キラキラ狼は偏食の吸血鬼に喰らわれたい

小桜けい

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シーズン1

1 偏食吸血鬼とキラキラ狼 1

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 人里離れた野原に、ポツンと建っている一軒の家。
 この家の住人は二人とも、昼よりも夜を好む。
 よって、時刻は深夜なのだが、白い髪の少女とオリーブ色の髪をした青年は、食卓で仲良く夕食を取りはじめた。


「ラクシュさん、ついてますよ」

 アーウェンが食卓の向こうから手を伸ばした。ラクシュの頬に、トマトスープが一滴飛んでいたらしい。
 何で、そんなに物凄く嬉しそうな笑みを浮かべるのか、ラクシュには理解できないが、彼のそういう顔は好きだ。周囲にキラキラした光が散って見える気がするから。

「ん……」

 だからラクシュは、おとなしく頬を指先で拭われる。
 アーウェンが自分の指についた赤い汚れを、チロリと舐めとるのが目端に映った。少し目立つ犬歯と、真っ赤な舌が覗く。
 アーウェンはいかにも人狼らしく逞しい引き締まった体格で、顔立ちもなかなか整っている。
 オリーブ色のツンツンした髪に、同色の瞳をした人狼青年の仕草は、妙に大人びて卑猥に見えた。

 ――大きくなったなぁ。

 声には出さず、ラクシュはそう思い、またスープを飲む。
 野菜だけで作られたスープは、塩気もちょうど良く、とても美味しい。サフランを入れて炊き上げられたライスも絶品だ。

 ラクシュが彼を奴隷市場で買いとり、街から少し離れた空き家を買って、一緒に住み始めてから、もう十年。
 最初は警戒を露にしていた人狼少年に、ラクシュは家事と身の回りの世話を頼んだ。引き換えに、きみを守り養うと約束した。
 ラクシュは魔道具を製作するのが得意だ。
 特別な木から取れる発光鉱石は、魔法文字を彫りこんで鉱石ビーズにすることで、持っているエネルギーを発揮できるようになる。効果は千差万別で、石の色と文字を組み込ませることによって決まった。
 火を起こしたり灯りにしたり、岩を砕いたり衝撃から身を守ったりと、さまざまな用途に使える鉱石ビーズは大変に重宝されるが、作るのには相当な器用さが必要だ。
 その点、吸血鬼はそれが楽々に出来る器用さを普通にもっており、特に力の強い者ならば、材料の発光鉱石を危険な場所まで自力で取りに行くのも可能。
 喋らなくても良いから、鉱石ビーズやそれをはめ込んだ魔道具を作る作業ならラクシュにもきちんとできる。
 自宅の一室を工房にして、作った品を近くの人間の街で魔道具屋に売って金を稼ぎ、自分と彼を養った。

 十年は、あっという間だった。
 痩せこけた小さな人狼少年は、あっという間にラクシュの背を追い抜き、家事の腕前をぐんぐ上げた。魔道具作りの手伝いも申し出てくれたが、残念ながら彼に魔道具つくりの才能はゼロだった。
 しかし、人狼のアーウェンは険しい山や崖も楽々に登り、魔道具に必要な薬草や、貴重な鉱石を取ってきてくれる。

 彼は確か、今年で20歳だ。人狼は成長が早く、青年期が極端に長い。幼少期にあんな劣悪な環境にいなければ、もっと早く青年の姿になっていただろう。
 引き換え、ラクシュの見た目は、人間でいえばせいぜい16か7の少女だけれど、本当はずっとずっと年上だ。
 ラクシュは吸血鬼だから。

 この姿で故郷の泉から生まれ、朽ちる瞬間までずっと変わらない。変わってしまったのは、髪の色くらいだ。
 ラクシュがスープをすすると、短く切った真っ白な髪が、わずかに揺れる。
 水を汲んだグラスに映る自分へ、チラリと視線を向けた。

 吸血鬼は美しい容姿の者が多く、ラクシュも造作自体は悪くない。ただし、感情というものがすっぽり削げ落ちたうろんな無表情が、それを台無しにしていた。
 しかも今では、まるで何ヶ月もロクに食べていないようにすっかり痩せこけ、頬は青白く生気に欠けて、赤い瞳はさらに澱んで血走り、目の周囲には濃い隈がある。

「ラクシュさん。トマトスープのおかわりします?」

 アーウェンの声に、ハッと我に帰る。
 彼はラクシュの好物を知り尽くしているし、痩せすぎだと心配している。

「……ん」

 空っぽになった椀を差しだすと、野菜の具がたっぷり入った赤いスープを、零れそうなほど注がれた。

「よかった。ラクシュさんはもっと食べなきゃ。また痩せたみたいだし」

 ラクシュはギクリとし、黒いローブの袖口から覗く、骨の浮いた手首をとっさに隠した。

「……」

 お前は言葉が足りないと、ラクシュは昔から、よく言われた。
 しかし、ラクシュだって頭の中では色々と考えるし、伝えたい思いもちゃんとあるのに、それをどう言葉で表現していいのか、よくわからないのだ。
 頑張って言おうとしても、喉を通り過ぎるころには、大半が消えてしまっている。

「……アーウェン、きみのご飯は、美味しい……好きだよ」

 一生懸命に、言ってみた。
 ラクシュは野菜しか食べられない。魚も肉も卵も、一切受け付けない。これは好き嫌いや信念ではなく体質の問題で、口に含んだとたんに戻してしまう。

「……ん?」

 不意に、アーウェンが変な顔をして自分を凝視しているのに気づき、ラクシュは小さく首を傾げる。

「お、俺! ラクシュさんが喜ぶ美味しいもの、もっといっぱい作ります! あ、そうだ!明日は久しぶりに、チョコケーキを作りますね!」

 顔中クシャクシャにして笑ったアーウェンからは、さっきより更にキラキラした光りが眩しく見える気がした。

「ん……」

 宜しくお願いします。と、ラクシュは軽く頷く。
 彼の作る特製のチョコケーキは、ラクシュの大好きなおやつだ。卵は使わないし、バターの代わりに植物の油を使ってあり、とても美味しい。
 アーウェンは人狼だから、お肉をいっぱい食べなくてはいけない。
 彼は自分用にちゃんと肉も焼くけれど、ラクシュが少しでも多く食べるように、野菜だけの料理を一生懸命に工夫して作ってくれる。
 卵もバターも牛乳も受け付けない相手への食事作りは、とても大変だろうに、アーウェンは文句も言わず、魔法みたいに美味しいものを作ってくれるのだ。

 何年か前、街へ魔道具を売りに行った帰りに、食堂で野菜だけと確認してスープを頼んだら、鳥ガラでだしをとってあった。
 一口飲んだ直後、ラクシュはその場でのた打ち回って吐きまくった。
 周囲の客まで嘔吐物を吐きかけられ、大騒ぎの大惨事。毒入りスープかと警備兵までくる始末になった。

 食堂の店主には、自分も悪かったが二度と来ないでくれと言われてしまった。
 最悪な気分だったけど、ラクシュを吸血鬼ではないかと疑い始めていた街の人々が、騒動を聞いて、血肉を拒否するなら吸血鬼ではないと見てくれたから、よしとするべきか。

 この国は実際のところ、大陸諸国の内でも、移民や魔物にトップクラスで寛容な国だ。
 入国にかかる金や税金はやや高めだが、それさえきっちり収めていれば、ややこしい審査や書類もなしに、移民や在住も可能となる。
 よって、危険な古代遺跡が多いこの国で、遺跡探索や魔獣退治に挑んでは日々の糧を稼ぐ流れ者も多い。
 そういった『探索者』と呼ばれる者たちは、リスク軽減に複数人のグループを組むのが一般的で、そこには身体能力に優れた魔物が重宝された。
 よって探索者のチームでは、人間たちと、人狼やケンタウロスなどの魔物が仲間となるのも、そう珍しくない。

 だが、さすがにこの国でも、人の生き血を糧にする吸血鬼だけは別だ。
 傲慢な性格を持つ者が多いゆえに、人間とも他の魔物種とも諍いの耐えない吸血鬼だけは、見つけ次第に討伐対象とされている。

 吸血鬼も、普段は人間とほとんど同じものを食べている。人間の血を吸うのは、せいぜい一年に一度くらいだが、飲まないと、どんなに食事をしていても、弱りやせ細っていき、最後には飢え死にしてしまうのだ。
 でも、ラクシュは人間の血を一滴も飲めない。鳥や牛の肉を食べられないように、少しでも口にすれば気分が悪くなって吐いてしまう。

 その代わり……。


 そんなことをぼんやり考えながら、ラクシュは二杯目のスープを口に入れる。

 匙ですくう真っ赤な液体は、ここから国三つほど離れた故郷を思い出させた。
 黒く深い針葉樹森の奥に、古城と小さな町があり、そこに吸血鬼たちは暮らしている。
 古城の中庭には赤い泉が数個あり、数十年に一人ずつ、その泉から吸血鬼は生まれるのだ。
 吸血鬼は幼女の時もあるし、青年の時もある、壮年だったりもする。そして一生涯をその姿で過ごす。

