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第2章
第6話 夏休み
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7月18日 金曜日
「それでは、明日から楽しい夏休みを過ごしてくれ。くれぐれも危ないことはするなよ!」
「起立!」
「気をつけ!」
「さようなら!」
今日で一学期も終わり、明日から夏休みだ。
俺は夏休みが大嫌いだった。
幼稚園の記憶
「ねぇ、母さん夏休みだからどこか連れてってよ」
俺はソファーで読書をしている母親に夏休みの間にどこか連れて行ってもらえるようにたのんだ。
「忙しいのに遊びになんて行ってる暇あるわけないでしょ。隆二さんも仕事で忙しいって時に。」
母さんは俺の方を見向きもせずに言った。
「・・・」
俺はうつむいた。
「そんなことより、同じ幼稚園の友達と遊んでくればいいでしょ。」
やはり俺の方は見向きもしないで言った。
「でも友達はみんなお出かけしてて…」
「あんたって友達少ないのね」
俺の言葉を遮るかのように言った。
「そんな事ねーし、みんな俺の家と違って親がどっか連れていってくれるんだし!!」
ほかの家は夏休み海とかに連れて行ってもらえるのに俺の家は毎年どこも連れて行って貰えないから腹が立った。
夏休みが終われば、幼稚園で【夏休みの思い出】を書かせられる。
でも俺はいつも書くのに時間がかかった。
俺はこのまま頼んでも連れて行って貰えるとは思えなかったから公園に遊びに行くことにした。
「夏休みだから小学生の人達ばっかりだ。」
いつもは昼間は学校のためいない小学生も夏休みは朝からサッカーをしていた。
「いいな…」
俺はたくさんの友達とサッカーをする小学生のお兄さん達が羨ましく、思ったことが口から零れた。
「ブランコにでも乗るか…」
俺は特にすることがなかったため、ブランコに乗ることにした。
まだ乗り始めたばかりだがすぐに飽きてしまった。
「ねえ、僕と一緒にあそぼう?」
ブランコをしていた俺に同い年くらいの男の子が話しかけてきた。
(夏休み誰かと遊べるとかラッキーじゃね?!)
俺は嬉しくなった。
「おう!いいぜ!何して遊ぼうか!」
「僕、探検ごっこがしたいんだ!」
男の子は目を輝かせそう言った。
「それなら俺いいところ知ってるぜ」
俺は男の子を連れて神社の裏に来た。
「ここ、俺の友達との秘密の場所なんだ」
「そんな大事なところに僕が来ちゃっていいの?」
申し訳なさそうに男の子が言った。
「何言ってんだよw俺の友達はみんな友達。お前も今日から友達だぜ」
俺は腕を組み自慢げにそう言った。
「僕も友達になっていいの?!」
「あたりまえだろ」
男の子はすごく喜んでいた。
「そう言えば君の名前聞いてなかった。聞いてもいい?」
男の子が照れくさそうに聞いてきた。
「俺の名前はしゅう!しゅうって呼んでな!」
「しゅうって名前かっこいいね!しゅうくんって呼ぶね」
男の子は満面の笑みで言った。
「そんな、呼び捨てでいいって」
「僕はみんなにくんを付けてるからしゅうくんって呼ぶよ!」
「まあなんでもいいや」
俺は男の子の圧力に負けた。
「それで君の名前は?」
俺は男の子に名前を聞いた。
「僕の名前は…」
「・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「おいしゅう!!しっかりしろ!!」
「あれ、俺…」
「お前いきなり倒れたんだ。」
俺は道端でいきなり倒れ気を失ったようだった。
「悪ぃ、ちょっと考え事してたら…痛っ」
頭の右側に痛みが突如走った。
「おいおい、大丈夫か?」
けんたは心配してくれた。
「あぁ、大丈夫だ。」
「ところで夏休みは何する?」
けんたがきいてきた。
「秘密基地作るのでいいんじゃないか?」
俺は何も考えずにそう言った。
「そうだな!早く完成させてお菓子を食うぞお!」
けんたは秘密基地の中でみんなでお菓子を食べるのが楽しみなようだ。
「それじゃあまた明日な!」
けんたはそういって十字路でお互い別れ家に帰った。
家に帰った俺は部屋に入り、宿題をすることにした。
「とりあえず、夏休みの毎日日記を終わらせるかw」
毎日の出来事を書く欄を全て適当に書いて終わらせることにした。
そして俺はご飯を食べ寝ることにした。
「明日は朝6時に起きてラジオ体操だな」
こうして目覚まし時計をセットして俺は寝た。
「僕の名前は…」
「僕の名前は…り##…。」
「じゃあ、りっくんだな!よろしくな!」
「僕初めてあだ名付けてもらったよ!」
「ありがとう、しゅうくん」
「しゅうくん、ずっと友達でいてね」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・」
7月19日 土曜日
俺は目が覚めた。
気づいたら、全身汗をかいて濡れていた。
「なんの夢だったんだ…」
俺は既視感を覚えたがはっきりとは思い出せなかった。
昨日倒れたからこんな夢を見たんだと俺は思った。
とりあえずシャワーをして俺はラジオ体操に行くことにした。
「早くけんたと合流しよう…。」
「新しい朝が来た~♪」
「希望の朝だ~♪」
