一基当千ゴーレムライダー ~十年かけても動かせないので自分で操縦します~

葵東

文字の大きさ
119 / 187
第五章 艦隊出撃

海のしきたり

しおりを挟む
「子供ではないか!?」
 太ったリスティア軍将官が目を丸くした。
 かたわらの痩せた眼鏡の捕虜が首を振る。
「ルークス卿が未成年だとは聞いていましたが、まさか児童とは」
 年齢を疑う反応は久しぶりで、ルークスには懐かしく思えた。

 リスティア軍捕虜約二十名が、夕刻にポートムの軍港に到着した。
 護送してきたのは、ルークスの指揮下に入る中隊規模のパトリア軍だ。
 その戦闘集団「雲雀ひばり」を率いるのは、若い軍人だった。
 長身のスーマム将軍はまだ三十代という、パトリア最年少の将官である。
「他国に位負けしないためとは言え、階級の大安売りですよ。軍にしろ爵位にしろ」
 と将軍は笑った。
 ゴーレム大戦を受けての軍制改革で、パトリア王国は常備軍の最大規模を大隊とした。大隊長は佐官が務め、戦時に複数大隊を一軍として将軍が指揮する。
 他国では常備軍の最大規模は複数大隊からなる連隊で、それをまとめた師団が将軍職の指揮する部隊単位だ。
 兵数で言えば、パトリア軍の将軍は他国の数分の一しか指揮しないことになる。
 爵位も似たようなもので、パトリア王国の伯爵の所領は町一つと周辺の領地で、他国なら都市伯に該当する。
 町に至らず村どまりなら子爵。
 その下の男爵は、パトリアでは領地を持たぬ勅許ちょっきょ貴族しかいない。
 軍にせよ爵位にせよ「小国の虚勢だ」と若き将軍は自嘲したのだ。
 彼はリスティア戦では大型弩バリスタ大隊を指揮する陸佐だった。
 傭兵のサルヴァージは大型弩要員だったので、スーマム将軍を知っていた。
 だが大隊長が百人以上いた傭兵の顔を覚えているはずもない。
「図体がデカい奴がいたのは覚えているが」
 将軍の芳しくない返答を受け、傭兵はプレイクラウス卿に食ってかかった。
「ほら見ろ。騎士殿は俺の格好が派手だとか言うけど、覚えてくれなきゃ次の契約に繋がらねえんだよ」
「騎兵突撃するならまだしも、大型弩要員が目立っては物陰に潜んでの不意打ちに不都合ではないか」
「そんときは地味だったよ! でも今回は違う。ルークス卿に雇っていただいたって、天下に喧伝しなきゃはじまらねえ」
 言い争う二人を余所に、ルークスは将軍と話を続けた。
 リスティア軍捕虜について何も聞いていないのだ。
 ヴラヴィ大女王を説得するために「急遽捕虜から志願者を募った」とスーマム将軍は説明する。
「帝国軍と戦うなら身代金を支払わずとも帰国させる、とだけ言いまして」
「なぜ士官と将官だけなんですか?」
「身代金を期待できない平民は早々に帰国させたので、貴族である将官と士官だけだったのです」
 ただでさえ食糧不足なので、大量の捕虜を抱えている余裕はなかった。
「こちらの予定は説明していないんですね?」
「はい、私には情報開示の権限が与えられておりませんので。彼らはアラゾニキの下に付くと思っているでしょう」
「海軍は士官まで知っているようです」
「それではどこから情報が漏れるか分かりませんな。海軍さんから聞かされる前に、司令の方から説明することをお勧めします」
「司令? あ、そうか、僕か」
 若いだけあってスーマム将軍は物怖じせず、ルークスに機密開示を促した。
 これに慌てたのはプレイクラウス卿だ。
 ヴラヴィ大女王の説得は彼の役目なので小声で反対する。
「今ここで話しては情報漏洩の恐れはあります。船上で明かしては?」
「でも、海軍から伝わってからじゃ信頼を損ねますよ。それに上陸や補給部隊の襲撃で、リスティア将兵の協力は是が非でも欲しいものです」
 軍の作戦の指揮官はルークスなので、プレイクラウス卿は止められない。
「連絡手段を奪った捕虜に話したところで、これ以上漏れる心配はありません」
 などとスーマム将軍も押すので、押し切られた。

 リスティア軍捕虜の最高位は、本隊を率いていたパナッシュ将軍である。
 本人は乗り気ではなかったが、部下が帝国と戦うのに指揮官が留まるわけにいかなかった。
 ましてやアラゾニキの下で働かせるのだ。自分がいないとどうなるか分からないので、重い腰を上げたのだった。
 肥満体の将軍はルークスから「傀儡の大女王を承認することで寝返らせる」と聞かされると、しばらく絶句していた。
 傍らに立つ痩せた部下に問いかける。
「うまく運ぶと思うかね?」
「前々大王を担ぐより勝算が高いでしょう」
 眼鏡をかけた捕虜はキニロギキと名乗った。ゴーレム部隊の参謀だったが、パナッシュ将軍の幕僚が傷病で動けないために急遽こちらも抜擢されたのだ。
「第一に兵たちの士気です。前々大王の元では上げようがありませんが、十七歳の女人なら別です。軍事行動に口を出されずにすむでしょうし。第二に国民の協力が期待できます。『帝国か前々大王か?』の二択以外の選択肢があると知れば、希望が生まれます」
「前大王は、やはり?」
「存命であるなら『我々を誘き寄せる餌として』でしょうな」
「となると、ここに乗るか?」
「御意。しかも我々を国境線で解放するのではなく、海路で後方に送る模様。帝国軍の行く手では、多少兵を集めたところで数で潰されます。しかし、後方となれば帝国は部隊を割かねばなりません。幸か不幸かパトリア侵攻で、町村から食料を徴発したばかり。現地調達が出来ぬ帝国軍の補給路を断てば、あるいは」
 言いつつ、眼鏡の奥からルークスの顔をうかがう。
「後方攪乱かくらんに打ってつけの戦力をパトリア軍は投入する模様ですし」
 パナッシュ将軍は決断した。
「よし、では任せる」
 こうして二十一名の将官士官からなるリスティア解放軍が結成された。
 将軍らの会話を、ルークスは背筋を寒くさせながら聞いていた。
(分かる人間はどこの国でも分かるもんだな)
 裏を返せば「情報が漏れれば帝国軍に対応される」わけだ。
 ルークスは先行きに不安を抱いた。

 捕虜たちが話を詰めている間に、スーマム将軍は戦闘集団「雲雀」の士官をルークスに紹介した。
 顔なじみのゴーレムコマンダーが三人いるのがルークスには嬉しい。
 軍港には軍艦が入港した際に乗員を収容する宿舎が並んでいた。
 そこにパトリア軍将兵とリスティア解放軍とが向かっているところに、連絡将校のエクセル海尉がやって来た。
「ルークス卿、出港前の夜会が開かれますので、ぜひご出席ください」
 ところが招待されたのはルークスとプレイクラウス卿だけである。
「自軍の将軍を呼ばないの?」
「申し訳ありません。陸軍の方については何も指示されておりません」
 子供の使いな返答にルークスはムッとする。
 するとスーマム将軍は澄まし顔で言う。
「海軍さんの食糧事情は厳しいようですな。大勢でお邪魔して、海軍さんにひもじい思いをさせては気の毒です。代表で私だけ出席しましょう」
「僕は陛下から『公式活動には必ず従者を伴うように』と言いつけられています。平民の出で未成年なので」
「俺様はルークス卿の護衛だから離れるわけにはいかねえな」
 返答に窮する女性士官を追い立てるように、五人は宴の場に乗り込んだ。

 海軍本部の大広間にはテーブルが並べられ、料理や酒瓶が落ちそうになるほど盛られていた。
 燭台やランプの灯りの中、テーブルの合間で黒い軍服の海軍士官たちが立ち話している。
 一際人が集まっている場所に、エクセル海尉はルークスらを案内した。
 黒の軍服を金モールと勲章で飾った恰幅が良い壮年男が、人垣の中心にいた。
「提督、プレイクラウス卿とルークス卿をお連れしました」
 エクセル海尉に声をかけられ、男は振り返る。
「これはこれはプレイクラウス卿、吾輩が艦隊を指揮するフラッシュ提督である。お会い出来て光栄だ」
 壮年男はにこやかに手を差し伸べた。
 しかし騎士は手を動かさずに口を動かす。
「こちらの方は夜目が利かぬようですな。夜間の航行が心配になります」
 同格の「陛下の騎士」を無視するという無礼を、見過ごす男ではなかった。
「ああ、こちらはルークス卿でしたか。てっきり従者かと」
 ふんぞり返ってルークスの手を握りつつ言う。
「ゴーレムが海を渡れると知ったら、帝国軍は度肝を抜かれるでしょうな」
「パトリア海軍が軍事機密も守れない組織だと知ったら、もっと驚くでしょうね」
 目を点にしたフラッシュ提督にルークスは追い打ちをかける。
「まさか艦隊の行く先まで言いふらしてはいませんよね?」
「ま、まさか。そのようなことは……」
 容赦なく追及する様に、プレイクラウス卿は「庇うまでもなかったか」と見直す。
 それどころかルークスの舌鋒に不安を感じ、弟にささやきかけた。
「だれが指揮官か承知させるためにしては、やり過ぎではないか?」
「そこまで考えてはいないでしょう。単に不満をぶちまけているのだと思います」
「先ほどの仕返しか?」
「到着以来抱えていた、海軍の情報制御のできなさです。彼は自分のメンツなど気にしません。神経質になるのは陛下への危険の増大、今回なら作戦が失敗する可能性を高めることです」
 経験豊富なはずの海の勇者にルークスは食ってかかる。
「奇襲は相手の虚を突くから成立するのです。待ち構えられていたら万に一つも成功しません。プロディートル公爵は優秀な人材・・・・・を陛下に約束したはずですが、提督は同輩の中で何番目ですか?」
「そ、そのような事を、吾輩の口からは……」
「公爵が陛下との約束を守ってあなたなら仕方ありませんが、もっと優秀な人物がいるなら交代してもらいましょう」
「公爵殿下が偽りをおっしゃるなどあり得ません!」
「じゃあ、あなたが公爵の手駒で最優秀なんですか」
 ルークスはため息をついた。
「これが演技でないとしたら、彼は……」
 唖然としてしまう兄にフォルティスは言い添える。
「彼はとても正直なのです。『極めて』と言って良いほどに。裏表がありませんから、彼の言動は彼の思考そのものだと思ってください」
「腹芸どころではないな」
「少なくとも、軍の主要幹部にルークス卿が呆れたことはありません。父上――騎士団長についても同様です。単純に、海軍の質に呆れているのです」
「それは、参ったな」
 騎士は閉口した。陛下の名代なので、ルークスの言動を肯定も否定もできない。
 ルークスが弟の言う「極めて正直である」とは理解した。
 馬鹿正直を丁寧に言っただけだが。
「提督を虐めるのはその辺にしていただけますかな?」
 提督の後ろから年かさの男性が前に出た。
「旗艦グライフェン号の艦長クランクルム卿です。こちらは艦隊を構成する四艦の艦長たちになります」
 うち一人が女性なのでルークスは驚いた。
「へえ、女性の艦長がいるんですね」
「陸軍さんと違って行軍も野営地作りもありませんから」
 と日焼けした中年女性は笑った。
「士官に女性は結構いますし、精霊士は基本女性です。海軍は陸軍が取りこぼした人材を活かしているのです」
「確かに。精霊使いに男女の差なんてありませんものね。ゴーレムコマンダーに女性がいるように」
 興味が他に移ったルークスの頭からは、きれいに提督の存在は押し流されていた。
「精霊士たちはルークス卿と会うのを楽しみにしていますよ」
「ぜひ紹介してください」
「きっと喜ぶでしょう。では後ほど」
「え? 今でいいじゃないですか」
 女性艦長の顔が曇った。
「残念ながら、ここにはおりません。ここは士官クラブですので」
「精霊士に士官がいないんですか!? 下士官止まりって――えええっ!?」
 ゴーレム大隊長は佐官のゴーレムコマンダー、つまり精霊士である。
「精霊士は各艦に少数しかおりません。それに女性用士官室を備えられるのは、女性艦長の艦に限られますので」
「少数って、一隻に何人なんですか?」
「基本は三名です。風精士二、水精士一です」
「それじゃ船を動かせませんよね?」
「精霊の役目は他艦などとの連絡と、飲み水の浄化ですので」
「精霊が船を動かさない!? 風と水を操れるのに、風を受けて水の上を進む船を精霊に動かさせない!?」
 精霊の力が存分に使えるのに使わないなんて、ルークスには信じられなかった。
「ルークス卿、海には海のしきたりがあるのです」
 エクセル海尉の説明にルークスは納得しない。
「他国の海軍が精霊士を大勢乗せていたら、絶対に勝てないじゃないか」
「そんな海軍はありません」
「一つも?」
「はい。海のしきたりは国を越えます。海の上に国境線はありませんから」
「もし帝国がそれをやったら、あっという間に海は帝国に支配されちゃうね。もう港も確保しているんでしょ?」
「帝国は内陸国ですので、海に詳しくありません」
「詳しかろうがなかろうが、皇帝が命じればどんな非常識でも実行されるのが帝国じゃないか。だのにしきたりを守る? 公爵――海軍総司令って前例踏襲主義なの?」
「エクセル海尉! ルークス卿を黙らせたまえ!」
 フラッシュ提督に怒鳴られ女性士官は半泣きになる。
「古来より船乗りは迷信深いのです。『酷使された精霊の怒りで嵐が起こる』と信じているのです」
「そんなわけないじゃないか!」
「ですがそう信じているのです! 神殿の司祭が言っても聞かないのですから、どうにもできません」
「そんな迷信、吹き飛ばしてやる!!」
 決意するや、ルークスは大広間を飛びだした。
 慌ててフォルティスが胃を押えて追う。
「またルークス卿は」
 ぼやきつつ従う騎士の肩を将軍が叩く。
「若者の尻拭いをするのが年長者の務めですよ」
「面白くなってきやがったー!」
 巨漢の傭兵だけが笑っていた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。

☆ほしい
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。 前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。 ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。 「この家は、もうすぐ潰れます」 家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。 手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。

魔法が使えない落ちこぼれ貴族の三男は、天才錬金術師のたまごでした

茜カナコ
ファンタジー
魔法使いよりも錬金術士の方が少ない世界。 貴族は生まれつき魔力を持っていることが多いが錬金術を使えるものは、ほとんどいない。 母も魔力が弱く、父から「できそこないの妻」と馬鹿にされ、こき使われている。 バレット男爵家の三男として生まれた僕は、魔力がなく、家でおちこぼれとしてぞんざいに扱われている。 しかし、僕には錬金術の才能があることに気づき、この家を出ると決めた。

悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。

向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。 それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない! しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。 ……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。 魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。 木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ! ※第○話:主人公視点  挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点  となります。

ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる

街風
ファンタジー
「お前を追放する!」 ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。 しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~

きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。 前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。

処理中です...