90 / 93
第七章 覇道、世界を統べる
第91話 平和の使い方
しおりを挟む
民間軍事会社ヴァルカンとヒノデ皇国との紛争開戦より約半月が過ぎた。
ヴァルカンは多くの軍事部門社員を失ったが、共和国や帝国で治安維持に当たっていた社員を引き抜き戦線は維持できていた。
一方のヒノデ皇国は魔法使いや極東騎士軍団といった主力を失い、冒険者たちへの求心力も失い瓦解寸前に追い込まれていた。
昼夜問わず降り注ぐ砲弾や、ヴァルカンの真似事をして作った粗悪な塹壕から少しでも顔を出せば狙撃される恐怖に、命令を無視して逃げ出す兵士や冒険者が後を断たなかった。
「──社長、北東のS27G19地点にて散発的な戦闘が発生しました」
「敵の魔法戦力は?」
「ありません」
「では問題ないな」
「はい。それと、先日から敵方の冒険者がこちらへ降る事案が多発しています。戦闘中の捕虜も増え、そろそろ収容所が限界です」
傭兵と同じように、勝ち馬に乗るべく雇い主を変えようと続々とヴァルカンの陣地に逃げ込む冒険者が増えていた。
自由に各国を移動できる冒険者にとって、かねてより閉鎖的で思い入れのないヒノデ皇国に命を賭けるような殊勝な考えの者は少なかった。
「ではその処理も始めるか。──後で収容所に行く。有用そうな者はヴァルカンの入社試験を受けさせ、望まない者や能力の低い者は帝国まで移送して解放しよう」
「分かりました。手配します」
それからジェイは捕虜一覧のリストを片手に収容所にやって来た。
収容所といっても立派なものではなく、地面の上に木の杭を立て、それに金網を括りつけて囲っただけの簡易的なものだった。
しかし銃を持つ社員の監視下で抵抗しようとする冒険者はいない。むしろ自分をなんとか売り込もうと話しかけてくる冒険者に、社員が鬱陶しそうに顔を顰めている始末だった。
「──社長! お疲れ様です」
「ああ。……これは多いな」
「社長」という言葉に、冒険者たちの動きが止まる。
「大雑把な基準だが、五級以上の冒険者は一律に採用試験を受けさせる方針でいる。ただし、冒険者の等級など信用していない。これはただ試験を受けるための権利を得ただけであり、選考においては一切考慮しない。──さあ、五級以上の冒険者で望むものはこの馬車に乗れ」
冒険者たちは困惑しながらも、ジェイの指示に従いゾロゾロと馬車に乗り込む。
先程まで社員に売り込みをしていた冒険者は六級以下だったらしく、ガクリとその場に膝をついた。
「……残ったお前たちは帝国まで移送し、戦争犯罪を犯していないか確認した後に解放する。なお無罪が確認されたとしても没収した武器は返還しない。……代わりに多少の補償金を渡す。それで新しい時代の生き方を探すことだな」
そう言い残し収容所を後にしようと背を向けた時、何者かがジェイの元へやって来た。
「貴様ら! それ以上社長に近付くな!」
「……話があるジェイ」
「……またお前たちか」
聞き覚えのある声にジェイが振り返ると、そこにはアイリス騎士団の姿があった。
「良く生きていたな。確かお前たちは四級になったんだったか。入社試験を受けるといい。それなりの待遇は約束している」
「そうじゃないだろうッ!」
立ち去ろうとするジェイを追いかけようと駆け出したオリビアは、足の鎖が絡まって派手に転んだ。
「どうして私たちから冒険者という生き方すら奪うんだッ! どうしてお前にその権利がある!!!」
彼女は顔を泥塗れにしながら、ジェイに憎しみの目を向けていた。
「はあ……。──この世は弱肉強食。弱い者は強い者に従わなければならない。お前がそうやって元気に騒いでいるのも俺がその権利を与えたからだ。猿ぐつわを押し込んでもいいし、喉笛を掻き切ってやってもいい。でもそうしないのは、俺がそれを望んだからだ」
「冒険者だけでは無い! 国から軍を奪うなど、国に仕える騎士たちの誇りを奪う所業だ!」
「軍備を放棄した国とは、その失職した軍人を優先的にヴァルカンで雇うという協定を結んでいる。そして彼らは優先的に祖国での任務に当たるよう融通してやっている。何か問題はあるか? これ以上の譲歩はないと思うがな」
脚に被弾しているらしいオリビアは立ち上がることも出来ず、地面に這いつくばりながら泥まみれの顔でジェイを睨みつけることしか出来なかった。
「この世から戦争を無くす……。それは素敵な事だと思いますわ。しかし、それでは今共和国や帝国に領土を奪われている国々はどうするというのでしょう!? 共和国や帝国は現状の国土を維持すれば今後の繁栄も約束されていますわ。しかし国を滅ぼされた者たちはそれを取り戻すことも出来ないんですの! それは貴方たちがそれを鎮圧するからですわ!」
ソフィアはあくまでも気品のある立ち振る舞いで、ジェイにはっきりと物申す。
「ソフィア、冷静に考えてくれ。仮に武力闘争の道を選んだとして、かつての仲間を数十人集めたところで共和国に勝てるのか?」
「そ、それは……」
ソフィアは下唇を噛む。
「そんな方法では国は取り戻せない。──しかし平和な世の中になればどうだ?」
「…………?」
「お前たちがかつての領土で人々に独立を呼びかけ、その運動が広まればどうだ?」
「そんなのすぐに鎮圧されるに──あ……」
「そうだ。軍事動員は出来ない。我々がそれを許さない。……民を平和に統治するには、如何なる強国だろうと平民の一人一人と向き合わなければならない。平和な世界だからこそ、お前たちは民主的なやり方で、より高い確率で目標を達成できる」
「…………」
「ソフィア、俺と来い。お前のその力で平和な世を作れば、いつかかつての戦友や領民たちと一つの国でまた会えるかもしれない」
ソフィアは地面に転がるオリビアとジェイを見比べる。
「わ、分かりましたわ……」
「なッ──! どうしてだソフィア! その男の言葉を信じるな! その悪魔は世界を恐怖に陥れる死の商人だぞ!」
「ごめんなさいオリビア。たとえ悪魔との契約だとしても、私は民のためになる道を選びますわ」
「だったら私と来い! 一緒にまた騎士団として戦おう!」
「……ごめんなさい。さようならオリビア……」
「ま、待て! どうして分かってくれない!?」
ソフィアは他の冒険者から遅れて最後尾の馬車に乗り込んだ。
「──ミサキ、お前はどうする」
「え、あ……わ、私は……」
ミサキは救いを求めるような目でオリビアの方を見たが、彼女の目は完全に希望を失った暗い色をしていた。
「ご、ごめんなさい……!」
ミサキはそんなオリビアから目を逸らし馬車へ駆け出す。泥がバシャリとオリビアの鎧に跳ねた。
「まあ強制はしない。好きにしろ」
オリビアはただ独り、他の冒険者たちから向けられる憐憫の目の下、静かに涙を流していた。
ヴァルカンは多くの軍事部門社員を失ったが、共和国や帝国で治安維持に当たっていた社員を引き抜き戦線は維持できていた。
一方のヒノデ皇国は魔法使いや極東騎士軍団といった主力を失い、冒険者たちへの求心力も失い瓦解寸前に追い込まれていた。
昼夜問わず降り注ぐ砲弾や、ヴァルカンの真似事をして作った粗悪な塹壕から少しでも顔を出せば狙撃される恐怖に、命令を無視して逃げ出す兵士や冒険者が後を断たなかった。
「──社長、北東のS27G19地点にて散発的な戦闘が発生しました」
「敵の魔法戦力は?」
「ありません」
「では問題ないな」
「はい。それと、先日から敵方の冒険者がこちらへ降る事案が多発しています。戦闘中の捕虜も増え、そろそろ収容所が限界です」
