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アイドル編
045 アイドル編22 中衛戦1
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アヤメ加入発表後、アヤメはまだレッスンが終わっていないので、僕たちブラッシュリップス艦隊は4人で活動していた。
3戦目以降、今度は社長が相手を精査し吟味して選び、たまには気の良いヲタと対戦をして、少し気の抜けたところで緊急招集をされた。
僕は借金を返済済みなので、参加義務はなかったんだけど、対象者の綾姫と艦隊を組んだことでなぜか参加者となっていた。
確かに綾姫の借金返済のために実戦参加に協力するとは言ったけど、綾姫に協力するのであって、SFO行政府に協力するという意味じゃないんだけど。
SFO行政府の作為を感じるのは気のせいだろうか?
綾姫がSFO行政府に借金を肩代わりしてもらえたのも、これを見込んでのことなのだろうか?
僕と綾姫は艦隊を組んでいるので同じ小会議室に呼ばれた。
アブダクションで強制転移させられた場合、もし風呂に入っていたらとか女性は気になるところだけど、そこは地球外知的生命体、タイミングを見計らい勝手にパイロットスーツに着替えさせて転移してくれる。
「ちっ、裸でいれば呼ばれないという予想は完全に裏切られた」
エリアリーダーのタカヲ氏が部屋に入ってくる。静まる室内。
彼から作戦内容の説明が始まる。
「次元跳躍門に転移の予兆が現れた。我々には珍しく敵艦打撃任務だ。
担当宙域は抽選でP2-P1-M9。中衛で迎撃だ」
宙域座標はXYZの座標で表現されたエリアの区分だ。Xが横軸、Yが縦軸、Zが奥行きになる。
P2-P1-M9は基本座標である次元跳躍門から右2上1手前9のエリアだ。
「突っ込んで来る敵艦を、我々のエリアを抜けるまで叩けば良い。
こっちのエリアから外れたら、それはそっちのエリアの獲物だ。
そっちにも涎を垂らして獲物を待っている奴らが居る。気兼ねなくスルーしろ」
室内に笑いが起きる。ここの傭兵連中も涎を垂らして待っていたくちだ。
そういえば、この傭兵さん達は借金のせいで強制参加させられているのではなく、お金を稼ぐために自主参加している人達だ。
あれ? ということは僕って傭兵枠なの?
「味方の流れ弾でケツを掘られるなよ!
作戦開始まで各自CICで待機。
今回は出撃が早い、管制官の指示を聞き逃すなよ!」
全員が席を立ち、簡易転送ポートから各自の格納庫へと転移していく。
僕は綾姫に声をかける。
「CICに入ったら、ちょっと連絡するからね。
出撃まではまだ時間があるから少し作戦を練ろう」
「わかった。待ってる」
緊張気味の綾姫が転送ポートから転移するのを待って、僕はエリアリーダーのタカヲ氏に話しかける。
「タカヲさん、今回綾姫という新人が僕のパートナーで参加する。
迷惑をかけるかもしれないので、いろいろ教えてやってほしい」
「了解。だが教育はアキラがしろよ。俺らに染まったら可哀そうだ」
そう言うとタカヲ氏は笑いながら転送ポートから消えた。
タカヲ氏を見送ってから、僕も格納庫に転移する。
前室でパイロットスーツに着替え、CICに入りパイロットシートに座る。
僕の脳と艦の電脳がナノマシーンを介して接続される。艦が目覚める。目の前に仮想スクリーンが開く。
思いつきで戦術兵器統合制御システムを起動、アヤメ艦とデータリンクを繋ぐ。
アヤメ艦の状態が起動になっていることが確認出来た。
通信を送っても大丈夫だな。
「準備出来た?」
「大丈夫です。待ってました」
