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第二十一話
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【夕方遅くに玄関のベルがなって出てみると、背広を着てネクタイを締めた男が立っている】
(譲治)はじめまして、私は黒石譲治と申します。はじめてお目に懸かります
【なんの用なのか分からないが、宗教の勧誘だと嫌だなと思って扉を閉めようとする柚希】
(譲治)ここは七度先生のお宅ですよね、私先生の大ファンなんです
【どうやら小説の読者らしい。どこで住所を調べたんだろうかと一瞬不安がよぎる】
(譲治)時は是非先生に読んでいただきたい小説があって、金城さとみ先生に紹介して頂いたんです
【そう言えばこの間、金城さとみ先生に誘われて食事をしたときに話があったような気がした】
(譲治)これなんですが、先生に是非読んでいただきたいんです
【男が鞄から分厚い紙の束を出した。ワープロで打った原稿らしい】
【自分も小説を書き始めた時は誰かに読んでもらいたかったので邪険にするのもかわいそうな気がした】
(柚希)とりあえず入っていただけますか
(譲治)失礼して上がらせて頂きます
【男が自分の脱いだ靴を揃えないので嫌な予感がした】
(柚希)こちらにどうぞ
【書斎に案内すると、男は興味ありげに部屋の中を見回している】
(譲治)先生本当にここで小説を書いてらっしゃるんですか
【部屋に本棚が無いので不審に思ったらしいと柚希は気が付いた】
(柚希)今は全部インターネットなので、本とかビデオとかは置いてないんですよ
(柚希)置き場所を取るし、掃除とかめんどくさいでしょう
【男は納得しない目つきで柚希を見つめた】
(譲治)さっそくですけど読んで下さい。先生もきっと参考になると思います。全部実話なんです
【実話と聞いて柚希は益々嫌な予感がした、柚希のデビュー作も一応は実話と言うことになってるが実際はかなりの部分が創作の作り話だ】
【男に渡された原稿を読み始めると、いきなり最初から調教の場面だ】
【ページをめくってみると、最初から最後までずっと調教のシーンしかない】
【これではとても小説にはならないが、うっかりしたことを言うと男を怒らせるかもしれない】
(柚希)そうですね、文章はとってもお上手ですね
【とりあえず最初に褒めた方がいいとおもって、お世辞を言った】
(譲治)先生が文学賞をお取りになった作品にも主人公が調教される話ですよね
(柚希)まあ、そうですけど
(譲治)実際に調教された体験をお書きになったと聞いていますが
(柚希)一応そうゆうことになってます
(譲治)一度でも調教された経験があると、奴隷でいることに快感を感じて止められないでしょう
(柚希)なにがおっしゃりたいのかしら
(譲治)いま、仕えているご主人様は居られるんですか
(柚希)そうゆう、関係の男性はいませんけど
(譲治)先生は無理やり調教されるのがお好きなんですよね
【男の話をそこまで聞いて、柚希はさっき読んだ小説のモデルが金城さとみ先生らしいと気が付いた】
(柚希)金城さとみ先生とはどうゆう御関係なんですか
【柚希は不審に思って、男を問い詰めた】
(譲治)さっき先生がお読みになった小説のモデルは金城さとみなんですよ、金城さとみは俺の奴隷でね。なんでも言うことを聞くんですよ
【柚希は男が作り話をしているのではないかと思って半信半疑で男の顔を見つめた】
(譲治)嘘だと思うなら、証拠のビデオをお見せしますよ。俺が投稿サイトに載せたビデオなんですよ
【男が携帯を取り出すと、投稿サイトの画像を柚希に見せた】
【確かに全裸で縛られているのは金城さとみだ】
【男は金城さとみだけではなく、私も調教するつもりらしいと柚希は気が付いた】
(柚希)私今日は忙しいので、そろそろ帰って頂けますか
【男は顔色を変えて立ち上がった】
(譲治)やいてめて偉そうにしやがって、俺の言うことが聞けないのか。この雌豚
(譲治)お前はたった今から俺の奴隷だ、俺の言うことは何でも聞きますと約束してもらうからな
【男は鞄から鞭と赤いロープを取り出した】
(柚希)なんのつもりなんですか、帰って下さい
【男はすぐに柚希を縛り上げた】
(譲治)お前は今日から俺の奴隷なんだ、俺の命令には何でも従ってもらうからな
(柚希)お願い止めて、こんなのいや
(譲治)つべこべ言うんじゃねえ、言うことが聞けないならお仕置きだ
【お仕置きと聞いて柚希は背筋が寒くなった】
(柚希)お願い致します、お許しくださいませ
【柚希の反応を確かめながら、譲治さんは腰をゆっくりと動かし始めた】
【譲治さんは次第に動きを激しくして柚希を責めて来た】
【暗黒の闇が柚希の体を支配すると、宙を舞いながら周り続けた】
(譲治)はじめまして、私は黒石譲治と申します。はじめてお目に懸かります
【なんの用なのか分からないが、宗教の勧誘だと嫌だなと思って扉を閉めようとする柚希】
(譲治)ここは七度先生のお宅ですよね、私先生の大ファンなんです
【どうやら小説の読者らしい。どこで住所を調べたんだろうかと一瞬不安がよぎる】
(譲治)時は是非先生に読んでいただきたい小説があって、金城さとみ先生に紹介して頂いたんです
【そう言えばこの間、金城さとみ先生に誘われて食事をしたときに話があったような気がした】
(譲治)これなんですが、先生に是非読んでいただきたいんです
【男が鞄から分厚い紙の束を出した。ワープロで打った原稿らしい】
【自分も小説を書き始めた時は誰かに読んでもらいたかったので邪険にするのもかわいそうな気がした】
(柚希)とりあえず入っていただけますか
(譲治)失礼して上がらせて頂きます
【男が自分の脱いだ靴を揃えないので嫌な予感がした】
(柚希)こちらにどうぞ
【書斎に案内すると、男は興味ありげに部屋の中を見回している】
(譲治)先生本当にここで小説を書いてらっしゃるんですか
【部屋に本棚が無いので不審に思ったらしいと柚希は気が付いた】
(柚希)今は全部インターネットなので、本とかビデオとかは置いてないんですよ
(柚希)置き場所を取るし、掃除とかめんどくさいでしょう
【男は納得しない目つきで柚希を見つめた】
(譲治)さっそくですけど読んで下さい。先生もきっと参考になると思います。全部実話なんです
【実話と聞いて柚希は益々嫌な予感がした、柚希のデビュー作も一応は実話と言うことになってるが実際はかなりの部分が創作の作り話だ】
【男に渡された原稿を読み始めると、いきなり最初から調教の場面だ】
【ページをめくってみると、最初から最後までずっと調教のシーンしかない】
【これではとても小説にはならないが、うっかりしたことを言うと男を怒らせるかもしれない】
(柚希)そうですね、文章はとってもお上手ですね
【とりあえず最初に褒めた方がいいとおもって、お世辞を言った】
(譲治)先生が文学賞をお取りになった作品にも主人公が調教される話ですよね
(柚希)まあ、そうですけど
(譲治)実際に調教された体験をお書きになったと聞いていますが
(柚希)一応そうゆうことになってます
(譲治)一度でも調教された経験があると、奴隷でいることに快感を感じて止められないでしょう
(柚希)なにがおっしゃりたいのかしら
(譲治)いま、仕えているご主人様は居られるんですか
(柚希)そうゆう、関係の男性はいませんけど
(譲治)先生は無理やり調教されるのがお好きなんですよね
【男の話をそこまで聞いて、柚希はさっき読んだ小説のモデルが金城さとみ先生らしいと気が付いた】
(柚希)金城さとみ先生とはどうゆう御関係なんですか
【柚希は不審に思って、男を問い詰めた】
(譲治)さっき先生がお読みになった小説のモデルは金城さとみなんですよ、金城さとみは俺の奴隷でね。なんでも言うことを聞くんですよ
【柚希は男が作り話をしているのではないかと思って半信半疑で男の顔を見つめた】
(譲治)嘘だと思うなら、証拠のビデオをお見せしますよ。俺が投稿サイトに載せたビデオなんですよ
【男が携帯を取り出すと、投稿サイトの画像を柚希に見せた】
【確かに全裸で縛られているのは金城さとみだ】
【男は金城さとみだけではなく、私も調教するつもりらしいと柚希は気が付いた】
(柚希)私今日は忙しいので、そろそろ帰って頂けますか
【男は顔色を変えて立ち上がった】
(譲治)やいてめて偉そうにしやがって、俺の言うことが聞けないのか。この雌豚
(譲治)お前はたった今から俺の奴隷だ、俺の言うことは何でも聞きますと約束してもらうからな
【男は鞄から鞭と赤いロープを取り出した】
(柚希)なんのつもりなんですか、帰って下さい
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(柚希)お願い止めて、こんなのいや
(譲治)つべこべ言うんじゃねえ、言うことが聞けないならお仕置きだ
【お仕置きと聞いて柚希は背筋が寒くなった】
(柚希)お願い致します、お許しくださいませ
【柚希の反応を確かめながら、譲治さんは腰をゆっくりと動かし始めた】
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