめに決まって……!」
「今、間がありましたよ。照れているんですね。可愛い」
「いやっ、あのっ!」
玻璃は真珠の額にキスを落とし、腰を抱きしめた。有無を言わせず、真珠の頭の下に上腕部分を通す。すると、あっという間に腕枕が完成した。
真珠は玻璃の胸を押して、少しだけ距離をとる。
(冷静に、落ち着いて……!)
銀に教わった深呼吸を三回繰り返し、真珠は玻璃の顔を真剣に見つめた。この人の真意を知りたい。もし、からかっているだけなら、その頬を引っ叩いて、出て行ってもらおうと決めた。
「どうして、私にここまで構うんですか?」
「そうですね。最初は、銀さんが連れてきたから、という理由で興味があっただけだったんですが。あなたが、この村の女性たちにはない謙虚さと素直さを持っているのが分かって、好ましく思い始めたんです」
意外にも、玻璃は淀みなくすらすらと話した。いつもの微笑みが消えて、真顔になっている。今は本音を話しているのだ。それを悟った真珠は、さっと視線を逸らした。
「ま、またまたご冗談を……」
「真剣に言っていますよ。銀さんも、あなたのことを気に入っているかと思ったんですが……意外に手を出さなかったんですね」
「銀さんは、簡単にそういうことする人ではありません」
「だから、ずっと独り身なんですよ。欲しいものは、自ら積極的に動いて奪いにいかないと」
玻璃の片手が、真珠の頬に伸びた。すりすりと撫でられて、くすぐったい。
「やっ……」
「真珠さん、僕はあなたを嫁に迎え入れたいと思っています」
「……えっ! ええっ!?」
「こんなにも可愛くていじらしい女性、もうこの先出逢えるか分からない」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
間違いなく、求婚されている。しかし、真珠はすぐに理解することができなくて、目を白黒させた。
出逢ってまだ二日しか経っていない。その中でも、彼と過ごした時間はほんの少しだ。そんなもので、結婚を申し込まれて、信じていいものなのか。
「玻璃さん、落ち着いて!」
「僕は落ち着いています。真珠さんこそ、落ち着いた方が……」
「兄貴? お姉さん? なに、喋ってるの……?」
玻璃の声に被せるようにして、瑠璃の寝惚けた声が聞こえた。開いたままの扉の隙間から、会話が漏れ聞こえていたようだ。
「瑠璃、すみません。今は取り込み中なので、部屋に戻ってもらえますか?」
「……え。ええっ! 何やってるの?」
部屋の中を覗いた瑠璃は、二人が寄り添っている状況を見て、すぐに覚醒した。玻璃が悔しそうに舌打ちをしたのを、真珠は聞き逃さなかった。ということは、本当に口説こうとしていたらしい。
「兄貴、ずるい! 俺だって、お姉さんを襲わないように我慢したのに!」
「僕は結婚を申し込んでいただけですよ。添い寝のついでに」
「えーっ! 抜け駆けはだめだろ!」
瑠璃は部屋の中に入ってきて、掛け布団を勢いよく剥がした。まるで、浮気や不倫がバレたメロドラマのようなシーンだなと、真珠は呆気にとられながらも思う。
「瑠璃。邪魔をしないでください」
「俺も、お姉さんのこと、いいなって思ってるから。まだ、手……出さないで」
「……えっ!」
咎めるような玻璃の声にも臆さず、瑠璃は玻璃の腕を引っ張り、起こそうとしている。真珠は更に混乱し、口をぽかんと開け、二人のやりとりを見ていた。
「はあ、そうきましたか……でももう、手遅れですね」
「手遅れってなにが?」
「瑠璃も分かるでしょう? この強烈な色香。僕が真珠さんに触れたら、更に濃くなったんです」
「うそっ……」
突如、玻璃は身体を起こし、真珠の両肩を掴んだ。そのまま抱きしめるようにして、真珠の上半身を起こすと、素早く背中側へと回る。目にも止まらぬ早さに、真珠が驚く暇もないほどだった。
羽交い絞めにされて、真珠はようやく危機感を呼び戻した。玻璃の手が真珠の浴衣の胸元を割り、乳房に直接触れた。ぞわぞわと鳥肌が立っていく。
「きゃっ! やっ、何するんですか!」
「真珠さん、すみません。もう……堪えられそうにありません」
「やだっ……やめてっ」
「兄貴っ」
自分以外誰も触れたことのないところを、玻璃がやわやわと揉んでいる。彼の息が頬にかかり、真珠はそれが随分と荒いことに気付いた。
真珠の色香が彼を狂わせている。そう思わせるに充分だった。
「や、んっ……瑠璃くん、玻璃さんを止めてっ!」
「あ……えっと……」
真珠が玻璃の手を止めようともがくが、瑠璃はベッドの傍で固まったまま、動かない。
(頼みの綱は、瑠璃くんだけなのに!)
真珠が呼びかけても、瑠璃は辛そうに視線を逸らすだけだった。玻璃の手は、真珠の浴衣の帯を緩め、襦袢ごと襟を引っ張り、肩から下ろした。真珠の雪のように白い肌が、薄い暗闇の中にさらされる。
「瑠璃、どうしますか? 僕を止めて、真珠さんを助けますか? それとも……一緒に可愛がりますか?」
「俺、は……」
「やだっ! お願い、やめてください!」
真珠が抵抗しても、男性の力には全く敵わない。志士の試験に合格するほど身体を鍛え上げている人に、力で勝てるわけがなかった。じんわりと、真珠の瞳には涙が浮かぶ。最後の望みをかけて瑠璃を見上げると、彼は喉を鳴らした。
「……じゃあ、可愛がる方にする」
「えっ」
「いい子ですね。僕の弟ですから、そう言うと思っていました」
真珠は、雷に打たれたかのように動けず、言葉を紡げなかった。その間に、瑠璃は掛け布団を床に落とし、ベッドの上に乗ってくる。
「お姉さん、ごめん。すごく抱きたい」
「だ……だめ……」
「ふふ。守るべき相手を襲うなんて。僕と瑠璃の共犯ですね」
結局真珠は、二人の兄弟に組み敷かれ、その純潔を、弟の瑠璃に捧げた。ただ、完全に一方的だったのではなく、真珠も最終的に同意した。
結局は、共犯者になってしまったのだ。
*****
一度目の行為が終わってすぐ、玻璃が真珠を引き寄せていく。
「じゃあ、今度は僕の番ですね」
「えっ、ま、待ってください! もうですか?」
「ずっと待っていたんです……待ちきれません」
しかし、彼は真珠の腹の上を見てすぐ、動きを止めた。真珠が首を捻って玻璃の顔を見ると、眉根を寄せて瑠璃を睨んでいる。
真珠の心臓が、一瞬跳ねた。
(こんな顔、できるんだ……)
笑顔の裏で何を考えているか分からない、一癖も二癖もあるような玻璃が、怒りを露わにすることもあるのだ。真珠は初めて彼の本質を見たようで、動悸がした。
「ん……?」
誰かが入ってきたようだ。微かに足音がする。それによって、真珠の意識は急速に回復し、正体を確かめたくて掛け布団を持ち上げた。部屋の洋灯は消してあるため、窓から差す月の光だけが頼りだ。
入ってきたその人物は、光に照らされて、徐にその姿を現した。真珠と目が合う。
「ああ、すみません。起こしてしまいましたか?」
「玻璃さん、ど、どうして……」
「ちゃんとお休みになられているか気になって。瑠璃から聞きました。真珠さんの色香のこと、伝えるのを忘れていてすみません」
玻璃は、微笑みをたたえたまま、ほんの少しだけ眉を下げて謝罪した。
(いけしゃあしゃあと……!)
真珠は絶対に嘘だと思ったが、もしかしたら、本当に伝え忘れていた可能性も、一ミリくらいなら残っている。結果として真珠に被害はなかったので、彼の言葉に小さく頷いて返した。
「許してもらえてよかったです。眠れそうですか?」
「……少し眠ってはいたんですけど、今のでだいぶ目が覚めちゃいました」
「すみません。では、眠れるまで添い寝をしましょうか?」
「……は、はい?」
玻璃はやや強引に、真珠のベッドの中へと入ってきた。壁際の方へと軽く追いやられ、真珠は必死になって彼の腕を掴み拒否する。
「け、結構ですから!」
「僕がそうしたいんです。だめですか?」
玻璃が、鼻と鼻がくっつきそうなほど近くで、真珠の顔を覗き込んだ。薄暗い部屋の中でも分かる透き通った瞳が、懇願するように揺れている。秀麗な王子様にそんなことを言われて、真珠は胸を揺さぶられてしまった。
「……だっ、だめに決まって……!」
「今、間がありましたよ。照れているんですね。可愛い」
「いやっ、あのっ!」
玻璃は真珠の額にキスを落とし、腰を抱きしめた。有無を言わせず、真珠の頭の下に上腕部分を通す。すると、あっという間に腕枕が完成した。
真珠は玻璃の胸を押して、少しだけ距離をとる。
(冷静に、落ち着いて……!)
