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純潔を捧げた夜
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真珠が風呂から上がり居間に向かうと、ちょうど夕食ができあがったところだった。真珠は二人に礼を述べ、食卓を三人一緒に囲む。
「わあ……」
目の前に並んだ器の数々を見て、銀の言う「豪勢なもの」の意味を、真珠は理解した。野菜をたっぷり使った味噌汁と膾、野菜炒めと新鮮な刺身。それに炊きたての白米。成人男性なら、これくらいでも足りないかもしれないが、真珠には充分すぎる量だった。
「どうぞ、召し上がってください」
「はい。いただきます」
風呂上がりすぐに、作ってもらった食事をいただくなんて亭主関白のようだと、真珠は頭の隅で思った。こんなに甘えていいのだろうか。けれど、それすらどうでもよくなるくらい、どの料理も真珠の好みだった。
「どうですか?」
「お、おいしいです!」
「はは。お姉さん、顔がきらきらしてる」
「だって、どうしたらこんなにおいしくできるのかなと思って……」
「あ、ほっぺたに米が」
「えっ」
真珠が自分で探る暇もなく、瑠璃は真珠の頬から米粒を取り、そのまま自分の口に入れてしまった。真珠は、かつての恋人にすらされたことがないその行為に、箸を止めて真っ赤になる。
「お姉さんってさ、もしかして、結構初心? 男慣れしてないよね?」
「そ、そんなこと……ないよ」
「ふーん。顔を赤くしてたら、説得力ないけど」
「瑠璃、やめなさい」
「はーい」
玻璃が瑠璃を注意したことで、瑠璃はあっさりと引き下がった。この兄弟は性質が悪い、と真珠は心臓を跳ねさせながら思う。とにかく、今夜を無事に乗り切れば、明日は銀のところに帰れるのだ。
食事を済ませ、真珠は部屋に戻るとすぐにベッドに潜り込んだ。料理こそおいしかったが、銀の家の方が何倍も落ち着ける。
(二人とも、女慣れしすぎ!)
玻璃が王子様なら、弟の瑠璃は人懐っこいアイドルだ。彼は自分の長所を分かっていて、それを最大限に生かすことが無意識にできてしまう。好き同士でもない女の頬から米粒を取って食べたということは、真珠に嫌がられない自信があるということだ。瑠璃が真珠のことをどう思っているかは知らないが。
真珠は、ふかふかの布団と枕に身を預け、早く朝が来ますようにと願った。
しかし、目を瞑った途端、部屋の扉が数回ノックされた。真珠はぴくりと肩を揺らし、寝たふりをするか迷った挙句、数秒後には返事をしてしまった。
「……はい」
「あ、お姉さん。瑠璃だけど」
「どうしたの?」
「ちょっと、話できない?」
「話?」
今から夜が深まっていくという時に、男性を部屋に入れるのはいかがなものか。それなら自分が居間に出ればいいかと、真珠は扉を開けた。
その先で、にっと笑った瑠璃は、入浴を済ませたらしく、浴衣姿になっている。手拭いを首に掛けていて、髪の先には雫の玉ができていた。
「じゃあ、私が居間の方に行くから」
「え、ここでいいよ?」
「たとえ今日一日借りているだけでも、男の人を部屋の中に入れるのは、なんというか、その……」
「あ、そういうことね。分かった。行こう?」
瑠璃が真珠の手を掴んだ。ぐいぐいと引っ張られるようにして連れて行かれ、先程まで食事をしていた場所に、二人で座る。その時の振動で、瑠璃の髪から水滴が一粒、落ちていった。
真珠は、それが気になって仕方がない。両親には、風呂上りに髪の毛を濡れたまま放置するなと、厳しく言われて育った。
「話の前に、瑠璃くん、髪の毛をちゃんと拭いた方が……」
「え? ああ。放って置いても乾くから、いいよ」
「だめだよ、風邪引く」
「……じゃあ、お姉さんが拭いて」
瑠璃は自身の頭を真珠の方へと差し出した。
(なんで、そうなるの!?)
自分で言い出した手前断りづらく、真珠は手拭いを取り、おずおずとその髪に手を伸ばした。
瑠璃の黒髪は、濡れていてもふわふわで柔らかかった。真珠は、手拭いの上から手に優しく力を入れ、少しずつ水滴を取っていく。
「お姉さん、拭くの上手だね」
「えっ、そう? やったことないから、全然分かんない」
「ん。気持ちよくて、眠くなりそう……」
その声に、真珠はくすっと笑ってしまった。
(もし歳の近い弟がいたら、こんな風に甘えてくれたかな)
瑠璃の素直な反応に真珠の警戒心は薄れ、髪全体が半乾きになるまで、丁寧に仕上げていった。
「はい、終わったよ」
「ありがとう」
「で、話ってなに?」
「俺、用心棒になるように言われて了承したけど、お姉さんのこと、まだよく知らないから。いろいろ教えてくれない?」
言われてみて、真珠は合点がいった。昨日の首長室での会話は、彼が外で見張りをしている間に行われたものだ。真珠が巫女の可能性を持つ女性であり、危険から守るために用心棒をするように、としか言われていないらしい。
真珠自身も、自分の身を守ってくれる人のことは知っておきたかった。すぐに頷いて、質問に答えることにした。
好きなものや嫌いなもの、誕生日から好みの男性のタイプに至るまで、瑠璃は矢継ぎ早に聞いてくる。真珠も、次第にそれが楽しくなってきた。
「そういえばさ、こことは違う世界から来たって、ほんと?」
「うん。信じてもらえないかもしれないけど……」
「信じるよ。巫女はどこか別の世界から呼び寄せるものだと思ってるし。それに、お姉さんはこの村の女の人とは全然雰囲気が違うから、納得。でも、あまり取り乱してないね?」
「ううん。最初はすごく混乱したよ。でも、皆さんが優しくしてくれて……そのお陰で少し落ち着いたかな」
真珠は、銀が自分を発見してくれた経緯を話した。瑠璃も、祭壇前で真珠が見つかったことくらいは知っていたらしい。頷きながら聞いてくれた。
「最初にお姉さんを見つけたのが銀さんでよかったね。そうじゃなかったら、知らないところに連れ去られていたかも」
「えっ」
「この国は、女の人の数が少なくて貴重なんだ。そのまま無理矢理嫁にするとか、貧しい家の人だったら、捕まえて妓楼に売る可能性もあるかな」
「う、わ……よ、よかった……」
「まあ、俺が見つけた場合も、銀さんと同じことすると思うけど」
瑠璃は真珠と視線を合わせ、にっこりとした。兄に似て完璧な笑みだ。しかし彼の場合、裏があるというよりは、どこかあざとい。可愛い、と思わせる小悪魔的な魅力があった。
「そ、そっか。瑠璃くんは、最近志士に合格したって聞いたけど……」
このままでは瑠璃のペースに巻き込まれる。そう考えた真珠は、咄嗟に話題を変えた。
「ああ、うん。十八歳の時からずっと試験を受け続けて、今年やっと通ったんだ」
「えっ、すごい。努力を実らせたんだ」
「兄貴と銀さんは十八歳で合格してるから、俺はかなり遅い方だよ」
「早さは関係ないよ。目標を持って、ずっと追いかけて、達成したんだから。それだけで立派だと思う」
真珠には、目標だと思えるものがない。単調に日々を過ごしていた身としては、瑠璃の努力が眩しく映った。正直な感想を述べただけなのに、瑠璃は頬を赤くしている。
「……お姉さん、いい人だね。俺、そうやって褒められたの……初めてだ」
「ううん。こちらこそ、ありがとう……いい人って言われると、照れるね」
「で、さっきからずっと、お姉さんからいい匂いがするんだけど。これ、なに?」
「えっ」
瑠璃が真珠の方へと顔を近付けてきた。色香のことを言っているようだが、それは玻璃から聞いているはずだ。「言って聞かせます」と、瑪瑙とも約束していたのを、真珠は忘れていない。
「玻璃さんから聞いてない? 私、人よりも色香が強いらしくて……」
「なにそれ、初耳。昨日会った時は、分からなかったのに」
よりによって、今日は昨日よりも色香が強いと言われている。瑪瑙からも、気を付けるようにと注意された。玻璃が瑠璃に話していなかったのは想定外で、真珠は慌てて後ずさり、瑠璃から距離をとった。
「やばいかも……すごく、興奮する」
「えっ!? なんで、急に?」
「お姉さん、逃げた方がいい。部屋に行って。呼び出してごめん」
「う、うんっ」
真珠は立ち上がり、急いで部屋に戻った。呼吸が上がっている。瑠璃の瞳は、欲情でギラギラしていた。本当に突然、瑠璃の様子が変わった。それまでは普通に会話できていたのに。
(どういうこと……?)
