俺はﾁｬｲﾅ娘に惚れたんでさァ

ﾕﾗﾘ____真選組

ﾕﾗﾘ____ﾕﾗﾘ_____

『...働き口探してくるﾖ』

｢...あ､給料高い場所といえば真選組ですよ｣

新八が神恋に助言をすると､早速行くことが決まった

｢銀ちゃんは留守番してるﾈ､行こう神恋｣

神恋は神楽と新八と共に真選組へ向かった

銀時を残して...←


｢すみませ~ん｣

新八が声を掛けると､直ぐに人はでてきた

｢あれ､新八くんじゃない...どうしたの?｣

｢あ､山﨑さん､少し用があって｣

新八の声に戸を開けたのは監察_山﨑退だった

｢じゃあ局長の所に案内しますね｣

神楽と神恋は隠れていた為､山﨑の位置から見えなかったのであろう

特に気にもとめずに歩みだした

神楽と神恋は新八の後ろを歩いた

幸い､道中誰とも会わなかった

｢局長､お客さんです｣

｢おぉ､入りたまえ｣

乾いた音と共に襖は開いた

近藤の前に神恋は正座した

｢?ﾁｬｲﾅ娘がなんの用だ?｣

｢私はここｱﾙよ､勘違いすんなｺﾞﾘﾗ｣

｢えぇっ?!じゃあ誰?｣

『神楽姉の双子の妹､神恋ｱﾙ
働く場所探してるﾈ､もし良かったら私をここで働かして欲しいｱﾙ』

近藤と山﨑は激しく動揺した

神楽に双子の妹がいた事に

｢お､おぉ!!いいぞ!!もちろん君を歓迎する｣

『ありがとﾈ､これであの天ﾊﾟから離れられるｱﾙ』

｢良かったｱﾙ...天ﾊﾟは危険ﾈ!!ｺﾞﾘﾗの方がましｱﾙ｣

｢...神恋ちゃんと言ったかな...?
これから会議だから一緒に着いてくるといい｣

『分かったｱﾙ』

近藤は間を開けてから､話題に入った

神恋は頷き､神楽と新八を見て小さくお辞儀をした

『ありがとﾈ!!私はここで働くｱﾙ
たまに会いに来るﾖﾛｼ』

｢分かったｱﾙ!!じゃあ帰るﾈ｣

｢またいっぱい話しましょうね!!｣

『うん!!天ﾊﾟによろしく言っとくﾈ!!』

笑顔で神楽と新八を見送り､近藤に向き直ってから､ﾆｺﾘと嬉しそうに笑った

近藤もつられるように嬉しそうに笑い､部屋を出ていった

そして神恋も近藤のあとを追い､部屋を出ていった