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一章
緊張感のある討伐部隊
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神殿直轄地内、隣国ローザリンドに程近い鬱蒼と木々が茂る森の中。足元に障害物の多くあるこの場所でも二列の隊列を崩すことなく、第一聖師団第一隊は移動していた。日頃から鍛錬された精鋭たちの足運びは軽く、足元に落ちている葉が擦れる渇いた小さな音でさえも最小限にするような歩き方だ。その足運びに反して隊員たちの間の空気は張り詰めており、嫌でもそこにいる者の緊張感を掻き立てる。
だが彼等が漂う空気はどこか、普段の討伐のそれとは異なっていた。
隊員たちの気が張り詰めているのは間違いないだろう。ある者は得物を持つ手に汗を滲ませ、またある者は意味もなく自身のベルトに垂れ下がっている隊服の飾り紐を人差し指で弄りながら、ちらちらと自分の前方を見ていた。その隊員の前方、隙間なく隊列を組んだそのすぐ近くに、足を動かす小柄な少女と、その少女の横を歩く大男が歩幅を乱すことなく進行している。
この隊員ほど露骨ではないにしても、現在森の中を進行中の隊員の殆どがこの二人の動向に幾ばくかの精神を傾けていた。注目されていると知ってか知らずか、二人は特に何の反応もすることなくただ静かに、音を立てずに進行を続けている。魔物相手の討伐任務、ましてや相手の領域内である森の中での討伐で無駄話をするほど愚かな者はこの隊の中にはいないし、実際に森での討伐任務の殆どはこのように無言で進行する。なので本来なら、この静けさの中で独特の気まずさや任務に無関係の緊張感を持つことはないはずだった。
だが今、ロゼとゼルドの後ろを進行する隊員、またはその周囲の隊員全員が額に油汗をかき、二人の一挙一動、いやゼルドの一挙一動にびくついては神経を無駄にすり減らせていた。
この謎の雰囲気は、元を辿ればロゼがゼルドと必要最低限以上の会話をしなくなった事が原因であった。大変仲睦まじく、いや本当に仲睦まじく適切な距離感も何も無いくらいに常に一緒にいた二人が、ある日を境にぎこちなく接するようになり、そして数日前にはロゼからゼルドに壁を作るようにして接するようになったのである。何があったのかを知らない隊員は恐れ戦いた。隊の仲間から見て、いやもう何も知らない他人から見てもロゼに好意を寄せているだろうと分かるゼルドが、怒り狂うのではないかと想像したからだ。これまでゼルドが他人に対して怒りを顕にしたことなぞ殆どなかったが、何せこの男はロゼの事に関しては予想外の行動をする為、他の隊員は安心することができずにいた。
彼等の視線の先にいる二人は異様な雰囲気を醸し出しながらも、だがしかし離れることは無い。詳細に言うのであれば、ゼルドがロゼを己の傍から離そうとしないのだ。ロゼが同調できるのが今現在ゼルドだけという事もあり、今までも基本この二人は討伐では行動を共にしていた。しかし今のように、少し離れようとする度に「何処に行く」と言って引き止め、常に己の視界にロゼを捉えている程ではなかった。
その行動に隊員達は首を傾げたが、当事者のロゼはそのゼルドの様子に、俯き何かをこらえるような顔をするだけで反発することもない。しかしそれ故に、二人の雰囲気はより悪いものになってしまっていることは間違いなかった。
二人の事情を知っているリデナスは、隊の先頭で小さくため息を吐いた。
この苦労性の男の周りには何故か面倒な性格の者が多く、また慕われやすいが故に自身に降りかかる面倒事も少なくはなかった。しかしそれを面倒だとは思わずに相手の事を思いやり、出来るだけ良い結果にしてやろうと何気なく働きかけるのがリデナス=オールディンドンという男だ。他人にも自分にも厳しく、そして何時も眉間に皺を寄せて顰め面をしているが、その性格故に慕う者は多く、神殿本部の中でも精鋭と言われる隊を統率する人格者でもある。
……家庭では、年下の妻の尻に敷かれているが。まあそれは、本人が年の離れた妻と小さな娘にベタ惚れなため致し方ないとだけ言っておこう。
そしてもう一人、隊員の中で唯一事情を知っているシュデルは、物憂げな顔で溜息を吐いたリデナスの背中を気遣わしげに見つめ、そして少し後ろを伺うように首を動かしてから、この男にしては珍しく眉間に皺を寄せ、彼の上官と同じように苦い顔で溜息を吐いた。
どうやら苦労性は彼も同じであるようで、今は親友が取り返しのつかない事をロゼに対してするのではないかとひやひやしていた。何せ、今のゼルドは彼にとって未知の人間に等しかった。今までのような冷徹さが嘘のようにロゼに対してだけ執着を見せるのに、人間らしく彼女に愛を乞うこともせず、己の感情を伝えることもない。確実にすれ違ってしまっている二人がもどかしいのに、簡単に口出しして良いとも思えず、シュデルはここのところ悶々とした日々を送っている。
どうしたものかと、シュデルが目を瞑り考えようとした時だった。
ピュロロロ、と舌で玉を転がすような甲高い鳴き声がひとつ森に響き、その音に続くようにして次々と鳴き声が上がり始める。そして次の瞬間には、数十という小さな鳥が木々から飛び立ち、木の合間から覗く大空へと飛び立っていった。
鳥は人間より遥かに過敏で、危険を察知すると小さいものほど直ぐに回避を図る傾向がある。これは何かあるなと隊員達が身構えた、その時。
先程の鳴き声とは異なる、耳を劈く様な濁音混じりの鳴き声が響き渡る。
あまりの耳障りさに、剣を構えていたロゼは利き手にその剣を持ったまま、意味が無いと分かりながらも思わず両手で耳を塞いだ。
―――来た!
