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第二章 覇道、その一歩
第18話 選択
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次の日から、新入り三人に対する基礎訓練が始まった。
ツヴァイは相変わらず寡黙で、ドライとフィーアも相変わらず二人で肩を寄せ合い囁き合うばかりだった。
体力が回復し少しだけ余裕ができたのか、ツヴァイは覇気を取り戻した。ジェイが以前見かけた時のような殺意が彼の赤い瞳に時折揺らぐ。
武器を持った時のそれは異常で、ジェイも一種の警戒心を持って彼に接している。
ドライとフィーアはそれぞれで別の武器を扱わせるのすら避けた方が良いと判断した。
そのためジェイは姉であるドライにスナイパーを、妹であるフィーアに指示役であるスポッターをやらせることにした。綿密な連携が求められるこのツーマンセルに、二人はピッタリであった。
「違う、もっと肘から力を抜いて」
「…………」
アインもまた変わった。
ジェイに指導を受けるだけでなく、彼女が三人に指導することも増えた。
「アインもリコイルコントロールが板に付いてきたな」
「はい」
「疲れてはいないか」
「はい。問題ありません」
アインは身体の成長に伴い、UMPコンパクトをサイドアームに切り替え、メインにサブマシンガンであるMP5を持つことにした。
そうしてヴァルカンは順調な戦力増強を続ける中、事件は起こった。
カチャンという無機質な金属音が耳元で鳴り、ジェイは目を覚ました。
目を開けると、月明かりの下にツヴァイの姿がぼうっと浮かび上がる。その手には彼が何度も訓練を重ねたAK102が握られている。
「どうしたツヴァイ。何か用か」
「…………」
ツヴァイは無言で銃口をジェイに向けた。
「別に俺を殺さなくても、お前が逃げたって探したりはしないぞ」
取ってつけたような説得の言葉を放つジェイだが、ツヴァイは微動だにしない。
「撃ちたければ撃て。俺はここで死んだって別に構わない。元から拾った命だ」
ジェイはベッドから身体を起こし、銃身を掴んで銃口を自らの額に押し当てた。冷たい銃を介して、ツヴァイの震えが伝わってくる。
「さあ、選べ! お前自身が選択しろ!」
ジェイは低く重い声でツヴァイを恫喝する。
ところが次の瞬間、ジェイは態度を一変させた。
「待て、落ち着け。撃つな」
常に冷静沈着なジェイの中に明確な焦りが滲む。
「駄目だ。トリガーから指を離せ。セーフティを掛けろ! 武器を下ろせ!」
ジェイの目線は、ツヴァイの後ろへ向いていた。
「やめろアイン!!!」
「ふぅぅぅぅぅ!」
ツヴァイの真後ろにMP5を持ったアインがいた。彼女は目を見開き、息を荒らげながらツヴァイの頭に照準を合わせている。
「ツヴァイを殺して、ジェイ様を救います! それが私の選択です!」
「……俺は大丈夫だアイン。ツヴァイにその覚悟はない。AKのセーフティも掛けっぱなしだ。弾は出ない。俺は死なない。いいな?」
端的に、投げかけるように、アインにそう告げる。
ジェイは立ち上がりアインの方へ歩み寄る。
ジェイが動き銃口が外れても、ツヴァイはその場に立ち尽くすだけだった。
「ありがとう。心配を掛けたな」
ジェイはMP5を上から押し銃口を地面に向ける。
そしてアインをそっと抱き締めながらMP5を取り上げ、マガジンを抜くなどの安全措置を取った。
「ツヴァイ、アインは本気でお前を殺すつもりだったぞ」
「…………!」
「次はお前も本気で来い。やるなら確実に俺を殺せ」
そう言った瞬間、ジェイを抱き締めるアインの腕に力がこもった。
「ああ、俺は別に怒っていないぞ。ただ、自分の居場所を自ら潰すような真似をする馬鹿がいないと分かってむしろよかったくらいだ」
その言葉は、ツヴァイだけでなく、アインにも向けられていた。
「どうしたのかなお姉ちゃん」
「どうしたんだろうねフィーア」
ジェイが大きな声を出したからか、ドライとフィーアも起きてしまっていた。
「大丈夫だ。何も問題は無い。何も無かった。……明日も早い。皆もう寝ろ」
ドライとフィーアは顔を見合せ、同じ方向に不思議そうに頭を傾げて手を繋いで小屋に戻っていった。
ツヴァイはしばらく呆然としていたが、小さな啜り泣きと共に武器を置いて小屋に入っていった。
そしてアイン。彼女はいつまで経ってもジェイの腕の中から離れようとしない。
泣く訳でもなく、ただ目を瞑りジェイの胸に顔を押し当て、逃げないよう捕まえているかのように、腕をジェイの身体に這わせる。
仕方なく、その日ジェイはアインと一緒に寝てやることにした。
ジェイがアインの頭を撫でてやるうちに、彼女も落ち着いたのかジェイの横で眠りについた。