綾姫の顔が目の前の小スクリーンにAR表紙されて通信が繋がる。僕の顔を向こうに映っているはず。
どうやら綾姫の方が先に到着していたようだ。
「ごめん、ちょっと指揮官と話してて遅くなった」
「ううん。私もパイロットスーツに着替えるのに手間取って、さっきCICに入ったところだから」
「そうなんだ。待たせてなかったなら良かった」
「今日の予定なんだけど」
「はい、きら……」
「あ、今回の出撃はアキラ艦隊なのでアキラとアヤメのコードネームでよろしく。晶羅とは呼ばないでね」
「そうよね。気をつける」
スクリーン内の綾姫が恥ずかし気に俯く。
気が強そうな顔が、不安で少し曇っていて、言いようのない可憐さがある。
見とれている場合じゃなかった。
「今回の目標は敵艦の鹵獲になる。僕が侵食弾で敵艦の自由を奪って、アヤメが敵艦のエネルギー分配器を対艦刀で刺して破壊。鹵獲する」
「エネルギー分配器?」
「ああ、電脳を支配してしまうと一・二を争う高額部品の電脳が売れないんだ。
エネルギー分配器を破壊すれば全武装が使えなくなくなって鹵獲完了、電脳まで高く売れるということだ」
「責任重大ね。でもエネルギー分配器の位置なんてわからないかも」
綾姫が不安そうな顔をする。
「そこは、敵艦を侵食出来たらデータリンクが繋がるから、直ぐにわかる。
刺す位置はそっちの仮想画面に的をグラフィックでAR表示する。
敵艦の一部に色が着いてるような感じになるかな?」
「それなら出来そうね」
綾姫がホッとした顔をする。
「任せろ。鹵獲目標が決まるまではアヤメは僕を護衛してくれ。残念ながら僕の専用艦は武装が貧弱なんだ」
「任せて。守ってあげる」
綾姫の表情がコロコロ変わる。頼られて急に強気になったようだ。
「今回はステーション防衛任務じゃないから、敵艦に抜かれそうだと思ったら行かせてしまっていい」
「はい」
「細かいことは僕が指揮するから、あまり張り切らないでね。鹵獲より自分の命が優先だからね」
「わかった。命優先。指揮に従う。護衛する。目標は鹵獲ね」
綾姫が指を折って復唱する。指を折る仕草がなんともカワイイ。
強気な感じで真面目。委員長キャラなのかもしれない。
そういえば菜穂さんは生徒会長キャラだな。
「あと、爆発したミサイルの破片とレールガンの流れ弾には気をつけてね。
レーザーをデブリ迎撃モードで立ち上げておくといいよ」
「そうなんだ。ありがとうね」
「あとは出撃まで待機ね。管制塔の指示を聞き逃さないでね。それじゃ宇宙で」
「はい。宇宙で」
通信を切る。あれ? 切る必要あったかな。
まあ間が持たないからいいか。
今回出撃するアキラ艦隊の各艦の諸元は以下。
『AKIRA《あきら》』
艦種 艦隊旗艦
艦体 全長230m 巡洋艦型 2腕 次元格納庫 艦載機(すてるす)1
主機 対消滅反応炉G型(15) 高速推進機D型
補機 熱核反応炉G型(6)
兵装 主砲 長砲身5cmレールガン単装1基1門 通常弾 100/100 特殊弾 20/20 特殊弾 20/20
***粒子ビーム砲単装1基1門 (ロック)
36cmブラスター単装1基1門
副砲 なし
対艦刀 30m対艦刀【**】使用不可
対宙砲 10cmレーザー単装4基4門
ミサイル発射管 D型標準2基2門 最大弾数4×2 残弾 8
防御 耐ビームコーティング特殊鋼装甲板(盾D型相当)
耐実体弾耐ビーム盾E型 1
停滞フィールド(バリヤー)D型
電子兵装 電脳S型 対艦レーダーS型 広域通信機S型 戦術兵器統合制御システムS型
空きエネルギースロット 2
状態 ***粒子ビーム砲 使用不能
30m対艦刀【**】 破損使用不能
『すてるす』
