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南部辺境遠征編
104 カナタ、ドラゴンから逃げそこねる
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カナタの目の前に現れたドラゴンは、体高が20mはあるだろうか?
尻尾まで含めれば30m近い大きさだった。
いったい迷宮のどこから出て来たのだろうかというほど大きかった。
迷宮の氾濫が起こったと報告のあった17号迷宮の出入口は、こんな大きなドラゴンが出入りできるほど物理的な広さがないはずだった。
では、いったいどこから現れたのだろうか?
ドラゴンは背中に翼があり、二本足で立ち、上腕と牙を武器としブレスを吐く、所謂スタンディングドラゴンというタイプだった。
この世界では他にも、四本足で翼のあるタイプと四本足で翼の無いタイプ、飛竜と呼ばれる飛ぶことに特化したタイプ、水竜という水中に特化したタイプのドラゴンがいた。
ディーンのパーティー名に使われている紅龍が、まさにこのスタンディングドラゴンだった。
ここに現れたドラゴンの色は緑、紅龍よりは弱いと言われているグリーンドラゴンだが、それでも並みの魔物とは次元の違う強さだった。
「なんで、こんなやつがここに!?」
誰もが疑問に思いつつもその威容に恐怖した。
カナタたちが造った陣地など、一跨ぎで越えられそうなほどの大きさなのだ。
いや、足が短いから多少ジャンプは必要か。
カナタはサキとニクを連れてさっさと後退することにした。
ここは高ランク対応独立遊撃部隊、つまりディーンたちパーティー『紅龍の牙』の出番だ。
カナタはそこらへん分を弁えているのだ。
「ディーンさん。頼みます!」
カナタはディーンとすれ違いざまに声をかけると城塞の中に逃げ込んだ。
「ちょおま、待て!」
ディーンの伸ばした右腕が空を切る。
がんばれ、ここはSランク冒険者の出番だ。
「ブレス!」
冒険者の誰かがドラゴンがブレスを吐こうとしていると警告の声をあげた。
外にいた辺境伯軍の兵士も冒険者も、慌てて枡形の中に転がり込む。
ディーンたちパーティーも例外ではなかった。
その上空を城壁へと向けてドラゴンのブレスが通過する。
城壁を嘗めた炎のブレスは、可燃物を燃やし去って石積みを黒く炭色に染めた。
一部は熔けて赤熱化している。
「あぶねー! 直撃してたら即死だった」
ディーンが枡形から這い出して言う。
しかし、その枡形は深さが10mはある。
飛び込んでよく怪我をしなかったものだ。
事実、ランクの低い――といってもDランクだが――冒険者には身体強化をかけていても怪我をしている者が散見された。
まあ怪我と死を天秤にかけたなら、怪我をしてでも死ななくて良かったというところだろう。
「こら、カナタ、あいつはSSランクはあるぞ!
俺でもヤバイ。ミクさんを貸してくれ!」
ディーンから泣きが入った。
ディーンは相変わらずニクをミクだと思っている。
カナタも、ディーンが無理だと言うならば自分たちの命が危ないと思った。
ここは協力しないというわけにはいかなかった。
「ブレス!」
またもや警告が発せられた。
カナタは今度こそヤバイと思った。
思わず自分たちを護るために【次元防壁】の魔法を無詠唱で使った。
あのニクの荷電粒子砲にも耐えた防御魔法ならなんとかなると思ったのだ。
カナタの張った【次元防壁】がドラゴンの面前に展開された。
ドラゴンのブレスは【次元防壁】に当たるとそのままドラゴンに向かって跳ね返った。
ドラゴンは自らのブレスに焼かれ転げまわる。
身体についた火を消そうというのだ。
「え? 自分に火がつくんだ?」
その姿にカナタは思わず笑いそうになった。
ここは好機とニクがドラゴンに荷電粒子砲を撃ち込んだ。
カナタの命令は無かったが、カナタの命が危険に晒されたと判断したのだ。
その容赦ない砲撃は、ドラゴンの息の根を簡単に止めてしまった。
明らかにオーバーキルだった。
「は?」
ディーンが開いた口を塞ぐこともなく、城壁の影から出て来たカナタたちの方を向いた。
自分たちが苦戦すると覚悟をしていたドラゴンを、カナタとニクで簡単に倒してしまったのだから、そうなってしまうのも仕方がない。
カナタはしまったと思ったが、もう後の祭りだった。
このドラゴンを最後に迷宮の氾濫は収束していく。
皆が後始末に忙しい中、明らかに目立ってしまったカナタは、どうやって逃げようかと思考を巡らせるのだった。
「あれは……。間違いない愛砢人形ではないか。
こんなところで出会うとは何かの縁かな?」
ドラゴンの遥か後ろに魔物たちの様子を伺う黒いローブの男がいた。
この魔物の氾濫は、半分この男が人為的に起こしたものだった。
何がしたいのか、何が目的なのかはわからない。
だが、魔物を氾濫させて何かの結果を得ようとしていたことは間違いなかった。
「さすがは古代兵器。ドラゴンをああも簡単に滅するか……。
欲しいなあれ」
男はニクを見ていた。
「それと次元防壁を張ったのはあの冒険者(ディーンだと思ってます)か?
ああも強力な防壁、只者ではない、勇者かな?
