105 / 204
南部辺境遠征編
105 カナタ、辺境伯に会う
しおりを挟む
【次元防壁】による謎の壁でドラゴンのブレスが防がれたことは、それを目撃した人々にはニクの魔法の一部と思われたようだった。
カナタが無詠唱で【次元防壁】を張ったので、誰がやったのかわからなかったのと、【次元防壁】そのものが使うことの出来る魔術師がほぼ居ない珍しい魔法だったからだ。
さらにニクの使う魔法が、どの魔術師が使う魔法系統とも違い珍しいものだったことが、謎の壁との関係性を納得させてしまっていた。
それもそのはず、ニクの荷電粒子砲は魔法ではなくただの科学兵器だ。
だが、それを理解することの出来る知識は長い歴史の間継承されて来なかった。
謎の黒ローブの男以外には……。
カナタはここで悪目立ちしないで済んだと思っていたが、むしろニクが目立ちまくってしまっていた。
さらにカナタは忘れていたが、自身も陣地構築で目立ってしまったので、懸念していた面倒事が向こうからやって来ることになった。
「おい、お前らはDランク冒険者だそうだな。
我が領で雇ってやる。ありがたく思え」
勘違い貴族のお出ましだった。
この男、アフオ男爵というライジン辺境伯領が抱える小領地の代官をしている男だった。
辺境伯軍は、そんな小領地の寄子からも人を集めて軍を構成しているのだ。
おそらく遅れてやって来た第1軍か第2軍の補給部隊の者だろう。
どう見ても医療に関わるような存在ではないので衛生部隊は除外。
加えて精鋭である軍の指揮官や兵士には見えない小太り体形だった。
「興味ないんで」
カナタたちはスルーを覚えた。
話に付き合っても面倒なら、無視して面倒になった方が楽だと学習したのだ。
カナタたちがそのまま通り過ぎようとすると、いきなり怒声が響いた。
「ふざけるな! 俺が声をかけてやってるというのに無視するのか!
おい、お前達やってしまえ!」
アフオ男爵は、直率の兵に命じてカナタたちに危害を加えようとした。
短絡的で、プライドのみが肥大した悪い貴族の見本のようだった。
だが、ドラゴンを倒すような戦力に危害を加えられるような兵などここにはいるはずもない。
ニクにひと睨みされるだけで、兵たちは動くことも出来なかった。
「ドラゴンスレイヤーに何を言ってるんだこの人は……」
兵たちにとっては、ふざけているのはアフオ男爵の方だった。
この世界、他人を利用し自分だけが利益を得ようと短絡的な行動に出るアホな貴族が多かった。
こういったアホは何処にでもいると思ったほうが良い世の中なのだ。
「不敬罪だ! おい捕まえろ!」
自分の兵が怖気付いたために、今度は城塞の衛兵に命じるアフオ男爵。
スルーする衛兵。今度は衛兵にも怒鳴り散らすアフオ男爵。
「止めんか!」
城塞にアフオ男爵を諫める大声が響いた。
その声の主は、ライジン辺境伯その人だった。
2m近い巨躯にいかにも戦闘職ですといった強靭な肉体を持つ正に戦うための将という出で立ちだった。
「この冒険者たちは今回の魔物征伐の功労者、つまり俺の客だ!
アフオ、お前は引っ込んでろ!」
アフオ男爵のような小物の習性は、解りやすい。
長い物には巻かれろだ。
アフオ男爵は、尻尾を巻いてすごすごと逃げて行った。
「はぁ……。ありがとうございます?」
カナタは溜め息をついて、いかにも大物と思われる貴族に礼を言う。
思わず疑問形になってしまった。
これには「あなたは誰?」という疑問と「もし思った通りの人なら、あなたの責任も重大だよね?」という問いかけが含まれていた。
「アフオが悪かったな。あれでも補給に関しては有能なのだ。
俺はライジン辺境伯だ。知っているよな?」
カナタの態度に戸惑いながら、ライジン辺境伯が自己紹介をした。
どうやらカナタを客として歓迎するつもりなのは間違いないようだ。
カナタは警戒しつつ答える。
「名前だけは存じ上げていますよ?」
メルティーユ王国三英雄の一人はカナタのその答えに大コケした。
ライジン辺境伯はカナタの父アラタの戦友だった。
勇者とアラタ、ライジンは共に魔王討伐に赴いた仲なのだ。
カナタはそんな身近な英雄を名前だけしか知らなかったのだ。
「おまえ、カナタだろ? ファーランド家三男の?
親父から何も聞いていないのか?」
「そうですが、特に何も聞いてませんね」
ライジン辺境伯はがっくりと項垂れると諦めの表情で言う。
「とりあえず、俺とお前の父親は兄弟同然なんだ。
つまり、おまえは俺の子も同然だ。歓迎するぞ。
この後いろいろ処理した後に戦勝パーティーを開く。
それまでちょっと付き合え」
ライジン辺境伯は強引にカナタを抱えると、笑いながら城塞の中へと歩き出した。
「うわー。誘拐されるー(棒読み)」
カナタはライジン辺境伯が父の知り合いだと知り、安心して冗談を言ったのだが、それを真に受けた者がいた。
「停止せよ。マスターを離しなさい!」
ニクが辺境伯に武器を向けていた。
さすがに荷電粒子砲ではなくミスリルの槍の方だったが……。
ライジン辺境伯は、その剣幕に慌ててカナタを離すのだった。
「ニク、大丈夫だから。
この人は敵じゃないよ?」
「おいカナタ、こいつ冗談通じないだろ。
危ねー奴だな」
ドラゴンを倒せる最強戦力に武器を向けられ肝を冷やす辺境伯と、冗談を真に受けられて戸惑うカナタだった。
だが、いつでも自分を護ろうとするニクの行動はカナタにとって嬉しくもあった。
カナタが無詠唱で【次元防壁】を張ったので、誰がやったのかわからなかったのと、【次元防壁】そのものが使うことの出来る魔術師がほぼ居ない珍しい魔法だったからだ。
さらにニクの使う魔法が、どの魔術師が使う魔法系統とも違い珍しいものだったことが、謎の壁との関係性を納得させてしまっていた。
それもそのはず、ニクの荷電粒子砲は魔法ではなくただの科学兵器だ。
だが、それを理解することの出来る知識は長い歴史の間継承されて来なかった。
謎の黒ローブの男以外には……。
カナタはここで悪目立ちしないで済んだと思っていたが、むしろニクが目立ちまくってしまっていた。
さらにカナタは忘れていたが、自身も陣地構築で目立ってしまったので、懸念していた面倒事が向こうからやって来ることになった。
「おい、お前らはDランク冒険者だそうだな。
我が領で雇ってやる。ありがたく思え」
勘違い貴族のお出ましだった。
この男、アフオ男爵というライジン辺境伯領が抱える小領地の代官をしている男だった。
辺境伯軍は、そんな小領地の寄子からも人を集めて軍を構成しているのだ。
おそらく遅れてやって来た第1軍か第2軍の補給部隊の者だろう。
どう見ても医療に関わるような存在ではないので衛生部隊は除外。
加えて精鋭である軍の指揮官や兵士には見えない小太り体形だった。
「興味ないんで」
カナタたちはスルーを覚えた。
話に付き合っても面倒なら、無視して面倒になった方が楽だと学習したのだ。
カナタたちがそのまま通り過ぎようとすると、いきなり怒声が響いた。
「ふざけるな! 俺が声をかけてやってるというのに無視するのか!