種別 ステルス攻撃機
機体 全長25m
主機 熱核反応炉F型(7) 高速推進機G型
兵装 主砲 短砲身5cmレールガン単装1基1門 通常弾 30/30 特殊弾 4/10
ミサイル D型標準2基搭載可能
防御 耐ビームコーティング特殊鋼装甲板
遮蔽フィールド(隠蔽装置)E型
電子兵装 電脳F型 対艦レーダーF型 通信機F型
空きエネルギースロット 1
状態 良好
『AYAME』
艦種 突撃艦
艦体 全長200m 巡洋艦型 2腕
主機 熱核反応炉C型(10) 高速推進機E型
兵装 主砲 長砲身20cmレールガン単装1基1門 通常弾 80/80
副砲 15cm粒子ビーム砲連装2基4門
対宙砲 10cmレーザー単装4基4門
ミサイル発射管 なし
対艦刀 C型 1
防御 耐ビームコーティング特殊鋼装甲板
耐実体弾耐ビーム盾E型 1
停滞フィールド(バリヤー)E型
電子兵装 電脳E型 対艦レーダーE型 通信機E型
空きエネルギースロット 0
状態 良好
今回はステーション支給のミサイル4発を加えて侵食弾と艦載機用ミサイル以外はフル補給状態。
Gバレットも5発チャージ済み。
『すてるす』も主砲を短砲身5cmレールガンに換装。侵食弾を4発与える。
これで上手く鹵獲できれば僕の装備が充実して綾姫の借金も一気に返せるはず。
電脳を服従させてない状態の敵艦を2艦も鹵獲すれば綾姫と分けあった後でも確実に儲かるはず。
『アキラ艦隊、アキラ、アヤメ、発進準備』
管制塔から発進準備が発令される。
僕は格納庫の扉を開き発進に備える。
『アキラ艦隊、アキラ、アヤメ、発進してください』
アヤメと通信を繋げる。
「アヤメ行くよ!」
「はい」
僕達は漆黒の宇宙に向け飛び立った。
3戦目以降、今度は社長が相手を精査し吟味して選び、たまには気の良いヲタと対戦をして、少し気の抜けたところで緊急招集をされた。
僕は借金を返済済みなので、参加義務はなかったんだけど、対象者の綾姫と艦隊を組んだことでなぜか参加者となっていた。
確かに綾姫の借金返済のために実戦参加に協力するとは言ったけど、綾姫に協力するのであって、SFO行政府に協力するという意味じゃないんだけど。
SFO行政府の作為を感じるのは気のせいだろうか?
綾姫がSFO行政府に借金を肩代わりしてもらえたのも、これを見込んでのことなのだろうか?
僕と綾姫は艦隊を組んでいるので同じ小会議室に呼ばれた。
アブダクションで強制転移させられた場合、もし風呂に入っていたらとか女性は気になるところだけど、そこは地球外知的生命体、タイミングを見計らい勝手にパイロットスーツに着替えさせて転移してくれる。
「ちっ、裸でいれば呼ばれないという予想は完全に裏切られた」
エリアリーダーのタカヲ氏が部屋に入ってくる。静まる室内。
彼から作戦内容の説明が始まる。
「次元跳躍門に転移の予兆が現れた。我々には珍しく敵艦打撃任務だ。
担当宙域は抽選でP2-P1-M9。中衛で迎撃だ」
宙域座標はXYZの座標で表現されたエリアの区分だ。Xが横軸、Yが縦軸、Zが奥行きになる。
P2-P1-M9は基本座標である次元跳躍門から右2上1手前9のエリアだ。
「突っ込んで来る敵艦を、我々のエリアを抜けるまで叩けば良い。
こっちのエリアから外れたら、それはそっちのエリアの獲物だ。
そっちにも涎を垂らして獲物を待っている奴らが居る。気兼ねなくスルーしろ」
室内に笑いが起きる。ここの傭兵連中も涎を垂らして待っていたくちだ。
そういえば、この傭兵さん達は借金のせいで強制参加させられているのではなく、お金を稼ぐために自主参加している人達だ。
あれ? ということは僕って傭兵枠なの?
