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亜貴の本性…理央のホント
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おかしい……。
いや、授業があるわけだし、オレからの連絡なんて嫌だろうし、おかしくは無いのだが。
亜貴に『話がある』と連絡してから……既読すらされない。
教室へ行こうにも理央先輩と顔を合わすのは気まずいし、まだ1限が終わったばかりだから、ケータイを見てないといっても別に変では無いが。
こうして亜貴の靴箱を覗きに来ても、上履きのみで靴が無い。
3年の体育か?
でも今の時期に外に出る競技なんてやるか?
もしかして、休みなのか?
明日から文化祭の準備日だというのに、風邪で休み?
あんな、怪我はするけど風邪は引かない、みたいな男が?
偶然?
何か、嫌な予感がする。
「純!」
健斗が息を切らして走って来た。
「え、健斗、どうし……」
「学校の正門に警察が来てる!」
「警察!?」
学校に警察なんて穏やかじゃない……。
「で、さっき遅刻して来た奴が言ってったんだが……あの、あいつが……って、なんで純に……」
「なんだよ健斗。あいつって、誰? なんのこと?」
胸騒ぎがする。
健斗の焦り方が、それをさらに加速させた。
「京野亜貴が、血まみれで……! 警察だか救急車だかに……!」
「っ……!」
『喧嘩するようになって』
理央先輩の言葉が、また頭を過る。
学校と駅の間にある亜貴のアパート。
表通りでは無いが、入り口は車が前を通れるほど広い道じゃない。
救急車やパトカーが停まるなら、広いその学校前の道路だ。
その姿を見た人がいても、おかしくない。
ドクン……!
「……ちょっと、行ってくる!」
「は!? ちょっと待てよ! 情報がまだ……」
「でも、ヤバイと思ったから健斗は知らせに来てくれたんだろ?」
オレだって、何が正しいとか、そういうのは考えられない。
嘘だとか、誤報だとしても。
ケータイを開いて、確認する。
この、既読されないことへの不安は、待ってては拭えない気がする。
待ってて何かあったら、そんなの嫌だ!
「っ…純が……あいつのこと気にしてるの、知ってるから」
「え?」
振り返ると、健斗は頭をかいた。
「あんなサイテー野郎のどこが良いんだって思ってたし、武田理央と付き合うことを勧めたのは俺だけど、でもなんか、純が遠くなった気がして……。
何が言いたいのかわかんねーけど」
健斗はあーと声を濁らせながらガサツに頭をかいた。
「純は純のやりたいようにやれ! とにかく、俺も情報集めるから! ケータイ、連絡取れるようにしとけよ!」
「健斗……ありがとう!」
健斗は歯を見せて笑った。
「健斗は最高のダチだ!」
「お、おう! 急だな……! 怪我すんなよ!」
「おう!」
昇降口を飛び出し、校門の門扉を飛び越えた。
この前の、冷たい目が頭に浮かんだ。
亜貴……!
大丈夫……だよね?
嘘で、ありますように。
いや、授業があるわけだし、オレからの連絡なんて嫌だろうし、おかしくは無いのだが。
亜貴に『話がある』と連絡してから……既読すらされない。
教室へ行こうにも理央先輩と顔を合わすのは気まずいし、まだ1限が終わったばかりだから、ケータイを見てないといっても別に変では無いが。
こうして亜貴の靴箱を覗きに来ても、上履きのみで靴が無い。
3年の体育か?
でも今の時期に外に出る競技なんてやるか?
もしかして、休みなのか?
明日から文化祭の準備日だというのに、風邪で休み?
あんな、怪我はするけど風邪は引かない、みたいな男が?
偶然?
何か、嫌な予感がする。
「純!」
健斗が息を切らして走って来た。
「え、健斗、どうし……」
「学校の正門に警察が来てる!」
「警察!?」
学校に警察なんて穏やかじゃない……。
「で、さっき遅刻して来た奴が言ってったんだが……あの、あいつが……って、なんで純に……」
「なんだよ健斗。あいつって、誰? なんのこと?」
胸騒ぎがする。
健斗の焦り方が、それをさらに加速させた。
「京野亜貴が、血まみれで……! 警察だか救急車だかに……!」
「っ……!」
『喧嘩するようになって』
理央先輩の言葉が、また頭を過る。
学校と駅の間にある亜貴のアパート。
表通りでは無いが、入り口は車が前を通れるほど広い道じゃない。
救急車やパトカーが停まるなら、広いその学校前の道路だ。
その姿を見た人がいても、おかしくない。
ドクン……!
「……ちょっと、行ってくる!」
「は!? ちょっと待てよ! 情報がまだ……」
「でも、ヤバイと思ったから健斗は知らせに来てくれたんだろ?」
オレだって、何が正しいとか、そういうのは考えられない。
嘘だとか、誤報だとしても。
ケータイを開いて、確認する。
この、既読されないことへの不安は、待ってては拭えない気がする。
待ってて何かあったら、そんなの嫌だ!
「っ…純が……あいつのこと気にしてるの、知ってるから」
「え?」
振り返ると、健斗は頭をかいた。
「あんなサイテー野郎のどこが良いんだって思ってたし、武田理央と付き合うことを勧めたのは俺だけど、でもなんか、純が遠くなった気がして……。
何が言いたいのかわかんねーけど」
健斗はあーと声を濁らせながらガサツに頭をかいた。
「純は純のやりたいようにやれ! とにかく、俺も情報集めるから! ケータイ、連絡取れるようにしとけよ!」
「健斗……ありがとう!」
健斗は歯を見せて笑った。
「健斗は最高のダチだ!」
「お、おう! 急だな……! 怪我すんなよ!」
「おう!」
昇降口を飛び出し、校門の門扉を飛び越えた。
この前の、冷たい目が頭に浮かんだ。
亜貴……!
大丈夫……だよね?
嘘で、ありますように。
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