「喜びに胸を開き~♪」
「青空高く~♪」
「ラジオの声に~♪」
「・・・・・・♪」
「それでは、明日から楽しい夏休みを過ごしてくれ。くれぐれも危ないことはするなよ!」
「起立!」
「気をつけ!」
「さようなら!」
今日で一学期も終わり、明日から夏休みだ。
俺は夏休みが大嫌いだった。
幼稚園の記憶
「ねぇ、母さん夏休みだからどこか連れてってよ」
俺はソファーで読書をしている母親に夏休みの間にどこか連れて行ってもらえるようにたのんだ。
「忙しいのに遊びになんて行ってる暇あるわけないでしょ。隆二さんも仕事で忙しいって時に。」
母さんは俺の方を見向きもせずに言った。
「・・・」
俺はうつむいた。
「そんなことより、同じ幼稚園の友達と遊んでくればいいでしょ。」
やはり俺の方は見向きもしないで言った。
「でも友達はみんなお出かけしてて…」
「あんたって友達少ないのね」
俺の言葉を遮るかのように言った。
「そんな事ねーし、みんな俺の家と違って親がどっか連れていってくれるんだし!!」
ほかの家は夏休み海とかに連れて行ってもらえるのに俺の家は毎年どこも連れて行って貰えないから腹が立った。
夏休みが終われば、幼稚園で【夏休みの思い出】を書かせられる。
でも俺はいつも書くのに時間がかかった。
俺はこのまま頼んでも連れて行って貰えるとは思えなかったから公園に遊びに行くことにした。
「夏休みだから小学生の人達ばっかりだ。」
いつもは昼間は学校のためいない小学生も夏休みは朝からサッカーをしていた。
「いいな…」
俺はたくさんの友達とサッカーをする小学生のお兄さん達が羨ましく、思ったことが口から零れた。
「ブランコにでも乗るか…」
俺は特にすることがなかったため、ブランコに乗ることにした。
まだ乗り始めたばかりだがすぐに飽きてしまった。
「ねえ、僕と一緒にあそぼう?」
ブランコをしていた俺に同い年くらいの男の子が話しかけてきた。
(夏休み誰かと遊べるとかラッキーじゃね?!)
俺は嬉しくなった。
「おう!いいぜ!何して遊ぼうか!」
「僕、探検ごっこがしたいんだ!」
男の子は目を輝かせそう言った。
「それなら俺いいところ知ってるぜ」
俺は男の子を連れて神社の裏に来た。
「ここ、俺の友達との秘密の場所なんだ」
「そんな大事なところに僕が来ちゃっていいの?」
申し訳なさそうに男の子が言った。
「何言ってんだよw俺の友達はみんな友達。お前も今日から友達だぜ」
俺は腕を組み自慢げにそう言った。
「僕も友達になっていいの?!」
「あたりまえだろ」
男の子はすごく喜んでいた。
「そう言えば君の名前聞いてなかった。聞いてもいい?」
男の子が照れくさそうに聞いてきた。
「俺の名前はしゅう!しゅうって呼んでな!」
「しゅうって名前かっこいいね!しゅうくんって呼ぶね」
男の子は満面の笑みで言った。
「そんな、呼び捨てでいいって」
「僕はみんなにくんを付けてるからしゅうくんって呼ぶよ!」
「まあなんでもいいや」
俺は男の子の圧力に負けた。
「それで君の名前は?」
俺は男の子に名前を聞いた。
「僕の名前は…」
「・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「おいしゅう!!しっかりしろ!!」
「あれ、俺…」
「お前いきなり倒れたんだ。」
俺は道端でいきなり倒れ気を失ったようだった。
「悪ぃ、ちょっと考え事してたら…痛っ」
頭の右側に痛みが突如走った。
「おいおい、大丈夫か?」
けんたは心配してくれた。
「あぁ、大丈夫だ。」
「ところで夏休みは何する?」
けんたがきいてきた。
「秘密基地作るのでいいんじゃないか?」
俺は何も考えずにそう言った。
「そうだな!早く完成させてお菓子を食うぞお!」
けんたは秘密基地の中でみんなでお菓子を食べるのが楽しみなようだ。
「それじゃあまた明日な!」
けんたはそういって十字路でお互い別れ家に帰った。
家に帰った俺は部屋に入り、宿題をすることにした。
「とりあえず、夏休みの毎日日記を終わらせるかw」
毎日の出来事を書く欄を全て適当に書いて終わらせることにした。
そして俺はご飯を食べ寝ることにした。
「明日は朝6時に起きてラジオ体操だな」
こうして目覚まし時計をセットして俺は寝た。
「僕の名前は…」
「僕の名前は…り##…。」
「じゃあ、りっくんだな!よろしくな!」
「僕初めてあだ名付けてもらったよ!」
「ありがとう、しゅうくん」
「しゅうくん、ずっと友達でいてね」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・」
7月19日 土曜日
俺は目が覚めた。
気づいたら、全身汗をかいて濡れていた。
「なんの夢だったんだ…」
俺は既視感を覚えたがはっきりとは思い出せなかった。
昨日倒れたからこんな夢を見たんだと俺は思った。
とりあえずシャワーをして俺はラジオ体操に行くことにした。
「早くけんたと合流しよう…。」
「新しい朝が来た~♪」
「希望の朝だ~♪」
「喜びに胸を開き~♪」
「青空高く~♪」
「ラジオの声に~♪」
「・・・・・・♪」
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