おい、お前達やってしまえ!」
アフオ男爵は、直率の兵に命じてカナタたちに危害を加えようとした。
短絡的で、プライドのみが肥大した悪い貴族の見本のようだった。
だが、ドラゴンを倒すような戦力に危害を加えられるような兵などここにはいるはずもない。
ニクにひと睨みされるだけで、兵たちは動くことも出来なかった。
「ドラゴンスレイヤーに何を言ってるんだこの人は……」
兵たちにとっては、ふざけているのはアフオ男爵の方だった。
この世界、他人を利用し自分だけが利益を得ようと短絡的な行動に出るアホな貴族が多かった。
こういったアホは何処にでもいると思ったほうが良い世の中なのだ。
「不敬罪だ! おい捕まえろ!」
自分の兵が怖気付いたために、今度は城塞の衛兵に命じるアフオ男爵。
スルーする衛兵。今度は衛兵にも怒鳴り散らすアフオ男爵。
「止めんか!」
城塞にアフオ男爵を諫める大声が響いた。
その声の主は、ライジン辺境伯その人だった。
2m近い巨躯にいかにも戦闘職ですといった強靭な肉体を持つ正に戦うための将という出で立ちだった。
「この冒険者たちは今回の魔物征伐の功労者、つまり俺の客だ!
アフオ、お前は引っ込んでろ!」
アフオ男爵のような小物の習性は、解りやすい。
長い物には巻かれろだ。
アフオ男爵は、尻尾を巻いてすごすごと逃げて行った。
「はぁ……。ありがとうございます?」
カナタは溜め息をついて、いかにも大物と思われる貴族に礼を言う。
思わず疑問形になってしまった。
これには「あなたは誰?」という疑問と「もし思った通りの人なら、あなたの責任も重大だよね?」という問いかけが含まれていた。
「アフオが悪かったな。あれでも補給に関しては有能なのだ。
俺はライジン辺境伯だ。知っているよな?」
カナタの態度に戸惑いながら、ライジン辺境伯が自己紹介をした。
どうやらカナタを客として歓迎するつもりなのは間違いないようだ。
カナタは警戒しつつ答える。
「名前だけは存じ上げていますよ?」
メルティーユ王国三英雄の一人はカナタのその答えに大コケした。
ライジン辺境伯はカナタの父アラタの戦友だった。
勇者とアラタ、ライジンは共に魔王討伐に赴いた仲なのだ。
カナタはそんな身近な英雄を名前だけしか知らなかったのだ。
「おまえ、カナタだろ? ファーランド家三男の?
親父から何も聞いていないのか?」
「そうですが、特に何も聞いてませんね」
ライジン辺境伯はがっくりと項垂れると諦めの表情で言う。
「とりあえず、俺とお前の父親は兄弟同然なんだ。
つまり、おまえは俺の子も同然だ。歓迎するぞ。
この後いろいろ処理した後に戦勝パーティーを開く。
それまでちょっと付き合え」
ライジン辺境伯は強引にカナタを抱えると、笑いながら城塞の中へと歩き出した。
「うわー。誘拐されるー(棒読み)」
カナタはライジン辺境伯が父の知り合いだと知り、安心して冗談を言ったのだが、それを真に受けた者がいた。
「停止せよ。マスターを離しなさい!」
ニクが辺境伯に武器を向けていた。
さすがに荷電粒子砲ではなくミスリルの槍の方だったが……。
ライジン辺境伯は、その剣幕に慌ててカナタを離すのだった。
「ニク、大丈夫だから。
この人は敵じゃないよ?」
「おいカナタ、こいつ冗談通じないだろ。
危ねー奴だな」
ドラゴンを倒せる最強戦力に武器を向けられ肝を冷やす辺境伯と、冗談を真に受けられて戸惑うカナタだった。
だが、いつでも自分を護ろうとするニクの行動はカナタにとって嬉しくもあった。
0
あなたにおすすめの小説
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
九尾と契約した日。霊力ゼロの陰陽師見習いが大成するまで。
三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。
……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」
その言葉は、もう何度聞いたか分からない。
霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。
周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。
同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。
――俺だけが、何もできない。
反論したい気持ちはある。
でも、できない事実は変わらない。
そんな俺が、
世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて――
この時は、まだ知る由もなかった。
これは――
妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる