56 / 93
第五章 覇道、穿つ真実
第56話 新事業
しおりを挟む
翌日、帝国軍はヴァルカンに契約の書面を送り、その協約通り速やかに撤兵した。
ヴァルカン一行は帝国軍残党との接触に警戒はしつつも、コンフリクトの森まで戦闘に発展することなく無事に帰還することができた。
「──社長、大変申し上げにくいのですが……」
「金がない、だろ?」
「はい……」
ズィーベンはすっかり寂しくなったヴァルカンの社用金庫を抱えていた。
「今回の戦争はタダ働きだったからな。……まあその分、今後タダで武器を無限に手に入れられるのだから報酬としては十分だが」
「とりあえず動ける人間はいつものように小さな依頼をいくつか受けてますが、小銭稼ぎにしかなりません……」
「でもジェイ様はお考えがあるんですよね?」
アインはジェイの前にコーヒーを置く。
あれから彼女は外回りの仕事を拒否し、ジェイの身の回りの世話しかしないという始末だった。
それはまるで、ジェイがどこかへ消えてしまわないか見張っているかのようだった。
「もちろんだ。──次の我々のビジネスは『郵便』だ!」
「ゆ、郵便ですか……?」
「ああ。この世界での郵便は行商人に金を払い、ついでに持っていってもらうというシステムだ。これはあまりに不便だし、行商人は護衛を雇う分高くつく」
ジェイは机の上に山積みになった書類の束を眺める。
「――しかし我々は個々が十分な強さを持っており、どこにも属さない傭兵という身分なら多少自由に領地や国を跨ぐことができる。タイヴァーの野郎も、ドワーフの国とここを往復してひたすら武器を運ぶ仕事にも飽きてきた頃合だろう」
「武器に人員、それに人脈も備えた我々の独壇場という訳ですね!」
「その通り。詳細はお前に任せるぞズィーベン」
「はい! いいアイデアが浮かんできました! ──それじゃあ早速行ってきます!」
ズィーベンは金庫の底をさらって残金全てを持ち出し、拠点を飛び出して行った。
「よし。それじゃあ俺も街の方へ行ってくる」
「分かりました。では私も行きます」
「……ああ。じゃあ来い」
ジェイとアインが向かった先はオフィジェンの所だった。
道を阻む警備兵を銃で脅し、無理やり執政官の執務室にまでやって来ていた。
「アポ無しで押し掛けるとは何事だ」
執務室は真っ赤な絨毯に左右には立派な本棚、奥に高級な木材を使った机という豪奢な作りであった。
オフィジェンは観念したかのように、窓辺で紅茶を啜っている。
「白々しいなオフィジェン。こうして話しているのが答えだろう?」
ジェイは質の良い革張りのソファにドスリと乱暴に腰をおろす。
「ふっ。食えないヤツめ。……帝国とド派手にやり合ったそうじゃないか。こっちに苦情が来たぞ」
そう言って彼はジェイの前へ書類を放り投げた。
どの書状にも帝国の紋章が刻まれており、荒々しい言葉の数々が並んでいた。
「ちゃんと関係ないって言ったか?」
「当然だ。領主様に迷惑をおかけする訳にはいかないからな」
「それもそうだ」
ジェイはオフィジェンのそうした対応も織り込み済みだった。
自分の口からだけでなく、共和国の人間にも民間軍事会社ヴァルカンは独立した組織であると証明させることが目的であった。
「──で? 用はなんだ。普段顔を出せないなりには忙しくしているもんでな」
「仕事の斡旋を頼みたい」
「仕事? 用があったらこちらから呼ぶと言っているだろう」
「そうじゃない。そっちの人脈を使って共和国内の貴族たちにウチのことを口添えして欲しい。──最近はお前もエスタマイル周辺でのしょうもない仕事ばかり押し付けてくるからな。そろそろ次のステップに行く時期だ」
ジェイの言葉にオフィジェンは「はぁ」と露骨に溜息を漏らす。
「帝国を退けて調子に乗っているようだな。第一、お前のような素性も怪しい平民が貴族様と言葉を交わすことができるとでも?」
自分も平民だというのに、まさに虎の威を借る狐であるオフィジェンの態度にジェイは頬をピクつかせたが、平静を装い言葉を続けた。
「だからお前に頼んでいる。もうすぐ滅ぶ共和国の貴族が金を持っていても仕方がないだろう? なら我々が有効活用してやろうではないか」
「……ふむ。そういうことか……」
ジェイの口振りに、彼が何を言いたいかオフィジェンも察した。
「よし、良いだろう。丁度もうすぐ共和国では次の王を決める選挙が貴族院である。この選挙期間は陰謀渦巻く不穏な時期だ。仕事には困らないだろう」
「そういえば共和国だったな」
共和国の急激な拡大政策。それは現王の権威を誇示する狙いもあった。
しかしそれは全くの逆効果で、参戦する貴族たちに負担を強い、反感を買うこととなった。今度の選挙は荒れるだろうというのがジェイとオフィジェンの予想だった。
「ただし、エスタマイルの利益を最優先にすること。帝国の動きについてそちらが知っていることも報せること。仕事の仲介料として一割貰う。それが条件だ」
「それで構わない。ではよろしく」
「ああ。だが貴族案件はそう多くない。気長に待てよ」
「ふっ。もう押しかけないから安心しろ。──じゃあなオフィジェン」
ジェイは机の上にあった菓子をいくつか口に放り込み、後ろ手に手をひらひらさせて執務室を去った。
「随分スムーズに話が進みましたね」
「帝国を退けたヴァルカンをぞんざいには扱えないってことだ。実際、エスタマイル一つぐらい、どうとでも出来る」
「それは……そうですね……」
アインはエスタマイルの街並みを眺めながら、外套の下で銃に触れる。
「まあそんなことしないがな。他人から力で奪うというのは持続性のないビジネスだ」
「はい。ジェイ様はそんなことしないと思います」
ジェイが未来の話をしたことは、ほんの僅かにアイン緊張を和らげた。
「……アイン、久しぶりに一緒に昼食を食べるか。せっかく街まで来たし、レストランでな」
「──! で、でも、今はお金が厳しいのでは……?」
「酒でも買って帰ろうかと思っていた分だ。気にするな」
「ではお言葉に甘えて……」
「ああ」
言葉の足りない不器用な二人は、思春期の娘と父親のような距離感のまま、街の喧騒の中へ消えていった。
ヴァルカン一行は帝国軍残党との接触に警戒はしつつも、コンフリクトの森まで戦闘に発展することなく無事に帰還することができた。
「──社長、大変申し上げにくいのですが……」
「金がない、だろ?」
「はい……」
ズィーベンはすっかり寂しくなったヴァルカンの社用金庫を抱えていた。
「今回の戦争はタダ働きだったからな。……まあその分、今後タダで武器を無限に手に入れられるのだから報酬としては十分だが」
「とりあえず動ける人間はいつものように小さな依頼をいくつか受けてますが、小銭稼ぎにしかなりません……」
「でもジェイ様はお考えがあるんですよね?」
アインはジェイの前にコーヒーを置く。
あれから彼女は外回りの仕事を拒否し、ジェイの身の回りの世話しかしないという始末だった。
それはまるで、ジェイがどこかへ消えてしまわないか見張っているかのようだった。
「もちろんだ。──次の我々のビジネスは『郵便』だ!」
「ゆ、郵便ですか……?」
「ああ。この世界での郵便は行商人に金を払い、ついでに持っていってもらうというシステムだ。これはあまりに不便だし、行商人は護衛を雇う分高くつく」
ジェイは机の上に山積みになった書類の束を眺める。
「――しかし我々は個々が十分な強さを持っており、どこにも属さない傭兵という身分なら多少自由に領地や国を跨ぐことができる。タイヴァーの野郎も、ドワーフの国とここを往復してひたすら武器を運ぶ仕事にも飽きてきた頃合だろう」
「武器に人員、それに人脈も備えた我々の独壇場という訳ですね!」
「その通り。詳細はお前に任せるぞズィーベン」
「はい! いいアイデアが浮かんできました! ──それじゃあ早速行ってきます!」
ズィーベンは金庫の底をさらって残金全てを持ち出し、拠点を飛び出して行った。
「よし。それじゃあ俺も街の方へ行ってくる」
「分かりました。では私も行きます」
「……ああ。じゃあ来い」
ジェイとアインが向かった先はオフィジェンの所だった。
道を阻む警備兵を銃で脅し、無理やり執政官の執務室にまでやって来ていた。
「アポ無しで押し掛けるとは何事だ」
執務室は真っ赤な絨毯に左右には立派な本棚、奥に高級な木材を使った机という豪奢な作りであった。
オフィジェンは観念したかのように、窓辺で紅茶を啜っている。
「白々しいなオフィジェン。こうして話しているのが答えだろう?」
ジェイは質の良い革張りのソファにドスリと乱暴に腰をおろす。
「ふっ。食えないヤツめ。……帝国とド派手にやり合ったそうじゃないか。こっちに苦情が来たぞ」
