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暗雲1
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それからまた暫く経った日のことだった。大君の部屋に宙光が顔を覗かせた。
「お爺ちゃん」
「宙光か。まあ入って座りなよ」
「うん」
「どうした、お小遣いか?」
「その様子だと、明日葉からは何も聞いていないね」
「ん、何があったんだ?」
「親父だよ。あいつ、明日葉を地方へ出向させやがった」
「本当か?」
「本当だよ。でもどうせ、お爺ちゃんには良い顔してるんだろうね」
「いや、何も聞いていない」
「じゃあ聞いてみなよ、どうせ誤魔化すだろうけど」
「それは後で聞いておく。それで、明日葉ちゃんは何処に行くんだ」
「地元。家族もいて、住み慣れた地域で一層の活躍、なんて当たり前みたいに言うんだろうケドさ。普通こんなタイミングないよ。やっぱり本心じゃ俺と明日葉のこと、良く思ってなんかいないんだって」
「そんな風には見えなかったけどな」
「お爺ちゃん」
「宙光か。まあ入って座りなよ」
「うん」
「どうした、お小遣いか?」
「その様子だと、明日葉からは何も聞いていないね」
「ん、何があったんだ?」
「親父だよ。あいつ、明日葉を地方へ出向させやがった」
「本当か?」
「本当だよ。でもどうせ、お爺ちゃんには良い顔してるんだろうね」
「いや、何も聞いていない」
「じゃあ聞いてみなよ、どうせ誤魔化すだろうけど」
「それは後で聞いておく。それで、明日葉ちゃんは何処に行くんだ」
「地元。家族もいて、住み慣れた地域で一層の活躍、なんて当たり前みたいに言うんだろうケドさ。普通こんなタイミングないよ。やっぱり本心じゃ俺と明日葉のこと、良く思ってなんかいないんだって」
「そんな風には見えなかったけどな」
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