昨日より色香が強くなっている原因も、そもそも真珠から強烈な色香が漂っている理由も分からない。ただ、玻璃は何か計算した上で、瑠璃に話さなかったのだろうということは、確信できた。
明日、絶対に瑪瑙に報告しようと決めて、真珠は再び布団に潜った。
「わあ……」
目の前に並んだ器の数々を見て、銀の言う「豪勢なもの」の意味を、真珠は理解した。野菜をたっぷり使った味噌汁と膾、野菜炒めと新鮮な刺身。それに炊きたての白米。成人男性なら、これくらいでも足りないかもしれないが、真珠には充分すぎる量だった。
「どうぞ、召し上がってください」
「はい。いただきます」
風呂上がりすぐに、作ってもらった食事をいただくなんて亭主関白のようだと、真珠は頭の隅で思った。こんなに甘えていいのだろうか。けれど、それすらどうでもよくなるくらい、どの料理も真珠の好みだった。
「どうですか?」
「お、おいしいです!」
「はは。お姉さん、顔がきらきらしてる」
「だって、どうしたらこんなにおいしくできるのかなと思って……」
「あ、ほっぺたに米が」
「えっ」
真珠が自分で探る暇もなく、瑠璃は真珠の頬から米粒を取り、そのまま自分の口に入れてしまった。真珠は、かつての恋人にすらされたことがないその行為に、箸を止めて真っ赤になる。
「お姉さんってさ、もしかして、結構初心? 男慣れしてないよね?」
「そ、そんなこと……ないよ」
「ふーん。顔を赤くしてたら、説得力ないけど」
「瑠璃、やめなさい」
「はーい」
玻璃が瑠璃を注意したことで、瑠璃はあっさりと引き下がった。この兄弟は性質が悪い、と真珠は心臓を跳ねさせながら思う。とにかく、今夜を無事に乗り切れば、明日は銀のところに帰れるのだ。
食事を済ませ、真珠は部屋に戻るとすぐにベッドに潜り込んだ。料理こそおいしかったが、銀の家の方が何倍も落ち着ける。
(二人とも、女慣れしすぎ!)
玻璃が王子様なら、弟の瑠璃は人懐っこいアイドルだ。彼は自分の長所を分かっていて、それを最大限に生かすことが無意識にできてしまう。好き同士でもない女の頬から米粒を取って食べたということは、真珠に嫌がられない自信があるということだ。瑠璃が真珠のことをどう思っているかは知らないが。
真珠は、ふかふかの布団と枕に身を預け、早く朝が来ますようにと願った。
しかし、目を瞑った途端、部屋の扉が数回ノックされた。真珠はぴくりと肩を揺らし、寝たふりをするか迷った挙句、数秒後には返事をしてしまった。
「……はい」
「あ、お姉さん。瑠璃だけど」
「どうしたの?」
「ちょっと、話できない?」
「話?」
今から夜が深まっていくという時に、男性を部屋に入れるのはいかがなものか。それなら自分が居間に出ればいいかと、真珠は扉を開けた。
その先で、にっと笑った瑠璃は、入浴を済ませたらしく、浴衣姿になっている。手拭いを首に掛けていて、髪の先には雫の玉ができていた。
「じゃあ、私が居間の方に行くから」
「え、ここでいいよ?」
「たとえ今日一日借りているだけでも、男の人を部屋の中に入れるのは、なんというか、その……」
「あ、そういうことね。分かった。行こう?」
瑠璃が真珠の手を掴んだ。ぐいぐいと引っ張られるようにして連れて行かれ、先程まで食事をしていた場所に、二人で座る。その時の振動で、瑠璃の髪から水滴が一粒、落ちていった。
真珠は、それが気になって仕方がない。両親には、風呂上りに髪の毛を濡れたまま放置するなと、厳しく言われて育った。
「話の前に、瑠璃くん、髪の毛をちゃんと拭いた方が……」
「え? ああ。放って置いても乾くから、いいよ」
「だめだよ、風邪引く」
「……じゃあ、お姉さんが拭いて」
瑠璃は自身の頭を真珠の方へと差し出した。
(なんで、そうなるの!?)