 他にもこの世界には、人狼や、鳥人ハーピー半人半蛇ラミアにケンタウロスを産む泉もある。
 人間達が「魔物」と呼ぶ生物を生み出す泉が、なぜどうやって作られたのか誰も知らない。
 確実なのは、世界中にある古代遺跡の産物ということくらいだ。
 だが、古代文明が滅んだ今でも、とにかく泉はちゃんと機能し続け、完全に破壊することも不可能なのだ。

 そしてラクシュが生まれた時、いつもは赤いままの泉が、なぜか真っ黒に染まったらしい。自分が異質な原因はそれで、きっと泉の調子がおかしかったせいだと思う。
 たまに、そういうことがあるらしい。
 泉は時おり、調子をおかしくするようだ。その時に生まれた魔物は最初から死んでいるか、生きていても異形の姿をしており、すぐに身体が溶けてしまう。しかし、ラクシュは死ななかったし、やや表情に乏しいものの、見た目も普通だった。


 壊れて異質なのは中身だと知ったのは、少し後になってからだ。



「……シュさーん、ラクシュさーん」

 アーウェンの大きな手を目の前でヒラヒラと振られ、空っぽの椀底をスプーンで引っ掻いていただけなのに気づいた。
 物思いに耽りすぎてしまったようだ。それに近頃では、いつも身体が重くだるいし、よく頭がぼんやりする。
 もうずっと、飢えを満たしていないせいだ。

「もっと食べますか?」

 尋ねるアーウェンに、首を振った。胃袋は十分にいっぱいだ。

「……」

 少し視線をあげて、アーウェンを見た。彼はいつも、キラキラして見える。
 特に、ニコニコしながらラクシュの世話を焼く時なんかは、そのキラキラが増える。眩しすぎて、見るのが辛くなるほどだ。

「え、と……」

 ゴクリと喉がなる。
 椅子からたちあがり、ふらつく上体を腕で支えて、テーブルの上に身を乗り出した。
 テーブルは小さいから、アーウェンと鼻先がくっつきそうになる、

「……ん」

 クラリと眩暈がした。薄く口を開けて舌を出し、アーウェンの唇を舐める寸前で、ようやく我に返った。急いで口を閉じ、椅子にドサリと座る、

「ら、ラクシュさん?」

 アーウェンは相当に驚いたらしく、硬直していた。

「……」

 俯いて、空になったスープの椀を見ながら、深い溜め息が零れた。

 ―― まだ大丈夫って、ついさっきまで思ってたけど、やっぱり、もう、無理だ。

(明日の、チョコケーキ……)

 とても惜しかったが、これ以上、我慢できる自信がない。

―― 潮時だ。

 椅子から立ち上がると、眩暈がしてよろけた。

「ラクシュさん!」

 アーウェンがテーブルを飛び越えて、支えてくれる。

 ――ああ、本当に、大きくなったね。この腕なんか、軽く私をへし折れそうじゃない。出会った時は、きみのほうが骸骨みたいに痩せていて、今にも倒れそうだったのに。

「ラクシュさん……やっぱり、具合でも悪いんじゃないですか?」

 心配そうに尋ねるアーウェンに、首を振る。

「……今夜、引っ越す」

「な……っ!? 引っ越すって、どこに!?」

「決めてない」

「ええっ!?」

 アーウェンが目を丸くした。ラクシュは頷き、ふらつきを堪えて人狼青年の腕から離れる。
 吸血鬼は日光を非常に嫌うし、ラクシュも同じだ。でも、同族より少しは耐性があるらしい。薄曇り程度なら問題ない。空模様から見て、しばらく天気が悪そうだ。旅に出るには調度良い。

「えっと……とにかく、それじゃ、すぐ支度しないと!」

 慌てふためいて荷造りを開始しようとするアーウェンに、首を振った。

「違う。私だけ」

「…………え?」

 茫然としたアーウェンが、ゆっくりと振り返った。

「この家は、きみにあげる」

 次の瞬間、アーウェンがもの凄い力で、ラクシュの両肩を掴んだ。

「それ! どういう意味ですかっ!?」

 骨に皮がへばりついているような薄い肩へ、力強い手が食い込む。

「い、痛い……」

 呻き声をあげると、少しだけ力が抜けたが、離してはもらえなかった。

「す、すみません……俺、びっくりして……あ、もしかして、しばらく留守にするとか、そういう意味だったんですか? ラクシュさん、すごい口下手だから……」

 アーウェンは必死で陽気に言おうとしているようだが、ラクシュの肩をしっかり掴む手は、こわばり震えていた。

「違う。もう戻らない。……さよなら」

 アーウェンの手を引き剥がそうと、そっと手を添えたら、次の瞬間に両手を掴まれて、テーブルへ仰向けに押し付けられていた。
 皿が何枚か床に落ちて割れたし、木の天板にぶつけた頭が痛い。

「アーウェンっ!」

 さすがに叱ろうと思ったら、見上げたオリーブ色の瞳に涙が薄っすら溜まっているのが見えて、困惑した。

「なん……で……」

 搾り出すような声の問いに、首を傾げる。
 アーウェンこそ、どうしてそんなに嫌がるのだろうのかと思う。
 元々は奴隷市場で買った者と、買われた者の関係。親類でも同族でもない。
 ラクシュはもう何年も前に、購入証明書を焼き捨ててしまったから、アーウェンは自由だ。
 ……それでも、ずっと世話を焼いてくれるのは嬉しかったけど。

「アーウェン……心配ないよ」

 十年前には無力だった彼も、もう今では立派に成長した。
 魔道具が造れなくても、材料だけを欲しがる人だって街にいっぱいいる。薬草や鉱石を売るだけでも、十分に暮らせる。

 つまりもう、アーウェンはラクシュが『いらない』のだ。

「きみは、鉱石を売る仕事で、暮らせる。だからもう、私の世話はしなくていい」

 ラクシュにとっては、とても長いこのセリフは、もう何回も密かに練習していたものだった。
 それでも、すごくすごく頑張って、長い言葉で一生懸命に説明をしたのに、アーウェンを安心させるどころか、激怒させてしまったらしい。見る見るうちに彼の双眸がギラつき、口元の犬歯が伸びる。髪と同色の体毛が、ざわざわと首筋に伸びてきた。

「なんですか、それ!!」

 彼がラクシュに怒るなんて、もう何年もなかったから驚いた。しかも、狼化しそうなほどになるなんて……。

「え……と……」

 完全に困ってしまい、ラクシュは目を彷徨わせた。

「俺はラクシュさんが好きで、一緒に暮らすのが嬉しいから、ここにいる」

 アーウェンは喉奥で唸るように言い、少し冷静になったらしく、狼化の兆しをひっこめた。 

「それなら、ここに居てくれますか? どこかに行くなら、俺も連れて行ってくれますか? 俺は、ラクシュさんと一緒なら、どこへだって行きたいです」

 泣きそうな懇願だった。
 本心から言ってるのだと、いくらラクシュでもわかった。
 胸が詰まって痛いほど……決心がぐらつきになるほど、伝わってきた。

「……だめ」

 首を横に振った。

「どうして……」

 アーウェンが呻く。片手でラクシュの両手首を押さえたまま、もう片手でこけた頬を掴まれた。
 覆い被さるように、アーウェンの身体に捕われる。

「は……俺、バカみたいだ……ラクシュさんに、少しでも好かれてると思ってた……」

 泣きそうに顔を歪めているアーウェンからは、せっかくのキラキラが薄れてしまっている。なんだかとても残念で、申し訳ない気がしたから、ちゃんと言った。

「……きみのこと、大好きだよ」

「じゃあ、なんでいきなり、俺を捨てるんですか!?」

 間近で怒鳴られても、別に怖くはなかった。もっと怖くて危険な目には、さんざん会ってきたから。
 それどころか、アーウェンの荒い息が降りかかるせいで、頭がクラクラ痺れてくる。

「違う。きみが、もう、私をいらないから……」

「解んないよ、ラクシュさん! 俺にはあなたが必要です!」

「でも、わたしは、きみが、ほしい……」

 ダメだと思うのに、口の中に唾が沸いてくる。目が潤んできて、身体が火照ってきた。血の気の引いた頬へも、僅かに赤みがさしているはずだ。

「ラクシュ……さん……?」

 ラクシュの様子に気づいたアーウェンの表情が、険しい怒りから戸惑いへ変わる。
 押し込めていた冷たく辛い記憶が蘇り、すごくすごく嫌な気分だった。ひくひくと喉が勝手に震えてくる。

「アーウェン……わたし、ごはんを買いに、故郷を出たの……」

「――え?」

「わたしの、名前……ホントは、キルラクルシュ……髪も、黒かった……」

 硬く目を閉じ、もう捨て去った名前を口にした。
 ラクシュの正体を知った彼が、わずかにたじろぐ気配を感じる。

 闇色の長い髪をもつ、吸血鬼キルラクルシュ。

 故郷から遠く離れた地でも、その名は広まっていた。

「キルラクルシュ……?」

 おずおずとした問いに、覚悟してコクンと頷いた。
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