種族が『???』だったんですが… えっ?しかも男!?

羽舊廬

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4話*やっとチュートリアルが終わりました! ……飛びすぎ?なんの話ですか?ハハハッ

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《あらすじ》
覚えられなさそうです。


皆さん久しぶりです!私、ことノアは異世界で過ごしています!
今で丁度二週間ぐらいですかね……

マイルームや農園で生きる分には問題ない……と言うか高水準なんです!!

まあそんなことは置いておいて、私は今日初めて、人間の街に移動するんです!!
理由は奴隷が欲しいからなんです!

実は私、事情があって暗い所が無理なんですよね…後、人が少し苦手です。
なんで私他人を庇えたんでしょうか…
それでヘルプに聞いたら奴隷があるみたいなんです!
これは買うしかない!と思って採取で色々なものを売ったりして何とか奴隷ひとりの相場分のお金を集められました!
ショップで買ったローブを種族が分からない様にかぶって家から出ました。




街に着きました。何ていうか平和でした!特に何事も無くつけて良かったです!

奴隷、奴隷……あれ?路地裏の方に誰かいますね!その方に聞いてみましょうか…

「キャッ離して!!」
「チッ、クソが!大人しくしやがれ!!」
……え?ゆ、誘拐!?
私に力は無いので
「兵隊さーん!!!こっちです!」
これで行きましょう!
「なっ、仕方ねえ、逃げるか。」
「……助かったの?」
女の子に駆け寄ります。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫です。有り難うございます!!貴方がいなかったらどうなっていたか…」
「いえいえ、お気になさらず。」
「私はシャルヒューレ・リールと言います。リールと呼んでください。」
「私はアルバ・ノアと言います。ノアと呼んでください。」



「お嬢様ー!何処ですかー?」
誰か来ましたね。
「なっ、貴様お嬢様に何をしているのだ!!」
……へ?
「着いてこい!」
「うわっちょっ、痛い!!」
腕を掴まれて引きずられます。
「あ……やっ、やだ!離してください!!!」
体がカタカタと震えます。
……どうしましょう…私の格好って完全に不審者ですもん…

私は兵隊のような人に連れられて、大きな屋敷につきました。
今は部屋に鍵をかけられて軟禁されている状態です。
……縛らなくても良くないですか?
周りには兵隊さんがいて私の事を睨んでいます。
私、人間が苦手なんですけど……と言うか怖いです。誰か助けてください!

コンコン

誰か来ましたね。
入ってきたのは……男の人ですね。
「すまない!!」
開口一番に謝られました。
「……へ?」
「娘を助けてくれたのに勘違いをしていたみたいだ。」
あ、勘違いだって分かってくれたんですね!良かったです。
「娘が教えてくれてね…私はシャルヒューレ・ビロウスだ。」
「私はアルバ・ノアと言います。
……すいませんが縄を外してもらってもいいですか?」
「忘れていたよ。すまないが出ていってくれるかい?」
兵士さんたちが出ていきます。

縄を切ってもらった所でリールちゃんが入ってきました。
「ノアさん!大丈夫でしたか?」
「はい。リールちゃんこそ大丈夫ですか?」
「私は大丈夫です。すいません……護衛の方が失礼を…」
「気にしなくていいですよ?こんな格好をしていた私も悪いですし……」
「その事なんだか、そのローブをとってみてくれないか?」
「……え?」
「私もとってほしいわ!恩人の顔ぐらい見ておきたいもの!!」
「……すいませんが取るわけには……」
こんな混ざり過ぎたものを優しい人に見せたら……嫌われるのは嫌だな……
「なんで?いいじゃないですか!」
「へっ、ちょっとまっ…」
バサッ
「あ……」
「え……」
リールちゃんやビロウスさんが驚いているのが分かります。

(やっぱりダメだったんだ……)
ファンタジー物でも私みたいな者は『混ざりモノ』として忌み嫌われてたじゃないですか……
収まっていた震えが戻りはじめます。

「あ……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」
「ちょっ、大丈夫ですか!?」
「ごめんなさいごめんなさいごめんな(ギュッ)……え?」
「大丈夫ですか!?どうしたんです?落ち着いてください!」
リールちゃんが抱き締めています。
「あ……」

…今一瞬意識がとんだんですけど……
「……すいません…抱き締めてくれて有り難うございます。」
「いえいえ、そんなに泣かれるほど嫌なんでしたら言ってくれたら良かったのに……」
あ、きずいたら泣いていたみたいです…
どんなけ弱いんですか、私の心は。
「すいません。こんなものを見せてしまって…」
「こんなもの?姿の事なら逆に見せてもらえて光栄なんですが……」
「……え?」
「……へ?」
……何か私たちの中で物凄いすれ違いがあるみたいなんですけど…


話おわりました。
分かったことなんですけど、どうやらこの世界では、私のような混ざりものは忌み嫌われてなど無く、逆に特別視されているらしいです。これは数が少なすぎることと、そのどちらの種族の能力も使えることが出来る、という点があるかららしいです。
私って1人で考えてトラウマ起こしただけですよね…恥かしい……

「そちらでは違ったんですか?」
「はい。どちらかと言うと嫌われていました。」
日本だって外国人はあんまり受け付けてなかったですしね……
あ、今はフードを脱いでいます。
「そうだったんですか……まだ若いのに大変でしたでしょう?」
「何かあったらまた来てくれ。
……いや、なにか無くてもまた来てくれ!」
「はい。分かりました!お土産を持ってまた来ます!!」
「バイバーイ」
リールちゃんを助けたお礼のお金を持って屋敷を出ました。
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