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第三十五話
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秋になって真佐子さんが旅行の雑誌を持って私の所に遊びにきました。
「こんど温泉行こうよ、どこがいいか探してるの」と言いながらお茶を飲みながら雑誌をあれこれ広げていました。
「これ安いからどう」と言われたのは鬼怒川の旅館でした。
「食事もよさそうだし、露天風呂もあるしわたし鬼怒川って行ったことなくて」と言うので旦那と相談する事にしました。
幸い旦那もちょうど仕事の暇な時期らしくて私と真佐子さんの夫婦4人で鬼怒川に二泊の旅行に行くことにしました。
当日旦那の来るまで真佐子さんの家まで行くと、玄関には見慣れない車が止まっていました。
ちょうど真佐子さんと出てきた男性は旦那ではありませんでした。
「旦那ちょっと急な出張なのよ、それでね、この人私の叔父さんなんだけど」
「もうお金払っちゃったし、キャンセルするともったいないでしょう」とか言い出して、旦那の替わりに叔父を連れて行くと言い張りました。
私の旦那はあまり嬉しそうにはしていませんでしたが、断るわけにも行かないので一緒に出発することにしました。
すぐに車で出かけようとすると叔父が、「せっかくだから、有紀さんは私の車で行きませんか、その方がいろいろと話しもできますし、真佐子をそちらの車に乗せますから」と言い出しました。
ずいぶんと変な事を言い出す人だと思いましたが真佐子さんも旦那も特に反対はしなかったので、私はしかたなく叔父の車に乗りました。
東京の都内をでて、高速に乗ると運転も落ち着いてきたのか叔父がいろいろと話しを始めました。
私は不安な気持ちで適当に答えていましたが、やっぱり話題はエッチな方に巧みに向けられて行きました。
どうにか適当に返事を続けているとやっと高速を降りてホットしました。
鬼怒川までドライブすると、旅館に着きました。
食事にはまだ早い時間だったので、ひとまずお風呂に行きました。
お風呂から帰ってくると叔父が、面白いショーがあるといって私達を誘いに来ました。
宴会場に行くと舞台には上半身にコートをかぶせられた女性が、変な格好をしている男に鞭で打たれていました。
真佐子さんも会場のどこかに来ていると思ったのですが姿はどこにも見あたりませんでした。
男は皮で作った半ズボンに皮でできた穴だらけのシャツを着て、やはり皮のお面をつけていました。
男が鞭を振り上げると、風を切る鋭い音がして、女性のお尻に叩きつけられました。
お尻は紫色に腫れ上がり、とても見ていられなくなりました。
旦那は平気な顔をして「あれはショーだから痛くないように打ってるんだ、お尻のあざもお化粧用のアイシャドーかなんか使って色つけてるだけだから」と平然とした顔でした。
しかしあまり趣味のよくなショーだと思ったらしく、ずっと目をそらせていました。
会場から「俺にもやらせろ」と声がかかると、数人のサラリーマン風の男が舞台に上がりました。
皮の衣装を着た男に鞭を渡されて、男達はかわるがわる鞭を使ってはなにやら歓声を上げていました。
旦那はひどく機嫌が悪くてすぐにでも出て行きたい様子でした。
ようやくショーは次の出し物になって、女の子達が踊り始めました。
叔父が「あとは見てもつまらないから帰りましょう」と言うので私達は部屋に戻ることにしました。
さっき案内された部屋にはもう食事の用意が出来ていました。
少し待っていると真佐子さんが「ちょっと散歩してたの」と言って戻ってきた。
ドライブで疲れている様子で真佐子さんはほとんど食事に手を付けませんでした。
食事のあとは、ロビーにあるゲームセンターでしばらく遊んで部屋に戻ると布団の用意がしてありました。
まだ寝るには早い時間なので、叔父がビデオを見ようといいだしました。
ロビーでレンタルビデオが借りられるからと言って叔父が部屋をでていきました。
しかし、叔父が借りてきたのはアダルトビデオでした。
テレビの画面に映ったのはやはりさっきと同じような場面が延々と続くビデオでした。
「どうです、すごいでしょう、さっきのよりもっとすごいんですよ、奥さんもこうゆうの好きだってさっきで車で話してたんですよ」と叔父が言うので私は困ってしまいました。
縛られた女性が宙づりにされて、ぐるぐる回されながら蝋燭を垂らされる場面が延々と続きました。