ジェイは何となく悪いことをしているような気分になり、アインを引き離そうとした。
しかし、寝ているはずの彼女がそれを拒むかのように強く裾を掴んでいるため、結局ジェイは一晩彼女の側にいることにした。
次の日から民間軍事会社ヴァルカンの雰囲気は大きく変わった。
「──ジェイ様、弾薬の残数について改めて確認してきました」
「ああ。お疲れ様」
「──ジェイ様、武器のメンテナンスについてもう一度教えていただけますか」
アインは片時もジェイの傍を離れたがらないようになった。
ジェイは意図的にアイン一人で遠くに行く仕事を任せるが、仕事が終われば必ずジェイの元へ行きその後ろを追いかけた。
「ツヴァイ」
「は……」
「昨日はちゃんと寝れたか」
「は……。問題ありません……」
ツヴァイはボソボソと、しかし確かに口を聞くようになった。
彼はジェイに話しかけられる度、申し訳なさそうに目を伏せる。その目にはかつてのような殺意は無かった。
ジェイはあれ以来彼をよく観察した。
見立てによればツヴァイは十七歳程度、身長も成長途中ながら身長もかなり高い部類で、バランスの良い筋肉の付き方をしていた。
「ドライ、そのM82は重くないか」
「うん。背負えば運べるよ」
「フィーア、お前にはドライを守るための武器の扱いも覚えてもらおうと思っている」
「うん。教えてくれればやるよ」
ドライとフィーアも、やっと直接ジェイと会話するようになった。
昨日の、特にジェイとアインの様子を見て、彼女らの中のジェイに対する評価が変化したようだった。
奴隷生活から時間が経ち、精神的に安定してきたというのもあるだろう。
元から比較的良い環境にいた彼女たち二人は、どれだけご飯を食べてもアインやツヴァイのように急激に背が伸びることもなかった。
二人は嘘なのかストレスで忘れてしまったのか自分の年齢も分からなかったが、ジェイの見立てによれば十歳を少し超えたぐらいと予想していた。
……ジェイに対してはこのような様子だが、子供同士での仲は相変わらず微妙だ。
アインとツヴァイは言うまでもないが、ドライとフィーアも他の子供とは親しむつもりもないらしかった。
チームワークに危機感を覚えるジェイだったが、今は無理に何かすることなく、時間が解決するのを祈ることにした。
それから一ヶ月の時が過ぎた。
ツヴァイは意外なことに訓練の全てを真面目にこなし、文字通り血の滲む訓練に耐えていた。
その結果彼は既にジェイの眼鏡にかなう兵士へと成長していた。
ドライとフィーアのコンビも荒削りではあるが、スナイパーとスポッターとしての役割をマスターしていた。
「──よし、お前たち、今日の訓練は無しだ。代わりに街まで下りるから準備をしろ。武器も持ってな」
「仕事でしょうかジェイ様」
「ああ。次の舞台は、ツヴァイとドライ、フィーアにとって初めての実戦。そしてアインにとっても初めての、戦場だ」
ツヴァイは相変わらず寡黙で、ドライとフィーアも相変わらず二人で肩を寄せ合い囁き合うばかりだった。
体力が回復し少しだけ余裕ができたのか、ツヴァイは覇気を取り戻した。ジェイが以前見かけた時のような殺意が彼の赤い瞳に時折揺らぐ。
武器を持った時のそれは異常で、ジェイも一種の警戒心を持って彼に接している。
ドライとフィーアはそれぞれで別の武器を扱わせるのすら避けた方が良いと判断した。
そのためジェイは姉であるドライにスナイパーを、妹であるフィーアに指示役であるスポッターをやらせることにした。綿密な連携が求められるこのツーマンセルに、二人はピッタリであった。
「違う、もっと肘から力を抜いて」
「…………」
アインもまた変わった。
ジェイに指導を受けるだけでなく、彼女が三人に指導することも増えた。
「アインもリコイルコントロールが板に付いてきたな」
「はい」
「疲れてはいないか」
「はい。問題ありません」
アインは身体の成長に伴い、UMPコンパクトをサイドアームに切り替え、メインにサブマシンガンであるMP5を持つことにした。
そうしてヴァルカンは順調な戦力増強を続ける中、事件は起こった。
カチャンという無機質な金属音が耳元で鳴り、ジェイは目を覚ました。
目を開けると、月明かりの下にツヴァイの姿がぼうっと浮かび上がる。その手には彼が何度も訓練を重ねたAK102が握られている。
「どうしたツヴァイ。何か用か」
「…………」
ツヴァイは無言で銃口をジェイに向けた。
「別に俺を殺さなくても、お前が逃げたって探したりはしないぞ」
取ってつけたような説得の言葉を放つジェイだが、ツヴァイは微動だにしない。
「撃ちたければ撃て。俺はここで死んだって別に構わない。元から拾った命だ」