「味方の流れ弾でケツを掘られるなよ!
作戦開始まで各自CICで待機。
今回は出撃が早い、管制官の指示を聞き逃すなよ!」
全員が席を立ち、簡易転送ポートから各自の格納庫へと転移していく。
僕は綾姫に声をかける。
「CICに入ったら、ちょっと連絡するからね。
出撃まではまだ時間があるから少し作戦を練ろう」
「わかった。待ってる」
緊張気味の綾姫が転送ポートから転移するのを待って、僕はエリアリーダーのタカヲ氏に話しかける。
「タカヲさん、今回綾姫という新人が僕のパートナーで参加する。
迷惑をかけるかもしれないので、いろいろ教えてやってほしい」
「了解。だが教育はアキラがしろよ。俺らに染まったら可哀そうだ」
そう言うとタカヲ氏は笑いながら転送ポートから消えた。
タカヲ氏を見送ってから、僕も格納庫に転移する。
前室でパイロットスーツに着替え、CICに入りパイロットシートに座る。
僕の脳と艦の電脳がナノマシーンを介して接続される。艦が目覚める。目の前に仮想スクリーンが開く。
思いつきで戦術兵器統合制御システムを起動、アヤメ艦とデータリンクを繋ぐ。
アヤメ艦の状態が起動になっていることが確認出来た。
通信を送っても大丈夫だな。
「準備出来た?」
「大丈夫です。待ってました」
綾姫の顔が目の前の小スクリーンにAR表紙されて通信が繋がる。僕の顔を向こうに映っているはず。
どうやら綾姫の方が先に到着していたようだ。
「ごめん、ちょっと指揮官と話してて遅くなった」
「ううん。私もパイロットスーツに着替えるのに手間取って、さっきCICに入ったところだから」
「そうなんだ。待たせてなかったなら良かった」
「今日の予定なんだけど」
「はい、きら……」
「あ、今回の出撃はアキラ艦隊なのでアキラとアヤメのコードネームでよろしく。晶羅とは呼ばないでね」
「そうよね。気をつける」
スクリーン内の綾姫が恥ずかし気に俯く。
気が強そうな顔が、不安で少し曇っていて、言いようのない可憐さがある。
見とれている場合じゃなかった。
「今回の目標は敵艦の鹵獲になる。僕が侵食弾で敵艦の自由を奪って、アヤメが敵艦のエネルギー分配器を対艦刀で刺して破壊。鹵獲する」
「エネルギー分配器?」
「ああ、電脳を支配してしまうと一・二を争う高額部品の電脳が売れないんだ。
エネルギー分配器を破壊すれば全武装が使えなくなくなって鹵獲完了、電脳まで高く売れるということだ」
「責任重大ね。でもエネルギー分配器の位置なんてわからないかも」
綾姫が不安そうな顔をする。
「そこは、敵艦を侵食出来たらデータリンクが繋がるから、直ぐにわかる。
刺す位置はそっちの仮想画面に的をグラフィックでAR表示する。
敵艦の一部に色が着いてるような感じになるかな?」
「それなら出来そうね」
綾姫がホッとした顔をする。
「任せろ。鹵獲目標が決まるまではアヤメは僕を護衛してくれ。残念ながら僕の専用艦は武装が貧弱なんだ」
「任せて。守ってあげる」
綾姫の表情がコロコロ変わる。頼られて急に強気になったようだ。
「今回はステーション防衛任務じゃないから、敵艦に抜かれそうだと思ったら行かせてしまっていい」
「はい」
「細かいことは僕が指揮するから、あまり張り切らないでね。鹵獲より自分の命が優先だからね」
「わかった。命優先。指揮に従う。護衛する。目標は鹵獲ね」
綾姫が指を折って復唱する。指を折る仕草がなんともカワイイ。
強気な感じで真面目。委員長キャラなのかもしれない。
そういえば菜穂さんは生徒会長キャラだな。
「あと、爆発したミサイルの破片とレールガンの流れ弾には気をつけてね。
レーザーをデブリ迎撃モードで立ち上げておくといいよ」
「そうなんだ。ありがとうね」
「あとは出撃まで待機ね。管制塔の指示を聞き逃さないでね。それじゃ宇宙で」
「はい。宇宙で」
通信を切る。あれ? 切る必要あったかな。
まあ間が持たないからいいか。
今回出撃するアキラ艦隊の各艦の諸元は以下。
『AKIRA《あきら》』
艦種 艦隊旗艦
艦体 全長230m 巡洋艦型 2腕 次元格納庫 艦載機(すてるす)1
主機 対消滅反応炉G型(15) 高速推進機D型
補機 熱核反応炉G型(6)
兵装 主砲 長砲身5cmレールガン単装1基1門 通常弾 100/100 特殊弾 20/20 特殊弾 20/20
***粒子ビーム砲単装1基1門 (ロック)
36cmブラスター単装1基1門
副砲 なし
対艦刀 30m対艦刀【**】使用不可
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ミサイル発射管 D型標準2基2門 最大弾数4×2 残弾 8
防御 耐ビームコーティング特殊鋼装甲板(盾D型相当)
耐実体弾耐ビーム盾E型 1
停滞フィールド(バリヤー)D型
電子兵装 電脳S型 対艦レーダーS型 広域通信機S型 戦術兵器統合制御システムS型
空きエネルギースロット 2
状態 ***粒子ビーム砲 使用不能
30m対艦刀【**】 破損使用不能
『すてるす』
種別 ステルス攻撃機
機体 全長25m
主機 熱核反応炉F型(7) 高速推進機G型
兵装 主砲 短砲身5cmレールガン単装1基1門 通常弾 30/30 特殊弾 4/10
ミサイル D型標準2基搭載可能
防御 耐ビームコーティング特殊鋼装甲板
遮蔽フィールド(隠蔽装置)E型
電子兵装 電脳F型 対艦レーダーF型 通信機F型
空きエネルギースロット 1
状態 良好
『AYAME』
艦種 突撃艦
艦体 全長200m 巡洋艦型 2腕
主機 熱核反応炉C型(10) 高速推進機E型
兵装 主砲 長砲身20cmレールガン単装1基1門 通常弾 80/80
副砲 15cm粒子ビーム砲連装2基4門
対宙砲 10cmレーザー単装4基4門
ミサイル発射管 なし
対艦刀 C型 1
防御 耐ビームコーティング特殊鋼装甲板
耐実体弾耐ビーム盾E型 1
停滞フィールド(バリヤー)E型
電子兵装 電脳E型 対艦レーダーE型 通信機E型
空きエネルギースロット 0
状態 良好
今回はステーション支給のミサイル4発を加えて侵食弾と艦載機用ミサイル以外はフル補給状態。
Gバレットも5発チャージ済み。
『すてるす』も主砲を短砲身5cmレールガンに換装。侵食弾を4発与える。
これで上手く鹵獲できれば僕の装備が充実して綾姫の借金も一気に返せるはず。
電脳を服従させてない状態の敵艦を2艦も鹵獲すれば綾姫と分けあった後でも確実に儲かるはず。
『アキラ艦隊、アキラ、アヤメ、発進準備』
管制塔から発進準備が発令される。
僕は格納庫の扉を開き発進に備える。
『アキラ艦隊、アキラ、アヤメ、発進してください』
アヤメと通信を繋げる。
「アヤメ行くよ!」
「はい」
僕達は漆黒の宇宙に向け飛び立った。
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