自分で言い出した手前断りづらく、真珠は手拭いを取り、おずおずとその髪に手を伸ばした。
瑠璃の黒髪は、濡れていてもふわふわで柔らかかった。真珠は、手拭いの上から手に優しく力を入れ、少しずつ水滴を取っていく。
「お姉さん、拭くの上手だね」
「えっ、そう? やったことないから、全然分かんない」
「ん。気持ちよくて、眠くなりそう……」
その声に、真珠はくすっと笑ってしまった。
(もし歳の近い弟がいたら、こんな風に甘えてくれたかな)
瑠璃の素直な反応に真珠の警戒心は薄れ、髪全体が半乾きになるまで、丁寧に仕上げていった。
「はい、終わったよ」
「ありがとう」
「で、話ってなに?」
「俺、用心棒になるように言われて了承したけど、お姉さんのこと、まだよく知らないから。いろいろ教えてくれない?」
言われてみて、真珠は合点がいった。昨日の首長室での会話は、彼が外で見張りをしている間に行われたものだ。真珠が巫女の可能性を持つ女性であり、危険から守るために用心棒をするように、としか言われていないらしい。
真珠自身も、自分の身を守ってくれる人のことは知っておきたかった。すぐに頷いて、質問に答えることにした。
好きなものや嫌いなもの、誕生日から好みの男性のタイプに至るまで、瑠璃は矢継ぎ早に聞いてくる。真珠も、次第にそれが楽しくなってきた。
「そういえばさ、こことは違う世界から来たって、ほんと?」
「うん。信じてもらえないかもしれないけど……」
「信じるよ。巫女はどこか別の世界から呼び寄せるものだと思ってるし。それに、お姉さんはこの村の女の人とは全然雰囲気が違うから、納得。でも、あまり取り乱してないね?」
「ううん。最初はすごく混乱したよ。でも、皆さんが優しくしてくれて……そのお陰で少し落ち着いたかな」
真珠は、銀が自分を発見してくれた経緯を話した。瑠璃も、祭壇前で真珠が見つかったことくらいは知っていたらしい。頷きながら聞いてくれた。
「最初にお姉さんを見つけたのが銀さんでよかったね。そうじゃなかったら、知らないところに連れ去られていたかも」
「えっ」
「この国は、女の人の数が少なくて貴重なんだ。そのまま無理矢理嫁にするとか、貧しい家の人だったら、捕まえて妓楼に売る可能性もあるかな」
「う、わ……よ、よかった……」
「まあ、俺が見つけた場合も、銀さんと同じことすると思うけど」
瑠璃は真珠と視線を合わせ、にっこりとした。兄に似て完璧な笑みだ。しかし彼の場合、裏があるというよりは、どこかあざとい。可愛い、と思わせる小悪魔的な魅力があった。
「そ、そっか。瑠璃くんは、最近志士に合格したって聞いたけど……」
このままでは瑠璃のペースに巻き込まれる。そう考えた真珠は、咄嗟に話題を変えた。
「ああ、うん。十八歳の時からずっと試験を受け続けて、今年やっと通ったんだ」
「えっ、すごい。努力を実らせたんだ」
「兄貴と銀さんは十八歳で合格してるから、俺はかなり遅い方だよ」
「早さは関係ないよ。目標を持って、ずっと追いかけて、達成したんだから。それだけで立派だと思う」
真珠には、目標だと思えるものがない。単調に日々を過ごしていた身としては、瑠璃の努力が眩しく映った。正直な感想を述べただけなのに、瑠璃は頬を赤くしている。
「……お姉さん、いい人だね。俺、そうやって褒められたの……初めてだ」
「ううん。こちらこそ、ありがとう……いい人って言われると、照れるね」
「で、さっきからずっと、お姉さんからいい匂いがするんだけど。これ、なに?」
「えっ」
瑠璃が真珠の方へと顔を近付けてきた。色香のことを言っているようだが、それは玻璃から聞いているはずだ。「言って聞かせます」と、瑪瑙とも約束していたのを、真珠は忘れていない。
「玻璃さんから聞いてない? 私、人よりも色香が強いらしくて……」
「なにそれ、初耳。昨日会った時は、分からなかったのに」
よりによって、今日は昨日よりも色香が強いと言われている。瑪瑙からも、気を付けるようにと注意された。玻璃が瑠璃に話していなかったのは想定外で、真珠は慌てて後ずさり、瑠璃から距離をとった。
「やばいかも……すごく、興奮する」
「えっ!? なんで、急に?」
「お姉さん、逃げた方がいい。部屋に行って。呼び出してごめん」
「う、うんっ」
真珠は立ち上がり、急いで部屋に戻った。呼吸が上がっている。瑠璃の瞳は、欲情でギラギラしていた。本当に突然、瑠璃の様子が変わった。それまでは普通に会話できていたのに。
(どういうこと……?)
昨日より色香が強くなっている原因も、そもそも真珠から強烈な色香が漂っている理由も分からない。ただ、玻璃は何か計算した上で、瑠璃に話さなかったのだろうということは、確信できた。
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