ジェイはベッドから身体を起こし、銃身を掴んで銃口を自らの額に押し当てた。冷たい銃を介して、ツヴァイの震えが伝わってくる。
「さあ、選べ! お前自身が選択しろ!」
ジェイは低く重い声でツヴァイを恫喝する。
ところが次の瞬間、ジェイは態度を一変させた。
「待て、落ち着け。撃つな」
常に冷静沈着なジェイの中に明確な焦りが滲む。
「駄目だ。トリガーから指を離せ。セーフティを掛けろ! 武器を下ろせ!」
ジェイの目線は、ツヴァイの後ろへ向いていた。
「やめろアイン!!!」
「ふぅぅぅぅぅ!」
ツヴァイの真後ろにMP5を持ったアインがいた。彼女は目を見開き、息を荒らげながらツヴァイの頭に照準を合わせている。
「ツヴァイを殺して、ジェイ様を救います! それが私の選択です!」
「……俺は大丈夫だアイン。ツヴァイにその覚悟はない。AKのセーフティも掛けっぱなしだ。弾は出ない。俺は死なない。いいな?」
端的に、投げかけるように、アインにそう告げる。
ジェイは立ち上がりアインの方へ歩み寄る。
ジェイが動き銃口が外れても、ツヴァイはその場に立ち尽くすだけだった。
「ありがとう。心配を掛けたな」
ジェイはMP5を上から押し銃口を地面に向ける。
そしてアインをそっと抱き締めながらMP5を取り上げ、マガジンを抜くなどの安全措置を取った。
「ツヴァイ、アインは本気でお前を殺すつもりだったぞ」
「…………!」
「次はお前も本気で来い。やるなら確実に俺を殺せ」
そう言った瞬間、ジェイを抱き締めるアインの腕に力がこもった。
「ああ、俺は別に怒っていないぞ。ただ、自分の居場所を自ら潰すような真似をする馬鹿がいないと分かってむしろよかったくらいだ」
その言葉は、ツヴァイだけでなく、アインにも向けられていた。
「どうしたのかなお姉ちゃん」
「どうしたんだろうねフィーア」
ジェイが大きな声を出したからか、ドライとフィーアも起きてしまっていた。
「大丈夫だ。何も問題は無い。何も無かった。……明日も早い。皆もう寝ろ」
ドライとフィーアは顔を見合せ、同じ方向に不思議そうに頭を傾げて手を繋いで小屋に戻っていった。
ツヴァイはしばらく呆然としていたが、小さな啜り泣きと共に武器を置いて小屋に入っていった。
そしてアイン。彼女はいつまで経ってもジェイの腕の中から離れようとしない。
泣く訳でもなく、ただ目を瞑りジェイの胸に顔を押し当て、逃げないよう捕まえているかのように、腕をジェイの身体に這わせる。
仕方なく、その日ジェイはアインと一緒に寝てやることにした。
ジェイがアインの頭を撫でてやるうちに、彼女も落ち着いたのかジェイの横で眠りについた。
ジェイは何となく悪いことをしているような気分になり、アインを引き離そうとした。
しかし、寝ているはずの彼女がそれを拒むかのように強く裾を掴んでいるため、結局ジェイは一晩彼女の側にいることにした。
次の日から民間軍事会社ヴァルカンの雰囲気は大きく変わった。
「──ジェイ様、弾薬の残数について改めて確認してきました」
「ああ。お疲れ様」
「──ジェイ様、武器のメンテナンスについてもう一度教えていただけますか」
アインは片時もジェイの傍を離れたがらないようになった。
ジェイは意図的にアイン一人で遠くに行く仕事を任せるが、仕事が終われば必ずジェイの元へ行きその後ろを追いかけた。
「ツヴァイ」
「は……」
「昨日はちゃんと寝れたか」
「は……。問題ありません……」
ツヴァイはボソボソと、しかし確かに口を聞くようになった。
彼はジェイに話しかけられる度、申し訳なさそうに目を伏せる。その目にはかつてのような殺意は無かった。
ジェイはあれ以来彼をよく観察した。
見立てによればツヴァイは十七歳程度、身長も成長途中ながら身長もかなり高い部類で、バランスの良い筋肉の付き方をしていた。
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ドライとフィーアも、やっと直接ジェイと会話するようになった。
昨日の、特にジェイとアインの様子を見て、彼女らの中のジェイに対する評価が変化したようだった。
奴隷生活から時間が経ち、精神的に安定してきたというのもあるだろう。
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アインとツヴァイは言うまでもないが、ドライとフィーアも他の子供とは親しむつもりもないらしかった。
チームワークに危機感を覚えるジェイだったが、今は無理に何かすることなく、時間が解決するのを祈ることにした。
それから一ヶ月の時が過ぎた。
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