銀に教わった深呼吸を三回繰り返し、真珠は玻璃の顔を真剣に見つめた。この人の真意を知りたい。もし、からかっているだけなら、その頬を引っ叩いて、出て行ってもらおうと決めた。
「どうして、私にここまで構うんですか?」
「そうですね。最初は、銀さんが連れてきたから、という理由で興味があっただけだったんですが。あなたが、この村の女性たちにはない謙虚さと素直さを持っているのが分かって、好ましく思い始めたんです」
意外にも、玻璃は淀みなくすらすらと話した。いつもの微笑みが消えて、真顔になっている。今は本音を話しているのだ。それを悟った真珠は、さっと視線を逸らした。
「ま、またまたご冗談を……」
「真剣に言っていますよ。銀さんも、あなたのことを気に入っているかと思ったんですが……意外に手を出さなかったんですね」
「銀さんは、簡単にそういうことする人ではありません」
「だから、ずっと独り身なんですよ。欲しいものは、自ら積極的に動いて奪いにいかないと」
玻璃の片手が、真珠の頬に伸びた。すりすりと撫でられて、くすぐったい。
「やっ……」
「真珠さん、僕はあなたを嫁に迎え入れたいと思っています」
「……えっ! ええっ!?」
「こんなにも可愛くていじらしい女性、もうこの先出逢えるか分からない」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
間違いなく、求婚されている。しかし、真珠はすぐに理解することができなくて、目を白黒させた。
出逢ってまだ二日しか経っていない。その中でも、彼と過ごした時間はほんの少しだ。そんなもので、結婚を申し込まれて、信じていいものなのか。
「玻璃さん、落ち着いて!」
「僕は落ち着いています。真珠さんこそ、落ち着いた方が……」
「兄貴? お姉さん? なに、喋ってるの……?」
玻璃の声に被せるようにして、瑠璃の寝惚けた声が聞こえた。開いたままの扉の隙間から、会話が漏れ聞こえていたようだ。
「瑠璃、すみません。今は取り込み中なので、部屋に戻ってもらえますか?」
「……え。ええっ! 何やってるの?」
部屋の中を覗いた瑠璃は、二人が寄り添っている状況を見て、すぐに覚醒した。玻璃が悔しそうに舌打ちをしたのを、真珠は聞き逃さなかった。ということは、本当に口説こうとしていたらしい。
「兄貴、ずるい! 俺だって、お姉さんを襲わないように我慢したのに!」
「僕は結婚を申し込んでいただけですよ。添い寝のついでに」
「えーっ! 抜け駆けはだめだろ!」
瑠璃は部屋の中に入ってきて、掛け布団を勢いよく剥がした。まるで、浮気や不倫がバレたメロドラマのようなシーンだなと、真珠は呆気にとられながらも思う。
「瑠璃。邪魔をしないでください」
「俺も、お姉さんのこと、いいなって思ってるから。まだ、手……出さないで」
「……えっ!」
咎めるような玻璃の声にも臆さず、瑠璃は玻璃の腕を引っ張り、起こそうとしている。真珠は更に混乱し、口をぽかんと開け、二人のやりとりを見ていた。
「はあ、そうきましたか……でももう、手遅れですね」
「手遅れってなにが?」
「瑠璃も分かるでしょう? この強烈な色香。僕が真珠さんに触れたら、更に濃くなったんです」
「うそっ……」
突如、玻璃は身体を起こし、真珠の両肩を掴んだ。そのまま抱きしめるようにして、真珠の上半身を起こすと、素早く背中側へと回る。目にも止まらぬ早さに、真珠が驚く暇もないほどだった。
羽交い絞めにされて、真珠はようやく危機感を呼び戻した。玻璃の手が真珠の浴衣の胸元を割り、乳房に直接触れた。ぞわぞわと鳥肌が立っていく。
「きゃっ! やっ、何するんですか!」
「真珠さん、すみません。もう……堪えられそうにありません」
「やだっ……やめてっ」
「兄貴っ」
自分以外誰も触れたことのないところを、玻璃がやわやわと揉んでいる。彼の息が頬にかかり、真珠はそれが随分と荒いことに気付いた。
真珠の色香が彼を狂わせている。そう思わせるに充分だった。
「や、んっ……瑠璃くん、玻璃さんを止めてっ!」
「あ……えっと……」
真珠が玻璃の手を止めようともがくが、瑠璃はベッドの傍で固まったまま、動かない。
(頼みの綱は、瑠璃くんだけなのに!)
真珠が呼びかけても、瑠璃は辛そうに視線を逸らすだけだった。玻璃の手は、真珠の浴衣の帯を緩め、襦袢ごと襟を引っ張り、肩から下ろした。真珠の雪のように白い肌が、薄い暗闇の中にさらされる。
「瑠璃、どうしますか? 僕を止めて、真珠さんを助けますか? それとも……一緒に可愛がりますか?」
「俺、は……」
「やだっ! お願い、やめてください!」
真珠が抵抗しても、男性の力には全く敵わない。志士の試験に合格するほど身体を鍛え上げている人に、力で勝てるわけがなかった。じんわりと、真珠の瞳には涙が浮かぶ。最後の望みをかけて瑠璃を見上げると、彼は喉を鳴らした。
「……じゃあ、可愛がる方にする」
「えっ」
「いい子ですね。僕の弟ですから、そう言うと思っていました」
真珠は、雷に打たれたかのように動けず、言葉を紡げなかった。その間に、瑠璃は掛け布団を床に落とし、ベッドの上に乗ってくる。
「お姉さん、ごめん。すごく抱きたい」
「だ……だめ……」
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結局真珠は、二人の兄弟に組み敷かれ、その純潔を、弟の瑠璃に捧げた。ただ、完全に一方的だったのではなく、真珠も最終的に同意した。
結局は、共犯者になってしまったのだ。
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「じゃあ、今度は僕の番ですね」
「えっ、ま、待ってください! もうですか?」
「ずっと待っていたんです……待ちきれません」
しかし、彼は真珠の腹の上を見てすぐ、動きを止めた。真珠が首を捻って玻璃の顔を見ると、眉根を寄せて瑠璃を睨んでいる。
真珠の心臓が、一瞬跳ねた。
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