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男の子は女の子の諸事情を知る。
11 ☆
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「ん……」
お腹の熱と、身体のダルさに、目を覚ます。
額に触れる、肌。
流石に何度も経験しているので、この程度で驚きはしないが。
薄暗くて、もう日が沈んだようだ。
気付かれる前に離れようと、そっと距離を開けると、スルッと彼が移動した。
う……起きてる……?
恐る恐る顔を上げると、案の定オレの動きを傍観してる亜貴の顔があった。
「亜貴……」
「……身体はどう?痛む?」
そっと背中を摩る亜貴の手。
……あれ?
「……少しだけ……」
「そう……」
そっと、亜貴の顔が近づく。
長く揃ったまつ毛が、目の前でよく見えた。
「亜貴……?」
なんか、いつもと雰囲気違う……。
あれ……?
オレまだ、寝てんのか?
亜貴が、優しい気がする。
「ちょっと、試させて……」
控えめに、そう囁く亜貴が、色っぽくて。
ゆっくり、確認するかのように近づく亜貴に、目を閉じた。
「ん……」
触れる唇が、柔らかい。
啄むように、でもゆっくりとキスされて、子宮がキュッと快感を感じた気がした。
「ん……ふっ……」
舌が絡む。
舌の裏を舐められて、身体がゾクッと反応した。
何、これ……
気持ちいい……。
なんて、リアルな夢なんだろう……。
「ん……んっ………」
服の中に、亜貴の手が入ってくる。
暖かい手が腰を行き来した後、胸の方に向かって伸びたところで、気がついた。
……夢じゃ、ない!!
「あっ……やっ!
亜貴……っ!!」
伸びる手を掴んだところで、止まろうとしない。
「ん?何?」
平然と顔を放して、尋ねる亜貴。
「あっ……何してっ……!」
ノーブラだった為に、直に亜貴の手が触れた。
「今の間寝てたの?
どうりでキスも返してくれるわけだ」
き、キス、返してた!?
オレが!?
「まっ…あっ……やめてっ……」
「やば、声がエロい。
感じる?」
「っ!バカッ!!
やめろ!今すぐ……っあ!!」
なんで、なんでこんな手つきエロいの!?
冷静になれないっ……!
「一瞬でも油断した純が悪い」
「んっ……!?」
また、キスが降ってきて、身体が砕ける。
なんで、こんなキス上手いの!?
触れる唇も、舌も。
すんなりと、受け入れてしまう。
「はっ……はぁっ………」
「……どう?
痛み感じる?」
「へ……?」
気づかないうちに、先ほど胸へ伸びていた手はオレの頬を撫でていた。
「純がなかなか起きないから、暇つぶしに色々調べてた。
そしたら、キスは生理痛に効くって記事があったから、純が起きたら試してみようと思って」
片手でポケットからケータイを取り出して、亜貴は話し始めた。
だから『ちょっと、試させて』だったのか。
……が。
そんなことどうでもいい!
「亜貴!
オレにキスすんな!!」
「なんで?」
「なんでって…いや、普通しないだろ!!」
「男女が一緒のベッドに入ったらまずキスからだろ」
「は!?何の話してんの!?」
だいたい、亜貴が一緒に寝てほしいって言ったんじゃないか!!
「純」
「っ……」
起き上がろうとした時に、亜貴もまた身体を起こした。
また、いつもと違う、声音。
そして、強制じゃない、何か、違った……。
「キス、してい?」
「な、なんで……」
いつもなら、こんな、優しくない、のに。
こんな、言われ方、断れない……。
頬に手を伸ばされて、有無を言わさず顔が近づく。
あ、こういう時、抵抗は無意味だ……。
「あ、亜貴……」
薄く開いた瞼から覗く瞳が、オレを捉えて離さない。
「………」
な、何を考えてるんだ……?
唇が、ほんの少し触れた。
「純、いんのか……っ!?」
「あ……」
ガチャッと、部屋が開けられて、視界に龍にぃが入った。
……こ、この状態って……お決まりの……!
「あ、龍にぃじゃん。
帰ったの?」
!?!?
なんで、亜貴がそんな平然と応える!?
しかも、亜貴が龍にぃの名前知ってるの、かなり不自然だろ!!
「ただいま~」
下から今度は翔にぃの声が聞こえて、石のように硬直していた龍にぃがハッと動いて階段を駆け下りて行った。
「し、翔にぃ~!!
純がぁ~!純ガァー!!!」
「りゅ、龍にぃ!待って……!」
ベッドから飛び出そうとしたところを、亜貴に後ろから抑えられる。
「ちょっと亜貴!!
もうやめ……」
「あー…もうちょっと2人で居たかったなぁ」
「っ……」
「純が勃つ理由分かった」
「は!?」
「純、可愛い」
「……へ?」
ギュッと、抱き締められた。
「可愛いよ、純」
ドキッ……
まただ。
また、キュッとした。
また、振り解けない。
名前を呼ぶ声が、凄く……。
「純……あ………」
またもや様子を見に来た兄貴達が……。
てか、いつの間にか、元にぃもいる!!!
「なんでみんなこんな早いのっ!?」
「なんでって…もう8時だけど」
「えっ!?」
「わー…早速だねぇ」
「ちょっと亜貴!流石に離せ!」
「なんで?」
「なんでって、もう……!!」
失態だ。
今日一緒に帰って来たことも。
寝てしまったことも。
兄貴達に、やなとこ全部見られてしまった……!
お腹の熱と、身体のダルさに、目を覚ます。
額に触れる、肌。
流石に何度も経験しているので、この程度で驚きはしないが。
薄暗くて、もう日が沈んだようだ。
気付かれる前に離れようと、そっと距離を開けると、スルッと彼が移動した。
う……起きてる……?
恐る恐る顔を上げると、案の定オレの動きを傍観してる亜貴の顔があった。
「亜貴……」
「……身体はどう?痛む?」
そっと背中を摩る亜貴の手。
……あれ?
「……少しだけ……」
「そう……」
そっと、亜貴の顔が近づく。
長く揃ったまつ毛が、目の前でよく見えた。
「亜貴……?」
なんか、いつもと雰囲気違う……。
あれ……?
オレまだ、寝てんのか?
亜貴が、優しい気がする。
「ちょっと、試させて……」
控えめに、そう囁く亜貴が、色っぽくて。
ゆっくり、確認するかのように近づく亜貴に、目を閉じた。
「ん……」
触れる唇が、柔らかい。
啄むように、でもゆっくりとキスされて、子宮がキュッと快感を感じた気がした。
「ん……ふっ……」
舌が絡む。
舌の裏を舐められて、身体がゾクッと反応した。
何、これ……
気持ちいい……。
なんて、リアルな夢なんだろう……。
「ん……んっ………」
服の中に、亜貴の手が入ってくる。
暖かい手が腰を行き来した後、胸の方に向かって伸びたところで、気がついた。
……夢じゃ、ない!!
「あっ……やっ!
亜貴……っ!!」
伸びる手を掴んだところで、止まろうとしない。
「ん?何?」
平然と顔を放して、尋ねる亜貴。
「あっ……何してっ……!」
ノーブラだった為に、直に亜貴の手が触れた。
「今の間寝てたの?
どうりでキスも返してくれるわけだ」
き、キス、返してた!?
オレが!?
「まっ…あっ……やめてっ……」
「やば、声がエロい。
感じる?」
「っ!バカッ!!
やめろ!今すぐ……っあ!!」
なんで、なんでこんな手つきエロいの!?
冷静になれないっ……!
「一瞬でも油断した純が悪い」
「んっ……!?」
また、キスが降ってきて、身体が砕ける。
なんで、こんなキス上手いの!?
触れる唇も、舌も。
すんなりと、受け入れてしまう。
「はっ……はぁっ………」
「……どう?
痛み感じる?」
「へ……?」
気づかないうちに、先ほど胸へ伸びていた手はオレの頬を撫でていた。
「純がなかなか起きないから、暇つぶしに色々調べてた。
そしたら、キスは生理痛に効くって記事があったから、純が起きたら試してみようと思って」
片手でポケットからケータイを取り出して、亜貴は話し始めた。
だから『ちょっと、試させて』だったのか。
……が。
そんなことどうでもいい!
「亜貴!
オレにキスすんな!!」
「なんで?」
「なんでって…いや、普通しないだろ!!」
「男女が一緒のベッドに入ったらまずキスからだろ」
「は!?何の話してんの!?」
だいたい、亜貴が一緒に寝てほしいって言ったんじゃないか!!
「純」
「っ……」
起き上がろうとした時に、亜貴もまた身体を起こした。
また、いつもと違う、声音。
そして、強制じゃない、何か、違った……。
「キス、してい?」
「な、なんで……」
いつもなら、こんな、優しくない、のに。
こんな、言われ方、断れない……。
頬に手を伸ばされて、有無を言わさず顔が近づく。
あ、こういう時、抵抗は無意味だ……。
「あ、亜貴……」
薄く開いた瞼から覗く瞳が、オレを捉えて離さない。
「………」
な、何を考えてるんだ……?
唇が、ほんの少し触れた。
「純、いんのか……っ!?」
「あ……」
ガチャッと、部屋が開けられて、視界に龍にぃが入った。
……こ、この状態って……お決まりの……!
「あ、龍にぃじゃん。
帰ったの?」
!?!?
なんで、亜貴がそんな平然と応える!?
しかも、亜貴が龍にぃの名前知ってるの、かなり不自然だろ!!
「ただいま~」
下から今度は翔にぃの声が聞こえて、石のように硬直していた龍にぃがハッと動いて階段を駆け下りて行った。
「し、翔にぃ~!!
純がぁ~!純ガァー!!!」
「りゅ、龍にぃ!待って……!」
ベッドから飛び出そうとしたところを、亜貴に後ろから抑えられる。
「ちょっと亜貴!!
もうやめ……」
「あー…もうちょっと2人で居たかったなぁ」
「っ……」
「純が勃つ理由分かった」
「は!?」
「純、可愛い」
「……へ?」
ギュッと、抱き締められた。
「可愛いよ、純」
ドキッ……
まただ。
また、キュッとした。
また、振り解けない。
名前を呼ぶ声が、凄く……。
「純……あ………」
またもや様子を見に来た兄貴達が……。
てか、いつの間にか、元にぃもいる!!!
「なんでみんなこんな早いのっ!?」
「なんでって…もう8時だけど」
「えっ!?」
「わー…早速だねぇ」
「ちょっと亜貴!流石に離せ!」
「なんで?」
「なんでって、もう……!!」
失態だ。
今日一緒に帰って来たことも。
寝てしまったことも。
兄貴達に、やなとこ全部見られてしまった……!
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