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第六十九話
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金曜の夜に、旦那の帰りが遅いと思っているとメールがありこれからすぐ飛行機で実家に帰ると連絡してきました。
旦那のひいおじいちゃんがなくなったのですぐに葬式に出かけなければならなくなったとメールで送って来たので私はすぐに支度をして、羽田に行きました。
旦那はもiモードを使って飛行機の切符を予約してくれていたので、待つこともなくすぐに飛行機に乗りました。
旦那は、「iモードを使って電車の時間を調べてお前がいつ飛行場に着くか計算して、切符を予約しておいたんだ」と自慢げに話してくれました。
こんなときだけはやけに頼りがいがある旦那だと思いました。
実家に着くとあわただしく通夜が終わり、翌朝は告別式も済みました。
旦那は折り返し、飛行機で帰ることになりましたが、おかあさまが「せっかくだからあなただけでもすこしゆっくりしていらしたら」と言うので私は夕方まで残る事にしました。
夕方になって空港までのタクシーを呼ぼうとすると、姪が車で送ってくれるというので一緒に車に乗りました。
空港までの車のなかで「どうしても相談したいことがあるんですが、聞いてくれますか」と姪が言うので私はまた面倒なことにならなければいいと思いました。
「実はわたし初体験が中学の時で相手は叔父なんです」と突然言い出されて私はびっくりしました。
「それで、中学の時からずっと呼び出されては交際を続けていたんですが、趣味がちょっと変わっていて、縛ったりするんです、アレするとき」と打ち明けてくれました。
そういえば叔父の態度はなにかと女性に優しい反面、見下したような態度でどうも変だと思っていましたが、やっぱりと思いました。
「今日も呼び出されてるんですが、私最近職場の男性にプロポーズされて、もうこんな関係止めたいんです」
「いつもお尻に蒼いアザができてたら、いまの彼と交際できないから。だから、今日叔父にはっきり言って欲しいんです」
「こんなこと相談できる相手、誰もいないんです」と言うと涙を浮かべてすすり泣きを始めました。
私は「大丈夫私がついてるから」と言うしかありませんでした。
車は空港までの道をそれて山道に入ると坂を上っていき、ラブホテルに着きました。
姪はまだ涙を浮かべていましたが、ようやく決心がついたようで部屋に入りました。
部屋では叔父がガウン一枚でソファーに座っていました。
叔父は私が一緒に来たのに驚いた様子もなく、煙草を置きました。
私が「今日はどうしてもお話したいことがあるんです」と切り出すと「うるせえんだよ」と言うなり私の手を取って床に押し倒してきました。
姪は私の両手を叔父に渡された赤い縄で手早く縛りながら「ごめんなさい」と小さな声で言いました。
私はだまされたことに気が付きましたがもう遅すぎました。
私の身体を襲う欲望は、嵐のような激しさでした。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
終わることのない永遠の時が、私の支配者に与えられた時間でした。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
私の体は意志のない人形のようにもてあそばれて引き裂かれました。
いつまで続くともわからない時間が私の心の中で凍り付いていました。
予期しない動きが急に私の身体を捕らえると、準備のための痙攣を小刻みに繰り返しました。
叔父は私の身体を至福の楽園まで投げ上げると、快楽を味わう時も与えずに絶望の淵に突き落としました。
旦那のひいおじいちゃんがなくなったのですぐに葬式に出かけなければならなくなったとメールで送って来たので私はすぐに支度をして、羽田に行きました。
旦那はもiモードを使って飛行機の切符を予約してくれていたので、待つこともなくすぐに飛行機に乗りました。
旦那は、「iモードを使って電車の時間を調べてお前がいつ飛行場に着くか計算して、切符を予約しておいたんだ」と自慢げに話してくれました。
こんなときだけはやけに頼りがいがある旦那だと思いました。
実家に着くとあわただしく通夜が終わり、翌朝は告別式も済みました。
旦那は折り返し、飛行機で帰ることになりましたが、おかあさまが「せっかくだからあなただけでもすこしゆっくりしていらしたら」と言うので私は夕方まで残る事にしました。
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空港までの車のなかで「どうしても相談したいことがあるんですが、聞いてくれますか」と姪が言うので私はまた面倒なことにならなければいいと思いました。
「実はわたし初体験が中学の時で相手は叔父なんです」と突然言い出されて私はびっくりしました。
「それで、中学の時からずっと呼び出されては交際を続けていたんですが、趣味がちょっと変わっていて、縛ったりするんです、アレするとき」と打ち明けてくれました。
そういえば叔父の態度はなにかと女性に優しい反面、見下したような態度でどうも変だと思っていましたが、やっぱりと思いました。
「今日も呼び出されてるんですが、私最近職場の男性にプロポーズされて、もうこんな関係止めたいんです」
「いつもお尻に蒼いアザができてたら、いまの彼と交際できないから。だから、今日叔父にはっきり言って欲しいんです」
「こんなこと相談できる相手、誰もいないんです」と言うと涙を浮かべてすすり泣きを始めました。
私は「大丈夫私がついてるから」と言うしかありませんでした。
車は空港までの道をそれて山道に入ると坂を上っていき、ラブホテルに着きました。
姪はまだ涙を浮かべていましたが、ようやく決心がついたようで部屋に入りました。
部屋では叔父がガウン一枚でソファーに座っていました。
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私が「今日はどうしてもお話したいことがあるんです」と切り出すと「うるせえんだよ」と言うなり私の手を取って床に押し倒してきました。
姪は私の両手を叔父に渡された赤い縄で手早く縛りながら「ごめんなさい」と小さな声で言いました。
私はだまされたことに気が付きましたがもう遅すぎました。
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