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二章 聖女さん、新しい日常を謳歌します。
40 聖女さん達、死闘を繰り広げる Ⅱ
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一瞬叫びそうになった。
放たれたのはそういう一撃だ。
だけど意識を向けたのは一瞬だけ。
そこからは私に向けられた攻撃を搔い潜り、目の前の男をぶん殴る事に意識を向けた。
今の攻撃を受けていたのが私だとして、多分頑張ればなんとか辛うじて一発位なら生き残れるんじゃないかと思う。
だったらアイツも今の一撃だけじゃ死なない。
涼しい顔はしていないだろうけど、それでもきっと生き残る。
だとすれば……私がやるべき事は立ち止まって声を上げる事じゃない。
踵を返してアイツの元へ援護に向かう事でもない。
此処で決める。
私への攻撃が少なかった事で、結界と強化魔術で躱しながら前へと進める。
必然的に道はできた。
そこを辿って踏み込んで。
目の前の男を再起不能にする。
次の一撃が放たれないようにするんだ!
「……」
男に接近しながら拳を握って圧縮した風を纏う。
この高速戦闘の中で派手な一撃を準備する時間は無いからシンプルに。
シンプルに今出せる最大火力を拳に乗せて打ち込む。
ああ、そうだ。最大火力で良い。
これだけの技量を持つ相手だ。
全力の攻撃を打ち込んでも死なない。
全力の攻撃でなければ有効打にすらならない。
それが分かるから。
私は今日初めて、人間を全力で殴る。
瞬時に男が全身に張り巡らせた影の鎧をぶち破る。
「っらああああああああああああああああああッ!」
その為に、拳を振るった。
風を纏った渾身の右ストレート。
だけど。
「……ッ!?」
顔面に一撃を貰った筈の男は倒れず。
弾き飛ばされる事もなく。
ただそこに立つ。
まともなダメージが入っていない。
それどころか。
「……ぁぐッ……ッ」
まだ相手を弾き飛ばせていれば良かったのかもしれない。
拳を振りぬき生まれたエネルギーは正面へと逃げる。
だけど今起きている事は、言ってしまえば強化魔術無しで頑丈な壁を全力で殴ったのと変わらない。
「……ッ!」
拳と右手首から激痛が走る。
拳の方は折れたのかヒビ程度なのかは分からない。
だけど少なくとも手首の方は完全にイカれた。
結構重症な捻挫だ。
叫びたい程痛いし全く力も入らない。
向こうは平然としているのに!
「……やば」
そして私の攻撃は僅かに生まれた隙を突く様に放った攻撃だった。
その隙が埋まれば攻守交代だ。
私の間合いは同時に相手の間合いでもある。
視界の先で、黒く染まった手が動き始めた。
それを見て必死に思考回路をフル回転させる。
攻撃の回避はもう不可能だ。
なら取れる手段の中で、一番向こうの威力を殺せる手段を算出する。
結論出てきたのは、目の前に瞬時に張れる程度の結界を張るだけ。
多分僅かに勢いを殺せるだけ。
その手は私に届く。
その覚悟を決めた次の瞬間だった。
黒い魔術の弾丸が男の手に被弾し僅かに動きが止まる。
そして次の瞬間、私の肩に誰かの手が触れた。
すると見えていた景色が一気に移り変わる。
微かに身に覚えのある部屋。
「ここ……さっき通った……」
「どうやら空間の内外を行き来するのは難しくても、この空間内であればある程度の融通は効くみたいだ」
声の主はルカだ。
混乱してて一瞬分からなくなっていたけど、これルカの転移魔術だ。
私は肩から手を離したルカの方へと振り返る。
「良かった無……事?」
「間一髪だったな」
そう言うルカは……どうして意識が残っているのか分からない程に血塗れという有様だった。
それこそ見ているだけで血の気が引くような酷い怪我だ。
「ちょ、アンタその怪我大丈夫なの!?」
「大丈夫な訳ないだろう。この場にミカ様がいなくて良かった。あの人がいれば心配を掛けるところだった」
「まるで私なら心配しないみたいな言い方じゃん」
「……とにかく走るぞ」
「ちょ……」
そう言ってこれまで走ってきた道を引き返すように走り出したルカを追いかける。
「逃げるの!?」
「馬鹿言うな。戦略的に距離を離すだけだ。あれだけの魔術師が生贄を用意して大規模な術式を使用しようとしているのだとすれば……正直逃げた所でどうにもならんさ」
「……確かに」
「分かっているとは思うが、あのまま正攻法で挑んでもアイツには勝てん。僅かでも作戦会議の時間が必要だ……追ってきているしな」
言いながらルカは通路に魔術で罠を張り巡らせていく。
それを見て私も私なりの罠を張っていく。
多分お互い、瞬時に作る奴だから簡易的なのしか作れないけど。
それこそ焼け石に水だよ。
まあ何もしないよりはマシだろうけど。
「……でもどうしよ。アイツマジで固いよ」
私の右手も大変な事になってるし。
「今の状態で有効打を与えるには、より強い一撃を打ち込むしかないだろうな。その場合どちらか一方が時間を稼ぎ、もう片方がより高威力の術式を構築するのが現実的に思えるが……」
「……それでも通じなかったり躱されたら終わりって訳だね」
「ダメージを負った状態でより長い時間を稼ぐなんてのはあまりにも無理難題だろうからな……だから少々難しいかもしれないが、プランBを考えた」
「手短にお願い」
私が聞き返すと、一拍空けてからルカは言う。
「この空間に付与されている魔術をこの辺り一帯だけでも良い。打ち消す……もしくは効力を弱める」
「どうやって!?」
「無理難題に近いかもしれんがなんとかするんだ。うまくやればきっと戦える」
そしてルカは言う。
「俺達は言ってしまえば丸腰で城攻めをしているような状態だ。向こうは圧倒的優位な状態で……分かりやすくいえば出力などを引き上げた状態で俺達との戦いに臨んでいる。だが平場に引きずり落としてしまえば状況は変わる筈だ」
「つまりどっちかが足止めしている間に、此処の魔術をどうにかするって事?」
「ああ。そして魔術を止めた方が戦いを引き継いであの男を叩き潰す。足止めしている方がまだ動けるならそのフォロー。どうだ?」
「どうだも何も……それでいくしかないでしょ。今のアイツに多少時間掛けた程度の魔術をぶつけても倒しきれる自信が無い」
「俺もだよ」
まあどっちにしても足止めは必要な訳で……やりたくないけどやるしか無いか。
「じゃあ私が足止めするからアンタはなんとか――」
「いや、足止めは俺がする」
「は? アンタ自分が今どういう状態か分かってる!? アドレナリン出過ぎて頭おかしくなってるんじゃない!?」
「まあ多少なりとも頭が回らなくなっているからこそだ」
ルカは言う。
「戦う事は歯を食い縛ればなんとかなる。頭が働かなくても体が覚えている。だが……この場に張られた魔術の解析なんて重大な役割を今の状態でやれると思える程自惚れているつもりはない」
そしてルカは一拍空けてから私に言う。
「それはお前に託す」
そして次の部屋に差し掛かった所でルカは立ち止まる。
「ちょ――」
「止まるな! ここじゃ巻き込まれる! さっさと解析して対策見付けて戻ってこい! 三分程度ならなんとかしてみせる!」
「……ッ! 三分ね了解! 私が戻ってくるまで死なないでよ!」
「当たり前だ! こんな首を突っ込んだだけの一件で死ねるか! 俺の死に場所は此処じゃない!」
「何処でも死なないでよアホか!?」
と、そんなやり取りを交わして、私は再び全力で走り出す。
無事な左手で壁に触れながら。
この場に張り巡らされた術式を解析しながら。
「……やっぱガードが固すぎるよ」
この場に来た時に一度軽く解析しようとしたけど、あまりに強固で断念した。
時間を掛ければ何とかできるかもしれないとは思ったけど、それ以上の事はしなかった。
それをしている時間は無いかもしれないと思ったから。
だけど今はその必要があって、そしてそうする為の時間も殆ど無い。
「それでも……やらないと」
三分……硬すぎるガード。
そんなのは関係ない。
「弱気になるな……上等だよ、やってやる」
私だってこんな事で死にたくないし、アイツを死なせたくもない。
全力で頭を回せ。
勝つよ二人で。
放たれたのはそういう一撃だ。
だけど意識を向けたのは一瞬だけ。
そこからは私に向けられた攻撃を搔い潜り、目の前の男をぶん殴る事に意識を向けた。
今の攻撃を受けていたのが私だとして、多分頑張ればなんとか辛うじて一発位なら生き残れるんじゃないかと思う。
だったらアイツも今の一撃だけじゃ死なない。
涼しい顔はしていないだろうけど、それでもきっと生き残る。
だとすれば……私がやるべき事は立ち止まって声を上げる事じゃない。
踵を返してアイツの元へ援護に向かう事でもない。
此処で決める。
私への攻撃が少なかった事で、結界と強化魔術で躱しながら前へと進める。
必然的に道はできた。
そこを辿って踏み込んで。
目の前の男を再起不能にする。
次の一撃が放たれないようにするんだ!
「……」
男に接近しながら拳を握って圧縮した風を纏う。
この高速戦闘の中で派手な一撃を準備する時間は無いからシンプルに。
シンプルに今出せる最大火力を拳に乗せて打ち込む。
ああ、そうだ。最大火力で良い。
これだけの技量を持つ相手だ。
全力の攻撃を打ち込んでも死なない。
全力の攻撃でなければ有効打にすらならない。
それが分かるから。
私は今日初めて、人間を全力で殴る。
瞬時に男が全身に張り巡らせた影の鎧をぶち破る。
「っらああああああああああああああああああッ!」
その為に、拳を振るった。
風を纏った渾身の右ストレート。
だけど。
「……ッ!?」
顔面に一撃を貰った筈の男は倒れず。
弾き飛ばされる事もなく。
ただそこに立つ。
まともなダメージが入っていない。
それどころか。
「……ぁぐッ……ッ」
まだ相手を弾き飛ばせていれば良かったのかもしれない。
拳を振りぬき生まれたエネルギーは正面へと逃げる。
だけど今起きている事は、言ってしまえば強化魔術無しで頑丈な壁を全力で殴ったのと変わらない。
「……ッ!」
拳と右手首から激痛が走る。
拳の方は折れたのかヒビ程度なのかは分からない。
だけど少なくとも手首の方は完全にイカれた。
結構重症な捻挫だ。
叫びたい程痛いし全く力も入らない。
向こうは平然としているのに!
「……やば」
そして私の攻撃は僅かに生まれた隙を突く様に放った攻撃だった。
その隙が埋まれば攻守交代だ。
私の間合いは同時に相手の間合いでもある。
視界の先で、黒く染まった手が動き始めた。
それを見て必死に思考回路をフル回転させる。
攻撃の回避はもう不可能だ。
なら取れる手段の中で、一番向こうの威力を殺せる手段を算出する。
結論出てきたのは、目の前に瞬時に張れる程度の結界を張るだけ。
多分僅かに勢いを殺せるだけ。
その手は私に届く。
その覚悟を決めた次の瞬間だった。
黒い魔術の弾丸が男の手に被弾し僅かに動きが止まる。
そして次の瞬間、私の肩に誰かの手が触れた。
すると見えていた景色が一気に移り変わる。
微かに身に覚えのある部屋。
「ここ……さっき通った……」
「どうやら空間の内外を行き来するのは難しくても、この空間内であればある程度の融通は効くみたいだ」
声の主はルカだ。
混乱してて一瞬分からなくなっていたけど、これルカの転移魔術だ。
私は肩から手を離したルカの方へと振り返る。
「良かった無……事?」
「間一髪だったな」
そう言うルカは……どうして意識が残っているのか分からない程に血塗れという有様だった。
それこそ見ているだけで血の気が引くような酷い怪我だ。
「ちょ、アンタその怪我大丈夫なの!?」
「大丈夫な訳ないだろう。この場にミカ様がいなくて良かった。あの人がいれば心配を掛けるところだった」
「まるで私なら心配しないみたいな言い方じゃん」
「……とにかく走るぞ」
「ちょ……」
そう言ってこれまで走ってきた道を引き返すように走り出したルカを追いかける。
「逃げるの!?」
「馬鹿言うな。戦略的に距離を離すだけだ。あれだけの魔術師が生贄を用意して大規模な術式を使用しようとしているのだとすれば……正直逃げた所でどうにもならんさ」
「……確かに」
「分かっているとは思うが、あのまま正攻法で挑んでもアイツには勝てん。僅かでも作戦会議の時間が必要だ……追ってきているしな」
言いながらルカは通路に魔術で罠を張り巡らせていく。
それを見て私も私なりの罠を張っていく。
多分お互い、瞬時に作る奴だから簡易的なのしか作れないけど。
それこそ焼け石に水だよ。