何にしろ面白いものを見た」
男は口の端に笑みを浮かべると地面に【転移】の魔道具を叩きつける。
すると地面に魔法陣が描かれ範囲を広げていく。
その範囲に男が飲まれると、男の姿は掻き消えた。
どこかへと転移して行ったのだ。
この【転移】の魔道具が、例の赤い点となる次元の傷を作っているとは、カナタの知る由も無い事だった。
尻尾まで含めれば30m近い大きさだった。
いったい迷宮のどこから出て来たのだろうかというほど大きかった。
迷宮の氾濫が起こったと報告のあった17号迷宮の出入口は、こんな大きなドラゴンが出入りできるほど物理的な広さがないはずだった。
では、いったいどこから現れたのだろうか?
ドラゴンは背中に翼があり、二本足で立ち、上腕と牙を武器としブレスを吐く、所謂スタンディングドラゴンというタイプだった。
この世界では他にも、四本足で翼のあるタイプと四本足で翼の無いタイプ、飛竜と呼ばれる飛ぶことに特化したタイプ、水竜という水中に特化したタイプのドラゴンがいた。
ディーンのパーティー名に使われている紅龍が、まさにこのスタンディングドラゴンだった。
ここに現れたドラゴンの色は緑、紅龍よりは弱いと言われているグリーンドラゴンだが、それでも並みの魔物とは次元の違う強さだった。
「なんで、こんなやつがここに!?」
誰もが疑問に思いつつもその威容に恐怖した。
カナタたちが造った陣地など、一跨ぎで越えられそうなほどの大きさなのだ。
いや、足が短いから多少ジャンプは必要か。
カナタはサキとニクを連れてさっさと後退することにした。
ここは高ランク対応独立遊撃部隊、つまりディーンたちパーティー『紅龍の牙』の出番だ。
カナタはそこらへん分を弁えているのだ。
「ディーンさん。頼みます!」
カナタはディーンとすれ違いざまに声をかけると城塞の中に逃げ込んだ。
「ちょおま、待て!」
ディーンの伸ばした右腕が空を切る。
がんばれ、ここはSランク冒険者の出番だ。
「ブレス!」
冒険者の誰かがドラゴンがブレスを吐こうとしていると警告の声をあげた。
外にいた辺境伯軍の兵士も冒険者も、慌てて枡形の中に転がり込む。
ディーンたちパーティーも例外ではなかった。
その上空を城壁へと向けてドラゴンのブレスが通過する。
城壁を嘗めた炎のブレスは、可燃物を燃やし去って石積みを黒く炭色に染めた。
一部は熔けて赤熱化している。
「あぶねー! 直撃してたら即死だった」
ディーンが枡形から這い出して言う。
しかし、その枡形は深さが10mはある。
飛び込んでよく怪我をしなかったものだ。
事実、ランクの低い――といってもDランクだが――冒険者には身体強化をかけていても怪我をしている者が散見された。
まあ怪我と死を天秤にかけたなら、怪我をしてでも死ななくて良かったというところだろう。
「こら、カナタ、あいつはSSランクはあるぞ!
俺でもヤバイ。ミクさんを貸してくれ!」
ディーンから泣きが入った。
ディーンは相変わらずニクをミクだと思っている。
カナタも、ディーンが無理だと言うならば自分たちの命が危ないと思った。
ここは協力しないというわけにはいかなかった。
「ブレス!」
またもや警告が発せられた。
カナタは今度こそヤバイと思った。
思わず自分たちを護るために【次元防壁】の魔法を無詠唱で使った。
あのニクの荷電粒子砲にも耐えた防御魔法ならなんとかなると思ったのだ。
カナタの張った【次元防壁】がドラゴンの面前に展開された。
ドラゴンのブレスは【次元防壁】に当たるとそのままドラゴンに向かって跳ね返った。
ドラゴンは自らのブレスに焼かれ転げまわる。
身体についた火を消そうというのだ。
「え? 自分に火がつくんだ?」
その姿にカナタは思わず笑いそうになった。
ここは好機とニクがドラゴンに荷電粒子砲を撃ち込んだ。
カナタの命令は無かったが、カナタの命が危険に晒されたと判断したのだ。
その容赦ない砲撃は、ドラゴンの息の根を簡単に止めてしまった。
明らかにオーバーキルだった。
「は?」
ディーンが開いた口を塞ぐこともなく、城壁の影から出て来たカナタたちの方を向いた。
自分たちが苦戦すると覚悟をしていたドラゴンを、カナタとニクで簡単に倒してしまったのだから、そうなってしまうのも仕方がない。
カナタはしまったと思ったが、もう後の祭りだった。
このドラゴンを最後に迷宮の氾濫は収束していく。
皆が後始末に忙しい中、明らかに目立ってしまったカナタは、どうやって逃げようかと思考を巡らせるのだった。
「あれは……。間違いない愛砢人形ではないか。
こんなところで出会うとは何かの縁かな?」
ドラゴンの遥か後ろに魔物たちの様子を伺う黒いローブの男がいた。
この魔物の氾濫は、半分この男が人為的に起こしたものだった。
何がしたいのか、何が目的なのかはわからない。
だが、魔物を氾濫させて何かの結果を得ようとしていたことは間違いなかった。
「さすがは古代兵器。ドラゴンをああも簡単に滅するか……。
欲しいなあれ」
男はニクを見ていた。
「それと次元防壁を張ったのはあの冒険者(ディーンだと思ってます)か?
ああも強力な防壁、只者ではない、勇者かな?
何にしろ面白いものを見た」
男は口の端に笑みを浮かべると地面に【転移】の魔道具を叩きつける。
すると地面に魔法陣が描かれ範囲を広げていく。
その範囲に男が飲まれると、男の姿は掻き消えた。
どこかへと転移して行ったのだ。
この【転移】の魔道具が、例の赤い点となる次元の傷を作っているとは、カナタの知る由も無い事だった。
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