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ウルティア国戦役編
160 ガンマ1、襲撃3
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「ミューたちに、武装の使用許可を与える。
僕とリュゼット、ラキスを守るためのあらゆる行動を許可する」
カナタは、ミューたちが存分に戦えるように命令を出した。
カナタの側にいる愛砢人形たちへ、カナタは数少ない命令を与えていた。
カナタを護衛することと、人間には手加減すること、そして好きに生きることだった。
これにより、ミューたちはカナタを護衛することに最善をつくしつつ、個人の自由を手に入れていた。
そのおかげで、ミューたちは自ら考えて動くことが出来た。
謎の組織が愛砢人形の反乱を恐れて命令で雁字搦めにし、組織の人間の命令に絶対服従するように強制していたのと大違いだった。
ミューたちは、本人の意思とマスターに危機が訪れた時という特例事項により、既に臨戦態勢に入っていた。
カナタが今回あえて命令を出さなくても、武器使用禁止を自ら解除して護衛を全うするはずだった。
それでもカナタがあえて命令を出した理由は、リュゼットとラキスを守るためだった。
ミューたちに与えられた命令では、この2人をカナタの二の次にする可能性があったからだ。
「「「命令を受諾しました。あらゆる行動を以って護衛任務を全うします」」」
ミューたちは、この命令によりカナタたちを守るために全能力を解放することとなった。
「α姉さまに救援を要請しました」
ミュー3が通信機能を使用しニクと連絡をとった。
これにより、ニク、シータ、イプシロン+強化外装が屋敷を出てカナタの元へと移動を開始した。
「全通信域にジャミングを開始しました。
λと追跡者の通信を妨害し、こちらの位置を報告させないようにしました」
ミュー2が通信妨害を開始した。
「全機、次元空間壁を起動、リュゼット、ラキスはマスターの側へ」
ミューが次元空間壁の展開を指示して3人を中央に囲み、ミュー3体で護るフォーメーションをとった。
と同時にλを探すために広域探査を開始した。
リュゼットもラキスもあの長距離攻撃があるとの判断のため、素直にミューに従った。
ミューたちは全能力をカナタたちの護衛に集中したため、リソースを感情に割く余裕がなくなり会話が無機質になっていた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「気付かれた! しかも3体だと!」
μを視認したγは、μ1体ならば自分たち2体の戦力で破壊可能だろうと思っていた。
しかし、標的は3体もいて、それも警戒態勢と護衛対象を護るフォーメーションを組んでいた。
「次元空間壁も展開済みとは、こちらの戦力を把握されている?」
γ1は焦った。
指揮型の自分が簡易量産型のμ如きに察知されるはずが無かった。
偵察《スカウト》特化型のηまでは行かなくても、隠密機能には自信があった。
「まるで、誰かからこちらの存在の報告を受けてこちらを探知したかのような行動。
確か索敵型のθがいたはず。まさか他の機体も来ているのか?」
γ1を探知したのは竜人のリュゼットだったのだが、それを知る由もなかった。
γ1は、いもしない第4の愛砢人形を警戒した。
θならば、広範囲で自分たちを察知しているはずだからだ。
「くっ! 通信を妨害された!
さすが万能型のμね」
これでγ1はλ3にターゲットの位置情報を連絡する手段を失った。
「こうなったら、私が攻撃を仕掛けて狙撃可能地点に誘導するしかないわね」
γ1は、この通信妨害により、μ型もθの報告を受けられなくなったと判断し、λ3の居場所は漏れていないとの前提で行動することにした。
γ1は脚部に魔力を流すと高速移動を開始した。
僕とリュゼット、ラキスを守るためのあらゆる行動を許可する」
カナタは、ミューたちが存分に戦えるように命令を出した。
カナタの側にいる愛砢人形たちへ、カナタは数少ない命令を与えていた。
カナタを護衛することと、人間には手加減すること、そして好きに生きることだった。
これにより、ミューたちはカナタを護衛することに最善をつくしつつ、個人の自由を手に入れていた。
そのおかげで、ミューたちは自ら考えて動くことが出来た。
謎の組織が愛砢人形の反乱を恐れて命令で雁字搦めにし、組織の人間の命令に絶対服従するように強制していたのと大違いだった。
ミューたちは、本人の意思とマスターに危機が訪れた時という特例事項により、既に臨戦態勢に入っていた。
カナタが今回あえて命令を出さなくても、武器使用禁止を自ら解除して護衛を全うするはずだった。
それでもカナタがあえて命令を出した理由は、リュゼットとラキスを守るためだった。
ミューたちに与えられた命令では、この2人をカナタの二の次にする可能性があったからだ。
「「「命令を受諾しました。あらゆる行動を以って護衛任務を全うします」」」
ミューたちは、この命令によりカナタたちを守るために全能力を解放することとなった。
「α姉さまに救援を要請しました」
ミュー3が通信機能を使用しニクと連絡をとった。
これにより、ニク、シータ、イプシロン+強化外装が屋敷を出てカナタの元へと移動を開始した。
「全通信域にジャミングを開始しました。
λと追跡者の通信を妨害し、こちらの位置を報告させないようにしました」
ミュー2が通信妨害を開始した。
「全機、次元空間壁を起動、リュゼット、ラキスはマスターの側へ」
ミューが次元空間壁の展開を指示して3人を中央に囲み、ミュー3体で護るフォーメーションをとった。
と同時にλを探すために広域探査を開始した。
リュゼットもラキスもあの長距離攻撃があるとの判断のため、素直にミューに従った。
ミューたちは全能力をカナタたちの護衛に集中したため、リソースを感情に割く余裕がなくなり会話が無機質になっていた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「気付かれた! しかも3体だと!」
μを視認したγは、μ1体ならば自分たち2体の戦力で破壊可能だろうと思っていた。
しかし、標的は3体もいて、それも警戒態勢と護衛対象を護るフォーメーションを組んでいた。
「次元空間壁も展開済みとは、こちらの戦力を把握されている?」
γ1は焦った。
指揮型の自分が簡易量産型のμ如きに察知されるはずが無かった。
偵察《スカウト》特化型のηまでは行かなくても、隠密機能には自信があった。
「まるで、誰かからこちらの存在の報告を受けてこちらを探知したかのような行動。
確か索敵型のθがいたはず。まさか他の機体も来ているのか?」
γ1を探知したのは竜人のリュゼットだったのだが、それを知る由もなかった。
γ1は、いもしない第4の愛砢人形を警戒した。
θならば、広範囲で自分たちを察知しているはずだからだ。
「くっ! 通信を妨害された!
さすが万能型のμね」
これでγ1はλ3にターゲットの位置情報を連絡する手段を失った。
「こうなったら、私が攻撃を仕掛けて狙撃可能地点に誘導するしかないわね」
γ1は、この通信妨害により、μ型もθの報告を受けられなくなったと判断し、λ3の居場所は漏れていないとの前提で行動することにした。
γ1は脚部に魔力を流すと高速移動を開始した。
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