傭兵と同じように、勝ち馬に乗るべく雇い主を変えようと続々とヴァルカンの陣地に逃げ込む冒険者が増えていた。
自由に各国を移動できる冒険者にとって、かねてより閉鎖的で思い入れのないヒノデ皇国に命を賭けるような殊勝な考えの者は少なかった。
「ではその処理も始めるか。──後で収容所に行く。有用そうな者はヴァルカンの入社試験を受けさせ、望まない者や能力の低い者は帝国まで移送して解放しよう」
「分かりました。手配します」
それからジェイは捕虜一覧のリストを片手に収容所にやって来た。
収容所といっても立派なものではなく、地面の上に木の杭を立て、それに金網を括りつけて囲っただけの簡易的なものだった。
しかし銃を持つ社員の監視下で抵抗しようとする冒険者はいない。むしろ自分をなんとか売り込もうと話しかけてくる冒険者に、社員が鬱陶しそうに顔を顰めている始末だった。
「──社長! お疲れ様です」
「ああ。……これは多いな」
「社長」という言葉に、冒険者たちの動きが止まる。
「大雑把な基準だが、五級以上の冒険者は一律に採用試験を受けさせる方針でいる。ただし、冒険者の等級など信用していない。これはただ試験を受けるための権利を得ただけであり、選考においては一切考慮しない。──さあ、五級以上の冒険者で望むものはこの馬車に乗れ」
冒険者たちは困惑しながらも、ジェイの指示に従いゾロゾロと馬車に乗り込む。
先程まで社員に売り込みをしていた冒険者は六級以下だったらしく、ガクリとその場に膝をついた。
「……残ったお前たちは帝国まで移送し、戦争犯罪を犯していないか確認した後に解放する。なお無罪が確認されたとしても没収した武器は返還しない。……代わりに多少の補償金を渡す。それで新しい時代の生き方を探すことだな」
そう言い残し収容所を後にしようと背を向けた時、何者かがジェイの元へやって来た。
「貴様ら! それ以上社長に近付くな!」
「……話があるジェイ」
「……またお前たちか」
聞き覚えのある声にジェイが振り返ると、そこにはアイリス騎士団の姿があった。
「良く生きていたな。確かお前たちは四級になったんだったか。入社試験を受けるといい。それなりの待遇は約束している」
「そうじゃないだろうッ!」
立ち去ろうとするジェイを追いかけようと駆け出したオリビアは、足の鎖が絡まって派手に転んだ。
「どうして私たちから冒険者という生き方すら奪うんだッ! どうしてお前にその権利がある!!!」
彼女は顔を泥塗れにしながら、ジェイに憎しみの目を向けていた。
「はあ……。──この世は弱肉強食。弱い者は強い者に従わなければならない。お前がそうやって元気に騒いでいるのも俺がその権利を与えたからだ。猿ぐつわを押し込んでもいいし、喉笛を掻き切ってやってもいい。でもそうしないのは、俺がそれを望んだからだ」
「冒険者だけでは無い! 国から軍を奪うなど、国に仕える騎士たちの誇りを奪う所業だ!」
「軍備を放棄した国とは、その失職した軍人を優先的にヴァルカンで雇うという協定を結んでいる。そして彼らは優先的に祖国での任務に当たるよう融通してやっている。何か問題はあるか? これ以上の譲歩はないと思うがな」
脚に被弾しているらしいオリビアは立ち上がることも出来ず、地面に這いつくばりながら泥まみれの顔でジェイを睨みつけることしか出来なかった。
「この世から戦争を無くす……。それは素敵な事だと思いますわ。しかし、それでは今共和国や帝国に領土を奪われている国々はどうするというのでしょう!? 共和国や帝国は現状の国土を維持すれば今後の繁栄も約束されていますわ。しかし国を滅ぼされた者たちはそれを取り戻すことも出来ないんですの! それは貴方たちがそれを鎮圧するからですわ!」