旦那はさっきよりは少しは興味があるみたいで、叔父がいろいろと説明してくれるのに聞き入っていました。
私と真佐子さんはしかたなく途中まで一緒にビデオを見ました。
ようやくビデオも終わって電気を消してもらって寝ることができました。
真夜中になって、なんだか変な声が聞こえるので私は目が覚めました。
女性のすすり泣く声がかすかに聞こえました。
もしかして叔父が真佐子さんに変なことをしたのではと気になりましたが叔父は、離れた布団で寝込んでいてそんな気配はありませんでした。
しかし真佐子さんが息をかすかにふるわせてすすり泣く声は明け方まで聞こえました。
朝早く朝風呂に誘うと、真佐子さんは少し気分が落ち着いた様子で一緒にお風呂に入る事になりました。
男女混浴の露天風呂は、朝はまだお年寄りが数人いるだけで、安心して入ることができました。
真佐子さんは、女同士なのに体を見られるのがいやらしくタオルを体に巻いたまま着替えをしていました。
しかし後ろの鏡に真佐子さんのお尻が映って私は一瞬息を飲みました。
お尻には紫色のあざが縞模様になって一面に広がっていました。
私は昨日のショーにでていたのが真佐子さんに違いないと気が付きました。
そして、アイシャドーで色を塗ったのではなく本当にあざができるまで鞭で打っていたのだと分かって体に震えがきました。
私は脱衣所をでようとする真佐子さんを押しとどめて、問いつめました。
最初はいやな顔をするだけで答えようとしませんでしたが、私の勢いにおされたのかようやく話しを打ち明けてくれました。
叔父とは高校生の時からの関係で、彼氏の事を相談に行ったとき、「俺が教えてやる」と言われてバージンを奪われたという話しでした。
大学の卒業式の時は謝恩会に出ずに、卒業式の袴すがたで、六本木のSMのショーに呼び出されて今日みたいに鞭で打たれた話してくれました。
昨日のビデオも映っていたのは真佐子さんで、ことあるごとに「ビデオを旦那の会社に送りつけてやる」と脅されているそうでした。
「私は誰かに相談してみたの」と聞いてみましたが「とてもこんなこと相談でる相手がいないから」と言われました。
「私から旦那に話してみましょうかと」言ってみると「それは絶対だめ」と断られました。
私は「このままではだめだから二人で何とかしましょう」と力づけるのが精一杯でした。
部屋に戻ってみると、旦那の寝床は空で荷物もなくなっていました。
叔父が部屋でテレビを見ながら「旦那なら会社からさっき連絡があって客先で急なトラブルになってすぐ車で帰ったよ」と事情を話してくれました。
「どこに行ったのか分からないから、帰ったら話しといてくれと頼まれてね」と言われて、私は真佐子さんと長話しをしたのをすこし後悔しました。
お昼が終わると近くの牧場まで行って時間をつぶして午後はドライブをしてから旅館に戻りました。
夕方になって帰りの時刻になると、旅館を出て車は着た道を逆にたどりはじめました。
山道をしばらく走ったあと、急に見晴らしが広くなり高速の入り口が見えました。
私は高速に乗ればあとは、まっすぐ帰るだけだと安心しました。
車は高速に乗るとぐんぐんと加速をしてエンジンの音と風の音だけが車内に響きました。
次のインターチェンジをすぎると次第に車が多くなり、トラックが何台も横を走り始めました。
ちょうど隣に大型トラックが並んだとき、叔父が「おい、わかってるな」と声をかけました。
真佐子さんは「はい、わかっております」と丁寧な口調で答えると、スカートをめくってトラックの運転手に見えるように引っ張り上げました。
真佐子さんは指を使いながら足を開いて腰を突き出すように動かしまた。
トラックがすぐ横にぴったりと張り付いたように寄ってきました。
私には目の前で起きていることが信じられなくて目をつぶりたい気持ちで一杯でした。
やがて車はサービスエリアにはいると駐車場に入りました。
後ろから追いかけてきたトラックがすぐ横に止まりました。
叔父に「おい、つづきがあるだろう」と言われて真佐子さんはトラックのドアが開くのを待ているようでした。
運転手が降りてくるとすぐに真佐子さんは膝をついて口を使い始めました。
頭を何度か振ると、急に立ち上がってトイレに駆け込んでいきました。
私はあわてて真佐子さんを追いかけてトイレに走りました。
「ねえ絶対だめ、こんなことさせてちゃだめ、旦那に言うのよ、なにがあっても言わなきゃだめ」と私は真佐子さんの体にしがみついて揺すりました。
「うんそうする」と真佐子さんがいうなずいてくれたので私はやっと手を離しました。
車に戻ると叔父は待ちかねたように車を動かしました。
さっきのトラックはもう先に出発したらしくて見当たりませんでした。
車が高速に乗るとまた隣をトラックが何台も追い越してきました。
叔父が「おい」と声をかけてきました。
しかし真佐子さんは体を硬くしたまま返事をしませんでした。
私はやっと真佐子さんも決心を決めてくれたのだと思いました。
車が高速を降りると、道路は混んでいてなかなか先には進みませんでした。
しばらくゆっくりと走ったあと、車は急に横道に入っていきました。
私はどうしたのかしらと不安な気持ちになりました。
やっぱり車が着いた先はラブホテルでした。
私はあわてて携帯を取り出して、叔父に見つからないように旦那にメールを打とうとしました。
しかし横の真佐子さんが私の携帯を取り上げて、叔父に渡しました。
やっぱりだめなんだ、叔父の命令にはさからえないんだと私は怖くなりました。
部屋に連れ込まれると、「さっき命令にしたがわなかったな、どうなるのかわ分かっているな」と叔父が真佐子さんに冷たい口調で言いました。
「はい、なんでもさせていただきます」と真佐子さんが答えると「じゃあ、この女を懲らしめてもらおうか」と言い出しました。
私は怖くて腰が抜けたように動けなくなりました。
真佐子さんは叔父に渡された鞭を取り上げると、私のスカートの上から叩き降ろしてきました。
スカートの上からでも、斬りつけられたような痛みでした。
叔父の手が私のスカートをたくし上げると下着を膝まで降ろしました。
真佐子さんが鞭を打ち下ろすと、さっきよりするどい痛みが私のお尻に襲いかかってきました。
逃げられない時は従うしかないと、子宮が命じる声が私の身体に響いてきました。
浜辺におしよせる波のように、欲望は繰り返し私の体に押し寄せては退いていきました。
逆らう気持ちが、諦めの気持ちに変わったとき、ふいに体中が喜びで震えてきました。
私の体は空高く放り上げられたまま、落ちることを許されずに回り続けました。
私の体は意志のない人形のようにもてあそばれて引き裂かれました。
意志を失った人形の体を女の宿命が支配し続けました。
征服者が究極の快楽の時を告げるのを待つしかもう希望はなくなりました。
叔父の欲望は私の体を責め続けると、ようやく最後の一撃で私を貫きました。
「こんど温泉行こうよ、どこがいいか探してるの」と言いながらお茶を飲みながら雑誌をあれこれ広げていました。
「これ安いからどう」と言われたのは鬼怒川の旅館でした。
「食事もよさそうだし、露天風呂もあるしわたし鬼怒川って行ったことなくて」と言うので旦那と相談する事にしました。
幸い旦那もちょうど仕事の暇な時期らしくて私と真佐子さんの夫婦4人で鬼怒川に二泊の旅行に行くことにしました。
当日旦那の来るまで真佐子さんの家まで行くと、玄関には見慣れない車が止まっていました。
ちょうど真佐子さんと出てきた男性は旦那ではありませんでした。
「旦那ちょっと急な出張なのよ、それでね、この人私の叔父さんなんだけど」
「もうお金払っちゃったし、キャンセルするともったいないでしょう」とか言い出して、旦那の替わりに叔父を連れて行くと言い張りました。
私の旦那はあまり嬉しそうにはしていませんでしたが、断るわけにも行かないので一緒に出発することにしました。
すぐに車で出かけようとすると叔父が、「せっかくだから、有紀さんは私の車で行きませんか、その方がいろいろと話しもできますし、真佐子をそちらの車に乗せますから」と言い出しました。
ずいぶんと変な事を言い出す人だと思いましたが真佐子さんも旦那も特に反対はしなかったので、私はしかたなく叔父の車に乗りました。
東京の都内をでて、高速に乗ると運転も落ち着いてきたのか叔父がいろいろと話しを始めました。
私は不安な気持ちで適当に答えていましたが、やっぱり話題はエッチな方に巧みに向けられて行きました。
どうにか適当に返事を続けているとやっと高速を降りてホットしました。
鬼怒川までドライブすると、旅館に着きました。
食事にはまだ早い時間だったので、ひとまずお風呂に行きました。
お風呂から帰ってくると叔父が、面白いショーがあるといって私達を誘いに来ました。
宴会場に行くと舞台には上半身にコートをかぶせられた女性が、変な格好をしている男に鞭で打たれていました。
真佐子さんも会場のどこかに来ていると思ったのですが姿はどこにも見あたりませんでした。
男は皮で作った半ズボンに皮でできた穴だらけのシャツを着て、やはり皮のお面をつけていました。
男が鞭を振り上げると、風を切る鋭い音がして、女性のお尻に叩きつけられました。
お尻は紫色に腫れ上がり、とても見ていられなくなりました。
旦那は平気な顔をして「あれはショーだから痛くないように打ってるんだ、お尻のあざもお化粧用のアイシャドーかなんか使って色つけてるだけだから」と平然とした顔でした。
しかしあまり趣味のよくなショーだと思ったらしく、ずっと目をそらせていました。
会場から「俺にもやらせろ」と声がかかると、数人のサラリーマン風の男が舞台に上がりました。
皮の衣装を着た男に鞭を渡されて、男達はかわるがわる鞭を使ってはなにやら歓声を上げていました。
旦那はひどく機嫌が悪くてすぐにでも出て行きたい様子でした。
ようやくショーは次の出し物になって、女の子達が踊り始めました。
叔父が「あとは見てもつまらないから帰りましょう」と言うので私達は部屋に戻ることにしました。
さっき案内された部屋にはもう食事の用意が出来ていました。
少し待っていると真佐子さんが「ちょっと散歩してたの」と言って戻ってきた。
ドライブで疲れている様子で真佐子さんはほとんど食事に手を付けませんでした。
食事のあとは、ロビーにあるゲームセンターでしばらく遊んで部屋に戻ると布団の用意がしてありました。
まだ寝るには早い時間なので、叔父がビデオを見ようといいだしました。
ロビーでレンタルビデオが借りられるからと言って叔父が部屋をでていきました。
しかし、叔父が借りてきたのはアダルトビデオでした。
テレビの画面に映ったのはやはりさっきと同じような場面が延々と続くビデオでした。
「どうです、すごいでしょう、さっきのよりもっとすごいんですよ、奥さんもこうゆうの好きだってさっきで車で話してたんですよ」と叔父が言うので私は困ってしまいました。
縛られた女性が宙づりにされて、ぐるぐる回されながら蝋燭を垂らされる場面が延々と続きました。
旦那はさっきよりは少しは興味があるみたいで、叔父がいろいろと説明してくれるのに聞き入っていました。
私と真佐子さんはしかたなく途中まで一緒にビデオを見ました。
ようやくビデオも終わって電気を消してもらって寝ることができました。
真夜中になって、なんだか変な声が聞こえるので私は目が覚めました。
女性のすすり泣く声がかすかに聞こえました。
もしかして叔父が真佐子さんに変なことをしたのではと気になりましたが叔父は、離れた布団で寝込んでいてそんな気配はありませんでした。
しかし真佐子さんが息をかすかにふるわせてすすり泣く声は明け方まで聞こえました。
朝早く朝風呂に誘うと、真佐子さんは少し気分が落ち着いた様子で一緒にお風呂に入る事になりました。
男女混浴の露天風呂は、朝はまだお年寄りが数人いるだけで、安心して入ることができました。
真佐子さんは、女同士なのに体を見られるのがいやらしくタオルを体に巻いたまま着替えをしていました。
しかし後ろの鏡に真佐子さんのお尻が映って私は一瞬息を飲みました。
お尻には紫色のあざが縞模様になって一面に広がっていました。
私は昨日のショーにでていたのが真佐子さんに違いないと気が付きました。
そして、アイシャドーで色を塗ったのではなく本当にあざができるまで鞭で打っていたのだと分かって体に震えがきました。
私は脱衣所をでようとする真佐子さんを押しとどめて、問いつめました。
最初はいやな顔をするだけで答えようとしませんでしたが、私の勢いにおされたのかようやく話しを打ち明けてくれました。
叔父とは高校生の時からの関係で、彼氏の事を相談に行ったとき、「俺が教えてやる」と言われてバージンを奪われたという話しでした。
大学の卒業式の時は謝恩会に出ずに、卒業式の袴すがたで、六本木のSMのショーに呼び出されて今日みたいに鞭で打たれた話してくれました。
昨日のビデオも映っていたのは真佐子さんで、ことあるごとに「ビデオを旦那の会社に送りつけてやる」と脅されているそうでした。
「私は誰かに相談してみたの」と聞いてみましたが「とてもこんなこと相談でる相手がいないから」と言われました。
「私から旦那に話してみましょうかと」言ってみると「それは絶対だめ」と断られました。
私は「このままではだめだから二人で何とかしましょう」と力づけるのが精一杯でした。
部屋に戻ってみると、旦那の寝床は空で荷物もなくなっていました。
叔父が部屋でテレビを見ながら「旦那なら会社からさっき連絡があって客先で急なトラブルになってすぐ車で帰ったよ」と事情を話してくれました。
「どこに行ったのか分からないから、帰ったら話しといてくれと頼まれてね」と言われて、私は真佐子さんと長話しをしたのをすこし後悔しました。
お昼が終わると近くの牧場まで行って時間をつぶして午後はドライブをしてから旅館に戻りました。
夕方になって帰りの時刻になると、旅館を出て車は着た道を逆にたどりはじめました。
山道をしばらく走ったあと、急に見晴らしが広くなり高速の入り口が見えました。
私は高速に乗ればあとは、まっすぐ帰るだけだと安心しました。
車は高速に乗るとぐんぐんと加速をしてエンジンの音と風の音だけが車内に響きました。
次のインターチェンジをすぎると次第に車が多くなり、トラックが何台も横を走り始めました。
ちょうど隣に大型トラックが並んだとき、叔父が「おい、わかってるな」と声をかけました。
真佐子さんは「はい、わかっております」と丁寧な口調で答えると、スカートをめくってトラックの運転手に見えるように引っ張り上げました。
真佐子さんは指を使いながら足を開いて腰を突き出すように動かしまた。
トラックがすぐ横にぴったりと張り付いたように寄ってきました。
私には目の前で起きていることが信じられなくて目をつぶりたい気持ちで一杯でした。
やがて車はサービスエリアにはいると駐車場に入りました。
後ろから追いかけてきたトラックがすぐ横に止まりました。
叔父に「おい、つづきがあるだろう」と言われて真佐子さんはトラックのドアが開くのを待ているようでした。
運転手が降りてくるとすぐに真佐子さんは膝をついて口を使い始めました。
頭を何度か振ると、急に立ち上がってトイレに駆け込んでいきました。
私はあわてて真佐子さんを追いかけてトイレに走りました。
「ねえ絶対だめ、こんなことさせてちゃだめ、旦那に言うのよ、なにがあっても言わなきゃだめ」と私は真佐子さんの体にしがみついて揺すりました。
「うんそうする」と真佐子さんがいうなずいてくれたので私はやっと手を離しました。
車に戻ると叔父は待ちかねたように車を動かしました。
さっきのトラックはもう先に出発したらしくて見当たりませんでした。
車が高速に乗るとまた隣をトラックが何台も追い越してきました。
叔父が「おい」と声をかけてきました。
しかし真佐子さんは体を硬くしたまま返事をしませんでした。
私はやっと真佐子さんも決心を決めてくれたのだと思いました。
車が高速を降りると、道路は混んでいてなかなか先には進みませんでした。
しばらくゆっくりと走ったあと、車は急に横道に入っていきました。
私はどうしたのかしらと不安な気持ちになりました。
やっぱり車が着いた先はラブホテルでした。
私はあわてて携帯を取り出して、叔父に見つからないように旦那にメールを打とうとしました。
しかし横の真佐子さんが私の携帯を取り上げて、叔父に渡しました。
やっぱりだめなんだ、叔父の命令にはさからえないんだと私は怖くなりました。
部屋に連れ込まれると、「さっき命令にしたがわなかったな、どうなるのかわ分かっているな」と叔父が真佐子さんに冷たい口調で言いました。
「はい、なんでもさせていただきます」と真佐子さんが答えると「じゃあ、この女を懲らしめてもらおうか」と言い出しました。
私は怖くて腰が抜けたように動けなくなりました。
真佐子さんは叔父に渡された鞭を取り上げると、私のスカートの上から叩き降ろしてきました。
スカートの上からでも、斬りつけられたような痛みでした。
叔父の手が私のスカートをたくし上げると下着を膝まで降ろしました。
真佐子さんが鞭を打ち下ろすと、さっきよりするどい痛みが私のお尻に襲いかかってきました。
逃げられない時は従うしかないと、子宮が命じる声が私の身体に響いてきました。
浜辺におしよせる波のように、欲望は繰り返し私の体に押し寄せては退いていきました。
逆らう気持ちが、諦めの気持ちに変わったとき、ふいに体中が喜びで震えてきました。
私の体は空高く放り上げられたまま、落ちることを許されずに回り続けました。
私の体は意志のない人形のようにもてあそばれて引き裂かれました。
意志を失った人形の体を女の宿命が支配し続けました。
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