まあ何もしないよりはマシだろうけど。
「……でもどうしよ。アイツマジで固いよ」
私の右手も大変な事になってるし。
「今の状態で有効打を与えるには、より強い一撃を打ち込むしかないだろうな。その場合どちらか一方が時間を稼ぎ、もう片方がより高威力の術式を構築するのが現実的に思えるが……」
「……それでも通じなかったり躱されたら終わりって訳だね」
「ダメージを負った状態でより長い時間を稼ぐなんてのはあまりにも無理難題だろうからな……だから少々難しいかもしれないが、プランBを考えた」
「手短にお願い」
私が聞き返すと、一拍空けてからルカは言う。
「この空間に付与されている魔術をこの辺り一帯だけでも良い。打ち消す……もしくは効力を弱める」
「どうやって!?」
「無理難題に近いかもしれんがなんとかするんだ。うまくやればきっと戦える」
そしてルカは言う。
「俺達は言ってしまえば丸腰で城攻めをしているような状態だ。向こうは圧倒的優位な状態で……分かりやすくいえば出力などを引き上げた状態で俺達との戦いに臨んでいる。だが平場に引きずり落としてしまえば状況は変わる筈だ」
「つまりどっちかが足止めしている間に、此処の魔術をどうにかするって事?」
「ああ。そして魔術を止めた方が戦いを引き継いであの男を叩き潰す。足止めしている方がまだ動けるならそのフォロー。どうだ?」
「どうだも何も……それでいくしかないでしょ。今のアイツに多少時間掛けた程度の魔術をぶつけても倒しきれる自信が無い」
「俺もだよ」
まあどっちにしても足止めは必要な訳で……やりたくないけどやるしか無いか。
「じゃあ私が足止めするからアンタはなんとか――」
「いや、足止めは俺がする」
「は? アンタ自分が今どういう状態か分かってる!? アドレナリン出過ぎて頭おかしくなってるんじゃない!?」
「まあ多少なりとも頭が回らなくなっているからこそだ」
ルカは言う。
「戦う事は歯を食い縛ればなんとかなる。頭が働かなくても体が覚えている。だが……この場に張られた魔術の解析なんて重大な役割を今の状態でやれると思える程自惚れているつもりはない」
そしてルカは一拍空けてから私に言う。
「それはお前に託す」
そして次の部屋に差し掛かった所でルカは立ち止まる。
「ちょ――」
「止まるな! ここじゃ巻き込まれる! さっさと解析して対策見付けて戻ってこい! 三分程度ならなんとかしてみせる!」
「……ッ! 三分ね了解! 私が戻ってくるまで死なないでよ!」
「当たり前だ! こんな首を突っ込んだだけの一件で死ねるか! 俺の死に場所は此処じゃない!」
「何処でも死なないでよアホか!?」
と、そんなやり取りを交わして、私は再び全力で走り出す。
無事な左手で壁に触れながら。
この場に張り巡らされた術式を解析しながら。
「……やっぱガードが固すぎるよ」
この場に来た時に一度軽く解析しようとしたけど、あまりに強固で断念した。
時間を掛ければ何とかできるかもしれないとは思ったけど、それ以上の事はしなかった。
それをしている時間は無いかもしれないと思ったから。
だけど今はその必要があって、そしてそうする為の時間も殆ど無い。
「それでも……やらないと」
三分……硬すぎるガード。
そんなのは関係ない。
「弱気になるな……上等だよ、やってやる」
私だってこんな事で死にたくないし、アイツを死なせたくもない。
全力で頭を回せ。
勝つよ二人で。
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