そう言って彼はジェイの前へ書類を放り投げた。
どの書状にも帝国の紋章が刻まれており、荒々しい言葉の数々が並んでいた。
「ちゃんと関係ないって言ったか?」
「当然だ。領主様に迷惑をおかけする訳にはいかないからな」
「それもそうだ」
ジェイはオフィジェンのそうした対応も織り込み済みだった。
自分の口からだけでなく、共和国の人間にも民間軍事会社ヴァルカンは独立した組織であると証明させることが目的であった。
「──で? 用はなんだ。普段顔を出せないなりには忙しくしているもんでな」
「仕事の斡旋を頼みたい」
「仕事? 用があったらこちらから呼ぶと言っているだろう」
「そうじゃない。そっちの人脈を使って共和国内の貴族たちにウチのことを口添えして欲しい。──最近はお前もエスタマイル周辺でのしょうもない仕事ばかり押し付けてくるからな。そろそろ次のステップに行く時期だ」
ジェイの言葉にオフィジェンは「はぁ」と露骨に溜息を漏らす。
「帝国を退けて調子に乗っているようだな。第一、お前のような素性も怪しい平民が貴族様と言葉を交わすことができるとでも?」
自分も平民だというのに、まさに虎の威を借る狐であるオフィジェンの態度にジェイは頬をピクつかせたが、平静を装い言葉を続けた。
「だからお前に頼んでいる。もうすぐ滅ぶ共和国の貴族が金を持っていても仕方がないだろう? なら我々が有効活用してやろうではないか」
「……ふむ。そういうことか……」
ジェイの口振りに、彼が何を言いたいかオフィジェンも察した。
「よし、良いだろう。丁度もうすぐ共和国では次の王を決める選挙が貴族院である。この選挙期間は陰謀渦巻く不穏な時期だ。仕事には困らないだろう」
「そういえば共和国だったな」
共和国の急激な拡大政策。それは現王の権威を誇示する狙いもあった。
しかしそれは全くの逆効果で、参戦する貴族たちに負担を強い、反感を買うこととなった。今度の選挙は荒れるだろうというのがジェイとオフィジェンの予想だった。
「ただし、エスタマイルの利益を最優先にすること。帝国の動きについてそちらが知っていることも報せること。仕事の仲介料として一割貰う。それが条件だ」
「それで構わない。ではよろしく」
「ああ。だが貴族案件はそう多くない。気長に待てよ」
「ふっ。もう押しかけないから安心しろ。──じゃあなオフィジェン」
ジェイは机の上にあった菓子をいくつか口に放り込み、後ろ手に手をひらひらさせて執務室を去った。
「随分スムーズに話が進みましたね」
「帝国を退けたヴァルカンをぞんざいには扱えないってことだ。実際、エスタマイル一つぐらい、どうとでも出来る」
「それは……そうですね……」
アインはエスタマイルの街並みを眺めながら、外套の下で銃に触れる。
「まあそんなことしないがな。他人から力で奪うというのは持続性のないビジネスだ」
「はい。ジェイ様はそんなことしないと思います」
ジェイが未来の話をしたことは、ほんの僅かにアイン緊張を和らげた。
「……アイン、久しぶりに一緒に昼食を食べるか。せっかく街まで来たし、レストランでな」
「──! で、でも、今はお金が厳しいのでは……?」
「酒でも買って帰ろうかと思っていた分だ。気にするな」
「ではお言葉に甘えて……」
「ああ」
言葉の足りない不器用な二人は、思春期の娘と父親のような距離感のまま、街の喧騒の中へ消えていった。
6
あなたにおすすめの小説
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
最弱スキル《リサイクル》で世界を覆す ~クラス追放された俺は仲間と共に成り上がる~
KABU.
ファンタジー
平凡な高校生・篠原蓮は、クラスメイトと共に突如異世界へ召喚される。
女神から与えられた使命は「魔王討伐」。
しかし、蓮に与えられたスキルは――《リサイクル》。
戦闘にも回復にも使えない「ゴミスキル」と嘲笑され、勇者候補であるクラスメイトから追放されてしまう。
だが《リサイクル》には、誰も知らない世界の理を覆す秘密が隠されていた……。
獣人、エルフ、精霊など異種族の仲間を集め、蓮は虐げられた者たちと共に逆襲を開始する。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる