【完結】令嬢はされるがままに

asami

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第十四話

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 佐織さんが遊びに来ると、「どうしても頼みたいことがあるの」と言い出しました。
なんでも弟さんがバンドをやっていてこんどヤマハバンドコンテストに出場することになったと言います。
予選は通って、今度は2次予選だそうでした。
しかし友達の二人が大学の後期試験と重なって出場できないと言います。
二人とも留年していて、こんど単位を落とすと卒業できないのだそうです。
アマチュアバンドでコンテストに入賞するか、大学を卒業するかの選択はやはり大学卒業を選ぶしかないと言われたそうです。
それでバンドの人数が足りないので、私と佐織さんにバンドのメンバーとして出場して欲しいというお願いでした。
なんでも演奏は前もってテープに取っておくから、私はキーボードの前に座って、弾いている振りだけしてればいいとの事でした。
旦那に相談してみると、「佐織さんの旦那も職場では仲良くしていなければいけない相手なので、一応頼まれたら断らないようにしてほしい」と言われました。
数日前に打ち合わせでコンテストのスタッフと打ち合わせをすると、「ともかく何でもいいから、目立つようにして下さい」ときつく言われました。
それで私と佐織さんは女子校のセーラー服を着て短いスカートで舞台に立つことにしました。
当日無事演奏も済むと、弟さんは打ち上げの飲み会をすると言って佐織さんやバンドの他のメンバーを誘っていました。
私も誘われましたが、お酒は苦手なので断りました。
控え室は混雑しているので、セーラー服のまま会場を出ました。
私はしかたなくセーラー服姿のままで帰りの地下鉄に乗りました。
ちょうど地下鉄が入ってきて、入り口のドアの近くに立っていると、ちょうど反対側にセーラー服姿で極端にスカートを短くした女の子を見つけました。
あんなにスカートを短くして痴漢にでも遭わなければいいのにと思って見ていると、セーラー服のデザインはなんだか似ていました。
よくよく見ると、同じ高校の制服でした。
女子高生も私に気が付いた様子でしたが、同じ学校の生徒と思いこんだ様で特に気にはしていない様子でした。
女子高生のすぐ後ろの男がなにか変な動きをするのが目に入りました。
腰を押しつけるように女子高生の後ろから手を押しつけているようでした。
やっぱりと私は思いました。
女子高生は痴漢に遭っているのに間違いないようでした。
やがて駅につくと、いったんドアの外にでた男がまた女子高生の回りに集まってきました。
今度は数人の男達が女子高生を取り囲み、回りから見えないようにしました。
私はこれは大変だ、私の後輩が痴漢に触り放題にされていると思いました。



 地下鉄が池袋の駅に着くと、男達は女子高生を取り囲みながらドアから降りていきました。
女子高生はもう逃げられないと諦めたのか、後ろから背中を押されて男達とホームに降りました。
男達は女子高生を取り囲んだまま、地下道から駅前の広場に出ました。
すぐ目の前には大きなデパートの建物がそびえているのが見えました。
男達は女子高生を連れてデパートの中に入っていきました。
もうデパートは閉店なのにと思っていると、エレベータ乗り場には、食堂街は夜11時までと看板が出ていました。
エレベータに男達が並んだので私も、その後に何気ないそぶりで並びました。
一階にエレベータが着くと、男達の後から私はエレベータに乗りました。
エレベータの奧はガラス張りになっていて、夜の夜景が目の下に広がるのが見えました。
食堂街のある最上階にエレベータが着くと、数人の客が降りていきました。
しかし、男達はエレベータから降りようとはしませんでした。
エレベータの狭い部屋に男達と女子高生それに私だけだ取り残されました。
静かにエレベータのドアが閉まるとその瞬間に待ち構えていたように、男達が女子高生に襲いかかると、スカートをめくってパンティーを力ずくで脱がせました。
次の瞬間に「そっちの女もだ、」と声が聞こえると、男達は私に襲いかかってきました。
逆らうこともできずに、私のパンティーが一気に脱がされると、男達は私と女子高生をエレベータのガラスに向かって立たせてスカートをめくり上げました。
エレベータが下に降りると、地上を歩く人の顔が目にはいり、一番下まで着くとすぐ目の前を大勢の人が駅から降りてくるのが見えました。
耳元で「どうだ丸見えだぜ」とささやかれたとき、私の膝はがたがたに震えてきてとても立っていられなくなりました。
花園の奥に一気に熱湯を注ぎ来れたように熱くなると、頭のてっぺんからつま先まで電流が流し混まれました。
ドアが開くと同時にスカートが降ろされて、次の乗客がエレベータに入ってきました。
エレベータはもう一度上に上がり始めました。
一番上について、ドアが閉まると私は今度またなにをされるのかが分かって膝から腰がガクガクと震えてきました。
男達の手が私と女子高生のスカートをめくり上げると、エレベータはまたさっきと同じように降りていきました。
私はもう外の様子を見ることができずに、デパートの上の夜空だけを見つめました。
エレベータが止まると男達は私と女子高生を外に連れ出しました。
デパートの横の小道を入ると、細い路地を何度かまがって、ラブホテル街に出ました。
ラブホテルの受付で空き部屋を選ぶと、私達は中に通されました。
中に入ると部屋の真ん中に大きなダブルベッドがおいてありました。
ふんわりと柔らかそうなベッドの上には、薄紫色のレース模様のシーツがかけられていました。
ベッドの上で紫色の照明が輝いていました。
男達は私と女子高生に服を脱ぐように命じました。
私たちは言われたとうり二人とも服を脱いで、ベッドの上に並んで寝て男達を待ちました。
男達は冷蔵庫からビールを出していっぱい飲みながら服を脱いでいました。
どっちにすると、男達は相談しているようでした。
女子高生は不安そうに天井のシャンデリアやベッドの周りの鏡を見ていました。
やがて、男達は私と女子高生の両脇に腰を落として座りました。
女子高生は覚悟を決めたように膝をたてて足を広げてると目をつむりました。
私の上に男がかがみ込んできました。
私の身体を襲う欲望は、嵐のような激しさでした。
私の身体はゆっくりとした動きで、永遠の時の底に沈み始めました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
逆らう気持ちが、諦めの気持ちに変わったとき、ふいに体中が喜びで震えてきました。
逃げることの出来ない快楽の時が始まったことを私は思い知らされました。
私の体は意志のない人形のようにもてあそばれて引き裂かれました。
男が刻む律動は最後の瞬間が間近だと私の身体に告げると、押し広げるようにして奧までしっかり届いてきました。
男は私の身体を征服すると私の身体は永遠の時に震え続けました。
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