この低い特徴的な鳴き声は、今回の討伐対象のもので間違いないと確信する。
「正面構え!」
普段より幾分か低い、伝播するようなリデナスの声が、場の雰囲気をより張り詰めたものにする。しかしそれぞれが武器を構える音が耳に届くよりも早く、ロゼは視界に滑降してくる茶色の巨体を捉えた。
轟音と共に砂煙が巻き起こり、辺りが騒然となる。
幸い隊員達はぎりぎりで回避したようで、下敷きになったり吹き飛ばされたりした者はいない。そのことを確認し、ロゼは突然突っ込んできた茶色い巨体を見据えた。
鋭い嘴に、大きな茶色い羽根。茶色の斑のある白い腹部に、鋭い鉤爪。鷹のようなその鳥は、だがしかし一般の野鳥とは比べ物にならないほどに大きい。
―――あれが、大怪鳥の魔物……!
大怪鳥とは、その名の通り大きな野生鳥で、鳥の王者と称されるほどに大きく、鷹の様な顔立ちをしている。今目の前にいるのは、その大怪鳥が魔素を取り込んだことにより魔物化したものだった。
「……っ隊長!こいつ狂化してます!じゃなきゃこんなにでかい筈がない」
ロゼは大怪鳥の魔物と相見えた経験などないので気づかなかったが、どうやらそれは本来のサイズよりも大きいらしかった。鷹のような顔にある目をよくよく見ると、なるほど確かに血走り、理性を失っているように見える。
その血走った白目が右へ左へと向きを変え、獲物を探すように辺りを睥睨し、ある瞬間に日に照らされた一点に狙いを定める。そこには、日に照らされて月夜の湖面のように輝く白銀が――アリアの美しい銀髪が、砂風に舞ってひらめいていた。
「っ!!!」
「――っヒルデン!」
アリアの深紅の瞳がその血走った眼を映したのと、アリアの傍らにいたレイが彼女に手を伸ばしたのではどちらが早かっただろうか。
「ガァァァァィィャァ゛ア゛!!」
地を揺らす地響きのような鳴き声と共にその鋭い嘴から吐き出されたのは、大きな竜巻だった。軌道上にある障害物全てを抉るようにして攫っていくその竜巻は、アリアが数瞬前まで立っていた地面を抉り、大きな穴を開ける。
跳躍してその攻撃を回避したらしいレイは、アリアを左脇に抱え、右手で太い木の枝に軽々とぶら下がっている。その二人の姿を確認できたロゼは、ほっと息を吐き出した。
「怪我は」
「癪だけど今は感謝するわ!そしてそのまま抱えてなさい!!」
アリアは小脇に抱えられた体勢のまま口を大きく開けて息を吸い込み、そして声高らかに、滑らかに歌い始めた。
透き通る、天高く届くような子守唄。
数少ない音使いの、その中でも更に美しい歌声を持つと言われているアリアの歌声に、人間に効果がないと知っていながらもロゼは思わず微睡みに誘われそうになり、身をふるりと震わせると剣を握る手に力を込めた。
神力の篭った美しい子守唄を聞いた大怪鳥はその目を数度瞬かせ、一度ゆっくりと瞼を閉じ、また開いた。完全に眠るまでには至らなくとも、アリアの歌の効果は確実にあるようだった。
巨体が動かない隙を狙い、背後から数人の隊員が切り掛る。
ロゼも続こうと、剣を構えて一歩大きく踏み出した。
「――待て」
ロゼの肩に、黒い手袋で手の甲を覆った褐色の腕がのせられる。普段より幾分か低いその制止の声に、ロゼはピタリと踏み出した足を止めた。
「もう数匹、いる」
「…………っえ」
落ち着き払ったような言葉に驚くも、それは一瞬のこと。
「「「ガァァァァァァァァッッ!!!」」」
その響いた複数の鳴き声に、ロゼは軽く絶望感を覚えたのだった。
だが彼等が漂う空気はどこか、普段の討伐のそれとは異なっていた。
隊員たちの気が張り詰めているのは間違いないだろう。ある者は得物を持つ手に汗を滲ませ、またある者は意味もなく自身のベルトに垂れ下がっている隊服の飾り紐を人差し指で弄りながら、ちらちらと自分の前方を見ていた。その隊員の前方、隙間なく隊列を組んだそのすぐ近くに、足を動かす小柄な少女と、その少女の横を歩く大男が歩幅を乱すことなく進行している。