ソフィアはあくまでも気品のある立ち振る舞いで、ジェイにはっきりと物申す。
「ソフィア、冷静に考えてくれ。仮に武力闘争の道を選んだとして、かつての仲間を数十人集めたところで共和国に勝てるのか?」
「そ、それは……」
ソフィアは下唇を噛む。
「そんな方法では国は取り戻せない。──しかし平和な世の中になればどうだ?」
「…………?」
「お前たちがかつての領土で人々に独立を呼びかけ、その運動が広まればどうだ?」
「そんなのすぐに鎮圧されるに──あ……」
「そうだ。軍事動員は出来ない。我々がそれを許さない。……民を平和に統治するには、如何なる強国だろうと平民の一人一人と向き合わなければならない。平和な世界だからこそ、お前たちは民主的なやり方で、より高い確率で目標を達成できる」
「…………」
「ソフィア、俺と来い。お前のその力で平和な世を作れば、いつかかつての戦友や領民たちと一つの国でまた会えるかもしれない」
ソフィアは地面に転がるオリビアとジェイを見比べる。
「わ、分かりましたわ……」
「なッ──! どうしてだソフィア! その男の言葉を信じるな! その悪魔は世界を恐怖に陥れる死の商人だぞ!」
「ごめんなさいオリビア。たとえ悪魔との契約だとしても、私は民のためになる道を選びますわ」
「だったら私と来い! 一緒にまた騎士団として戦おう!」
「……ごめんなさい。さようならオリビア……」
「ま、待て! どうして分かってくれない!?」
ソフィアは他の冒険者から遅れて最後尾の馬車に乗り込んだ。
「──ミサキ、お前はどうする」
「え、あ……わ、私は……」
ミサキは救いを求めるような目でオリビアの方を見たが、彼女の目は完全に希望を失った暗い色をしていた。
「ご、ごめんなさい……!」
ミサキはそんなオリビアから目を逸らし馬車へ駆け出す。泥がバシャリとオリビアの鎧に跳ねた。
「まあ強制はしない。好きにしろ」
オリビアはただ独り、他の冒険者たちから向けられる憐憫の目の下、静かに涙を流していた。
6
あなたにおすすめの小説
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
異世界で貧乏神を守護神に選ぶのは間違っているのだろうか?
石のやっさん
ファンタジー
異世界への転移、僕にはもう祝福を受けた女神様が居ます!
主人公の黒木翼はクラスでは浮いた存在だった。
黒木はある理由から人との関りを最小限に押さえ生活していた。
そんなある日の事、クラス全員が異世界召喚に巻き込まれる。
全員が女神からジョブやチートを貰うなか、黒木はあえて断り、何も貰わずに異世界に行く事にした。
その理由は、彼にはもう『貧乏神』の守護神が居たからだ。
この物語は、貧乏神に恋する少年と少年を愛する貧乏神が異世界で暮す物語。
貧乏神の解釈が独自解釈ですので、その辺りはお許し下さい。
最弱スキル《リサイクル》で世界を覆す ~クラス追放された俺は仲間と共に成り上がる~
KABU.
ファンタジー
平凡な高校生・篠原蓮は、クラスメイトと共に突如異世界へ召喚される。
女神から与えられた使命は「魔王討伐」。
しかし、蓮に与えられたスキルは――《リサイクル》。
戦闘にも回復にも使えない「ゴミスキル」と嘲笑され、勇者候補であるクラスメイトから追放されてしまう。
だが《リサイクル》には、誰も知らない世界の理を覆す秘密が隠されていた……。
獣人、エルフ、精霊など異種族の仲間を集め、蓮は虐げられた者たちと共に逆襲を開始する。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる