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異世界ファンタジア
4話 パーティー募集~ウィッチ性格に原因あり~
しおりを挟む『俺の名前は 今野 和弥、
カンナがパーティーに加わり、2日が経った。
カンナが加わってからはクエストが少し楽になったが、体力の無さが弱点となり、多くは倒せないのである。
そして今も尚パーティーメンバーを募集しているところだ。
今日はクエストには行かず、集会所奥のテーブルでパーティーメンバーを待つだけである。』
只今11時、和弥達は9時からこの場所で人を待っている、すると2人の女性が話しかけて来た。
「あのーすいませーん、パーティー募集を見て来たんですけどー。」
すると和弥達は、
「また奇跡がっ ?! 」
「あのーここであってます ? 」
「は、はい ! あってます ! あってます ! で...2人ですか ? 」
すると女の1人は、
「いやいや、私じゃなくってさコッチが入りたいって。
ほらミシェル」
そう言ってもう1人の女を前に出す。
「えっ、えっと...ミシェルです...ジョブは上位ジョブのウィッチです...。」
『な、なんだこの人は...美人だし性格良さそう...それにあのおっ〇い !! 』
「あー、み、ミシェルさん ? あなたの強さが知りたいので、クエストに一緒に行ってくれませんか。」
そう和弥がいうと、ミシェルではない方が、
「あーいやいや、そのー、パーティーに入るのと引き換えに私が君にスキルを教えようと思うんだけど、ど、どうかな...君が超欲しがるスキルだと思うんだけど。
あー、ごめんごめん自己紹介忘れてたー。
私はクレア、ジョブは上位ジョブのシーフ、まあ盗賊みたいなものだね」
これどこかで見たんですけどーーーーー !
某アニメのパクリですか ? ねえ ! 作者さん ?もう限界だよ !
「で、俺に教えたいスキルとは ? 」
「ふっふっふー、それはね、」
そういい和弥を近くに呼ぶ
「ん ? 」
「ス・テ・ル・ス、ほら女の子がお風呂に入ってる時とかー女の子の会話とかーバレずに見たり聞いたりできちゃうよ。」
和弥の耳元でそういうと和弥は、
「よし、パーティーへようこそ。」
するとリミアは、
「ちょっとあんた ! 今なんて言われたのよ !! 」
カンナも、
「そうだ ! 和弥、隠し事はよくないぞ ! 」
それを聞いて和弥は、
「リミア、カンナ。男には、知られてはいけないことがあるんだよ。」
と、低い声で和弥がいうと、
「あんた ! 隠してないでいいなさいよ ! 」
「そうだ ! 仲間であろう ! 」
カンナは言ったあとに、小さな声で
「な、仲間って言えたっ...うふふ...」
和弥は、
「これはとても重要な案件だ...」
言わない和弥にリミアは、
「いいんだ和弥、あの夜のこと...」
「あー !!! わかった !! わかったから ! 言うから言うな !! クソリミア...」
リミアの言葉を聞いたミシェルは、
「よ、夜...その話を詳しく !!! 」
息を荒くしてミシェルが言う。
するとクレアは、
「あーあ、出ちゃったー。」
「おい、あれどういうことだ、急にテンションが変わったぞ。
あれ変態なんだろ、俺はもう知ってんだよ !
どこまで某アニメをパクるつもりだぁぁ !!
いやまてよ、あいつウィッチだよな、近接じゃないから大丈夫か。」
「そうそう、あの「このビューティフルなんとか祝福を」じゃないから大丈夫 ! 大丈夫 !」
「で、和弥さっき隠していたことはなんなのよ。」
するとクレアが、
「あーステルス スキルだよ。
実際に姿は消えてはないんだけど、気づかれないようにすることができるの。自分以外にも10秒間ならステルスをさせることが可能、悪いスキルじゃないでしょ。」
「ねー和弥、あんたそれでどんなことしようと思ってたのよ...」
「そ、それは...敵にバレないように攻撃...とか、かな、あはは」
「このクソニートがぁ !!!」
そういい、和弥を殴ったリミア、
「グヘェっ」
「あらぁー強烈だねー」
「で、く、クソリミアと言ったな、さっきの話を詳しく !! 」
「ちょっとーこの人も間違った覚え方してるんですけど。大丈夫ですか。」
その後もミシェルはクソリミアに同じことを聞き続け、
時間が過ぎていった。
和弥が気がつくと、隣にはカンナがいた。
「ゔっ、うう...いってて」
「だ、大丈夫か和弥...」
「ああ、大丈夫だ、それよりリミアと他の2人は ? 」
「リミアならあそこでミシェルと話しておる。クレアは、和弥が起きたら集会所の裏へ来いと」
リミアとミシェルはいつの間にか仲良く話していた。
リミアの笑顔に和弥は、嬉しそうである。
「おお、わかった 。 ありがとな、カンナ。」
「わ、我はなにもしておらん ! 」
照れながら言うカンナ、か、かわゆい。
和弥は集会所裏へと向かった。
誰もいない集会所裏、すると次の瞬間、
「おお、起きたか和弥、大丈夫かい。」
誰もいないはずなのにクレアの声がする。辺りを見渡す和弥、
「どこにいるかわからない ? 」
「ちょ、出てきてくれよ、怖いよ...」
すると次の瞬間後ろから、
「こっちだよ和弥、」
振り返るとそこにはクレアが
「おっ、うわあ !! 」
超絶ビックリの和弥きクレアは、
「あはは !! なにその反応、いいリアクションだよ !!あははっ」
「はぁー驚かさないでくれよ。」
「和弥、今のがステルス、どうだ欲しいだろう。」
和弥は、
「あ、ああ。超絶欲しい、そのスキル...」
「じゃあ、教えるからその代わりに、ミシェルをパーティーに入れてくれるかい。」
リミアが楽しそうに話していたのを見た和弥は、また「あの笑顔が見たい」そう思い
「ああ、わかった。あの性格が原因で他のパーティーから断られていたんだろ。」
「そうそう、あれは昔っからでねー。困ったもんだよ。でも、ウィッチとしてはとても強いよ。」
「じゃあ、なんでクエストに行こうとしたとき止めたんだ ? 」
「それは、ミシェルが敵を倒した時、魔法の気持ちよさに興奮するからだ。」
「戦闘中もそうなのね...」
呆れるように言う和弥。
「んじゃ、ステルスを教えるね ! 」
「おう ! 頼む ! 」
「ステルス スキルには時間制限がある...」
そこからクレアの説明とステルス スキルを実際に見て、
「じゃあ、冒険者カード貸して。」
冒険者カードとは、モン〇ンで言うギルドカードである。
そこにはスキル、武器、防具まで全て書いてある。
クレアがカードに手をかざす。すると、カードが光った。
すると、和弥はステルスの最低限の知識と、最低限の使い方を覚えた。のだが、この場合既にクレアに説明されているから使い方と知識に関しては問題なし。
あとは実戦ってところだ。
するとクレアが、
「和弥ー私ここにつっ立ってるから、ステルス使って後ろに来てみてよ。」
「おっ、おう。わかった。」
そういい、和弥は低い声で
「ステルス...」
すると和弥が居たはずの場所には誰もいなくなった。
「すごいね和弥 ! もうステルスできるなんて ! 」
「そうだろう ! 俺はもう誰にも止められない ! 」
そういい、和弥がクレアの背後に着くと、
「和弥すごいね ! ほんとにステルスなら私よりも才能あるかも ! 」
以外にも才能があった和弥であった。
そして、カンナ、リミア、ミシェルの元に和弥とクレアが帰って来たのだが、姿が見えない...
「ミシェルこれからよろしくなー。」
「か、和弥 ?! どこにいるの ? 」
「か、和弥 ! 姿が見えぬぞ ! 姿を見せよ ! 」
「しょうがないなー」
そう言うと、カンナとリミアの後ろに和弥が、2人はビックリして
「ぎゃああああああ!!!!!」パチン !
「いって ! お前らそうやってすぐ人を叩くな ! 痛いだろうが !」
「和弥が脅かすからよ !!」
「そうだ ! 和弥が脅かすからである !」
ミシェルはもう慣れているのか、驚いていない。
「いやー和弥さー結構ステルスのセンスあるんだよねー !!
ビックリしちゃったよー」
「そんな褒めるなって、照れんじゃねえか」
「はははっ、じゃあ ! ミシェルをよろしくね ! 」
するとミシェルが、
「ク、クレア ! あ、ありがとう...」
「ミシェル...頑張ってね ! 」
そういい、クレアは集会所から出ていった。
「んじゃ、ミシェル ! 今からお前は俺達の仲間だ ! よろしくな ! 変態 !」
「へ、変態 ? 」
「そうよ変態よ。 まぁ、名前はミシェルって読んであげるから心配しないで。」
「変態がいるパーティー...なんだか楽しくなりそうな気配が...」
「ちょ ! 変態っていうなぁ !!! 」
「腹減ったしご飯食べに行こうぜー」
「おー」
「承知した。」
するとミシェルは小さな声で、
「変態...もっと過激な言い方にしてほしい...あはんっ....」
そういって今日は幕を閉じた。
こんにちは。SycsefyAteです。
今回はパーティーメンバー募集ミシェル編でした !
今回はカンナ編同様、ミシェル編ということで文字数が少ないですがお許しを !
ミシェル紹介
ミシェル
性別:女
年齢:18歳
職業:冒険者
ジョブ:ウィッチ(上位)
ウィッチの腕は一流だが、性格が激しい...
リミアの笑顔を見て和弥はミシェルを仲間にした。
今後のミシェルの活躍に乞うご期待 !
次回は:仲間集め3←タイトルではありません。
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