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プロローグ前半
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「ん、ここはどこだ……!?」
ノワカはその状況に困惑していた。底辺労働者が作ったという特殊な装置を視察しにいったらなぜかそれ以降の記憶がないのである、そして目を覚まいたところだ。何が何やらわからない状態で体を起こして立ち上がり周りを歩き回っていた。
「こ、これは……一体……」
俺は心臓が止まりそうになった。俺は……ノワカ・ホリックはこんな見た目ではなかったはずである。暗がりだったとはいえガラスに反射して映ったその姿は、大きなア顔に細く吊り上がった目、潰れて顔いっぱいに広がった鼻に腫れぼったい唇、それだけではない。195㎝以上はあったはずの身長が20センチ以上はは縮んでおり、完全にドチビなんてレベルでは済まされないぐらい奇形の状態である。なのになぜか頭蓋骨と胴体だけは逆に長くなっており手足の身があり得ない歩短くなった完全に人間とは言えない姿をしていた。
「もしかしてこれが今の……俺……だというのか?」
手足を動かしながら本当にそれが自分のものなのかを確認しているとどこかからか声が聞こえてきた。
「ええ、その通りよ、ようやく気が付いたようね♪」
「お、お前は、まさかカタリナか、どこにいる、俺に何をした!?」
「私はあなたが元いた世界にいるわ、そしてあなたは私が元いた世界にいる、そういう状態なのよ」
カタリナが元いた世界だと……!?
「私がかつて生きていた、つまり今あなたがいる世界はね、あなたがいた世界とは真逆で誰もが労働というものをやっているの、それこそ犯罪者以外、ちょうどあっちの世界のように犯罪者のみが労働を課されているのとは反対にね。」
「なんだと!? つまり俺はこの世界にいる限りずっと労働をしなければならないということか、まさか、そんな……」
「そうその通りよ、あなたはこの世界で働くのよ、あなたが今までさんざん底辺とバカにしてきたものをあなた自身がやるのよ」
「ふ、ふざけんなぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
俺が労働だと、ありえねぇだろ。絶対やりたくねえよ、ばかばかしいそう思った瞬間体に電流が流れた。
「おい、どうやって連絡を取り合っているのかは知らんが今すぐ元の世界に戻せ、今すぐにだ!!」
「あら、そうなのね」
「え、ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「言い忘れましたけどこちらはあなたの体をある程度思い通り動かすことができますので勝手なことしようとすればこうなります、もちろんさらに反抗的な態度を示すとこれではすまないので覚悟しておいてくださいね?
こちらはいつでもあなたを監視していますので。」
こうして俺はわけのわからない世界で労働をしなくてはならなくなったのであった。
ノワカはその状況に困惑していた。底辺労働者が作ったという特殊な装置を視察しにいったらなぜかそれ以降の記憶がないのである、そして目を覚まいたところだ。何が何やらわからない状態で体を起こして立ち上がり周りを歩き回っていた。
「こ、これは……一体……」
俺は心臓が止まりそうになった。俺は……ノワカ・ホリックはこんな見た目ではなかったはずである。暗がりだったとはいえガラスに反射して映ったその姿は、大きなア顔に細く吊り上がった目、潰れて顔いっぱいに広がった鼻に腫れぼったい唇、それだけではない。195㎝以上はあったはずの身長が20センチ以上はは縮んでおり、完全にドチビなんてレベルでは済まされないぐらい奇形の状態である。なのになぜか頭蓋骨と胴体だけは逆に長くなっており手足の身があり得ない歩短くなった完全に人間とは言えない姿をしていた。
「もしかしてこれが今の……俺……だというのか?」
手足を動かしながら本当にそれが自分のものなのかを確認しているとどこかからか声が聞こえてきた。
「ええ、その通りよ、ようやく気が付いたようね♪」
「お、お前は、まさかカタリナか、どこにいる、俺に何をした!?」
「私はあなたが元いた世界にいるわ、そしてあなたは私が元いた世界にいる、そういう状態なのよ」
カタリナが元いた世界だと……!?
「私がかつて生きていた、つまり今あなたがいる世界はね、あなたがいた世界とは真逆で誰もが労働というものをやっているの、それこそ犯罪者以外、ちょうどあっちの世界のように犯罪者のみが労働を課されているのとは反対にね。」
「なんだと!? つまり俺はこの世界にいる限りずっと労働をしなければならないということか、まさか、そんな……」
「そうその通りよ、あなたはこの世界で働くのよ、あなたが今までさんざん底辺とバカにしてきたものをあなた自身がやるのよ」
「ふ、ふざけんなぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
俺が労働だと、ありえねぇだろ。絶対やりたくねえよ、ばかばかしいそう思った瞬間体に電流が流れた。
「おい、どうやって連絡を取り合っているのかは知らんが今すぐ元の世界に戻せ、今すぐにだ!!」
「あら、そうなのね」
「え、ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「言い忘れましたけどこちらはあなたの体をある程度思い通り動かすことができますので勝手なことしようとすればこうなります、もちろんさらに反抗的な態度を示すとこれではすまないので覚悟しておいてくださいね?
こちらはいつでもあなたを監視していますので。」
こうして俺はわけのわからない世界で労働をしなくてはならなくなったのであった。
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