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南部辺境遠征編
106 辺境伯、嘘をつく
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カナタは暫くの間、ライジン辺境伯と一緒に応接室のようなところで軽食を食べ時間をつぶしていた。
討伐は終わったが、事後処理のようなことに時間が必要らしい。
その間、誰が活躍しただなどの、後の論功行賞に繋がる情報を官僚の方が訊ねて回っていた。
冒険者側指揮官のディーンも捕まっており、副ギルド長も何やら魔導具を見せながら説明をしていた。
それはギルドカードに魔物の討伐数がカウントされていて、それを見るための魔導具だった。
その情報によって嘘偽りなく討伐数が判ってしまうのだ。
「そろそろ行くか。
カナタ、おまえたちも一緒だぞ」
ライジン辺境伯が席を立ち、カナタたちも同行を求められた。
その行きついた先は指揮所となっていた城塞内の大広間だった。
「皆に紹介する。俺の子でカナタだ。
アフオのようにこいつに粗相をするんじゃないぞ?」
ライジン辺境伯は大広間に戻ると、彼の寄子である貴族の面々、加えて冒険者代表として列席している副ギルド長とディーンに対して、そうカナタを紹介した。
その一言で、カナタはこの辺境伯領における安全を約束された。
辺境伯の子に危害を加えようなどという者はここには居なかったのだ。
もちろん、辺境伯を逆恨みしているような人物はいるだろうが、そんな人物の攻撃はここに居る者たちによって全力で防がれることになる。
いや、そもそもカナタは辺境伯の子ではない。
間違いなくファーランド伯爵であるアラタの子だった。
だからこそカナタは、父の罹った呪いで散々不自由な思いをしてきたのだ。
しかし、それを真に受ける者たちがここには揃っていた。
カナタの母であるカトリーヌは、ライジンが恋焦がれていて求婚までした女性だったのだ。
加えてライジン辺境伯の女好きは有名だった。
隠し子の一人や二人いても誰も驚かなかった。
それを知っている者ほど「この人、義兄弟の妻にまで手を出していたか!」と口にこそ出さないが密かに納得していたのだった。
「いや、違うから。僕はアラタ父様の子だよ?」
「ははは、解ってますとも坊ちゃん」
「おいおい、マジかよ!」
カナタが直ぐにライジン辺境伯の言葉を否定したのだが、どのように否定してもこの場にいる面々は信じていないようだった。
「いや、ディーンは信じないでよ!」とカナタは密かに突っ込んだ。
その様子を見て、カナタはいくら否定しても疑惑は残り続けるのだろうと思って諦めた。
むしろ、これにより身の安全を確保されたことを歓迎することにした。
だが、辺境伯との間では誤解のないようにしっかりと線引きはするべきだろう。
辺境伯が「俺の子」と言う度に「違う」といい続けようとカナタは決意した。
「うー」
ライジン辺境伯は、カナタの困る様子をニヤニヤしながら見続け、徐に話を先に進めた。
「今回の魔物の氾濫は、カナタのパーティーの活躍で死者も出さずに終息した。
魔物の数は1万を超えた。さらにリッチによる死霊攻撃という例のない異常事態もあり、最後にはドラゴンまで出た。
これを死者を出さずに殲滅出来たのはある意味奇跡に近い快挙だと言えよう。
どうだ、俺の子は凄いだろう?」
「いや、違うから」
カナタの突っ込みは照れ隠しと捉えられ、スルーされると、そのままライジン辺境伯の勝利宣言が続いた。
「冒険者の方々、我が第1、第2、第3軍の皆も良く護ってくれた。礼を言う。
斥候による観測でも、後は雑魚クラスの残敵掃討で終わりだ。
ここに我が混成軍は魔物の氾濫を抑え勝利したことを宣言する!」
ここにライジン辺境伯の組織した混成軍は、魔物の氾濫に勝利したと宣言されたのだった。
「とりあえず、先に論功行賞の該当者を発表しておく。
まだ恩賞は出せないが、期待しておけ。
おい、頼む」
勝利したからには恩賞が出るのは当然だった。
だが、魔物の氾濫の対処は辺境伯領としては持ち出しだった。
死人を出さないために潤沢なポーションを用意し、混成軍の移動や食事も全て辺境伯領が負担している。
国から特別な功労金が出るが、それだけではやはり足が出てしまうのだ。
そこで魔物からドロップしたDGやガチャオーブが恩賞の一部となるのは当然の帰結だった。
まず、それらのドロップ品の回収、それが終わらなければ恩賞は出せなかった。
辺境伯に促され、財務系の官僚と思われる人物が書類を持って席を立った。
先程まで副ギルド長やディーンにいろいろ訊ねていた人物だ。
「まず第一武功賞、カナタ様従者ミク殿。
ミク殿はS級魔物のリッチとSS級魔物のドラゴンの討伐が認められました。
それに加えて膨大な数の魔物を倒しております」
「え? (ディーンだな。ミクだと伝えたのは……)」
カナタはディーンの勘違いがここにまで伝わったのかと思ったが、ここで否定して目立つよりいいかとスルーすることにした。
後で「聞き間違って気付かなかった」と言えばいいだろうからだ。
「続けて第二武功賞、カナタ様。
カナタ様は、兵の命を助ける陣地を設計し、構築もなさいました。
加えて魔物討伐数も『紅龍の牙』に準じるものでありました」
「さすがは閣下の御子息だ」
カナタは辺境伯軍の司令や幕僚たちから尊敬の目で見られていた。
しかも辺境伯の子供だという話を皆信じてしまっている。
カナタは父アラタに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
「だから違うって」
誰も信じてくれなかった。
「続けて第三武功賞は、独立遊撃部隊として活躍した『紅龍の牙』。
彼らには特に強い魔物を担当していただきました。
彼らの希望によりパーティーメンバー全員を同列として扱わせていただきました」
冒険者代表である『紅龍の牙』の表彰に副ギルド長が喜ぶ。
しかし、それもつかの間、第三武功賞にはまだ続きがあった。
「第三武功賞には同列でもう一人おります。カナタ様従者サキ殿。
サキ殿も特に強い魔物を討伐しております。
その討伐数は『紅龍の牙』と同等と言って差し支えないものでした」
なんとサキも表彰されてしまった。
つまり、『紅龍の牙』よりもカナタパーティーの方が活躍したとデータにより評価されたのだった。
「拙い。目立ち過ぎだ」
カナタは焦ったが、幸か不幸かライジン辺境伯の隠し子だから当然という、ありがたい?評価により、カナタパーティーの悪目立ちは回避された。
「続けて第四武功賞は第3軍。
魔物討伐総数で混成軍一でありました。
第五武功賞は第1軍、第六武功賞は第2軍となります。
残る冒険者軍は、個々のパーティー事に褒賞を見積もらせていただきます」
カナタはこの活躍の噂が変に伝わらないようにと祈るしかなかった。
それよりも、早く父アラタと連絡をとって、先に誤解を解かないといけないと思った。
「そういえば、冒険者ギルドから僕の無事はきちんと伝わったんだろうか?」
今はお金があるので、魔法便で父に連絡しようかとカナタは思った。
離れていた方が健康面では有難いのだが、父への愛情が無いわけではないのだ。
その父を余計な話――辺境伯の隠し子扱い――でカナタは煩わせたくなかった。
討伐は終わったが、事後処理のようなことに時間が必要らしい。
その間、誰が活躍しただなどの、後の論功行賞に繋がる情報を官僚の方が訊ねて回っていた。
冒険者側指揮官のディーンも捕まっており、副ギルド長も何やら魔導具を見せながら説明をしていた。
それはギルドカードに魔物の討伐数がカウントされていて、それを見るための魔導具だった。
その情報によって嘘偽りなく討伐数が判ってしまうのだ。
「そろそろ行くか。
カナタ、おまえたちも一緒だぞ」
ライジン辺境伯が席を立ち、カナタたちも同行を求められた。
その行きついた先は指揮所となっていた城塞内の大広間だった。
「皆に紹介する。俺の子でカナタだ。
アフオのようにこいつに粗相をするんじゃないぞ?」
ライジン辺境伯は大広間に戻ると、彼の寄子である貴族の面々、加えて冒険者代表として列席している副ギルド長とディーンに対して、そうカナタを紹介した。
その一言で、カナタはこの辺境伯領における安全を約束された。
辺境伯の子に危害を加えようなどという者はここには居なかったのだ。
もちろん、辺境伯を逆恨みしているような人物はいるだろうが、そんな人物の攻撃はここに居る者たちによって全力で防がれることになる。
いや、そもそもカナタは辺境伯の子ではない。
間違いなくファーランド伯爵であるアラタの子だった。
だからこそカナタは、父の罹った呪いで散々不自由な思いをしてきたのだ。
しかし、それを真に受ける者たちがここには揃っていた。
カナタの母であるカトリーヌは、ライジンが恋焦がれていて求婚までした女性だったのだ。
加えてライジン辺境伯の女好きは有名だった。
隠し子の一人や二人いても誰も驚かなかった。
それを知っている者ほど「この人、義兄弟の妻にまで手を出していたか!」と口にこそ出さないが密かに納得していたのだった。
「いや、違うから。僕はアラタ父様の子だよ?」
「ははは、解ってますとも坊ちゃん」
「おいおい、マジかよ!」
カナタが直ぐにライジン辺境伯の言葉を否定したのだが、どのように否定してもこの場にいる面々は信じていないようだった。