この隊員ほど露骨ではないにしても、現在森の中を進行中の隊員の殆どがこの二人の動向に幾ばくかの精神を傾けていた。注目されていると知ってか知らずか、二人は特に何の反応もすることなくただ静かに、音を立てずに進行を続けている。魔物相手の討伐任務、ましてや相手の領域内である森の中での討伐で無駄話をするほど愚かな者はこの隊の中にはいないし、実際に森での討伐任務の殆どはこのように無言で進行する。なので本来なら、この静けさの中で独特の気まずさや任務に無関係の緊張感を持つことはないはずだった。
だが今、ロゼとゼルドの後ろを進行する隊員、またはその周囲の隊員全員が額に油汗をかき、二人の一挙一動、いやゼルドの一挙一動にびくついては神経を無駄にすり減らせていた。
この謎の雰囲気は、元を辿ればロゼがゼルドと必要最低限以上の会話をしなくなった事が原因であった。大変仲睦まじく、いや本当に仲睦まじく適切な距離感も何も無いくらいに常に一緒にいた二人が、ある日を境にぎこちなく接するようになり、そして数日前にはロゼからゼルドに壁を作るようにして接するようになったのである。何があったのかを知らない隊員は恐れ戦いた。隊の仲間から見て、いやもう何も知らない他人から見てもロゼに好意を寄せているだろうと分かるゼルドが、怒り狂うのではないかと想像したからだ。これまでゼルドが他人に対して怒りを顕にしたことなぞ殆どなかったが、何せこの男はロゼの事に関しては予想外の行動をする為、他の隊員は安心することができずにいた。
彼等の視線の先にいる二人は異様な雰囲気を醸し出しながらも、だがしかし離れることは無い。詳細に言うのであれば、ゼルドがロゼを己の傍から離そうとしないのだ。ロゼが同調できるのが今現在ゼルドだけという事もあり、今までも基本この二人は討伐では行動を共にしていた。しかし今のように、少し離れようとする度に「何処に行く」と言って引き止め、常に己の視界にロゼを捉えている程ではなかった。
その行動に隊員達は首を傾げたが、当事者のロゼはそのゼルドの様子に、俯き何かをこらえるような顔をするだけで反発することもない。しかしそれ故に、二人の雰囲気はより悪いものになってしまっていることは間違いなかった。
二人の事情を知っているリデナスは、隊の先頭で小さくため息を吐いた。
この苦労性の男の周りには何故か面倒な性格の者が多く、また慕われやすいが故に自身に降りかかる面倒事も少なくはなかった。しかしそれを面倒だとは思わずに相手の事を思いやり、出来るだけ良い結果にしてやろうと何気なく働きかけるのがリデナス=オールディンドンという男だ。他人にも自分にも厳しく、そして何時も眉間に皺を寄せて顰め面をしているが、その性格故に慕う者は多く、神殿本部の中でも精鋭と言われる隊を統率する人格者でもある。
……家庭では、年下の妻の尻に敷かれているが。まあそれは、本人が年の離れた妻と小さな娘にベタ惚れなため致し方ないとだけ言っておこう。
そしてもう一人、隊員の中で唯一事情を知っているシュデルは、物憂げな顔で溜息を吐いたリデナスの背中を気遣わしげに見つめ、そして少し後ろを伺うように首を動かしてから、この男にしては珍しく眉間に皺を寄せ、彼の上官と同じように苦い顔で溜息を吐いた。
どうやら苦労性は彼も同じであるようで、今は親友が取り返しのつかない事をロゼに対してするのではないかとひやひやしていた。何せ、今のゼルドは彼にとって未知の人間に等しかった。今までのような冷徹さが嘘のようにロゼに対してだけ執着を見せるのに、人間らしく彼女に愛を乞うこともせず、己の感情を伝えることもない。確実にすれ違ってしまっている二人がもどかしいのに、簡単に口出しして良いとも思えず、シュデルはここのところ悶々とした日々を送っている。
どうしたものかと、シュデルが目を瞑り考えようとした時だった。
ピュロロロ、と舌で玉を転がすような甲高い鳴き声がひとつ森に響き、その音に続くようにして次々と鳴き声が上がり始める。そして次の瞬間には、数十という小さな鳥が木々から飛び立ち、木の合間から覗く大空へと飛び立っていった。
鳥は人間より遥かに過敏で、危険を察知すると小さいものほど直ぐに回避を図る傾向がある。これは何かあるなと隊員達が身構えた、その時。
先程の鳴き声とは異なる、耳を劈く様な濁音混じりの鳴き声が響き渡る。
あまりの耳障りさに、剣を構えていたロゼは利き手にその剣を持ったまま、意味が無いと分かりながらも思わず両手で耳を塞いだ。
―――来た!
