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束の間の穏やかな時間
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2020年1月18日。
人工呼吸器を再装着してから、2週間がたった。
主治医から、肺の方は大分水が抜けて、落ち着いてきていると、説明がされた。
人工呼吸器も外してもいいだろうと、主治医からの話があった。
喜ばしい話。
しかし、私は内心不安だった。
本当にこれで大丈夫なのか?・・・しかし、主治医が見せてくれるレントゲン写真は、明らかに良くなっている。
血液データも、そう言っていた。
しかし。
私は思わず、私は主治医にこう聞いた。
「もう、大丈夫ですよね」
主治医は少し困った様な表情をしてこう言った。
「絶対とは言えませんが・・・」
それもそうだろう、何しろ去年から今年にかけて、何が原因で肺水腫に2回もなったのかはわかっていないのだから・・・
「とりあえず、今日から人工呼吸器を外していきます」
その言葉で主治医との話し合いは終了となった。
そして、その後、主治医によってカズくんの人工呼吸器は取り外されました。
カズくんの顔から管が抜かれ、2週間ぶりに顔が見えた。
・・・痩せたなぁ・・・
それが久しぶりにカズくんを見た感想だった。
このひと月。
カズくんは、ほとんど何も食べていず、点滴で命を繋いできたのだ。
当然の事だった。
でも、改めてそのことを私は思い知らされる。
そして、愛しみながらそっとその痩せた顔を撫でた。
でも、これでカズくんは元気になってくれる。
早く目を覚まして。
私の願いが届いたのか?
それから2日後にカズくんは目を覚ましました。
カズくんは、人工呼吸器を装着中の記憶は全く無かったそうで、
「そんなことになっていたんだなぁ・・・」
と、まるで他人事の様に話していました。
全く、人が心配で死んでしまいそうだったのに、呑気な事を。
でも、辛い思いがあまりないのはいいことかもしれません。
私もカズくんの前では明るく話をしました。
カズくんは、体が大分体力が落ちていましたが、体は自分で起こすことができました。
「体もリハビリしていかないとなぁ」
と、前向きなカズくん。
ついこないだまで人工呼吸器をつけていたなんて嘘の様です。
後は、このままお腹の手術をして、元気になって、退院できれば・・・。
私は、カズくんにそう話しながらこれからのことを話していました。
しかし。カズくんにはまだまだ試練があったのです。
人工呼吸器を再装着してから、2週間がたった。
主治医から、肺の方は大分水が抜けて、落ち着いてきていると、説明がされた。
人工呼吸器も外してもいいだろうと、主治医からの話があった。
喜ばしい話。
しかし、私は内心不安だった。
本当にこれで大丈夫なのか?・・・しかし、主治医が見せてくれるレントゲン写真は、明らかに良くなっている。
血液データも、そう言っていた。
しかし。
私は思わず、私は主治医にこう聞いた。
「もう、大丈夫ですよね」
主治医は少し困った様な表情をしてこう言った。
「絶対とは言えませんが・・・」
それもそうだろう、何しろ去年から今年にかけて、何が原因で肺水腫に2回もなったのかはわかっていないのだから・・・
「とりあえず、今日から人工呼吸器を外していきます」
その言葉で主治医との話し合いは終了となった。
そして、その後、主治医によってカズくんの人工呼吸器は取り外されました。
カズくんの顔から管が抜かれ、2週間ぶりに顔が見えた。
・・・痩せたなぁ・・・
それが久しぶりにカズくんを見た感想だった。
このひと月。
カズくんは、ほとんど何も食べていず、点滴で命を繋いできたのだ。
当然の事だった。
でも、改めてそのことを私は思い知らされる。
そして、愛しみながらそっとその痩せた顔を撫でた。
でも、これでカズくんは元気になってくれる。
早く目を覚まして。
私の願いが届いたのか?
それから2日後にカズくんは目を覚ましました。
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「そんなことになっていたんだなぁ・・・」
と、まるで他人事の様に話していました。
全く、人が心配で死んでしまいそうだったのに、呑気な事を。
でも、辛い思いがあまりないのはいいことかもしれません。
私もカズくんの前では明るく話をしました。
カズくんは、体が大分体力が落ちていましたが、体は自分で起こすことができました。
「体もリハビリしていかないとなぁ」
と、前向きなカズくん。
ついこないだまで人工呼吸器をつけていたなんて嘘の様です。
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しかし。カズくんにはまだまだ試練があったのです。
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