「いや、ディーンは信じないでよ!」とカナタは密かに突っ込んだ。
その様子を見て、カナタはいくら否定しても疑惑は残り続けるのだろうと思って諦めた。
むしろ、これにより身の安全を確保されたことを歓迎することにした。
だが、辺境伯との間では誤解のないようにしっかりと線引きはするべきだろう。
辺境伯が「俺の子」と言う度に「違う」といい続けようとカナタは決意した。
「うー」
ライジン辺境伯は、カナタの困る様子をニヤニヤしながら見続け、徐に話を先に進めた。
「今回の魔物の氾濫は、カナタのパーティーの活躍で死者も出さずに終息した。
魔物の数は1万を超えた。さらにリッチによる死霊攻撃という例のない異常事態もあり、最後にはドラゴンまで出た。
これを死者を出さずに殲滅出来たのはある意味奇跡に近い快挙だと言えよう。
どうだ、俺の子は凄いだろう?」
「いや、違うから」
カナタの突っ込みは照れ隠しと捉えられ、スルーされると、そのままライジン辺境伯の勝利宣言が続いた。
「冒険者の方々、我が第1、第2、第3軍の皆も良く護ってくれた。礼を言う。
斥候による観測でも、後は雑魚クラスの残敵掃討で終わりだ。
ここに我が混成軍は魔物の氾濫を抑え勝利したことを宣言する!」
ここにライジン辺境伯の組織した混成軍は、魔物の氾濫に勝利したと宣言されたのだった。
「とりあえず、先に論功行賞の該当者を発表しておく。
まだ恩賞は出せないが、期待しておけ。
おい、頼む」
勝利したからには恩賞が出るのは当然だった。
だが、魔物の氾濫の対処は辺境伯領としては持ち出しだった。
死人を出さないために潤沢なポーションを用意し、混成軍の移動や食事も全て辺境伯領が負担している。
国から特別な功労金が出るが、それだけではやはり足が出てしまうのだ。
そこで魔物からドロップしたDGやガチャオーブが恩賞の一部となるのは当然の帰結だった。
まず、それらのドロップ品の回収、それが終わらなければ恩賞は出せなかった。
辺境伯に促され、財務系の官僚と思われる人物が書類を持って席を立った。
先程まで副ギルド長やディーンにいろいろ訊ねていた人物だ。
「まず第一武功賞、カナタ様従者ミク殿。
ミク殿はS級魔物のリッチとSS級魔物のドラゴンの討伐が認められました。
それに加えて膨大な数の魔物を倒しております」
「え? (ディーンだな。ミクだと伝えたのは……)」
カナタはディーンの勘違いがここにまで伝わったのかと思ったが、ここで否定して目立つよりいいかとスルーすることにした。
後で「聞き間違って気付かなかった」と言えばいいだろうからだ。
「続けて第二武功賞、カナタ様。
カナタ様は、兵の命を助ける陣地を設計し、構築もなさいました。
加えて魔物討伐数も『紅龍の牙』に準じるものでありました」
「さすがは閣下の御子息だ」
カナタは辺境伯軍の司令や幕僚たちから尊敬の目で見られていた。
しかも辺境伯の子供だという話を皆信じてしまっている。
カナタは父アラタに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
「だから違うって」
誰も信じてくれなかった。
「続けて第三武功賞は、独立遊撃部隊として活躍した『紅龍の牙』。
彼らには特に強い魔物を担当していただきました。
彼らの希望によりパーティーメンバー全員を同列として扱わせていただきました」
冒険者代表である『紅龍の牙』の表彰に副ギルド長が喜ぶ。
しかし、それもつかの間、第三武功賞にはまだ続きがあった。
「第三武功賞には同列でもう一人おります。カナタ様従者サキ殿。
サキ殿も特に強い魔物を討伐しております。
その討伐数は『紅龍の牙』と同等と言って差し支えないものでした」
なんとサキも表彰されてしまった。
つまり、『紅龍の牙』よりもカナタパーティーの方が活躍したとデータにより評価されたのだった。
「拙い。目立ち過ぎだ」
カナタは焦ったが、幸か不幸かライジン辺境伯の隠し子だから当然という、ありがたい?評価により、カナタパーティーの悪目立ちは回避された。
「続けて第四武功賞は第3軍。
魔物討伐総数で混成軍一でありました。
第五武功賞は第1軍、第六武功賞は第2軍となります。
残る冒険者軍は、個々のパーティー事に褒賞を見積もらせていただきます」
カナタはこの活躍の噂が変に伝わらないようにと祈るしかなかった。
それよりも、早く父アラタと連絡をとって、先に誤解を解かないといけないと思った。
「そういえば、冒険者ギルドから僕の無事はきちんと伝わったんだろうか?」
今はお金があるので、魔法便で父に連絡しようかとカナタは思った。
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