この低い特徴的な鳴き声は、今回の討伐対象のもので間違いないと確信する。
「正面構え!」
普段より幾分か低い、伝播するようなリデナスの声が、場の雰囲気をより張り詰めたものにする。しかしそれぞれが武器を構える音が耳に届くよりも早く、ロゼは視界に滑降してくる茶色の巨体を捉えた。
轟音と共に砂煙が巻き起こり、辺りが騒然となる。
幸い隊員達はぎりぎりで回避したようで、下敷きになったり吹き飛ばされたりした者はいない。そのことを確認し、ロゼは突然突っ込んできた茶色い巨体を見据えた。
鋭い嘴に、大きな茶色い羽根。茶色の斑のある白い腹部に、鋭い鉤爪。鷹のようなその鳥は、だがしかし一般の野鳥とは比べ物にならないほどに大きい。
―――あれが、大怪鳥の魔物……!
大怪鳥とは、その名の通り大きな野生鳥で、鳥の王者と称されるほどに大きく、鷹の様な顔立ちをしている。今目の前にいるのは、その大怪鳥が魔素を取り込んだことにより魔物化したものだった。
「……っ隊長!こいつ狂化してます!じゃなきゃこんなにでかい筈がない」
ロゼは大怪鳥の魔物と相見えた経験などないので気づかなかったが、どうやらそれは本来のサイズよりも大きいらしかった。鷹のような顔にある目をよくよく見ると、なるほど確かに血走り、理性を失っているように見える。
その血走った白目が右へ左へと向きを変え、獲物を探すように辺りを睥睨し、ある瞬間に日に照らされた一点に狙いを定める。そこには、日に照らされて月夜の湖面のように輝く白銀が――アリアの美しい銀髪が、砂風に舞ってひらめいていた。
「っ!!!」
「――っヒルデン!」
アリアの深紅の瞳がその血走った眼を映したのと、アリアの傍らにいたレイが彼女に手を伸ばしたのではどちらが早かっただろうか。
「ガァァァァィィャァ゛ア゛!!」
地を揺らす地響きのような鳴き声と共にその鋭い嘴から吐き出されたのは、大きな竜巻だった。軌道上にある障害物全てを抉るようにして攫っていくその竜巻は、アリアが数瞬前まで立っていた地面を抉り、大きな穴を開ける。
跳躍してその攻撃を回避したらしいレイは、アリアを左脇に抱え、右手で太い木の枝に軽々とぶら下がっている。その二人の姿を確認できたロゼは、ほっと息を吐き出した。
「怪我は」
「癪だけど今は感謝するわ!そしてそのまま抱えてなさい!!」
アリアは小脇に抱えられた体勢のまま口を大きく開けて息を吸い込み、そして声高らかに、滑らかに歌い始めた。
透き通る、天高く届くような子守唄。
数少ない音使いの、その中でも更に美しい歌声を持つと言われているアリアの歌声に、人間に効果がないと知っていながらもロゼは思わず微睡みに誘われそうになり、身をふるりと震わせると剣を握る手に力を込めた。
神力の篭った美しい子守唄を聞いた大怪鳥はその目を数度瞬かせ、一度ゆっくりと瞼を閉じ、また開いた。完全に眠るまでには至らなくとも、アリアの歌の効果は確実にあるようだった。
巨体が動かない隙を狙い、背後から数人の隊員が切り掛る。
ロゼも続こうと、剣を構えて一歩大きく踏み出した。
「――待て」
ロゼの肩に、黒い手袋で手の甲を覆った褐色の腕がのせられる。普段より幾分か低いその制止の声に、ロゼはピタリと踏み出した足を止めた。
「もう数匹、いる」
「…………っえ」
落ち着き払ったような言葉に驚くも、それは一瞬のこと。
「「「ガァァァァァァァァッッ!!!」」」
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